一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【Ho Chi Minh】ちょっと追記!実は70年からの老舗だった?!多分かなり老舗のベト式丼飯屋?で、ちょい豪遊 とベト式牛丼!~ Tiem Com Tho Chuyen Ky

ベトナム料理:ローカル

オールドマーケットの中の老舗丼飯屋さん。ガチなローカルの味は久々、忖度のないベトナム料理!

オールドマーケット

過去に何度も、こちらの市場は無くなる無くなる、と聞いてきたのですが、まだ、ご健在ヽ(・∀・)ノ

ガイドブックにもあるBanh Miの有名店(私はあまり賛同してないお店なので書いてないw)がある通りから入るのですが、すぐ近くには、Bitexcoと言う、観光名所の展望台もある近代的なオフィスビルがあると言うのに、めっちゃローカル。

位置的には一般道だったと思われるところに露店がひしめき、道も狭い。そこをバンバンバイクが通る。ベトナムらしいとも言えますが、慣れない人にはちょっと圧を強く感じるエリアかも😅

そんな市場が道路に並ぶ後ろにr、本来路面に面しているべきビルがありますw
ビルの1階にあるお店の前を塞ぐ感じで露店が出てるんですね。ほとんどそこに設置されてるような屋台骨があるので、露天とは言えないのかもだけど。

と言うわけで、↑の看板が見えたら、手前の市場の切れ目を見つけて、なんとかかんとかビルの方まで近づきましょう。

で、こちらが、目的のお店です。

中華系の料理を出すお店なのかな。
久しぶりにガツンとしたローカル店。いいぞいいぞ?

店内

こちらのお店、早朝からは開いてなくて、Google Mapによると11時から。この日は11時20分くらいにお店に着いたのですが、すでにお客様がちらほらと。

12時くらいには結構な数のお客様が入ってたので、可能なら、ピーク時は避けるのが得策のように思えます。

メニュー

と言うわけで、メニューです。
うん、慣れない人にはこちらもハードルが高いであろう、ガチ・ベトナム語、英語なし。

古くからあるお店にしては、Bo=牛肉を真っ先に持ってきてるのが印象的。

Com Dia、は私はあまり聞いたことがない単語だったけど、皿飯、的な感じかな。チャーハンとか、お米におかずをバッとかけたものとかかな。

Cat Heo…は、確か豚の腎臓だった気がするけど、それだけで1コーナー取るほど調理の幅があるのか?

Canhはスープで、Mon Tiemは…煮物?
Doi Truong は腸。ホルモンなので苦手な方は気をつけて。
Hu Tieuは細い米面、南部の名物。そのバリエーション。

Giai Khat は、ドリンク類かな。

Ga=鶏
Tom=エビ
Cua=はカニ?!こう言うお店では珍しいかも?

Ca=魚(多分川魚)
Heo=豚
Muc=イカ
Vit=アヒル

それぞれ数種類の調理法があるようですが、とりあえず素材だけご紹介。
少なくとも苦手な食材は避けてご注文くださいませ。もしくは食べ逃したくないものをぜひ。

金額のところに、Thoi Gia とあるのは、時価、的な。
そう書かれてるのは、カニか魚の一部なので、さもありなん、ですな。

しかしこう言うタイプのお店にしては、なかなか高額に感じるものもありますね。さて。

Ga Chung Tuong

Google Mapにあった写真でこれを一番食べてみたかった!!
真っ黒いお汁で煮込んだ鶏肉。ぱっと見た目、ちょっとマレーシアの肉骨茶にも似てるが、まああれは豚肉メイン。

そしたあ言うチャイニーズ・ハーブをきかせた風味の料理はベトナム料理にはあまり見かけないような気もする(あるにはある)。

しかしどうだ、この容貌。
器。器がもう年季入りまくりw

大きさは、容積で言うと日本のお茶碗くらいでしょうか。径が小さく高さがある感じなのでこぢんまりに感じますが、そのくらいの容量。

そして勝手なイメージとは違い、あまり薬草臭い感じはなく、甘みも少なくシュッとしたお醤油系?おおおおっ、いい味!すごくシンプルだけど、鶏の旨みがシャープなお醤油の風味でシュッと。

鶏肉はホロホロだけどパサパサではなく、このお汁をお米にかけて食べたら、サイコー!(^・^)

Com Tho Bo Lap Suong

Com Tho Boってとこだけ見たら、牛丼?(・∀・)
ってことかなーと思うのですが、これまた器がっ、いい感じにっ、ボロボロ!!(笑)

いいぞいいぞ?こう言うソンベ的な焼き物は、使ってなんぼ、欠けてて深まる味わいがある。

そしてこれ、気をつけてください。めっちゃ熱い。どうやらこちら、別で炊いたお米を小さなこう言う器に詰めて、それを器ごと大きな蒸し器に入れて温かさをキープしてるみたいんですよね。

牛肉の味は牛タンよりも甘さ控えめでスッキリ系だけど、ご飯のお供にするには十分で、柔らかい。

さらには、Lap Xuong。こちらにも書きましたね。

サラミみたいなドライソーセージですが、中華系のドライソーセージの系譜で、ちょっと甘いのが特徴です。それで驚かれる日本人の方もいるようですが、これが食べ慣れると美味しいんですよね。もちろん、物にもよるのですが。

小さいです、この丼。
なんだったらわんこそばみたいに、ポイポイいけそう。でもこれくらいなら、一人で行っても他の料理も食べられそうだし、いいですなっ。

Ham Vi Chung Hot Vit

ごめん、あまり聞いたことがない単語の並び。
でも卵の蒸し物。ここへきてちょっと甘め。

具材は。。。ごめん、食べたのに明確にわからなかったけど、ミンチとちょっとお魚みたいな風合いも感じた。それとたっぷりのネギ。

何にしても美味しいのです。
結構たっぷりの量なので、一人にはちょっと多すぎるかなと思いますが(食べろと言われたら食べられるけど)、シェアには絶好の優しいおかず。

いいねえ家庭的で。
ちょっとお魚感のある風味だったので、それが苦手な方には向かないと思いますが、自分には大歓迎の味。

Ca Chem Chung Tuong

さて、ここでご飯追加。
2つ頼んだんだけど、2つのご飯が入ってる容器の形も容量も明らかに違ってて、うん、そこもベトナム風でいいぞと思うw

で、こちらの料理を頼んだ時…
なんかおばちゃんが二人係で色々言ってきたの。ほとんど英語が通じなくて、こちらが理解してないのもわかってるんだろうけど、めっちゃベトナム語で、且つ、なんかちょっと怒り気味に???

ごめんんごめん、最初の3品、食べ終わった頃に頼んだから「今更たのむんかーい!」みたいな感じだったんだろうか。申し訳ない。

とにかく「これ食べたいんですっ(๑•̀‧̫•́๑)」と言う熱意だけで、おおばちゃんたちの厳しい物言い(何がどうして怒らせかけたっぽいのかはわからずじまい)を押し切り、注文!!

これは川魚の蒸し料理!

ベースは甘辛。これまた日本人好み。しかし川魚、と言うところで引っかかってる方がおられるかもしれない。

この日食べた感じでは、私には泥臭さは感じませんでした。最近は川魚も養殖ものが多くて、そんなに匂わないケースが増えてるようですね。多分こちらもそうなのかな。

見ての通り、煮汁はクリアで、そんなに強い味じゃなかったけど、それでも匂いは気にならない。プラス…

身が、とろんっとろんっ!

ご飯にかけて食べたら、もう立派な丼です。美味しすぎる。。。

ちなみに甘辛味の中に、ふわっとしたふくよかな風味がある。あれ?なんか知ってる味だけどこれなんだっけ?と思ってたら、お友達が、

「この調味料の味がする」

と思い出してくれたのが、こちら。

あー!ほんとだ!この味、する!
このメーカーちょっと甘めの調味料が多いのですが、こちらも単体で食べると甘いのですが、豆粒が残った甘みそのような調味料で、もろみ的に使えるやつ。しばらく食べてなかったけど、そうだそうだ、この味がする(^・^)

いわゆる中華の豆豉炒めの亜種みたいな物ですが、豆豉みたいなシュッとした感じじゃなくて愛嬌がある。美味しい。

そしてこれが…

時価商品だったのですが、220kだったことが判明。
いえ、分け分けして食べたし、量がたっぷりあった上に何より美味しかったので全く不満はないのですが、小さいとはいえ牛丼が60kとかだったので…

もしかしたら、こんな金額だとは思わず頼んで、トラブルになることがあるのかもしれませんね。ベトナム語しか通用しない感じだったので意思疎通が難しかったりして。

でもメニューを見ると、時価じゃなくても、180kくらいのお品は結構あるので、お店側だって悪いことしようとしてるわけじゃない。

ただまあこのお店の様相では予想づらい面もあるかもしれないので、「あんたたち本当にこれたのむの?大丈夫なの?」みたいな感じだったのかもしれない(完全に想像です)

でも食べた結果「うんまっ、うんま!!」とがっついてたら、おばちゃん、とっても嬉しそうにされてました(^・^)

オールドマーケットの老舗という街の宝のような店

こちらのお店の起源は知らない。ですがきっと古くから人気のお店なのでしょう。この日も、12時のお昼時になると、常連さんらしきローカルの方が続々とおいでになってました。

位置的には中心街。
だけど古くからあるビル、市場の陰にあるお店。

もうこのシチュエーションだけで、ホーチミンのローカルを掘りたい人にはグッとくる条件ですが、しかも美味しときてるんだから、こりゃもう一度は食っときましょうって話ですよ。

もちろん好みはありましょうが、綺麗な旅行者さん用のお店では出てこないような家庭的な料理。でも家ではなかなかやらないし、大量に仕込まないと出ない美味しさを小分けにもしてくれる。

多分、ローカルの方とお付き合いがあったりホーチミンに長くおられる方の中にはお馴染みの方もおられるのかと思いますが、私、このタイミング(12年在住)で初めてだったわ〜。

とてもいい店。とか、外国人の自分が図々しく言うのもおこがましいかもしれない(-人-)

経緯を持って、再訪したいと思いますっ。

記事リリース後に教えてもらったことには⬅︎NEW!

ところで、この記事をリリースした後に各SNSでもお知らせしてたら…

なんですと?!
ホーチミン最古の中華料理やさん?
しかも続く話によると、なんと創業70年!ということは、戦争も超えてご健在でいらっしゃるということか!

中華料理をお出しになっていたお店に置かれては、私のような不勉強な人間が語ってはならぬ、あれこやらこれやらのご苦労がおありになった時代であっただろうかとと思われる。なんとまあ。

また他の方からは、年末に、大家族が晴れ着のようなものを着て宴会をしておられた、という話も聞きました。

それだけの長い時間サイゴンにあり続けたお店であれば、元からのサイゴン育ちの方、またはサイゴンに長くお住まいの方にはお馴染みで、且つ敬意の対象であろうかと思われます。そんな経緯で、年の暮れにはあのお店で宴会を、という方もおられのやもしれません(ここはあくまで想像ですがw)

そのようなお店であるとは、つゆ知らず。
特に無礼を働いたつもりはなかったが、敬意にはかけたやもしれません。ものを知らぬというのはいろんなことを足らぬままにしてしまいますな。

年が明けたら、必ずやまたお伺いしたいし、その際には柏手を打つ心持ちでお伺いしたいと思います!(それもまたちょっと違う気がするがw)


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Tiem Com Tho Chuyen Ky
65-67 Ton That Dam Q1
Time: 11:00 – 14:30 / 17:00 – 21:00
Spent: 160,000vnd / person

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