一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

ホーチミンで著名な作家さんがオーナーされてるお店は味も一級品だった?! ~ Do Do Quan

ベトナム料理:カジュアル

ホーチミンで有名な作家さんがされていて、ローカルの方にも大人気というお店の話、そう言えば随分前にも聞いていたけど、行けてなかった。それに著名人のお店≠美味しい、だと思うんですが、さて…?

とても活気のある路地にひっそり

ホーチミン名物、ヘム(袋小路)の中の路地にあるひっそりとした小さなお店。今回ご紹介するお店もそんなお店の一つなんですが、ちょっと違っていたのが…?

こちらのオーナーさん、「草原に黄色い花を見つける」という数年前には日本でも公開になった映画の原作者さんなんですって。その界隈では知られた存在で、もちろん、それがお客さんを呼ぶ要素にいはなっているのでしょうが…

Nguen Thi Minh Khai 通りをかなり西に進んで行ったところにある、目印としては…牛繁さんという焼肉屋さんが通りに面しておられまして、その左側の路地を入って行きます。

車は入って行けないくらいの細さと混雑ぶりなので、車を降りるなら牛繁さん。そのお店に向かって左側にある路地を入っていくと…?

こんな感じでお店がいっぱい。とても活気がある通り。
それだけにバイクの往来も多いので歩くときには気をつけて。

で、右手に見えてくるのがこちら。ともすれば見落としがちな小さなお店で、こじんまりとしています。

Do DO Restaurant。黄色い壁が目印、ではありますが、店名刑事のところに電線やら葉っぱやらが被ってて、おそらく夜にはネオンがついてわかりやすいのでしょうが、昼はうっかり通りすぎがち。お気をつけて(笑)

メニューはベトナム語オンリー

メニューは初心者には難しく感じるかもしれませんが、とりあえず今日紹介するもの、どれもおいしかったので、よかったら写真を活用してくださいw

最初のページには、お一人で来られてもサクッと食べられるような麺料理やご飯もの。一品完結系が多いようです。

今回は食べてないけど、この中で私が次に食べてみたいなーと思うのは、Bun Hen=シジミの身入りのブンとか、Bun Thit Nuong=焼き豚肉をのせた混ぜ麺とかかなー。近いうちに食べて行きたい。

そして下のメニュー。

左の列がおさかな料理、右が肉料理。そう、今回のお目当ては鯖だったのですが、鯖はCa Thu、ということくらいしかわからなかったので、事前に食べたい料理の写真を勧めてくれた人からもらって、それを見せました(笑)

してのメニューは…?

左側はスープとか、どこにもカテゴライズされない一品。Trung chien hau suaって、牡蠣の卵焼きだ!!これも今度食べたい!!

右側上部はやたらに安いですが、これは追加アイテム。麺とかライスペーパー的なそえものとか、その辺の追加メニュー。

そして上記はデザートメニュー。
これだけ。少なくはないですが、ページはこれだけ。普段は端折ってメニューの一部だけを紹介することが多いですが、ここのお店はこれで全部。Google翻訳を使えば、ある程度の当たりは付けられるはず(๑•̀ㅂ•́)و✧

味付けは中部系?知らない料理も色々出てくる!

今更味の新体験

先日、【ちぇりまっぷ有料版限定】でもご紹介した過去最高鍋もそうでしたが、どうも最近中部の味付けと相性が良いらしい。

今回のお店もそのようで、甘みが特徴の南部料理とは少し様子を違えてます。が、どれも美味しい。本当に美味しい。9年食べ続けてきたのに知らなかったものが次から次に。。

まずいろんなものを包んで食べたり、乗っけて食べる、カリッカリの米せんべいやらライスペーパーからして、ちょっと変わっている感じ。

 

このおせんべいはまあありがちかもしれませんが、香ばしくてとっても美味しいし、空気の入ったサクサク系というよりパキパキ系。

こんな形のライスペーパーもあまり見たことが無かったかなー、私は。食感的なところはそんなに特徴的って感じじゃないかもだけど、水で濡らさず包むタイプの薄いライスペーパーの中では、扱いやすいし美味しかったです(薄すぎて扱いにくいものもも、厚すぎて嵩張りすぎるケースもあるので)。

あ、そういえば。

マレーシアで食べてたスターフルーツは美味しいのですが、ベトナムのは結構酸っぱかったり渋かったりすることがあるので気をつけて。と、思ってたのですが…?

シジミのサラダ

こちらは中部料理名物の、シジミの料理。サラダ的な位置付けですが、もちろん酒のつまみにもよろし。

日本の、味噌汁に入ってるシジミを食べるか否か、なんて論争は取るに足りないとしか思えなくなるこのシジミの様子。身だけを取り出してくれてるんですよね…気が遠くなる…orz

で、このまま食べてもいいんですが、これをですね…

このクラッカーにのせて食べると、あら美味しい(^・^)
しかもこれ…これまで絵食べてきた同料理とは、明らかに違う!なんか爽やかでかすかな酸味があって、シジミの旨味にちょっとばかしのヌクマムなどの塩気が加わるのが常でしたが、そこになんか爽やかさが!

と思ったら、これ、加熱する際に薄く薄く切った、先ほどのスターフルーツを使ってる!

それだけを食べるとあまり美味しかった記憶がないのですが、そうか。。。酸味にライムじゃなくてスターフルーツを使うのか。。。なんて、贅沢な。

ホルモン炒め

これは写真を見て頼んだのですが、いまいちこれが何かわからないままに頼んだんです。なんとなくホルモン?と思ってたのですが、果たして正解!!

言うなれば、こてっちゃん的(これって地域限定ものなんだっけ?)モツで、味はなんと表現すればいいのか…傾向としては甘辛系でターメリックが通過割れている濃厚風味。

ベトナムのモツなんて臭いんじゃないの?と言われる方がおられますが、そしてそういうものを出してしまってるお店がないとも言いませんが(経験あります)ここのはまあ美味しいったら!

匂いがなくなるまで洗っているというのではなく、風味は残して調味料と調理法でその特性を継ぎ目なく融合させて美味しさに繋げている感じ。レバーなんかもちょっと入ってて、その様相はレバニラ的な。

先ほどのクラッカーにのせて食べても、そのまま食べても。うわーっ、これ極上じゃん。モツ好きにはたまりません状態!これは全く期待していなかった料理だったので、自分的に大ヒット!

衝撃のライスペーパー合わせ技

お肉焼いたのも食べたいねーということで、豚肉で何か美味しいのない?と聞いたら勧められたので、こちらを頼んで見ましたら…?

なんの変哲もないように見えるこちらの料理。豚肉も美味しかったのですが、注目したいのは奥の方!ライスペーパー!!

お分りいただけるかしら。これ、片面には厚めの蒸しライスペーパー、というか蒸し生地。ちょっと厚め。プルップル。その反対側にはパリッパリの、さっきの米記事を焼いたせんべい的なもの?!

えー?!両面に全く違う食感を合わせたライスペーパーというか、クラッカーというか?!これ美味しい!!(≧∇≦)

で、このダブルライスシートに豚肉を乗っけてるだけでもいいのですが、それをさらに野菜と一緒にライスペーパーで…。米、トリプルアレンジ(๑•̀‧̫•́๑)

最大のお目当て・鯖の丸蒸し

で、このお店に来たおめあてはこちら!鯖の丸蒸し!
鯖です鯖!!そこまで巨大じゃないのですが、丸蒸し。これがここの名物料理のようなんです。というか、私も他であまり見たことがなかった。多分見落としてるだけだったんだろうけど。

しかし白身魚の丸蒸しとかだとよくあるんですが、青魚かー。あげる、じゃなく、蒸し。さて、どんな感じかと思ったら…?

これがすっごい綺麗な味。え?これ鯖だよね?!(´⊙ω⊙`)

お店の方によると、鯖の身をむしったら野菜と一緒にライスペーパーで巻いてヌクマムかヌクチャムを付けていただきます。あら、鯖までこんな食べ方なのね。

で、添えられてたツルムラサキみたいなのも柔らかくて美味しかったんだけども、紫蘇もよく合う。よくベトナムの紫蘇は日本のものほど香りがなくて物足りない、と言われますが、足りないなら足りないで他の用途に使えばいいんであって、その使い方の一つが、これ。素晴らしいです。うまいです。

そして実は別にスープを頼もうかと思ったら、お店の方に「いやこれに結構スープがあるから頼まなくていいんじゃね?」と言われまして。確かに蒸し物には多少のスープがあるだろうけどそんなに?と思ってたところ…

うんまっ。
すんごい美味しい。鯖のお出汁が十分に出てるのに、どこか爽やか。レモングラスとかも使ってるのかな。爽やかな船場汁。青魚でもこんな綺麗なお出汁になるの?!

いえ、鯖節とかだったらわかるんですが、生魚から調理してこれ…ここにソーメンあったら迷わずぶち込む。そしてこのスープ、なんども救って飲みました。実に実に品が良く、実に実に旨味が深い!でも爽やか!鯖でこんなことになるのー?!

こりゃあ名物になるはずです。素晴らしい。蒸すというか、これ、もしかしたら軽く炊いてるのかな。これ自体も、これをライスペーパーに巻いて食べるという発想もどちらも素晴らしい。VIVA!ベトナム料理!

コムヘン

実はここの段階でデザートを食べたのですが、どうしてももう一品食べたくて追加。デザートを頼んだ後に(笑)

コムヘンです。コム=お米、ヘン=しじみ。最初に食べたおつまみ的なものをご飯に乗っけて食べるやつ。これ、美味しい。

一見シジミしか見えませんが、この下に野菜やご飯が入ってます。それをまぜまぜしてから食べるのですが、ちょっと器が小さかったので、手元に取ってから混ぜ混ぜ。そこに…?

外国人の点滴と言われるマムトム(エビの発酵調味料)をちょぴっとだけ加えてさらにまぜまぜするとさらに美味しい!!

これは結構塩辛いので、初めて食べる方は少しからで試して見てくださいね。そして確かに匂いは気になるかもしれませんが、これ、旨味の塊です。だってエビを発酵させてるんですよ?エビが含む旨味が凝縮されているわけです。そんなもんうまくないわけないじゃないですか。

大量に使うと匂いが気になると思います。ので少しずつ。旨味を料理に加える、という意識でぜひ試して見て。

さらにこれには別椀でスープがついてくるんですが、これがシジミを茹でた時のっぽいスープ。一番出しではなく、一旦茹でこぼした後に炊いた感のあるあっさりスープでこれだけを飲むと物足りないのですが…

どうぞこれを先ほどのご飯にかけて食べて見てください。びっくりするくらい美味しくなるから!スターフルーツの話と同じで、それ単体では大して美味しくなくても、組み合わせによってものすごく生きることって、人間関係でもありますよね。組み合わせ、大事。

もしコムヘンを頼まれたら櫃まぶしのようにですね、最初はご飯だけ、次はマムトムを混ぜて、その次はスープをかけて。幸せですよ(*´ω`)

ヨーグルトの違いには意味があった?!

さて、デザートはシンプルにチェーとかヨーグルトとか、ローカルの方にポピュラーなシンプルなものばかり。で、ヨーグルトを二種類頼んで見たんですが、これが面白かったんです。

瓶に入ってるものと、足つきの可愛い容器に盛られたおしゃれな感じのヨーグルト。なんだよ、なんか乗ってる黒いものがついてるかついていないかだけの違い?と思ったのですが…

どうも、様子が違う。瓶入りの方はまあチチヤスヨーグルト的な感じ。ちょっと甘くて順当に美味しい。

でも黒いものが乗ってる方。ちょっと見て見ていただきたいんですが、なんかこう、縁が見えません?

カップに入ってたヨーグルトをパコッとひっくり返して出したような。んまーっ、なんて色気がない、と思ったのですが…?

まずこの黒いの。これ、お米なんです。でも発酵させてて、コムルウと呼ばれる甘酒のような風味を持ったスイーツが南部の方にあるのですが、それに近い食後感。アルコールがとても強いわけじゃないけど、ホワッとくる。お口の中に。

で、この使われてるお米は外皮の部分がしっかりしてるので、ちょっとキュシリと噛み締めながら食べる感じ。繊維質たっぷりではあるけど、口に触るわけじゃなく、ちょっとした食感がある、くらいなのですが…

この発酵したお米を、瓶のヨーグルトと一緒に食べたら、あら不思議。全くその発酵した味わいが消されてしまう(・∀・;

確かに本来合わせてたヨーグルトはさっぱり系。ヨーグルトだけ食べるんだったら瓶入の方が美味しいかな?と思うのですが、このお米乗せを頼むんだったら。合わせてくれてるヨーグルトの方が断然良い。

普通、一つのお店でヨーグルトメニューをいくつか出すなら、同じものを使い回すんでしょうに…ちゃんとベストマッチのものを使われてるんだなぁ。当たり前に聞こえますが、この価格帯、この規模のお店ではなかなかできていないお店の方が多い気がしますよ?

大混雑なので気をつけて

さて今回はランチで伺ったのですが、もうギュウギュウの満員御礼!私たちが入った11:30くらいでもそこそこお客さんが入ってたのですが、オフィスのランチタイムともなるともうね。すごい。

店内自体そんなに広いわけではないこともありますが、それにしたってかなりギュウギュウ。なのでちょっと時間を外していくか、できるなら予約をしてった方が安心かもしれません。

小さな路地にある小さなお店だけど、ベトナム語のメニューしかないことからもわかるように、地元の方の厚い支持を受けているとお見受けできるこちらのお料理。

南部によくある甘みが強めのものとは違う味わいなので、ちょっと方向性の違う料理を食べたいな?と思った時は、お試しください。超おすすめです!

 


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お店情報

Do Do Quan
16 Luong Huu Khanh Q1
Time: 10:00 – 21:00 (日曜定休)
Spent: 110,000vnd/person

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