県外人には強くお勧めするものではないけど、小倉にゆかりのある方はきっと素通りできないかと…っ!
たまたま降り立った7番ホーム
今回帰国には明確な「用事」がありまして、小倉に降り立つ必要が。
福岡滞在だったので、足は電車を。
電車で旅情を楽しむ、というよりは、少し肌寒い頃の電車に乗って、暖房に包まれる中ウトウト。。。とするのは、至福の楽しみ(*´꒳`*)
で、小倉に行ったらあれを食べようこれを食べようと夢の中で考えてたら…
あーーーーーっ。
これはっ。素通りっ、できない!!!(笑)
7・8番ホームにあるこちらの立ち食いうどん。
小倉に住んでた人間には馴染みのうどん屋。
古くからあるうどん屋さんで、ここは福岡。讃岐のようなコシのある麺とは全く違い、風邪引いた時に「お粥さんにする?おうどんさんにする?」と聞かれる病人食の一つにもなる柔らか麺だ。
おそらくは讃岐が全国を席巻して以降、この手のうどんを支持する層はグッと減ったのではないかと思う。
別物・別枠なんだけど、優劣をつけたがる人は結構いて、やわやわ麺は分が悪い味。
吹きっさらしの立ち食いスタイル
街中の立ち食いうどん、立ち食いそばのお店には、立ち食いと言いながら座る席がいくつかはあったりすることがありますが、ここはガチ。立ち席しかない。
そして囲うものもない。
ので吹きっさらしです。
そんな中、ホコホコと茹で場には湯気が上がり、風は冷たくても見目にとても温かい。
茹でばには、源泉掛け流しよろしく、ずーっとお湯が流されていて、塩分濃度が上がりすぎないようにしています。
もちろんすでに一旦茹でられているので、そこまで塩分が多く流れ出すということはないと思うのですが、何せ小倉の人はここを常用するのです。
実際私が今回立ち寄った時、たったほんの10分くらいのことでしたが、7〜8人は入れ替わりました。大人気。
中のおばちゃんは、もちろん昔のままってわけにはいきませんが、でも優しく迎えてくれる感じは、昔のまんまの気がするな。
かしわうどん
蕎麦も選べるし、そばの方が体への負担は小さいと思うが、やっぱりここにきたら、かしわうどん(*´꒳`*)
ここのかしわうどんは、ただ鶏肉が入ってるというだけじゃなく、鶏肉が甘辛く煮られてるのですよ。
こう、こまかーく切られたものが、甘み強めの甘辛に煮られてて、あれだ。肉うどんの牛肉を鶏肉でやりました的な。
うどんはこの通り、茹で麺を湯通ししたものだから、ツヤは、ない。コシが弱くマットな食感。
だが、それがいい( ・`ω・´)b
表面ツルツル、強コシによりパーンと弾力張った生地感だと、だしがなかなか馴染みません。
いや、あれはあれで、いい。
馴染まないなら強権発動して、麺と出汁を一緒に口に含んで力技で一緒に味わえばいいのであって。
しかし、福岡、北九州のうどんは出汁に譲って、出汁は麺に譲るとこがある。美味しさの半分が優しさでできてるようなお味です。
そんな優しさに、あえての一味。
これがまたおいしーんだ♪
クローズアップはしてないが、ペラペラなりに表面ツルッツルなめらかなかまぼこ1枚も美味しいのんを使ってくれてるのも嬉しい。
他県の方には理解されたがたいものはあるかもしれませんが、この街に住んだことのある人の細胞レベルに染み込んだ美味しさ。
変わらず、うまし。
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ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
かしわうどん
JR小倉駅 7・8番ホーム
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