当たり前ですが、ベトナム料理もいろいろで、地方によって名物もあれこれ。これはメコン川ツアーに行った人なら食べたことがあると思うんですが、ホーチミン市内でも食べられるんだ?!
そもそもあまり行かないエリアの奥の奥
ローカルのお友達にお誘いを受けて「行ってみよう!」って話に。
実はお隣は名の知れたバー。
お隣といっても、ヘムが違うので、一旦ヘムを出て隣のヘムに行き直さないといけませんが、この店の前を通ったことがある人は多いかも。
でもこの店に入った方はどうだろう?
だって…
うおおおおおっ、めっちゃ遠いw
車で降ろされる道沿いにあんなに大きく看板を出してるのに、そこから店までが、遠いwww ちょっとしたお散歩くらいの距離がある。
これは、入りにくい。ここに行く、と心に決めていかないと、通りがかりにちょっとのぞいてみようかな?って感じではない。
やっと、到着。
入り口にはカエルさんがお出迎え。ふふふ。
川沿いの、新しくはないけど素敵な内装
到着したらこんなところ。
あら、チャーミング(^・^)
お店に到着してもガーデンスペースがとても広くて、なんというか贅沢な造り。お隣のバーもかなり昔からあるようなので、こちらのお店もそうなのかなー。あまり新しい、という感じではなかったです。
店内は、リゾートホテルにあるレストランみたいな感じかな。こちらも新しい、とも言えないし、最新のデザインとも言えない。だがそれがベトナムらしくて良かったりもする。
キンキラのお店もシックにモダンなお店もいいけど、風情が、あるな。このちょっと芋っぽい感じがよかったりする。落ち着く、というか。
そして窓際のお席は、こんな感じ。
サイゴン川を間近に感じられます。
ご存知の通り、そんなに綺麗な川じゃないので昼間はあまりオススメしませんが(笑)、気温が上がったるこの時期でも夜はなかなか気持ち良い風が吹いてます。これは、良い。
広範囲なメニューがあるけど魚介系の方が得意?
もともと欧米系の人が多く住んでて、その他はそんなにいなかった頃からのお店だからか…
ベトナム語・中国語・フランス語・英語の順でメニューに書かれてます。
観光客さんとかも多かったんだろうな。
メニューの最初の穂に Banh Khot があってオススメそうだったので頼んでみよう。そして、おお!!!エレファントフィッシュがある!これ、メコン川ツアーでしか食べたことない!
あまり美味しくない屋台村みたいなところでは焼いてたりしたんだけど、味が全然イケてなかったんですよね。。。
タウナギ料理も結構ある!どっちかというと北のほうが盛んな食材な気がするので、ホーチミンではまだそんなに数をこなしてないな。。。
肉料理も一応あるけど、鶏肉を頼もうとしたら「あー、鶏はやめといた方が良いかも」って店の人から言われるなど(笑)
いや、正直なのはありがたいけど、それ、店の人が言うてええんか?(笑)
大きなお魚はグラム売りのことがあって重さの見当がつかず頼みにくい、と言う方がいらっしゃるかと思いますが、イカ料理や、すでに一皿のお値段がフィックスされてるメニューだと気が楽ですよね。
お鍋の種類も豊富だなー。
Lau=鍋、で、その次に続くのが食材とかスタイルの名称なんだけど、やっぱり海鮮系のものが多いようですね。
胃に優しいものがお好きな方は、おかゆも色々。こちらには流石にチキンや牛肉もあるけれど、自分としては、タウナギのおかゆって気になるなな。。。
そして、おおっ、揚州炒飯だ!こないだ、
こちらのお店⬆︎で見つけて騒いでたやつだ。なんだよ、やっぱり自分が気づいてなかったから目に入ってなかっただけか。きっとあっちこっちのお店にあるんだな(^^)ゞ
ってことで、お食事、行きましょー!
守備範囲の広いベトナム料理!
バインコット
ブンタウ名物と言われるこちら。市内でもバインセオの専門店やバインセオを置いてある店には大体あったりします。
理由は、生地が近いからかな。どちらの生地にもココナツミルクを使ってる。形状が違うと風味がこんなにも変わると言う好例。
に、しても、葉っぱの量がすげーなwww
そして葉っぱ、どれもとても綺麗。ベトナムの紫蘇は香りが弱いと言われますが、この日頂いたのはかなり香りがよかったな。
カラシ菜や紫蘇、その他の葉っぱ類と一緒に巻いて、タレをつけてガブリ。バインコット自体は結構な量の油で焼かれてるのでさっぱり、とは言えないのですが、こうして食べることでアッサリと。
味覚的にはそれでいいんだけど、油っこいものをぱくぱく食べれてしまうと言うのは良いのか悪いのかwww
揚げ春巻き
ちょっと肉っ気も欲しいねってことで頼んでみたら、あら美味しい。揚げ春巻きってお店によって本当にいろんなスタイルがあるので、あちこちで食べてみるの楽しいんですよね♪
ただご覧のポーションなので数が結構ある。余ったら持って帰るという手もあるけど、二人、とかの時にはお気をつけて(笑)
空芯菜のガーリック炒め
珍しくもないものですが…
先ほどのバインコットに添えられてたお野菜と同じく、炒められててもわかるこのフレッシュさよ…
Baby空芯菜ではないけれど、柔らかく風味が良い。もしかしてこの店、野菜が強い???
Nem Nuong ネムヌン
ベトナム料理の割と定番の部類に入るんじゃないかと思うんですが、意外と「これ何?」と聞かれることの多い一品。
中心の棒のような部分はサトウキビ。それに豚や魚のすり身を巻きつけて焼いたもの。これは海老のすり身。
サトウキビを使ってるからといって、別に甘みが甘みが素材に移るわけじゃなく、恐らくは焦げたり焼けおれないから使ってるんだと思われる。
ここのはもしかしたら炭火じゃなかったかもだけど、多くの場合は炭火で焼かれるため、巻きつけるものが燃えやすいと具合が良くないのでね。
そしてなんだこのブレブレの画像は。
これも葉っぱ、そして網状のボワボワした米原料のものも一緒に巻いていただくのが定番。ごめん、写真があかんくて。
お待ちかねエレファントフィッシュ!
がう(・∀・)
ちょっと怖い様子ですが、私、これを最初に見たとき感激したんですよね。だってこのプレゼン!!
調理した魚を縦にしてテーブルに登場させるって、ちょっと日本人にはない感覚じゃないですか?!しかもそれが映える!!
どーんヾ(@⌒▽⌒@)ノ
表面についてる白いものは鱗。鱗ごと揚げてサクサクに仕上げてるんです。
メコン川ツアーなら、扱いになれない客にモタモタさせないため、テーブル付きのスタッフさんが巻いてくれるのですが、今回は初めて自分で巻いたw
こちらは濡らしたライスペーパーに葉っぱ、その他の好きなお野菜を乗せてたっぷりとカリカリのお魚をプラス。
上手に巻くコツは、ちょっとライスペーパーを引っ張り目気味にきっちり巻くこと。そうすると食べるときにかじっても中の具材がボロボロとこぼれ落ちてこなくて良いです。
そして、美味しかった。
どの料理もこうやってお野菜をたっぷりとるから、満足感はあるんだけどヘヴィになりすぎないし、ベトナム料理の良さが実感できる食べ物ばかりだったな。
こんなときに良いかもしれない
街中には素敵な新しいお店がたくさんできてますが、なんというか、一周回ってこういうお店って「ベトナムらしい」という気もするのです。
そして備えたメニューは定番+α。
プラス、街中では得られない川沿いの風が気持ち良い、というこの環境。サイゴン川をこんな風に眺められながら、ティピカルなベトナム料理を楽しめる、となると…
意外と他に選択肢っは無いのでは。
お料理も、お店の雰囲気と同じで最新鋭ってわけじゃ無いようですが、それでも安定した美味しさを落ち着いて楽しめそう。ってことで…
まだホーチミンに来て日が浅い方をお連れするとか、そうそう、音楽がなかったから(この日だけかもしれませんが)割と落ち着いてゆっくりお話ができたの、よかった。
ベトナム料理だけど、そんなに高いお店ではなく、でもちょっと特別な雰囲気で人をおもてないししたい時とかもありかも。もちろん旅行者さんが来た時なんかにもいいと思うんだけど、今はまだそれは叶いそうに無いので時を待ちましょう。
ともあれ…こんなお店があったとは。
市内だけでも、まだまだ知らないお店があるもんだなぁ。。。
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Quan(Restaurant) 13
23 Nguyen U Di, Thao Dien, Q2
Time : 08:00 – 22:00
Spent : 300,000vnd / person
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