フーコックは本当に料理の美味しいところが多い！
フーコックならではの海鮮はもちろんですが、フーコックで食べなくても良いと思うようなものまで結構美味しい！
Banh Mi Chao
ベトナムの軽食というかローカルご飯の定番に、Banh Mi Chaoというのがあります。ベトナムのって言ったけど、もしかしたら南部の方が盛んだったりするかしら？そんなこともない？
ちょっと他の地方で注意して見たことなかった。。。
Banh Miサンドイッチに使う見かけはフランスパン、中は綿菓子のように軽いベトナム特有のバゲットと、鉄板に卵やソーセージ、ミートボール、パテなどがあれこれ盛り合わせられたか、自分で組み合わせを選んだものが乗ってくる料理。
※上の写真は今回ご紹介しているお店のものではありません
ホーチミンではトマトソース系のものをよくみますが、もちろんソースもお店それぞれ。程よくジャンキー、でも良く見ればタンパク質も少々の動物性油脂も炭水化物も揃った、バランスの良い食事。
たっぷりの玉ねぎが一緒に炒められていたり、サラダがつくことも多いですしね。
とはいえそんなもん、わざわざフーコックに来てまで食べんでもいいやん、と思われますよね？でもここのが、比類なきBanh Mi Chaoだったら、どうでしょう？
地味な場所、知らなきゃ行かないヘム？の奥！
我が家が定宿にしているホテルから歩いて400mくらいかな。近くにあるんですが、まー地味なローション。移動中に見かけて。。。とかがあり得ない分かりにくいところにありますw
大通りからさらに降りたところにある、↓こちらのホテルまでは多分行き着けると思います。
２方向からこのホテルには行き着けるので、このホテルを左手に見て歩いた場合の行き方を記しておきますね。
La Verandaを左手に見てすぎたら、左に曲がる道が出てくるのでその２本目を左に。角にはマッサージ屋さんかな？下の写真のような建物があります。
これを月あたりまで行くと、その右手の角にオープンスペースのベトナム料理屋さん、�そしてちょっとした空き地みたいなのがあるのでそれを左に。
そうするとすぐ、その先にあるお店やホテルの看板が。
ちょっと安心しますが、これがねー、またなんかありそうには全然見えないのw
安いお宿みたいなのはありそうだけど、シーンとしてるし、目当てのカフェの看板も見えない、お店らしい雰囲気もない。
過去に一度、この辺を歩いたことがあります。
目的があって、ではなくなんとなく歩いてて「この先何もなさそうねー」と引き返した記憶。
まさかその奥に、こんなに好きになるお店があるとは思いもよらず。
なんだかよくある恋愛ドラマのような展開だ。
すぐ近くまで二人は近づいていたのに、まさかそこに互いがいるとはその時は知る由もなく。。。そして3年後のある日、みたいな。
上の写真のようにちょっとグリーンが濃くなってきた左手が見えて来たら、もう一息。頑張って突き当たりまで行く心づもりで足を進めると、そこがChao Cafe。
オープンスペースなので暑い時期はちょっときついかもですが（お前がな？）、朝の時間帯とかとってもいいかも。
まあ我が家は宿の朝ごはんが大好きなので、ちょっと早めの昼ごはんに行くのですが。
わちゃわちゃとしたデコレーション。
ミシン台を改造したテーブル、それに合わせた椅子。
リゾートっぽくもありベトナムっぽくもあり。
周りは欧米の方が多い雰囲気。バックパッキングに使えそうなお安めのお宿が多い様子。
メニュー
朝の07:30から開いてるだけあって、朝食的メニューが豊富。というか、それ以外はあまりない。
そうやって特化してるからこそかもなあ、という味にその後遭遇するのであった。
ドリンクは、コーヒーやフルーツジュース類、そしてビールがあります。
欧米人が多いからかな。
スムージーボウルなんてものもある。私とは相性良くないメニューなんだけどw
Kat
よく、わからにメニュー名。
でもこれGoogla Mapで写真見て気になってたやつだ。
ライ麦パンのスライスに、ディップが３種類。アヴォカドとパテとアーモンドバター！！
卵とか肉とか入らないけど、シンプルにトーストを、という時にちょっと目先の味が違ったディップが３種類。いいじゃないか。
ワカモレ、ほど薬味が強いわけじゃないが、ライムなどが加わり、爽やかなアヴォカドペースト。
そしてコックリとしつつ、レバー特有の内臓臭さみたいなのがあまりないパテ、そして…？
アーモンドバター！
アーモンドをゴリゴリ絞ったやつとか、ペーストになるまですりつぶした、ではなく、アーモンドプードルにちょっと油が滲む程度まで潰したやつ！！！
なんと、この手があったか！！
ほんのりと甘味はつけているものの、これ、ココナッツネクターシュガーで作ったらどんなに美味しいだろう！！
これはナイスなアイデアだ！
Chao Thit
Chao Thitと、わざわざいうのは、Chao Ca＝おさかなのプレートが別にあるから。でもまあまずは、肉プレートでしょってことで。
ふおおおおおおっ、豪華！
そして！！！この肉団子が！！！！
親指の先２つ分もないくらいの小粒ぶりなんですが、これがあなた、お口の中に入れたら、溶ける！！！
パンに乗せてちょっと崩したら、ペースト状になる。
そうだ、Banh Mi Xiu Maiってのはこんな感じだな。それにしてもものすごいホロトロ具合。
小さな小さなミートボールなのに、その完成度の高さで驚愕をもたらすですよ。え、すごい！
この日は半分こ、というか、Banh Mi Chaoの方はほとんど旦那さんが食べたので（私はさっきのKatにも感心しきりだったのでそっちをメインに食べた）どーーーしても全部自分で食べたくなり。。。
翌日再訪
宿から近かったこともあり、速攻再訪。
今度は一人１つずつ頼むぞ、Banh Mi Chao。
うん、やっぱり素晴らしいね。オーラが違う。
バンミーは温めたてのパリッパリ。なので鉄板の上で割りましょう。するとボロボロ落ちても料理に落としたクラスト、みたいになるからw
さあさあ例のミートボールをパンに挟んで食べますよっ。
はぁあ、ホロトロ。頼りないくらいのとろけ加減で、これは飲み物か？ってくらいなのですが、そこをしっかり支えるバンミーのお仕事ぶりったらないわね。
炒め玉ねぎがたっぷりなのもいい。茹ですぎてないブロッコリーが良い歯応えだ。プラス鉄板の上で焼かれて水分を飛ばされてるので味も凝縮されてて濃い。
パテも挟んじゃう。うまいなーっ。Katに添えられてたパテと同じで、肉、そしてパテとしての味わいは間違いなくあるのだけど、内臓臭さがなくて食べやすい。
でもミンチか？と言われたらちゃんとパテだし、これ美味しいなあ。
ソースはBBQソース的にも感じるが、醤油の支えもあり、ブラックペッパーがいい感じに聴いている。物だけ見ると西洋ジャンクにも見えるけど、しっかりアジアンな要素が味付けにあるので、なんだろうな、すごく馴染みがいい。
ホーチミンに多いトマトソースも美味しいが、なんだかこっちの方がしっくりくるぞ。
卵は半熟ながら、ギリギリ流れ出ないほどの仕上げになってて、最も黄身を濃厚に感じられる焼き方だああああっ。
うまい。うまいよ。
こんなに料理として高みに置かれたBanh Mi Chaoが他にあろうか、いやない！（いや、多分知らないだけでどっかにはあると思う）
フーコック、恐ろしい子っ。
こんなローカルフードまで、食べに行くべき一品レベルに押し上げるなんて！！！
外国人向けのお店なので
ホールを仕切ってたのは、両日ともベトナム人女性でしたが、どちらも「アメリカ帰り？」みたいな綺麗な発音の英語で、コミュニケーションも円滑。
プラス初日に、紹介した２品と、なんかもちょっとおかずになるもの頼むかなーとか思ってたら、
「多分これでお腹いっぱいになるわよっ、とりあえず２品だけにして、それでもまだたらい内容だったら頼む、ってことでどう？」という控えめなサジェスチョン。
ベトナムのお店でそういう提案を受けるのは珍しいことではないのだけど、ここは観光地じゃん。取れる時にちょっとでも取っといたらええやん。
ましてやベトナム、お持ち帰り文化があのだから、全く無駄にさせるってわけでもなし、持ち帰らしてあげたら客もなんぞ損をするわけじゃなし、お店も儲かるのに。
誠実。
そして愛想も良い。テキパキしてて気持ちも良い。
そして料理、美味しい。
ここ、名店じゃね？
ローカル料理の、特にそんなに突飛でもないものに、こんなにテンションあげたの久しぶりですわ。や、美味しかった。
フーコック名物ではないけれど、もし朝食のついてない宿に泊まってたりするなら是非ともこちらも候補に！！良いお店だと思います！
夕ご飯の時間帯はもうやってないから気をつけてーヽ(・∀・)ﾉ
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Chao Cafe
118/1/1 Tran Hung Dao, Phu Quoc
Time:07:30 – 18:00
Spent: 150,000vnd / person
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