一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

ホーチミンで台湾的なおでんを見つけて恋い焦がれていたらアレをお出汁に使ったおでんでストライク! ~ Com Chao Trieu Chau

ベトナム料理:ローカル

新しいお店を知るきっかけの一つに、地図で別のお店に行く道順などを見ているときに偶然見つける、というのがありますが、こちらのお店もそんな中の一つ。やっと行けたー!

アジアのおでんの旨さよ

おでん、というものを「だしでいろんな具材を煮る料理」という定義とするならば、ですが、アジアたくさんの種類のおでんがあります。

マレーシアには中国由来と思われる肉骨茶(バクテ)がありますよね。韓国の辛いスープで練り物を炊いたおでん的なものは、ベトナムのコンビニでも見かけられます。

あついとこなのにおでん?と「冬おでん」がデフォの日本の感覚から見ると思いますが、美味しいのはもちろんですが、暑い国でも安全に食べられる調理法、ってことで、馴染みがあるのかもしれませんね。

というわけで、極上アジアおでん、行きます!

台湾インフルーエンスト?

目当てのお店は11区。
遠い。

そして料理の写真しか見てなくて、もーっとローカルでもーっとごちゃごちゃした感じのところかと思ったら…

路上にテーブルは出してて、うん、ローカル感はあるのですが、周辺が割にすっきりしていて、整然とした感じ。

仕込みは大鍋でされてて、基本注文したものはここから取り分けられてる感じ。なのでめちゃくちゃサーブスピード早いです(笑)

そして注文を取られる前に。。。

どうやらここでは米はデフォルトらしいw
食堂だな。飯を食いに来るのが客の目的。だから米、必須なんだろうねwww

メニュー!

指差しになるかなーと思ってたけど、ちゃんとメニューがあった!しかもわかりやすい!

左がメニューで右がサイズ。
メニューの方は上の方が肉系の煮物。

一番上がダックだけど、あとは豚。上から二番目は、あれこれ盛り。ミックスなので、まずはこれ行っとくのがいいのかも。

魚料理も写真では美味しそうだったんだけど、この時は胃袋が足りなさそうだったので自粛。

でも…
下の方のグループにある「鴨血」。これを他ので見るのは、このお店に来た時に頼みたかったんだよね。普段は全く食べないのだけど、ここのお店のものの写真を見た時、明らかに違う様相を見て、どーしても食べてみたくて。

自分の読みに感謝する味!

さあ、並んだわよ!うおおおお!美味しそう!
うん、地味。地味だけど地味なものが持つ正義ってあるじゃないですか!それ。そのオーラが溢れてる!

まずはこれ。Thap Camです。
色々ミックス。淡いお出汁に…なんと高菜だ!

高菜の古漬け!私も家でよく鍋のお出汁に使うやつ!

アレを、モツや豚の脂身でゴンゴンに炊き上げてる。そのせいで古漬け高菜の乳酸菌による旨味が全体によく滲んでて、かすかな酸味がさっぱりと。

そしてそしてその酸味を程よい脂がまろやかにしてくれて、すごく、味わい深い。うまい。あらら。どうしよう。

甘辛煮みたに、そんなに強い味じゃないんだけど、On The ライスでこそ楽しめるような旨味の宝庫。うわあああっ、おいしー!!

ほんのりと台湾を思わせる八角の風味があるので、苦手な人は苦手かもだけど、台湾飯が好きな人とかたまらんでこれ!!

そして頼んだつもりはなかったけど来ちゃったのがこちら。
白菜のスープ、というには白菜多すぎるんですが(笑)、こーんな淡い色をしていながら、先ほどのホルモンミックスとはまた全然違う旨味の一品!!

えーっ、なんだろ!
白菜なの。見ての通りの白菜の味なんだけども、それがスープに溶けて逃げてしまってるのではなく、白菜自身にぎゅーっと凝縮されてて、おいしー!

スープも、塩気は少ない。ただ旨味が濃い。チラと見える干し椎茸や、紛れてる…なんの出汁だろう。なんか魚介系乾物のような旨味がある。

この精錬なる見かけにしてこの旨味!なんてお料理なの!

そして定番、厚揚げと卵ー!
お出汁は基本、ホルモンミックスと同じ。ですがその出汁が、先ほど伝えたように、決して濃くはないので、それぞれの素材の美味しさを引き立ててくれてる感じ!うおー!おでんだおでんだ!

そして先ほどのお出汁は、素材によって馴染んだ結果の味を変える。なんだこの日本人の腹にストンと落ち着く感じは。

だたあまりにあれこれ淡い味のものばかりを食べていても平坦がすぎる。のでそんな時には、卓上の醤油+チリを小皿にとってチョンチョンとつけたり、Sateでバシッと辛味を楽しんだりすると良いと思われる。

そ・し・て。
今回最大の感動。

鴨血。
アヒルの血を固めたもの。ベトナムには豚の血を固めたものもよくありますが、こちらのものはアヒルの血です。

ご覧の通りプルップルしていて、充填豆腐のような食感。血、と聞くと、おどろおどろしい印象を持たれる方もおられるかと思いますが、ほぼ無味です。生臭みもありません。

またこの様相だから味がしみにくい。スープや調味料が表面を滑る。だから嫌い、というよりは、

「何のために食うかがわからん」

というのが私のこれまでの感想だったのですが…?

う…っまい!!!
あの、ホルモンミックスの淡い味なら、なおさらのこと滑って無味かと思いきや、その淡い味がよくよく中までしみていて、味わいがある!さらにはこの出汁が美味しいので、結果、美味しいよね?

食感もプルップルとしており、噛み締めた時の最後の最後に、薄皮一枚的な圧を歯に感じるけれども、嫌ではない。

えーーーーっ、なんてことだ。
私、このお店に来たらまたこれ絶対頼むわ。今まで食べて来たのはなんだったのか。

食べる価値がない、と思ってたのは食べる価値があるものに出会えてなかっただけで、鴨血に罪はなかったー!!!鴨血を適当にしか扱ってない店側に問題があったー!

日本人的んはあれだな。これに生姜醤油なんてものがあってもいい。コクのある刺身醤油なんかもいいかもしれない。

うおーうおーうおー!!たのしー!!美味しいー!!ここのおでん、サイコー!!!なんならスープ多めにもらって大根炊きたい(・∀・)

ワタクシの目に狂いはなかった!
ここ。名店です!(ちぇりの独断と偏見による)

どんどん常連さんが増える夜

ちなみにこちらのお店、16時くらいからしかやってないのですが、18時頃になるとだんだん客足が増えて来て、賑やかな様子になってました♪

でもなんせ、この調理場で、サクサク注文通りのものを取り分けるだけなので、回転が早い早い。

食べ残したものは一片でも捨てるのが惜しく、お用帰りに。そしてこれだけ炊いてれば、冷蔵庫で翌日までは余裕で持つと思ったので、さらに鴨などを足してお持ち帰り。

うーん、やっぱり温めなおすだけで、十分美味しい。というか、家にない香りや味わいなので、胃で食べることでこの料理とのコントラストが空間に生まれて、また店頭で食べるのとは別の美味しさがある気がするわ。

あ、あと白菜スープの旨味が判明。
この透明のプニプニしたやつ。ナマコだ。干しナマコ。そんな贅沢なもん使っとるんかい!と思うけど、中華街がわりに近くにあるので、手に入れやすいんだろうな。

そりゃうまいわ。
白菜とも相性いいわ。

これがローカルの「食堂」で出てくるのがホーチミン。すげー!

流石に11区までは遠いわ、と思われる方に

ってか私にも遠いのっよ、11区。
例えば玉野スペシャルなディナーに小一万円くらいのお高いディナーを、というのならわざわざ出かける甲斐もあるけど、これは日常のご飯だ。

交通費を気張って食べに行くものでもない。私には「試す」という価値があったので初回行くことにためらいはなかったけど、今後頻繁に行けるかというと、そうは思えない。

そこで探してみたら…?

https://shopeefood.vn/ho-chi-minh/com-chao-trieu-chau?smtt=0.0.9

Shopee Foodにありました!
うおー!これで破格のデリバリーフィーで、往復の足代金・自分の時間をセーブできる上に、美味しいおでんが手に入る!

ShopeeFood、普段はカードが登録できないのであまり使わないんだけど、現金用意するわ。ここで買うわ。このおでん、まーぢで食卓ルーティーンに組み込みたいぞー!

 


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Com Chao Trieu Chau
450 Hoang Bang Q11
Time: 16:00 – 21:00
Spent: 150,000vnd  / person

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