一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【肉エキスについての追記あり!】どこの国からでも一時帰国時・本帰国時に持って帰ってはいけないもの品物、把握して言いますか?そして自分のうっかり案件😅

ちぇり info(生活情報)

夏休み中、日本に一時帰国されてる方も多いいですよね。今年は特に数年ぶりという方も多いようで、かなりの数の方がご帰国されてる様子をお見受けします。

そんな中、ちょっっと気がかりなことがあったのですが、まさに、その懸念事項がよその国で起こっていたので、気をつけられている方には今更案件ですが、老婆心ながら。

豪州の厳しい持ち込み禁止措置

こんな話題が上がってました。

そう、オーストラリアは牛肉および牛肉製品の持ち込み禁止。
まさか生肉を持ち込もうって人はいないと思いますが…(冷凍ならいいだろうと、和牛を持ち込もうとした人の話は聞いたことあるけど)

ハムやソーセージなどの肉加工品はもちろんのこと、例えばインスタントスープに含まれている「ビーフエキス」なんてものまでアウトだと聞いたことがある。

以前豪州に居を構える方が、ベトナムから戻る時のお土産になにか…と聞いてきたので、なるべく避けて提案したけど、成分表まで細かく見てたのを思い出しましたわ。

そのくらい、豪州は厳しい。
禁止するには理由があってのことだから(口蹄疫のあたりから、より一層厳しくなった気がする。詳しい時期的なことまでは調べていません)厳しくて当然なんだけど。

一方日本

日本にも、持ち込みが禁止されてるものは多々あります。ご存知の方がほとんどかと思いますが、海外に行き慣れていない方はウッカリしがちなぽいんとで(その昔私も初海外からの帰国時に慌てて調べた思い出が)今一度。

動物検疫所のサイトによると、大きくは以下のようになるようです。これは手荷物、郵便、宅配などの送付条件にかかわらず共通です。

https://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/product/aq2.html

特に、海外への移動が厳しくなった過去数年直前のタイミングで、日本は対応が厳しくなっている様子。

厳しくなかったかったからやってよかった、という話ではありませんが、残念なことに、このルールを知らずにベトナムからの一時帰国時に、持って帰ってはいけないものを持って帰っていた人たちは一定数います。

その方達がしらないまま今に至っているとしたら、以前のようには見逃されない可能性もあるので、ご自身のために、とういのもありつつ、そもそも何故禁止されているかということを考えていただけたらと。

なんで禁止?なんでやっちゃダメ?

お肉類に関しては、過去に世界的な規模で起こった疫病などが起因していると思われます。

また農産物に関しては「虫」。
細かな事例はすみません、いまのところ手元にいないのですが、農業をやっていた方から聞いた話だと、九州のとある小さな島では、外来の害虫による被害が発生し、1年間、その島からの指定農作物が出荷禁止になった例もあったと。

そのくらい、大変なことなのです。
消費者の立場からするとダメージが少ない上に、誰が持ち込んだものによるものか、は、実質追跡が不可能で責任が問われにくいという状況から、やってしまう人は後を絶たないようなのですが…

怖く、ないですか?

自分が知らない所で、どなたかの生涯に関わるような被害を及ぼす原因を、自分が作ってしまってるなんて。

こういう話をした時に「バレないならいいじゃん」という発言をした方がかつていました(速攻距離を置きました)。

自分はそれでいいかもですが、それって言い換えると…

自分の小さな我欲を通すためなら、多くの人の一生をフイにしても問題ないと考える人間。

と、自分を定義してしまえることになりかねません。
怖い、というよりは、そういう人間でいいと思うか否か、かと私は思うのです。

気をつけてるつもりでも、いろんな場面で自分が知らないが故に、やらかしてることは、色々あるかもしれないというのに。

その他経済的な絡みもあって量を制約されてるものとかもありますね。各国との協定なり何なりなども絡んでくるのかと思われます。

でも調べるの面倒よね?

でも実際問題、一時帰国なんてたまのこと。人によっては年に1回、数年に1回。そんな時のために、ややこしいお役所言葉で書かれた説明書なんかを読んで把握し、ましてや記憶しいておくことなんて無理じゃね?

というお気持ちもごもっとも。
実際、従来のお役所関係のサイトにある文言は分かりにくかったし、見づらかった。

ただ、「わからない」と思って見ると余計わからなくなるもので、またわからない、と決めつけて、実際には調べに行ってない方も結構いるのではないでしょうか。

他の分野のことで、私、そういうとこあります。
IT関係とか、「あー無理無理、自分には無理!」と決めつけて調べない。どうにも追い込まれてよくよく調べてみると、なんとかかんとかできるのに😅

この検疫のことも同じ位だと思うんです。
なぜなら今は、植物系に関しては、こんなに便利なものがあるから。

お肉に関しては、先ほどの、

こちらですね。
さすがにインンスタントラーメンのスープのエキスレベルまでの話は聞いたことがない気がしますが…

「加工調理済みのいかなる形態のものでも動物検疫の対象です」

とあるので、気になる所。

ちなみに5年以上前、Pho Bo (牛肉のフォー)を買って帰った時に検疫所で直に聞いた所、その時は通りましたが、2019年に厳格化されたとのことで、その後どうなったかはまだ確認できておりません。(現在問い合わせ中です→文末に結果を追記しました!)

あ、でもレトルトで具材がセットになってる、ちょっと高級なインスタント麺。あれはハムなどと同類の扱いというのは感覚的にも分かりますもんね。あれはダメだと思います。

悲しい事例

そう言えば、過去に読者さんからこんなお話をいただきました。同じ目にあう方が出てこられないようにと、お話をさせていただく許可も同時にくださって。

その方は、Dong Khoi通り付近にある、有名ホテル横のカバン屋さんで、ワニ皮のカバンを買ったそうです。ご家族お二人分。

当然、懸念はあったので最初は買うつもりがなかったそうなのですが、お店の方から「証明書を発行できる店だから大丈夫だ」と言われたそうで。

そうなのか、と買って帰ったら、ただのお店が発行した証明書が、日本のルールを変えられる効力を持つこはない、ということで、数十万円分のお買い物が、申告場所にて没収。なんてこと。。。

しかし、その責任を旅先の店が取るわけもなく、こういうお店があることは、ホーチミンを推したい身としてはとても悔しいことですが、現実にあったことで、皆さんにも気をつけて欲しいところ。

該当専門機関以外がいうことを鵜呑みにするのはやめましょう。

ところでどうして急にそんなことを?

一つは冒頭でご紹介したようなニュースの記事が流れてきたから。そしてもう一つは…

一時帰国に際して、お土産で持って返ったものをSNSにアップしているケースを何件も見たから。

気持ちは、分かります。
珍しくて美味しい南国の果物を、日本の家族にも食べさせてあげたい、という気持ち。

でも先ほど話したような大事故につながる可能性がなきにしもあらずですし、何より規則違反です。近年厳罰化されてるとのことだったので、見つかれば処罰される可能性も。

肉魚の加工品が盛んな国から持ち込んだ「ソーセージやサラミで乾杯!」みたいな画像も見かけました。

知らないことは誰にもあると思いますが、海外在住者、または海外旅行に行く際には、日本帰国時に持ち込むもの、何が良くてダメなのか、わからないなら申告をして確認する(没収覚悟で)か控えるか、などの心構えは持って置きたいですね。

申告したらOK説???

ちなみに「申告すればOKなんでは?」と、申告条件付きで許容枠があるアルコールやタバコなどと同じように考えている方が散見されますが…

食品に関する申告が出されたら、検疫側はそれを調べることになります。

具体的検査方法は把握できていませんが、虫がいないか調べるためには果物などの中を見る必要もありますし、過熱や冷却、日数経過過程での観察、薬品などを用いた検査もあるかもしれません。

つまりは、「食べられない状態になる」▶︎実質没収されて終了 と捉えておくのが順当なのかなと思われます。

またものにより、持ち出し元の公的機関で「検査済」の証明書をもらうことで持ち込みが可能になるケースがあるようです。国際基準で検査されているものであれば、植物、昆虫なども持ち込み可能なケースがあるらしく、そこはケースバイケース。

ただし持ち出し元の国のそういう手続きができる機関について精通していることが前提なので、旅行者がパッとできるようなことではないかもしれませんね。

利用する航空会社によっても規約が違うことが

ちなみに、法律的な観点からだけでなく、利用する航空会社によっては、例えばヌクマムやマムトムなどの発酵調味料に関しての規約がある場合もあるようです。

実際あれは気圧の変化によって瓶が破裂し、強烈な異臭が周囲に漏れて大惨事に、なんてことがあり得ますから要注意。

ベトナム国内でも、飛行機に積むことが禁止されてる例があると聞いたことがあります。ヌクマムの有名生産地、フーコックで買っても飛行機内には手荷物・預け荷物を問わず持ち込めない、という話はよく聞きますね。

国際便となればなおさらです。
持ち帰りたいと思った際には、利用する航空会社にお問い合わせすることをお勧めします。

逆にベトナムに持ち込んではいけないものは?

食品に関してはあまり聞こえてこない気がするのですが(もしあったら勉強不足で申し訳ありません)、以下のようなものは厳しく禁止されているようです。

最近ではe-bookなんていうものがありますから、ちょっと時代にそぐっていない内容の部分もありますが、君子危うきに近寄らず、ですね。

自分には些細なことと思えても

もしも周りにそういうことをやってる人がいたら(見つからなさそうだし、自分だけじゃないから大丈夫じゃん)と思いがちなのか、カジュアルにルールを破って、なんならそれをオープンにしている例がありますが…

なんで制約がかかっているのか。
それを無視した結果、どういうことが起こり得るのか。

今一度考えて見て欲しいところ。
ここ数年で色位色アップデートされてることもあるようなので、私も今一度、見直してみることにます!

肉エキスの扱いについての返答がきました

豪州では持ち込みが許されていないという、肉類の「エキス」について、日本はどうなのか、という質問をして見たところ、以下のようにご連絡をいただきました。

というわけで、粉末スープに使われているものなどに対しては大丈夫な様子。ただ気をつけて欲しいのが、ホーチミンでも身近に買える即席麺で、レトルトパウチに具材が入った豪華版即席麺があり、それにはお肉が使われていることが多々あります。

それらはその他のに肉加工品と同じ扱いになるので持ち込み禁止になるようです。自分も気をつけます(๑•̀‧̫•́๑)

やらかしかけたうっかり案件⬅︎NEW!

2023年10月

認識しててもやらかしかけた

先日、「ザ!世界仰天ニュース」というバラエテイ番組で、検疫の話をやっていました。まさにこの記事に関連する内容なのですが…

日本に到着した後、空港の検疫所で没収される人が続々。そこに録画されていた多くが外国の方で「日本の法律知らなかったんだねー」的にやってましたが、日本人も相当数いるはず。

https://www.ntv.co.jp/gyoten/articles/?tag=OA%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81

(↑このリンク先の内容は時間経過により更新されていくので一定期間が過ぎるとこの番組の情報は無くなる可能性があります)

というのが…
先日、Cha Bongとは、みたいな話をしてお土産記事の中で書いた時のはなし。その記事の告知をしたところ、ご指摘が!!

そうやん!!まさにこの記事を書いた後だったのに!!自分で言ってたことなのに!!!肉製品のCha Bongは、あかんやん!!

鮭や椎茸のCha Bongは大丈夫らしいのです。豚肉やチキンがあかん。

私はこれを認識してたのに、ついうっかりしてしまってました。なんでかと考えたところ、これが「加工品」であったことで、野菜や生物が持つ「菌」などはいないだろうと言う勝手なフィルターがかかってたんですね。

でも、検疫で禁じてる理由は、菌だけではないのだそうです。肉が持つ、
「遺伝子」
これも問題になるそうで。

例えばなんらかのきっかけでその加工品が人間が食べるだけではなく、動物が食してしまったり、想像をつかない経路で在来種に影響を及ぼすことがあるかもしれない、と言う懸念があると聞きました。

人が安心して食べられるものは清潔やん、なんの問題があんねん、と思ってたら、遺伝子…なるほど。。。

肉製品の持ち込みはあかん、と言う認識をしていた上で、あまつさえ人様に「あきませんよー」とか偉そうに言うてて、なんやその体たらくは、と。ほんっとに完全にうっかりしてた。

なんかこう、責任転嫁することではないのですが、検疫の期間は、禁止されてることが守られなかったらどう言うことになるのか?と言う違反の先のイメージのアピール、もっとしてくれたらいいですね。

「禁止されてるからやってはいけない」は、「見つからなければOK」に繋がりやすい気がします。

関連する生産者の方に多大なる迷惑を及ぼすことがある、引いては国レベルの大被害を及ぼすことがある(だから国単位の規制なのだと思う)、そのイメージさせることで防げることもあるんじゃないかなあ。

たまに南国の果物などを「見つからずに無事持って帰れたよ!」などと無邪気に言ってる場面に遭遇しますが、彼らはことの意味を知らないから重大さを理解できないのではないかなと。

イメージできようとできなかろうと、ダメなものはダメなのですが、もしもその先にある危険をちゃんと認識できたら、そんなことをしようと思わないではないかと思うのです。

今回私は、加工品が含む遺伝子も問題になる、と言う知識がなく、知識がないと言うことはイメージもできず、軽く考えてた結果、悪意なく(悪意がなくてもダメなものはダメ)「お土産にCha Bong♪」とか気軽に言っちゃったんでしょうね。お恥ずかしい。

魚製品はOK?ものによって基準色々

なんとなく肉や魚は、食材、と言うレベルで考えると同じ「プロテイン」と言う括りで、規制でも同じ扱いを受けるのでは?と言うイメージがあったけど、くだんの番組内では、

「魚製品はほとんどOK」

と言ってました。
生魚とか、観賞用の生きたお魚は輸出証明や、日本への持ち込み許可などの手続きが必要なのかな?と思いますが(ごめんなさい、ここまだ調査ができてません)干し魚とか、加工した魚製品は大丈夫らしい。

そういえば、基準がとても厳しいオーストラリアは、肉のエキスすら使われてるお菓子や即席麺も持ち込み禁止、と厳しいようですが、魚介類のエキスはOKと聞いているので、肉と魚では加工後にもたらす影響が違うのかもしれませんね。

あと番組内で、豆に関しては、種類によってOKとされたものとNGとされたものがありました。生の豆はNG。でも乾燥させた豆はOK、とのこと。もし判断が難しい時は、検疫の方に診てもらうのがよろしいかと。

逆にベトナムは大丈夫なのかなあ。
持ち込んではいけないもの、上記に記してますが、食べ物に関しては書かれていない箇所だったので(&見つけきれてなかったので)持ち込み基準が今ひとつわかっていない…。

日本から持ち込むものは多少の調味料やスナックくらいになってきたけど、引き続きちょっと調べてみようと思います(-人-)


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