同じ通りのほんの少し離れたところにあったこちらのお店。ベトナム料理ですがお魚屋さん直営のお魚に特化した、なかなか得難いタイプのお店で、しかもグレードアップしてた!
同じ通りのちょっとずれた美味スポットに
以前の店舗も同じ通りにあったのですが、今は,
⬆︎の支店や韓国の焼肉屋さんが隣接するところに移動してます。以前の場所から数百メートルくらいかな。
Chang Khang Kung、好きなんですよねー。美味しい(*´ω`)
で、店内ですが、以前のところよりグレードアップしてる感。
こんな感じで全体の装飾にも凝ってるけど、個室仕様な感じのスペースもいくつも確保されていて、なかなか使い勝手が良さそう。
ベトナムチックですよねぇ。
観光客が多いエリアではないと思うんですが、若干、それを意識してのリニューアルだったんだと思われる。
今となっては大変ではあるけれど、そもそもジャンル的に珍しい上に美味しいお店だったので、それなりにお客は入っている様子。
私たちが使ったこの日、上の階はそうでもなかったけど、下の階にはお客さんが入っていたということでした。
ここ、もっと注目されてもいいんだけどなー。って、私もリニューアル後、今の今まで来てなかったから人のことは言えないんですが(^^)ゞ
メニューはちょっと絞り込まれてた感
メニューですが、以前の店舗にあった時よりは品数がかなり絞り込まれているようです。
まぁ以前の時も、メニューに数はあったけど、頼もうとしたら「品切れー」ってことが多かったから実質変わらないのかもしれないけどw
ここはサラダ、と言っても、魚介を使ってる和え物サラダ的なものが多いので、十分一品として期待してもらって良いと思います。
写真があるのでわかりやすいですね。クラゲのサラダがシグナチャーらしいですが、私的には、Goi Ca Maiという、生魚のサラダがオススメ。詳しくは後ほど。
魚の焼き物は、ローカルに比べると高い気もしますが、ローカルでは見ないお魚もあるのでお楽しみ。なかなか大きめのものを使うことが多いので、価格x重さが料金になることをお忘れなく。(言うてもしれてるけど)
ちょっとした一品はこんな感じで。
貝を使ったつくねのようなものとかイカの炒め物とか色々。
味付けは、基本あまり辛いものは少ないので、割りに多くの日本人の方に受け入れてもらいやすい味なんじゃないかなーと思います。
東南アジアの魚介類料理だと、諸々の意味を込めてスパイシーになることが多いのですが、ベトナムはその辺絶妙でいつも感心しますな。
バインコットやバインセオ「的な」ものもあります。確かバインセオは私はここのはあまり好まなかったのですが、バインコット「的な」ものは美味しかった!
上の写真にあるように、見た目はバインコットなのですが、食べてみるとちょっと違う?卵が多い?何はともあれ素朴で美味しかったのですヽ(・∀・)ノ
ちなみに今回は12人と言う大所帯で伺ったのですが、一人飯に来ても平気です。こんな風に麺料理がある。
視察に来て食べて、なんかおかずを持ち帰るとかdめおいいですね。
当然ですが、チャーハン類も充実。(ベトナム飯屋では当然と言って良いほど頼りになるアイテムです、チャーハン)
このお店のメニューが工夫されてるなと思ったのは、一通りのメニューを紹介した後で、「この店の人気ラインナップ」を1ページ割いて紹介していたこと。
一応いくつかのメニューに関しては写真もありましたが、載ってないものでよーわからん、と言う時はこのページのものをかいつまむといいと思います。
サラダ、揚げ春巻き、貝料理、魚料理、鶏、麺、イカ料理、ときたもんです。どれをピックアップしてもかぶることなく、いろんなバリエーションの料理が食べられる仕組み。優しいですねー。
ところでここ、お酒は今回ビールしか飲みませんでしたが、フルーツドリンクが結構充実している上に美味しいです。ご家族づれとかのお客さんも多いからか、そもそも飲まない人も多くいらっしゃるからか、下手したらお茶によってもいいくらい。
今回は食べてないけど、以前はBanh Flanが美味しかったなぁ。プリン。なんかお代わりしてまで食べてた記憶があるw
お食事!!
ネムチュア
まずはネムチュアがお通しとして出てきます。
これ、豚肉と米粉を使ったソーセージみたいなもので、ぐわばの葉とバナナの葉で包んで発酵させたもの。
なのでちょっと発酵臭や酸味があります。ゆえに、お店によって商品によって、かなり癖が違っているため、きついものに当たってしまうと「美味しくない」と思われてしまうこともしばしば。
ですが、このお店のものは穏やかで食べやすく、ネムチュアを苦手と言われてた人も、結構召し上がってらして嬉しかった(^・^)
やっぱりそれでも酸味はあるんですが、これは決して悪くなってるからの酸味ではないことを知ってておいてくださいませ(^・^)
生魚のサラダ
生魚、と言ってもお刺身みたいなのがゴーンと乗ってるわけじゃなく、ご覧のようにキビナゴのようなお魚がメインのサラダ。
食べた感じもキビナゴのようで、これをこんなに綺麗に数多くさばく手間と言ったら…( ꒪⌓꒪)
実に綺麗な味で小さいながらにキョルキョルとした食感が楽しく、人参、パパイヤ、キュウリなどの食感の良いお野菜の千切りのしゃくしゃくと合わせていただくと、実に美味しいベトナム風の海鮮サラダ。
中国の一部に、「魚生」と言ってお正月に白身魚の生を細く切って大量の野菜とワッサワッサ混ぜて食べるという料理がありますが、あれを由来にしてるのかなーと思ったり。魚の量はこっちの方が断然多いけど。
巨大巻貝のブラックペッパー炒め
タニシ、と日本人には言われることが多い、この Oc Nhoi または Oc Buou と呼ばれる貝。実際にはタニシとはちょっと別物。種類としてはリンゴガイといういう種なのだそうです。
一旦中身を出して豚肉と叩いたものをレモングラスと貝殻の中に詰め直して蒸した料理が有名ですが…
時々、レモングラスで蒸しただけのものもある。その場合、個体によって調理法によって、ちょっと臭いがきになることもあるんですね。
ですがここのはブラックペッパーソースで炒められているのでしっかり味=あわやかな臭いは気にならず、これも「苦手」と言われた方が美味しそうに召し上がってくれてて嬉しかった(^・^)
Geck Khoフィッシュは月光仮面のような顔?
そして何はともあれ外したくないのが、こちらのお魚っ。
Ca Tac Keと呼ばれるいかついお魚。この子、市場でも見かけないんだよなあ。英語名は、Gecko Fishと書いてある。月光フィッシュ…???(違います)
皮がとても硬くてヤスリのよう。でもその固い皮がしっかりその身を覆ってくれてるので、丸ごとの炭焼きにした時に、実に見事な蒸し焼きに( ・`ω・´)b
やっぱり顔、悪人顔だけどw、ほくほくとした身は日本人にもしっくりくると思われます。ちょっとスパイシーな味付けがあってなお、「あ、なんか知ってる」と思わせてくれる味。
ちなみに今回これが1尾400g前後。価格は、58k/100gだったので丸ごと一匹で千円くらいですかね。1尾を5〜6人でつついてました。
アンチョビチャーハン
アンチョビ、というと塩辛いアンチョビの缶詰を想起する方は多いと思いますが、ちび時代の片口鰯のことを指すだけでなく、ジャコみたいな小魚全般を指すこともありますね。ちょっと曖昧。
でここのも魚の種類までは特定できないのですが、まさにジャコ的な小さいお魚をカリカリに揚げたものがポイントのチャーハン。
それらは少し甘辛く味付けられていて、ほろほろチャーハンにカリカリ甘辛が合う合う!これもなんだか日本人的には「ホッとする味」だったりするから、ベトナム料理って不思議だなぁ。私たち、外国人なのに、ホッとする。
こんな感じでお魚づくし。お肉料理も多少はあるけど、せっかくだから思う存分、魚介料理をベトナムスタイルで楽しんでほしい。
どローカルのお店よりはちょっとお高めかもですが、いわゆる観光客向けのお店よりは明らかに断然かなりお安く、それでいてベトナムテイストも色恋店内。
いつもの「なんでもあるけど似たようなメニューばかり」なベトナム料理店ではなく、ちょっと変わった、それでいてホッとできる美味しいベトナムシーフード、を楽しみたいならこちらのお店が唯一無二かと。
改めて新店舗を紹介するのが遅れて大変恐縮でしたが、ぜひぜひお試しあれですよー(^・^)
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お店情報
Nha Hang Khoai
16 Le Quy Don Q1
Time : 07:00 – 22:00
Spent : 350,000vnd / person
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