一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

鹿児島〜熊本 オレンジ鉄道♪

オレンジ鉄道てご存知ですか?

正式には、肥薩オレンジ鉄道。
 
 
 
鹿児島の川内と熊本の八代をを結ぶ路線で、なーんと食堂列車なのです♪
食堂列車って、夢があるヽ(・∀・)ノ
 
th_IMG_7438.jpg 
 
JR九州は企画列車、料金体系共に色んな工夫がされていて、各駅での
駅弁も充実しており、列車旅を実に身近で楽しいレジャーにしてくれてる
のですが、このオレンジ列車の事は知らんかった!
 
本来は事前予約をして詳細が郵便で送られて来て料金を振り込む、という
非常にレトロな手続きが要る様ですが、今回は旅に出掛けてしまう前日に
この列車を見つけて予約をしたため、郵便物を受けとる事がままならず。
当日駅にて現金払いで、ということに。
 
th_IMG_7437_201611211250530c3.jpg 
 
結構な金額だったので直前に下ろそうと思ったら、コンビニがうちのメインバンクに
対応してなかったり、地方銀行もその日は祝日で開いてなかったりでちょっと冷え
ましたが、なんとかかんとかで調達が出来て支払い完了。あー冷えた(笑)
コンビニがあるから、といって、日本全国どこでも同じ条件下にあるとは言えない
のねー。気をつけよう(・∀・;
 
列車はかの水戸岡鋭治先生が手がけられたもの。
わたし、笠沙恵比寿の回で話した通り、建築に詳しい訳でもないし水戸岡先生の
ファンというわけでもないけど、結果的に水戸岡作品に楽しませてもらうことが
多くって、こちらが「好きだから求める」ことがなくっても、魅力のあるモノ
というのは知らず知らずの内に人をひきつける物なんだな、と感じてる所。
 
th_IMG_7447.jpg th_IMG_7449_201611211250595e9.jpg
th_IMG_7453_20161121125221364.jpg th_IMG_7455.jpg
 
こういう企画列車は小物も気が利いてて、まずはこの列車に乗った事を証明
していただきました( ・`ω・´)b
 
そしてまずはウェルカムスイーツ。
季節だからか美味しいモンブランが出てきましてね。これ、沿線で活躍される
有名なパティシエさんの作品らしいです。おいしー(*´ω`)
 
th_IMG_7473_201611211252274dc.jpg 
 
途中、3カ所程駅に立ち寄ってお土産を頂きました。
最初に引換券を貰ってて、それを持って駅に降り立ち、見所がある駅はしばし
その風情を楽しんだり、見晴らしの良い場所があるところはガイドさんが連れて
ってくれてプチ観光。
 
th_IMG_7459_2016112112522488e.jpg  th_IMG_7460_20161121125225727.jpg
 
th_IMG_7462.jpg
 
阿久根の駅もきれかったなー。
こちらも水戸岡先生が手がけてらっしゃる駅舎なのだと。
 
th_IMG_7494_2016112112591007e.jpg 
 
th_IMG_7495_20161121125911ffc.jpg    th_IMG_7496_201611211259132c8.jpg
 
待ち合いスペースにはソファやスクリーンがあって、地域住民の方の為の上映会やら
ちょっと下集まり事が出来るようになってるみたい。駅には必要の無い物だけど、
あれば色々と楽しめる仕組みが沢山詰まってる。
 
下の写真なんか、駅の中のトイレに行く為の通路の様子ですからね(笑)
 
th_IMG_7498.jpg
 
水戸岡先生由来の書籍などが沢山置かれてて、チョットした資料館になってるんですが、
これ、必要ないですよね。トイレに行く為の通路には。でもその「無駄」に意味がある、
と証明されたのが水戸岡先生。今でこそ成功例が沢山あるので、ある程度自由な事が
出来るのかもしれませんけど、詳しい事はわかりませんけど、きっと工業デザイナー
さんの世界では当初かなり異端だったのではないでしょうか。
 
こういう「無駄」を作るには費用も発生しますから、施工主からも色々反発が
あったんじゃないかと想像します。物を創り出すということだけでも凄まじく
エネルギーが要る事だろうに、水戸岡先生はその辺でも戦って来られたのだろうなー、
やっぱりすごい方なんやなー、と思って見たり。
 
th_IMG_7533_201611211302457be.jpg  th_IMG_7538_201611211302463b6.jpg
 
水俣の駅も彼が手がけてらっしゃると言われてたなー。
九州に居る人間でも中々用事がないと行かないエリアでしたが、今は水戸岡先生の
ファンがわざわざ見に来られる事もあると言うことで、ほんと、貢献されてますねぇ。
 
さて、そろそろお食事。
まずは前菜。
 
th_IMG_7544_20161121130248175.jpg 
 
うーん、ブレてる(・∀・;
といわけで、旦那さんが撮影したのを追加。
旦那さんの方が絶対写真上手なんだよな。。。
 
th_S__19218434.jpg 
 
あーきれい(悔
山海の珍味をあれこれと詰め込んだお膳。
これも沿線で且つ約する若手のフレンチシェフさんが考案されたものなんだ
そうです。さすがに車内で調理は出来ませんから、ある程度作った物を途中で
積み込み、車内でレイアウトし直すというプロセスにて提供されます。
 
ものすごい制約です。
冷めても美味しく、でもそこに拘り過ぎなくても良い、多少時間が経過しても
美味しく食べられるもの。列車の揺れにも盛りつけが崩れ難く、バリエーションに
富んだラインナップで…って、そんな条件下でメニュー作れと言われたらクラクラ
しますが(・∀・;
 
下は通常の海老のサラダ。
この盛りつけは車内でされてました。
 
th_IMG_7545_20161121131256c2e.jpg 
 
旦那さんは海老を食べられないので事前にお願いして別メニューを。
こちらはツナの叩きにイカ、かな?コレも美味しそうだった(^・^)
 
th_IMG_7546_20161121131258404.jpg
 
メインは当然地産の野菜のグリルとローストビーフ。
コレが大変よい仕上がりで、シットリしていて旨味があって、とても上等な
ローストビーフ。グリルなどは焼きたてで無いというハンデを負いつつも、
自前の鮮度と味の良さで勝負していて、気取りの無い素朴な美味しさのお皿でした♪
 
th_IMG_7554.jpg 
 
比較。(旦那さん撮影↓
 
th_S__19218437.jpg 
 
やっぱ負けとるな(´Д` )
 
th_IMG_7549.jpg th_IMG_7559_20161121131301f90.jpg
 
スープ、デザートまで頑張ってはるなぁ、という印象。
絶対値的な評価で行くと、是が非でもこの料理を!というところまでは
いっていなかったと思いますが、なんせこの条件下です。料理+景色+列車旅
というプラスαがあるので、総合的に判断しないとフェアじゃない。
 
というわけで、個人的には大変大変楽しかった♪
過酷な条件下での料理に関しても、今まで考えた事が無かったので勉強に
なったし、興味深かった。そして電車のスタッフさん、立ち寄った先の地元の皆さん、
みなさん朗らかで、元気に地元を盛り上げようとされていらっしゃったのが印象的。
 
熊本、鹿児島、大変なことがあって未だご苦労されていらっしゃる農家さんやら
生活されている方がいらっしゃると思うのですが、なんか力強い物を感じましたな。
 
結局旦那さんと二人で貰ったお土産は、当初の引換券3件分プラスαがあって、
こんなに大量に…(・∀・;
 
th_IMG_7570_201611211320445ae.jpg 
 
もし乗られる事があるのなら、大きめの鞄をお持ちになられる事をお勧めします(笑)
そしてこちら。今回はこの片道単品で買ったので割高でしたが、こんなツアーも
ある様です。
 
th_IMG_7572_20161121132046f01.jpg 
 
熊本鹿児島間の片道新幹線+どちらかでの宿泊+オレンジ鉄道。
これなら一泊できるしかなりお安いし、週末旅なんかにはもってこいじゃない
でしょうか♪ 今は「九州ふっこう割」ってのもあってお得みたいだし、日本に
おられる方は秋の行楽に。海外におられる方は、いつか日本に帰られたときの
お楽しみに、こんなのもありますよーってことで記憶の片隅にでも置いてて
いただけると嬉しいです♪
 
南九州、頑張ってましたよーヾ(@⌒▽⌒@)ノ
 
 
 
 
 
 
 
 

にほんブログ村 海外生活ブログ ホーチミン情報へ
にほんブログ村
↑ ↑ ↑ ↑

イイね!の代わりにポチしてくれると、
参加してるランキングが上がって喜びますヾ(@⌒ー⌒@)ノ

ちぇりをフォローする
フードアナリストちぇりのホーチミンの美味いもん

コメント

タイトルとURLをコピーしました