一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

鹿児島のトロピカルフルーツ農園〜トロピカルファーム山川

さて今回、鹿児島の指宿に泊った事は先に書いた通りですが、

聞けばその近くにネットでお知り合いになったトロピカルフルーツを作られてる
農園さんがあるという!
トロピカルファーム山川さん
ここのコゲちゃんというワンコが可愛くて可愛くて(*´ω`)
飼い主さんが時々アップしてくれるのをいつも楽しみにしてたんですが、
はた、と、「今近くに居るじゃん!」と言う事が判明してお尋ねしてみることに。
そしたらコゲちゃんのお出迎えが! 
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かーわーえーーーーっ。
なんかもうネットアイドルに会えたかの様な感動が(笑)
そしてわたくし、どんなワンコに遭遇しても同じ態度を取られます。
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「撫でろや」
はい。
下僕はご奉仕させて頂くのみ。。。。
犬って人を見る、って言うよね。。。ってことは。。。( ̄ー ̄)
肝心の農場ですが、鹿児島がいくら温かいとは言え、そこはやはり日本ですから
ハウス栽培がベースの用で、かなり大きくてプロフェッショナルな様子のハウス。
でも先日の台風でかなりの被害を受けて、まだまだ修復箇所とかがあるんだとか。
オフシーズンとは言え、これから気温が下がる季節になるのに大変だろうなぁ…。
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でも中にいれてもらうと、ワッシャー!!!と元気なん南国フルーツの木々が沢山!
南国フルーツ自体はホーチミンで沢山食べられるけど、こうして成ってる様子や
お花は見た事が無かったので「へーーー!!ほーーーー!!」と感心しきり。
所々にドラゴンフルーツは成ってたかな。
季節になると通販なりなんなりで販売もしているのだそうです。
うーん、食べてみたいな、日本で育ったトロピカルフルーツ。
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さっきご紹介したサイトにはマンゴーについての詳しい記述があったりして、
ベトナムで身近に楽しんでいながら知らない事が沢山あるもんだなーと
とても面白く読めたりします。こちらの農場の最盛期だと、
ホーチミンにいるより色んな種類のマンゴーを楽しめるかもしれない(笑)
しかしそれにしても大変なことだろうなとお察しします。
タダでさえも農業全般はお天気やその他の状況に左右されやすく、思うように
なってくれないのが常。お米や日常野菜など、生活のベースにあって山ほど生産
されてるものですら不作の事があるというのに、まだあまり栽培されていない
作物を手がけるとなると、並大抵の事ではなかろうと思うんです。
最近は輸入されてる果物も増えているようですが、輸入するには時間がかかる→
完熟状態での摘み取りはできず、若い状態を特別環境下で保存し市場に出す、
というロスが少ない経路を辿る物が多いですよね。
となると、それは木で完熟したものとはまた違った味わいになってしまう。
そもそも土壌が違う日本で育ったトロピカルフルーツってどうなのって声を
聞かなくもないですが、それでもやっぱり食べごろまで大切に育てられたものが
流通すると言うのは、ものすごく貴重な事だと思うんですよ。
私も何度も思いましたもん。ベトナムで食べる美味しいフルーツ、
日本の友達にも食べてみてほしいなーって。でも。。。
持って帰れないですものね。
検疫を通すにも、虫は果実の内部に居る為、一定温度で一定時間の殺菌作業が
必要だそうで、そうするともうフレッシュなフルーツではなくなり、実質的に
果物の持ち込みはダメってこと。
これ、「法律が禁止してるからダメ」と捉えられるケースがあるようですが、
その捉え方だと「見つからなければ大丈夫」に繋がりかねないんですよね。
なんだったら「見つかっても没収されるだけだから」までの意見もネット
なんかでは見かけた事が。
でも、そうじゃない。
「なんで法律で禁止されてるか」まで考えないと。
そして考えたら、とてもさっきみたいなことは言えませんよね?
検疫で植物の持ち込みを禁止しているのは害虫の侵入を防ぐため。
言い換えると、不用意な植物・果物の持ち込みは取り返しのつかない害虫を
一緒に持ち込む事に成りかねないと言うこと。
実際、つい最近もあったそうです。
外国からの出入りも多いとある島に、本来ならいるはずのない害虫が持ち込まれ、
作物がほぼやられてしまい、その歳の出荷分が全滅しただけでなく、それが発覚した
事により事後対処が必要で、更に年単位で出荷ができなくなったという事態が。
農家さん達のご心労が如何程だったかと察するに余り有る。
もちろんその成果を心待ちにしていた消費者の皆さんの機会も奪われてしまった
わけで、その損失たるや。。。。
先にも書きましたが、天候その他で、それでなくても農家さんのお仕事は大変。
そのリスクを(自分くらいが持ち込んでも大丈夫だろう)という無責任な気持ちで
部外者が増やしてしまうと言うのは、食いしん坊としてはとても出来る所業では
ない訳です。
しかも、ですよ?
その原因追及がされない・できない事の方が殆どだと思うんです。
経路を辿って「やったのはお前だな!」と突き止められるならまだ良いと思うんです。
自分がやった事に対する責めを負えるならまだマシ。
一生、自覚が無いままに、誰かに凄まじい被害を与えてしまったことがある、
なんてことになったらものすごく怖くないですか?経済的な被害だけじゃなく、
成果を享受する側の機会を奪うことにもなるわけだし…。
それでなくても私なんて、自覚してるだけでも周りに色々と御迷惑をおかけして
お世話になり、更には甘える事も多々あると言うのに、自分の行動で防げる
はずの被害を敢えて引き起こす可能性がある行動を取るなんて、とてもできない。
ええ子ちゃんの意見としてではなく、食いしん坊を真剣にやってる身として、
それは絶対やったらアカンなと思ってるわけです。
大事なご家族とかお友達に、自分が美味しいなぁと思ってるもの、
日本では珍しいものを食べてほしいって気持ちはすっごくよく分かるんです。
そもそもこのブログがそのスタンスだし、持ち込み可能なお菓子や調味料は、
全くその心持ちで持って帰ってますから。
果物も同じように味わってほしいって思う気持ちもすごく分かる。けど。。。
農業に関係無い者が思う以上に、果物の無断持ち込みって危険をはらんだ行動
だと思うんです。
見つからなければOK、じゃないということ。
懸念される事態が起こってしまった場合の被害は、思う以上に深刻であること。
今回身近な方が真摯に運営されておられる農場見学をさせてもらって、尚更
強く認識できた気がします。
と、同時に、これは自分のフィールド(食べ物)内のことだったので気づく
事ができましたが、フィールド外のところでは、自分も知らない内に
非常識だったり迷惑な行動を取ってる事ってあるんだろうなぁ。。。
とも思って見たり。
食いものの事ばっかり見とらんと、色んな事に見聞は広げないけませんねぇ(^^;
いくつに成っても勉強です。はい。

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