一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【日本・新潟】一時帰国の行程内に必ず入ってる和の旅館、今回は新潟のお宿! ~ 割烹旅館 日本海

@富山・新潟

だんんサントの一時帰国の行程で必ず入る、和の旅館。かなーり外国人目線になってるので、いろいろ新鮮!

人魚伝説のある浜の近く

私は全く知らなかったですが、旦那さんとお宿の方が話してるのを聞き耳ダンボで聞いてたら、どうやらこの近くには人魚伝説があるらしい。

それを元に、小説なども書かれているようで、調べてみたら悲恋の話。なるほど、おいしくなさそうなので私が知らないわけだ。(失礼なっ)

夏は海岸沿いということもあり、来客も多いのか、かなりの数のお宿があるようでした。今はオフピークだからか、割にしっとりした雰囲気でしたが、人魚像があったり、人魚をモチーフにした施設があったりするようです。

ちなみに斜め向かいにはこんなお宿があって、最初、そっちに連れて行かれるのかと思いました(苦笑)←犬ポジション

受付のところでは検温されて、消毒の依頼も。
まだやってるの?という方がおられるかも入れませんが、拝見したところ、割にご年配の方ばかりで切り盛りされているご様子でしたので、そこは用心するに越したことがないので理解。

自分たちにも悪いことじゃないですしね。

ザ・旅館なお部屋

で、通されたお部屋がこちら。
2階だったのですが、エレベーターがないので、荷物が重いとなかなか大変です。先ほども言ったようにご年配の方が多かったので、まさか彼らに持たせるわけにもいかず。

ご家族が多かったり小さなお子様がおられる場合は荷物が多いこともあろうかと思いますが、宿に持ち込む荷物は厳選するなりして持ち込んだ方が良いかもですね。

お部屋に着いたらまずお茶を入れてくださり、茶菓子を振る舞ってもらうなど。

黒糖饅頭でしたが、なんかモッチモチしてて美味しかったな。

窓の外からは海。
荷物を持って上がるのは大変でしたが(旦那さんが)この眺めは1階からは見れないだろうから価値はあったか(^・^)

2杯目のお茶を淹れようとしたら、最近はこういうお宿でもお茶パックに入ったものを使ってくれてるのね。

お茶は、その後も部屋で自分で入れるのだけど、茶っぱがそのまま急須に入れられるタイプのやつは、都度の茶葉の交換が不便だものね。作法もわかりにくい(出涸らしを入れる壺があったりなかったりとか、ゴミ箱に直接捨てる人とかもいそうだし)

いろいろが昔ながらの和の旅館。
さて。

お食事

こちらのお宿では晩御飯を部屋ではなく、別のお部屋で食べるとのこと。大広間かな?と思ったら、

別のお食事用のお部屋を質られてました。

ああ、豪華。
ですがパッと見、食べきれない無理な量ではないところに好感。豪華なのはみめに嬉しいけど、食べられないものが多数出るようだともったいなくてね😅

冬の日本海なので当然のようにカニモチーフですが、カニに頼りきってない感じもよく。ただ、

お豆腐を使ったカプレーゼなどは、ほどほど。
少し目先の変わったものをということかもですが、和の腕の良さそうな料理人さんの手によるお料理とお見受けしたので、そこはあまり無理せずとも。

ノドグロは別料金。
チェックインの時に「今夜は別料金でノドグロをご用意できますが、いかがですか?」と勧められたので迷わずオーダー。2000円。

こういうところをケチらないのが旦那さんのいいところ。
多分なくてもお腹は満ちるの。それはわかってたことだけど、宿のおすすめ。もとよりさほど高くないお宿だったので、お金の落とし所でこちらも美味しい思いをできるのだったら、サクッと決める。

貧乏性の私だけだと二の足踏んだかもなので、見習いたいところです(-人-)

瓶ビールを小さなグラスでキュイキュイっといただきながら皿を進めます。
お刺身盛り。どれも程よく練れた感じで旨みが深くて美味しかったです。

よく角の立ち切れていない魚を見るや「鮮度が悪い!」と言われる方がおられますが、最近はものにより、寝かせて旨みを引き出した刺身も一般化しているので、早とちりはしないようにしたいもの。

 

こちらの美しい器は…?

なんと珍しい。
ソフトシェルクラブのあんかけ!!ホーチミンではちょいちょい食べるけど、日本の、特に旅館のご飯としては珍しい気が。優しい甘酢餡でいただく柔殻蟹は大変美味しかったです。これ、真似しよう。

もずくはツルツル箸休め。

蟹は。。。なんと残念なことに、ゆでガニだったのかな。味が淡すぎて好みではなく。

まあカニを強くりにしてるお店ではなかったのだろうし、宿泊の値段が値段だったので、ここはあまり強く何かを言うところではない。

旦那さんはこのナスの揚げ浸しを強く気に入っておられた。メインは魚の煮物だった気がするんだが、このナス、確かに美味しかった。帰国したら励もうw

ご飯は食事が始まった当初から固形燃料に火をつけて炊いていただく形式。

なんとなくすっかり白飯のことか?と思ってたら、なんと炊き込みご飯だった!しかも頃合いの量。1合はない感じ。それでも食べきれなかったけど、そうそう、このくらいの量にしてくれると嬉しいのよね。他にあれこれあるときは。

一度決めて仕舞えば後は繰り返すだけなんだろうけど、最初にこの量、火加減、時間を割り出すの大変だっただろうなあ。固形燃料の火力だと不確定要素もあるだろうし。

デザートはコーヒーゼリーだったけど、これが仙草ゼリーにココナツミルクをかけてマンゴーを乗せたものに見えてしまった東南アジア脳😅

や、程よい加減で美味しかったです。

寝床

で、ご飯を食べてる間に、お部屋にはお床が作られてました。
久しぶりのたたみに布団。去年は和の旅館でも食事はテーブル、寝るのはベッドという感じだったので、本当に久しぶり。

で。

ひ。。。膝を不自由にしてる自分には床生活、かなり辛い😅

や、運動不足って話もあるので、床生活批判じゃないのよ。ただ普段椅子生活・ベッド生活をしてるとこれ、かなりきつい。

食事の時も床座りで座る時にも立ち上がる時にもジタバタしてたし、ご年配の方をお連れする際や、お身体に何かしら不自由な点がある方をお連れする際には、ちょっとお宿に確認した方が良い事項ですね。

そしてお布団にもよるのでしょうが、ここのお布団はかなり薄めだったのであまり熟睡できず😇

お風呂

ま、その分早起きできたので良し。
6時半から、一番風呂をいただきました。宿泊客もそんなに多くなかったのか、自分が入っている時もその後も、しばらくは人が来ませんでした。

そんなに大きなお風呂じゃないけど、お湯はとてもよくてホクホク。入浴剤では摂取できないお風呂完。これは日本に帰ってきた時にぜひ補充したいものの一つですねえ♪

朝ごはん

旅館は朝ごはんも楽しみですね。
まぁ前夜結構食べて、さしてすることもなく寝ちゃってるので、そんなにべられる気はしないのですが…

この米見るとね、食べるよねw

まずはお刺身ではなく、ネギトロがつけられてるのが、そそる。

めかぶなんてものもある。

粕漬け、干物の焼いたもの。

ワカメ豊かな、気持ち甘めの白味噌のお味噌汁。

最近旅館は生卵を出すことが減ったと聞いているけど、温泉卵は、その減った理由を解決した食品なので、よく見かける。

そして生卵を欲する理由が卵かけご飯なら、この温泉卵でやるといい。黄身の硬さにもよるけれど写真くらいの硬さだったら、最も濃厚な黄身旨みを味わうことができ、米粒との絡み方も艶かしい。

醤油はあまり使わず、小鉢に盛られたいろんなアテ物をつまみながら卵かけご飯をいただくと、そりゃもう満足度合いが爆上がりです。

コーヒーは有料。
100円だったか200円だったか。

コーヒー、最近は結構飲まれない方も増えてると聞くので、こうした方が無駄がなくて良いですよね。別に要らなきゃ断れば良いだけの話なので無問題。

 

飛び上がってお知らせしたくなるようなアイテムが並ぶわけではないのですが、「おっ、これ美味しい♪」と楽しみながら、するりするりと胃の腑に落としていける美味しさ。

穏やかな和の旅館の様子に大変そぐった落ち着きの良いお食事でした♪

現金オンリー

ちなみにこちらのお宿は、現金決済オンリーです。
昨今、キャッシュレスが進んでて、特に宿代なんて予約時先払いであることが多いのに、そこはキャンセルになっても回収策がない方を選ぶのね、という見方もあれば、経営厳しき折り、各種手数料はなるべく抑えて客に還元してくれてるのねという見方もある。

どのように受け取るかはその人次第ですが、穏やかなエリアにある日本旅館にはよくあることなので、いざご精算の段になって、「現金がないどうしよう!?」とならないように、予約時には支払い条件、よく確認されることをお勧めします。

(全部旦那さんに任せてたちぇりさん、精算のお手伝いをしようとしてちょっとビビったの巻)

さかなくんも応援している新潟の海

ところで館内にこんなものが。

うおおおお。さかなくんの応援ポスターだ!
特にこの宿に対して、ではなく新潟に向けてのもののようですが、

ノドグロさん、可愛いわね。
西の保護にちょっと似てる。釣れた際に「やられとぁーーーー!」みたいな顔で大口開けて上がってくるの、かわええ。

欲張りなマダラさんは自分を見ているようだな。。。

ヒラメさんの描き方ぇ。。。

 

ともあれ、他にも民芸品をあれこれと飾って素敵なスポットを作り、おもてなししようというお心が伝わる素朴なお宿。

決して一流のそれというわけではなかったですが、お心尽くしが嬉しいお宿。こういうところを経験しておくことで、外国の方に宿をお勧めしたり、過ごし方のことで聞かれた時に、お伝えできることを身をもって体験して記憶しておけるかもしれませんね。

向き不向きもあるし、日本旅館が全てこういうスタイルではない、けども、こういうスタイルも少なくないことは知った上で、自分の旅の計画、人様へのサジェストなどをできるようになるといいなと思いました😊

 


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お店情報

割烹旅館 日本海
新潟県上越市大潟区九戸浜

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