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【Ho Chi Minh】KOTOとSOFITELがタッグを組んだ!コンテンポラリー・ベトナミーズの新店はおもてなしにも! ~ ST25 by KOTO

ベトナム料理:ゴージャス

あらゆる面からベトナムを象徴するようなお店ができました。これはホーチミン在住だったら知っておきましょう。そしてぜひ、おもてなしにも普段使いにも楽しみたい店!

KOTOとは?

こちらのお店、Sofitel Hotel Saigon内にあるのですが、今回のお店の名前には「by KOTO」という文字列が。

KOTO。以前は市内に2店舗あり、ハノイの店舗はずっと閉じずにあったのかな。

詳しくはこちらにありますが、

恵まれない生活環境にある人たちに、主に飲食・サービス業などにおいてのトレーニングをして社会で活躍できるように、と、サポートをしている団体なのです。

上記のページの下には、Donate(寄付)できる項目もあるので、よく内容をご理解の上、ご賛同の方はぜひ。

どういうふうに使われるかわからない寄付には私もちょっと躊躇するところがありますが、他ならぬ飲食業に深く関わることなので、非常に賛同しているところです。

ST25 とは?

そしてもう一つのキーワード、ST25というのは、ベトナム国内の中でも有名なブランド米。

いうても、そのST25、と名乗るものの中にもかなりいろんな種類があって、ひと口に「こういうお米です!」とは言い難いのですが、いわゆるインディカ米的な風合いを持ちつつも、テクスチャーがボソボソしすぎず、豊かな香りで私も大好き。

炊き上がりの艶がよく、おにぎりも作ろうと思えば作れるほどのライトな粘性があるので日本人には、その点では好まれやすいと思うけど、微かに香るパンダンのような香りが苦手な人は苦手かな?

昨今では普通にスーパーなどでも売られているので手軽に手に入りやすく、日常のお米として活用しています。

まさかの Sofitel のメインダイニングが?!

で、突如。
ソフィテルホテルのメインダイニングが、この、ST25というお店になった?!

夜なのでちょっと写真が暗いが、ソフィテルメインエントランスを入って左手を見上げると、ほんとだ!ST25の文字!!

知らんかった(´⊙ω⊙`)

で、そこに信頼できる方が一度行ったらよかったので一緒に行きませんか?とお声をかけてくださったので、行ってきました!総勢9名( ・`ω・´)b

Newly Opneの掲示もされてましたなあ。
そんなに頻繁にホテルに行くわけじゃないから知らなかったよ。。。

ベトナムの方向けのメディアなんかには大きく出てたのかもだけど、外国人にはなかなかホテルの情報って届きにくいよね。。。よほど気にしてちらが取りに行くなら別なのかもだけど。

メニュー

メニューは、まだおオープンまもないということもあってか、割に絞り込まれてました。

9人という人数に気を大きくして「え、これ全部上から頼んじゃう?」とか言ってたら、

「色々盛り込んだコースがあって、それで結構お腹がいっぱいになると思うのでそちら、どうですか?」

と、しきりにお店の方が勧めてくるw
確かにコースはお得だろうし、一人ずつ小さなポーションで1種類を出してもらえるという利点もあるかもなので、

んじゃ、そのコースと、そのコースにないもの全部ヽ(・∀・)ノ

とかいう乱暴な頼み方をしようとしたら、

「絶対多いです( ・`ω・´)b
 まずコース食べてみて考えましょうっ」

と頑なに頼ませてもらえないw
こういう場面、ベトナムにはとても多くて…

こんなの客の意思で頼んでるんだから出しときゃ儲けになるだろうに、そして持ち帰り文化もあるのだから無駄にもしないだろうに…

止められるんだよな(笑)
優しさ…っ(-人-) って思うよね。

で、コースメニューはこんな感じ。
確かに結構品数多い。

これで910k++ なんだそう。
おっと、5つ星のホテルのコースにしてはリーズナブル。

ちなみに私は今回ほとんどNo Infoで行ったので、どのようなものが出てくるかは全く未知数。さてさて?

盛りだくさんのコース!

結局コースを頼んだのですが、どうしても食べたいものがあったので2品追加。それでも「大丈夫か。。。」という顔をお店の人にされたので、最初に行かれる方は素直にまずコースを頼んでみるのがいいかもしれませんw

まずアミューズにおにぎりヽ(・∀・)ノ

先ほど話したST25を使ったものですが、ね?おにぎり的なものにもできてるでしょ?それくらいの粘性はあるものの、軽さも兼ね備えてるのでなるほど、このタイミングで出してくるのもアリか。

ま、これは可もなく不可もなく。

そして↓のBelte Leaf=キンマと呼ばれる葉っぱを生かした一品は、Borrowdale Pork… 

私はあまり経験ないんだけど、オーストラリアの豚肉だったかな。結構ブランド性の高いものだったと思う。それとエビやパイナップルを合わせた…

なめろうみたいなの?(・∀・)(あんたもうちょっと言い方があるだろう。。)

それをキンマの葉っぱごといただきます。

ツヤツヤと、プラスチックのように輝くこの綺麗な葉っぱは(だから言い方)意外にもクセがなく、且つ柔らかく、実はとても食べやすいハーブ、というかお野菜?

こういう食材w楽しめるのもベトナム料理の醍醐味の一つ。

そしてこちら↓が、前菜的な、お米カナッペ・ナスのペーストにお豆腐クリーム、マッシュルームのSATE添え。

全てベトナムではとても日常的に使われている食材ながら、その様相は欧州のベジタリアンも意識された一品で、ティピカルなベトナム料理とはちょっと違いますよー、という優しい宣言を受けたような。

ってか、この豆腐クリーム、美味しいわ。
色々活用できそう(メモメモ…)

そして揚げ春巻き。↓
これには一転して WAGYU の頬肉を使っていて、流行りも取り入れつつ、違和感は抑え、でもここまでのライトさからちょっと食欲を引き出すためのアタック感を。

そしてこちらはヒラマサさん?
青背の魚のカルパッチョ的なものはよくやらかしてることがあるのですが、綺麗にまとめてたなー!

振り掛けられてる黒い粒々は胡椒か?と思いきや、ブラックセサミ。黒胡麻ですって!!

ああ、でも確かに。。。
食べても「あ、黒胡麻!!」強くわかるものではなかったのですが…(ごめん、今メニュー確認しながら書いてて気づいた。食べてる時は気づかなかった・苦笑)

それは青背の魚のクセと拮抗させて、魚の嫌な部分を打ち消すなり、風味に昇華してくれてたからかもしれない。これは改めてまた改めて食べてみよう。

↓こちらはお馴染み、ポメロのサラダだ。

順当に、美味しい。
美味しいんだけど、ちょっと普通のと次元が違うな?と思ったのが、Mud Crab=泥ガニ、と呼ばれる肉厚のマングローブエリアに住んでるような蟹の身が、これでもかと入ってた。。。

なんて、リッチなんだ。
泥ガニ、という言葉を聞くと、なんとなく弾く人もいるようだけども、実はとても品がよく、良質な油脂分もうまい具合に味わいを豊かにする、ベトナムに来たら是非とも食べてみて欲しいカニの種類の一つなんです。

そしてまあここまででは割と美味しいながらも、品の良い感じで進んできたのですが…?

↑キタ、フライドチキン!
これがねー、ガツン味(笑)

あくまで品の良い中で、のガツン味なんだけど、美味しい!!これ単品あったっけ???

ヌクマムベースにしたカラメルとレモングラス、ガーリックなどを程よくあしらった、お酒飲んでる人には「ヒャッホーい!」な感じの一品。え、これ単品でも頼みたい(*´꒳`*)

この辺でお米も出てきてたのですが、なんということだ。このお店の米の写真を撮っていなかったとわ(苦笑)
すんません(-人-)

そしてこちらのコース、なんとロブスターも使われてる。
ちょっとみめがあれなんですが、半分に割ったロブスターが、一人に一つ、ついてきます。

それを、日本人にはお宝的なグリーンペッパー(生の胡椒)やカレーリーフーをふんだんに使いつつも、食べにくさは感じにくいクセの抑え方をしたソースで炒めており、且つ、食べやすいよう、身を一旦殻から外す手間もかけてくれてる一品。

え、このコース、1,000k以下だったよね?それでこんな料理がつくの???

そして、このクリスピーポークだ。

何気なく見えるが、拡大しよう。
見て、この豚さん。

選びに選んだ食材を、丁寧に丁寧に調理しているのが一目瞭然。
表面は皮がカリッカリになっていて、クリスピーポークと呼ばれる所以はこの部分によるもの。

その下の脂は甘く、身の部分と乖離がなく、しっとりと一体化しており、全体も驚くほど柔らかい。え、これ Heo Quay だよね???

調理のした方によってはこんなことにもなるのか?!という驚きと美味しさ。

この豚を、酢漬けの野菜やチリ、味噌、りんごのキムチなどと一緒にレタスに包んでいただきますが。。。

 

これは素晴らしいわ。。。
これにデザートがついて、コース終了。

ちょっと人数が多かったこともあってか、デザートもゴージャスでした。もしかしたら2人のダイニング、とかだと。もうちょっとこじんまりしたものになるのかも。

メロンの果物盛りとか、「誰のお誕生日?(・∀・)」って感じでしたw

追加の2品

ところでコースとは別に2品、別オーダーをしました。牡蠣はハロン湾のもの。薬味をあれこれ入れたヴィネガーと、ハウスメイドのタバスコ。

ねえこのタバスコ、製品化して売ってほしい。美味しかった。

そしてこちらがビーフタルタル。
最近タルタルを出すとこ増えたね。良いビーフが入手しやすくなったのかもしれない。

完全生ではなく、多少酸味のある調味料でキュアされてる感じはあるが、豊かなハーブとの兼ね合いが、そこはかとなくベトナム。

ベトナムに牛をタルタルステーキで食べる経緯などなかったと思うが、あたかも「これはベトナム料理です」と言わんばかりの風合いになってて感心。

サクサクのクラッカーに乗せて食べると、こりゃビールに合いますな、きっと(この日はワインだった)

あらゆる面から「今」のホーチミンを感じるお店

そんなわけで、まずは、

・美味しいベトナム料理

でした。
ですがそこに、

・フュージョン要素も色濃く

あって、しかも慣れない段階での奇の衒い方ではなく、

・ベトナム料理の要素外のものを取り入れる多くの事例を踏まえた技術

・でもこれは何かと言われたら、間違いなくベトナム料理

という、実に今のホーチミンらしさにあふれた料理陣。

そもそもが、

・チャリティ的要素を兼ね備えたトレーニング組織

によるレストランであることもかなりベトナムらしさの一つであり(ベトナムにはそういう趣旨の機関がいくつもあり、社会的サポート要素がうまく機能している事例がいくつもある)更にはそれが5つ星のホテルとタッグを組むという、実に素晴らしい具現化の一つの結果が、こちらのレストラン。

言葉は悪いが、「可哀想な人を助けるための補助機関」ではなく…

一流の料理人さん、一流のサービススタッフを育てることで、大いに社会に貢献し、ひいてはこの街の利益にも貢献し、客はそれを対価を払うことで美味しく楽しく享受しながら同時にサポートもできるというレストラン。
私たちは、彼らが準備してくれたお店に行くだけで、小さな小さな一端ではあるけれど、この街への社会貢献の部分触れさせてもらえているとも言えると思う。

おもてなしにも

ご紹介したように、こちらの料理はベトナム料理ではあるけれど、よくこなれた「フュージョン要素」も強く、外国人にもとても食べやすくできています。

且つ、お値段もお手頃ながら、5つ星という箱の中。

プライベートスペースこそありませんが、ホテルのメインダイニングということでとても広いので、予約時にリクエストをすることで、周囲とは離した場所に席を確保もしてもらえると思います。

基本は夕刻からだけで、土日のみお昼からやっているようです😊
単品もお手頃な価格なので、よろしかったらぜひ(^・^)

ちなみに

こちらはST25 by KOTO というお店であると同時に、Sofitelホテルのメインダイニングとしての朝食や昼食のビュッフェの提供があります。

どちらも同じ場所ですが、別メニュー、別カテゴリーのお店、という特殊な営業スタイルですが、上記ST25 by KOTO さんの趣旨を考えると、Sofitelさんの協力体制のもと、そのようになっているということは道理ですね。

お店を探す際に、ちょっと混乱されるっかもしれませんが、平たくいうと、ホテルがST25 by KOTO さんにスペースを提供されているという感じでしょうか。素敵な営業形態だと思います😊

 


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

ST25 by KOTO
17 Le Duan Q1
Time: 18:00 – 23:00
   12:00 – 23:00(土日のみ)
Spent: 900,000 / vnd
※上記金額はワイン2本を飲んだ上、All Accorのメンバー割引があった場合の金額なので、通常はお酒をある程度飲むと倍額くらいとお考えください

※Wi-FiのIDやPassはお店の都合により変更されてることがあります

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