一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【Ho Chi Minh・inago会】遅くなりましたが次回のために記録!市内信頼の2店が夢のコラボを! ~ Yazawa x FUME

イベント等

なぜ、このコラボが今までなかったのか。
2023年10月4日にあったレポを今更と思いましたが、次回も期待できるかもなので記録!

なんでなかったこのコラボ

市内の日系でも信頼を置けて私が大好きなお店のこちら。YazawaさんとFUMEさん。各々いろんなところとコラボされていましたが…

この二つのコラボが、なかった。
不思議なことに。

そして念願叶っての今回。tamago会にお知らせをもらった瞬間に、予定表も見ずに「参加!」と挙手。幸い後で確かめてもその日は大丈夫だったのですが、予定があってもなんとか算段をつけたと思われるw

それくらい待ってた。
まあ、特に最近、FUMEの鶴原さんがお忙しくなってるということはあったかもしれない。

たとえば彼は、

ベトナムにおけるフランスの司厨師協会的なもののメンバーにも選ばれています。これはベトナムの和食界の方に置いては多分初めてのこと???

Le Cortoのシェフ、Sakal氏が取り仕切ってらっしゃるのかな。彼はとてもフランクなお人柄ではあるけれど、だからといって生半可な方は選ばない。その彼のお眼鏡に叶うって、すんごいこと。

且つ、鶴原氏はメインのFUMEさんだけでなく、UMENOMOTOも経営されていらっしゃる。且つ、市内のいろんなレストランとコラボされておられる。

コラボって、ひと口に言ってもいろんなやり方があるし、そもそもよそ様の厨房で調理することも、自分の厨房によその方を招くことも、一時的なことだけに大変なことも多いと思うのですが…

八面六臂のご活躍とはまさにこのこと。
どーやって時間を捻出してるんだ😅

なのでなかなかこちらのコラボが叶わなかったのもわかるんですが、待望のコラボ!さあさあ楽しみますよ!

メニュー

さて、今回の招集に際して、少し懸念の声もいただいてました。
特に私くらいの年齢の方に多かったのですが、

「Yazawaさんのお肉、美味しいけどちょっと重いよね」

という声。これがイベント参加への躊躇理由となった方は、そこそこいらっしゃったのではないかと思いました。

実際私も、Yazawaさんに出向く際には、ちょっと胃腸を整えてから伺います。もしくは先日(これはまた別で書きますが)のようにちょっと頼み方を工夫したりで美味しく対応するように。

やー、いかな食いしん坊といえど、夜年波には逆らえず、ですね(苦笑)

ですが…
ふふふ。このFUMEさんとのコラボ、そんな方にもぴったりでした。

うん、この品数を見たときは正直私も気合い入れ直しましたが…w
ま、経過、ご覧ください。

ちなみに私は普段から、Yazawaさんのお肉には日本酒を合わせるのが大好きで(旦那さんの発案だったけど、今ではすっかりそれが我が家の定番に)今回も2種類あったペアリングの内、日本酒のペアリングを選択。

おーっ、しかも勝山がある♪
不思議と、会うんですよね。和牛の強みかしら。他でも合うのかと、豪州牛の赤身とかで日本酒を飲んでみたことあるけど、そのときはそうでもなかったのよね。

そしてワインペアリングはこんな感じ。
おっと、白も合わせるのね。つまり…

ふむ。
白似合う系統のお料理が前半を占める可能性。

矢澤さんのお肉で?
いや、もちろん普段から白に合うものもあるけれど、ふふふ。楽しみ♪

FUMEさん色とYAZAWAさん色

前菜

まず前菜。
全てにお肉が使われてる。

牡蠣と和牛。
脂がいかにも美味しそうなお肉がトロトロと濃厚そうですが、それをスダチとシソの実、だったかな。で、スッと細く爽やかさを差してあるため、旨みだけが引き立つというスマートさ。

またね、牡蠣と和牛の脂の相性の良いことよ。
しかしこれは家でやって真似できるというものでもない。良い素材、良い「塩梅」を醸せる人のみが出せる味。くううううっ!初手から、天を仰ぐ!

こちらも牛を使った、シュー皮使いのフィンガーフード。
鶴原氏は和食の方ですが、とにかく貪欲にいろんな食を体験されるし、それを柔軟にご自身の調理に取り入れられる印象。

こういう、和を思わせるものの中にも、そしてご自身で調達ができるにも拘らずですが、あえての韓国海苔を使われるところも、味や、その時のバランスを重視されてのことかと。

なぜならこれ、サバ、使ってますねん。
和牛タルタルとサバ。その組み合わせも意外だったのですが、この風味に合う海苔は、日本産の海苔よりも、ごま油の風味と塩気のある韓国海苔だと思う。美味しい。

またこのウニと和牛を使った茶碗蒸しなど、秀逸がすぎる。
まだ前菜の段階だというのに、動揺がすぎる。。。(笑)

そしてこちらが、和牛を使った生春巻き風。
クリームチーズを合わせながらも…

周りをライスペーパーの代わりに大根を桂にしてピクルスにしたものを使っているので、清涼感を伴いながら和牛の旨みを味わえる仕組みに。

お刺身類

そしてこちら、白身の魚と和牛?!ウマヅラハギって言ったかな。ごめん、ちょと記憶が遠いが、それ系統の白身と和牛。何これ、思いつきもしなかった!

そしてこれが。。。合うんですよヽ(;▽;)ノ
肝の濃さが肉の脂との味を繋いでる。しかし茗荷や紫蘇を咬ませることで、くどさを抑えて濃厚な旨味と爽やかさを両立させており。。。

もちろん、白身魚の方はしっかりとお仕事がなされていて、ただ切っただけの刺身ではない。、ううううう。。。。なんだこれ。

美味しすぎてちょっと涙目になりながら日本酒含んでましたよ。まぢで。

そしてハンドロール寿司は、この様相。
サーロインユッケとウニ。

安易な生肉+ウニの組み合わせに金粉でも乗せたような代物には、本当に鼻じらむことが多いのですが、あらためます。

きちんと仕事をされたこの組み合わせは、美味しい。
凄まじく。

私はこれまでその類をみただけでもゲンナリするタイプの人間でしたが、それは良い仕事がなされたものを食べたことがなかっただけだったからだ。

当たり前の話だけど、いいものは、美味しい。

WAN

椀ものとして出されたのはこちら。
松竹香る、鰹の効いたお出汁に和牛。銀杏なども入っており、秋らしい逸品。

そしてこのお出汁がもう。。。
もう。。。。

鰹と牛肉に合わせは過去に何度か経験していたので、そこまでの予測はできたのですが、素晴らしかった。。。なんと豊かな。

DON

そして丼物はこちら。
いやいやいや。いやいやいやいや。

なんだこのオールスター戦みたいな様相は。
説明を放棄したくなるような賑やかさ。美味くないわけが、ない。

そして焼肉

で、こっから焼肉なんですよw
待って待って、今までのでコース完了と言われても文句は言わない手の込みようだったのに、ここから?!(笑)

しかも、この焼肉もいつものYazawaさんではないのです。

FUMEさんの仕込みが成された焼肉で、この牛タンひとつにしても、いつもとは全く表情が違う。

ほんの少しのゆずの香りと、ポン酢でいただく爽やかさよ。タンって相当に脂がある部位で、そのシャクシャクした食感と濃厚さの対比が美味しさの肝ですが、そこにFUMEさんの仕事が入ることで、全くの別物に。

うんまっ。
そしてしんしん。

このスケ具合。
美しい。

これ、確認しましたけどいつものように手ぎりなんですってよ。
生肉の手切り。アホほど難しい仕事。

実はちょっとストーリーがあって、FUMEさん側は、YAZAWAさん入りした時にこのカットがすでに成されているものだと思っていたとか。

しかしYAZAWAさん側のシェフは細かな指示を得て的確なカットをするために、FUMEさん入りを待っていた。

できていると思っていたカットができていなかったことにFUMEさんは一瞬焦ったらしいのですが、YAZAWAさん側のシェフは見る間にその難しいカットをサクサクと終えて鶴原し驚愕、だったらしい。

こんなに薄いカットは普通、というか多くのお店ではスライサーを使うものだ。でも手ギリでしか得られないカット面の状態、というのがあって、このお店ではそれをよしとしてそこまでの技術を駆使されている。すごい。

 

ちなみに添えられてる薬味にもFUMEさん色が。
なるほど、肉の仕込みに手を加えるというのも一手だけど、薬味でも楽しめるのか。

これは大根とフォアグラを合わせた薬味。
いや、フォアグラを薬味にするなよ。いえ、やってくれてよかった。もうの薬味だけで酒飲める。

そして、それをシャトーブリアンで。

驚くべきことに…

初手から肉づくしの前菜に始まり、ずーっと何かしらの肉を食べているというのに、まだ、食べ飽きない。苦しくない。頑張らなければ、という状態に全くならない。

仕上げの冷たい巣立ちのラーメンなど、なんならおかわりしたいくらいの勢いだった。

デザートまで綺麗に心地よく完食。

なんて、ことだ。

次回の機会をお見逃しなく

実際、普段のYAZAWAさんの一番ライトなコースよりも、もしかしたら肉の量は多かったかもだし、脂量なら確実に多かったと思われる。

だってYAZAWA三のスタンダードコースには野菜サラダがあったりキムチ挟んだりなど、肉じゃないものもそれなりにあってくれるのだもの。

それがないにも拘らず…

スッキリ最後まで余裕を持って食べられるというマジック。
仕込みでこんなにも違うのかっ。

いえ、普段のYAZAWAさんは正当に美味しいのです。ただ、こちらの年齢の都合により(泣)、頻繁に食べに行くのが躊躇われることがあったのも確か。

そしてこのコラボ内容は今回限りのことなので、次回のコラボ時にも同じような感想を得られるかはわからないのですが…

もしも。
YAZAWAさんのコース、重たいよね?と思われることが理由で今回の参加を躊躇された方がおられたら、ご報告しておきます。

私だけでなく、参加者の皆さんが口を揃えておっしゃられてました。
これだけ食べたのに、ゆとりを持って最後まで楽しめた、と。

日頃のおいしさと、コラボならではのお楽しみ。こんなにも変わるのかという楽しみもあり、またこの場だけの美味しさもあり、本当に素晴らしいコラボでした。

もしかしたらまた時価もあるかもなので、もしもYAZAWAさんとFUMEさんのコラボの文字を見かけたら、ぜひご検討を。

おいしさという点でも、コラボする意味としても、ほんっとーに素晴らしかったので!

次回、いつになるのかなー😋

 


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Japanese Yakiniku  Yazawa
219  Dien Bien Phu Q1
予約番号: 028 6275 4129(日本語)

FUME
74/7L Hai Ba Trung Q1
Time : 17:30 – 23:00 
TEL :   093 8494 954

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