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【ベトナム料理】リンゴガイ🍎の肉詰め Oc Buu Nhoi Thit ~ 手間隙と愛がこめられた一品

ちぇりピク(料理)

Oc Buu Nhoi Thit の知名度今ひとつ?

ベトナム料理の中でも大好きな逸品で、ベトナム料理のスピリットをとても感じるおいしい料理。
 
物の本には『タニシ』なんて書いてあるもんだから、日本人には印象悪い。そもそもこいつはタニシの仲間ですらないと言うのに。


 
こいつの学名はリンゴガイ🍎
その名で紹介されてたら、もうちょいウケも良かっただろうに、これを頼むと長年ベトナムに暮らしてる方でも、

『食べたことなかった!』
『なんか怖い!』
『敢えて食べたことがない』

の声が続々。
無理強いをするつもりはありせんが…

作ったことがある人にはわかる手間ひま愛情

この料理は、まずとっても手がかかってる。

貝の中身を取り出し、豚ミンチと同様に叩き、混ぜ合わせたものを貝に戻す。その際、紐状にカットしたレモングラスをまず貝の中に渡し、そこに先程の肉生地を詰める。とても手間がかかっている。


 
レモングラスを使う理由の一つは調理時に、その香りをつけるため。そしてもう一つは、調理後の肉生地を取り出しやすくするためだ。
 
貝の中身を穿り出すのは大変だけど、貝殻と肉生地の間に咬まされたレモングラスの両端を引っ張ると、コロン♪と出てくる。食べやすい。


 
貝をほじくる手間もなく、わんぎゅわんぎゅと噛み締めると、あまり油気のない肉肉しい豚肉の旨味と、キョルキョルと愛嬌のある貝の食感が合わさり楽しい。


 
また旨味成分的にも、この二つの相性は最高。肉類と魚介類の合わせの妙もまた、ベトナム料理の特徴かと。

ともすると下品になりがちな組み合わせを、実に楚々と仕上げているのが、アオザイ美人を思わせる。その実、実に(良い意味で)したたかそうなところも。

ベトナム料理に見るホスピタリティと料理への愛

ベトナム料理は、それ自体に手間がかかっているものがとても多いが、その手間は、時に味のためだけにあらず。食べる人の食べやすさ、楽しさ、親しみやすさの為であることがよく見受けられる。
 
よく、ベトナムは日本のサービスに比べるとホスピタリティに欠ける、なんて話を聞くが、料理を見る限り私はそうは思わない。皿の上のおもてなしが半端ない。ローカルの屋台ですら感動に満ちた皿に出会えることが多い。
 
早くまたあの感動に沸き立つ日々を送りたいもんだ。10年食べても、まだ感動が尽きることがないベトナム料理。きっとまだまだ知らないものがありそうよなぁ♪
 
ちなみに写真は、ブログでも紹介してる、Nha Tu さんのデリバリー。昨日から再開しています。よろしかったら是非。

過去にこの料理を食べた記録のあるお店

2021年10月1日より交通規制が緩和されるようですが、現時点ですぐに飲食店の再開は見込めず、現状、お店がどういう状態にあるのか不明です。

以下にご紹介するお店は、過去に私が今回ご紹介した料理理を食べたことがある履歴であり、今後も以前と同じように再開されているか、レギュラーメニューとして提供されているかは不明ですので、お店に行かれようとする際には、必ずご確認の上で出向かれてください。


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