そんなにお腹減ってないけど、ちょっと食事はしときたいよなーという時(そういう時は食べんでよし、という選択肢はない)、ベトナムにはおかゆ、という選択肢があるな!
ベトナムのおかゆ
このブログでもなんども紹介しているので、ベトナムではおかゆというジャンルがとてもポピュラーであることは、すでにご存知かと思います。
また、日本でいう、病気や具合の悪い時に食べるおかゆとは違い、バリエーションと旨味に富んだ、美味しお食事の一つであることも伝わっているかと。
派手、ではありませんが、しっかり食事。
しかも今回に至っては、Ma Heo!
はいっ、なんでしたかね?Ma Heo。
何度かでてきてますよー、覚えてますかー?(なんで授業口調?
ほっぺ。豚さんのほっぺ。
頬肉というのは、すべからくうまい。牛頰肉のワイン煮とか、美味しいよね。魚だって牛のとこ、美味しい。豚のほっぺだって、美味しい(๑•̀‧̫•́๑)
というわけで、お腹はそんなに空いてなかったのだけど、なんかこう口寂しく、それを満たすための食事をしたいなーって時に、頼んでみました!
滋味 of 地味
マーッ、映えないわよw
時々ポリ袋に入れただけ、のところもありますが、ここは容器付なのでフィスその他、丼を持たない状況の時も大丈夫。
グレー。決して旨そうな見た目ではありません。
しかしこれが、内臓その他をじっくり煮込んだ結果の色だと知る人間には、たまらんのですよ!
豚頰肉は、頭蓋骨を砕いた部分とともにやってきたw
頬お肉だけじゃないんかい!ということなかれ。頭部の骨からは良い出汁が出るので、それも一緒に炊いた結果で、肉だけ削ぐのではなく、肉にこびりついてるやつに食らいついて食べるのをよしとする文化。
どうやって食ったらうまいかを、よく知る人たちの所業である(๑•̀‧̫•́๑)
日本人が苦手とするもやしも余熱と塩気でじんわりと。
余熱だけが生野菜をしんなりさせる手段にあらず。汁の中の塩気、旨味も、生野菜をシンナリ柔らかくしてくれる要素ですな。
面白かったのはこの調味料。
色から、辛いのかな?と思ったけど、チリ的な絡みは少なく、ヌクマムベース。オイルかな?と思ったけど、主にヌクマムベースの甘辛味で、レモングラスがいっぱい!
へえっ、こんな組み合わせがあったのか!
と感心しつつ、そのままだと出がらし感のある頰肉をつけて食べてみる。うまい。うまいが…
やはりそこはグラグラ茹でられた豚の肉。
すこし水分と穏やかさがほしいところ。
で!!
おかゆに戻すのです。
するとおかゆ内に滲んだ、本来自分が持ってた旨味をお米のとろみと共に纏って、あら美味しい!
見た目通り、味も地味ぃな感じではありますが、これは体にしみますなっ。しかし同時にお肉のエキス、お肉そのものが程よくあってくれるので、活力の元にすらなってくれる。
これは、良き。
肉だけの愉悦
で、おかゆにつけて食べるのもいいのですが、骨についてる部分をしがんで食べるような時には…
手で持って食べたほうが早いよねー(・∀・)
さっきのレモングラスたっぷりのタレを直接かけて食らいつく。おかゆという優しいアイテムを頼んだはずなのに、途端に野生化するちぇり僧。
がるるるるるる(・∀・)
というわけで、その行動から逆に気持ちも元気になるという行動療法。おかゆ、すごい(※効果には個人差があります
そして出がらしは、決して単体では料理として美味しいとは言えないけれど、でがらしの、骨に残った肉をかじりとる美味しさと楽しさを無駄にしないベトナムの食、好きだー(*´ω`)
⬆︎をクリックすると、ちぇりまっぷに飛べます。
詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Chao Long Ma Heo 375
@ Grab Food
にほんブログ村
👆ポチってもらえるととても励みになります!
コメント