言わずと知れた、ベジタリアンの老舗かつ、一線でずっと人気を保ってるこちらのお店のThao Dien店。久しぶりに来て見ましたよ!
あれ?こんなカフェスペースあったっけ?
行ったことある人も多いと思うこちらのお店。
どの店舗も、味も安定していて信頼しかないですよね(-人-)
今回のThao Dienの店舗は、ちょっとお店の構造が変わってて、屋外スペースを挟んで2箇所入り口が。今回入った反対側は、Spicr Bistro、というお店の入り口になっていて、
逆側はこちら。
考えて見たら、いつもSpice Bistroから入ってた気がするな。だからこちらがずっとこんなだったのかわからないんだけど素敵だな。
と思ってステップインしたらさらに素敵だった!
中庭的スペースがあって、まずはカフェが。
え、このカフェ知らなかった。
ウェイティングバー的な使い方もできるし、もちろんカフェそのものとしても。実際、待ち合わせする予定だった友人が早めに来て打ち合わせしてました。確かにお仕事スペースとしてもありだな。
そして人に聞くと、こちらのコーヒー美味しんですってね。今度はカフェを楽しみに来よう。
昼間はまたちょっと雰囲気違うんだろうけど、バー見たいな雰囲気だな(笑)
こちらの店舗だけじゃなく、humさん、どの店舗も素敵だなあ。その素敵さを、もう10年以上前から打ち出してるのってすごくないです?
こちらの店舗はグループの中でも一番新しいですが、最初の店舗は10年以上。すごいことだなあ。
半屋外スペースと屋外スペースと
お店のスペースは、半屋外か屋外スペース。週末のディナータイムは予約をした方が無難かも。
この時期こう言うオープンスペースは安心感もあるのか、お子さんがいても自由にさせてあげやすいのか、かなり盛況でした♪
でもスペーシングもゆったりだし、切迫感がないのがいいね。
テーブルセッティングはベトナムの焼きものと素朴な素材を使っててホッコリ。
地味ですが、「らしい」演出でいいですよね。
メニュー!
メニューがかなり見やすくなってました!基本路線も変えてないようでちょっと安心。
こちいらのお店に来たら外せない料理がいくつかあって、それがなくなったら相当に寂しいので一安心(^・^)
ベジタリアンのお店だと、お酒を置いてないケースもありますが(酵母が動物とみなされるケースがあるようです。ええ…。。。)こちらはそこまでガチガチじゃないのも嬉しい。
ビールもありますが、ご覧のようにローカルワインもあるようです。
ちなみにTeTeさんの生ビールがあります。
「ちぇりさん、この国で生ビールを頼むなんて!」と、言われることがしばしばありますが、国、じゃないです。店、によります。
確かにサーバーの手入れが杜撰で雑巾の匂いがするような不届き店もありますが、私はこちらのお店でその経験をしたことはないかな。今回も美味しかったです♪
ベジタリアン店、その野菜に施した技法が見ものですが、シンプルなサラダも他所とは違う工夫や組み合わせがされてて面白いので、そこも楽しみどころ。
麺料理なんかもあったりするので、少人数、または一人でサクッと、と言うのもアリかと。
ご飯ものはいつもこの二つで迷う。
どっちも美味しいんだよなあ。
鍋物はそういえばまだトライしたことないな。
今度トライしてみよう。
端折って紹介してもこの振り幅。
メニュー、見るだけでも楽しいですよ!
お食事スタート
とういわけで、結局ビールは飲んだのですが、人を待ってる間はデトックスウォーターなど飲んで見た。
これ、こっちの体をデトックスするというよりは、水に入れてる果物やハーブから滲み出たものがデトックスされてるって意味でのデトックスウォーター???🙄
別にこのお店だからってわけじゃなくて、デトッックスウォーターってそういうものだよね。まあ喉が渇いてたから良し。ごくごく。
で、絶対外せないのがこちら!マッシュルームのNem!
ベトナムを代表する料理位の一つでもあるNemを肉なしで!ってか…
皮が変わってたかも。
これはこれで惜しい。そして動物性タンパク質が一切使われていないなんて思えないほどの食べ応え。味も食感も。良いぞー♪
これ「でも」いい、じゃなくてこれ「が」食べたいこと、しょっちゅうあるわ。
カットされたNemとブンを手元の器にとって、タレをかけてガスガス混ぜて食べるも良し、このNEMだけを食べるも良し。
その後たくさん料理が控えてる時はブンは控えめに食べるのが吉w
そしいてレンコンチップス。
ごま塩がかかってて美味しい。ただし結構な量があるので、一人の時に頼むとちょっと持て余すかも(笑)
でもビールのお供にはもってこい!
カリッカリにクリスピーで美味しいです!
そしてこちらのクリスタルサラダ!
これ頼んだことがなかったので「何使ってるの?」と聞いたらアロエがメインらしい。
クラッカーに添えていただくのがベトナム流。面倒だから最初の1口以外はそのまま食べてたけどw
で、確かにアロエベラ、使われてる!アロエはトゥロンとしてて噛むとちょっと粘り気が出て来て繊維質もザクザク。南国だなあ、と思うわけですが…
ん?そのほかにものっすごバリッバリとしたクリスピーな食感が?
あっ、これ海水晶だ!
上の写真、右のほうにピロっと春雨みたいに溢れかけてる筋、あるじゃなですか?これが海水晶!
海草から作られた食材で、見た目春雨で味はほとんどなのだけど、バリッバリと歯切れの良いい食感が特徴で、すごいアクセントになるんだよね。日本語検索したらすぐ出てきます。
私も日本で出張料理する時は、こいつを生春巻きによく使ってました。でもベトナムではあまり見かけたことがなかったから、日本の商品なんだろうなーって思ってたんだけど、ベトナムで初めて遭遇した!
絶対相性良いいと思うんだよね。味的んもニュートラルだから使い道、広いだろうし♪
こちらはお豆腐のカレーソース。ちょっとタイ的要素がレシピに位取り入れられてるのも特徴の一つ。
カレーはスパイシーだって書いてあったけど、辛い、と言う意味射手のスパイシーではなかったような。お子さんでも食べられるくらいのマイルドなカレーソースだったと思われます。
とか言って、食べられないお子さんがいたらごめんなさいw
こちらはパッタイ。
Pho Xaoではなく、ちゃんとパッタイ。麺がむっちょらむっちょらしてて口内に吸い付くような食感が楽しい♪
味はお醤油系で日本人にもとても馴染みやすい味。お肉の代用はお揚げさんで。
そしてもう一品、食べたことがない麺料理があったので頼んでみた。というか、パッタイかこちら、と言うつもりだったのだけど、両方オーダーしてしまった😅
タピオカを練り込んでる乾麺を使ったもののようで、こちらはこちらでまた独特の食感。ヌクチャム的な調味料をまぜまぜしていただきます。美味しい。
量が少なめに見えるけど、お野菜がたっぷりなので結構ボリューミーに感じます。
生姜のお茶でブレイクを挟み…?(ブレイクを挟む…?)
天ぷらー!
これもここの名物の一つ。ですが、かなりの量があるので、これも一人とか二人の時はお気をつけあれw
ですが、とっても美味しいです!
衣はてんぷらというよりフリッター系ですが、この手の揚げ物が「蒸し料理である」ということをちゃんと認識されてる方のお料理。
だから各々のお野菜の味がしっかり閉じ込められていて、噛むと衣の中から蒸気とともに、ふわっと風味が上がってくる!
一つ、このお芋でもたけのこでもない、味的にはニュートラルだけど予想のつかない野菜があってなんだろう?と思ってたらら…?
SAKE、というフルーツのような野菜のようなあ緑の包まれた植物の実があるんですって!これは知らなかった!
SAKEだけで検索すると「酒」が出て来ますがあ、SAKE Vietnamで検索すると出て来ます。外側の見た目は小さなジャックフルーツみいたいな?中身は全然違うけど…
でも若いジャックフルーツもこんな感じで、あまり味の主張をせず、繊維質が加熱でいい具合にほっこりさせた料理があるな。
今回のこのSAKEって食材は、そんなに味も主張があるわけじゃないし、食感が飛び抜けて個性的と言うものではないので「ぜひ食べて!」とは言いませんが、そつなく食べられるし、新しい食材を知っておきたいという人には経験値になりますよ!(๑•̀ㅂ•́)و✧(そんな人、どれだけいるよ…)
ちなみにこの天ぷらが乗ってる器、タロイモをシュレッドしたもので作られてるので、こいつ、バリバリ食べられちゃいますwww
結構お腹がいっぱいだったのでちょっとしか食べなかったけど、お腹減ってるときは、ぜひ器ごとwww
ちなみにこの天ぷらには柔らかい甘辛醤油のようなタレがついて来て、それも悪くはなかったのですが、とにかくお野菜の味が際立ってるので、塩、もらいました。
そしたらミル入りのピンクソルト持って来てくれて、これがまたとても良く合ってた。
そして今回のコメものは、パイナップルフライドライス。
安定の美味しさ!
やっぱり素晴らしい!
というわけで、相当久しぶりだったにも関わらず、期待を上回るクオリティ、さすがとしか言いようがない。
これを10年位以上つづけられているところがまた、凄まじい。アレルギーなどの質問をオーダー時にしてくれるところも変わってない、市内の中でもその気遣いをできるお店としては、ホテルを除くと、相当「走り」の部類に入るのではなかっただろうか。
変革著しいホーチミンの飲食店シーンにあって、第一線を守りつつ、これだけ周りの状況がどんどん進化していく中で「素晴らしい!」を保てるとうのは…
ただ、質を維持位するだけでは足りないですよね。相当な向上をさせていないと、「変わらないな」とは感じさせてもらえないはず。本当にすばらしい。
そしてホーチミンのベジタリアン料理文化は、他国と一線を画すものがあります。その料理の技術の高さに、そもそものレシピの発想や技巧の数々。
今回、「ベジタリアン、興味なくて食べたことなかったんですよね」という方が一人ゲストにいたのですが、そんな方でもすっかり満足される内容でした。
もちろん、これがずっと、となると話は別でしょうが(笑)、「野菜だけなんてものたりない」。そんなイメージをお持ちの方には、ぜひ一度試してみてほしい。
ホーチミンベジタリアン文化は、すごいぞ?
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
hum Vegetarian Restaurant Thao Dien
32 Duong So10, Thao Dien Q2
Time: 10:00 – 22:00(月曜定休)
Spent: 600,000vnd / person(食べすぎです)
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