ホーチミンのベジタリアンを語るときに欠かせない店
3区の店舗、って言い方したけど、むしろこっちが本店か(^^;
うん、ナチュラルな感じ、素敵ね…。
涼しい席を確保したいなら予約して行く方が得策かもですね(^^;
メニュー
お料理!
久々に行ったら更に素敵に!2階席は特におすすめ!
久しぶりに行ったら店舗もちょっと変わってたし、初めてお二階の席を使ってめっちゃよかったのー!まず…
そして2階のお部屋に案内してもらたのですが…
下の写真の外庭的テラス席をとって上のお部屋に入ります。
上にかかってる黒い粉は、黒ごま塩。パウダー状に挽いてくれてるのでからみやすいし風味が良い!
ちょっと干してるのかな?って思うくらいですが、みずみずしいしなあ。きっと素材選びが良いののですね。
パッションフルーツの鍋ですって?!⬅︎NEW!
更なるリニューアル
戦争証跡博物館が近くにあって、観光客でワサつくエリア、だからこそなのかもですが、入り口から入るとすぐに、この狭い路地をわざわざ作り、お店への心理的なパーテイションを作ってるのは流石の演出。
そしてこの戸建ての様子は以前お伝えした通りですが、
少し、内装をリニューアルしてる感じですね。
南国以外から来られた方には珍しいココナツもふんだんに。これ、何気なく見えるけれども、日本人の私からみると、本当に豊かな光景だなーと。
カラフルなたくさんの布を空気の流れにそよがせてるのですが、それは店内全体に施されている演出で、私たちが今回お邪魔した一角は、以下のような雰囲気。
や、素敵。
これだけの色を使っているのに、落ち着いた空気感を醸すって、どうやってるのか。
メニューがリニューアル
メニューがとてもチャーミングになってたし、内容も少し変わってたので、ギャラリー的に何枚か置いておきますね。
メニュー数もなんだかとっても増えた気がします。
お隣にできてる、
との連携もあって、レシピが増えたのかも知れませんね。
はいこれ↓。
以前も強く推しましたが、多くの方が絶賛する、ベジタリアンのNEM(揚げ春巻き的なもの)。ほんっと美味しいし、これが肉を使っていないベジタリアン料理だということを忘れてしまうほどの充実感。美味しい。
いちじくなんて、常夏の国でもシーズナルなものだと思ってたけど、最近は安定供給ができるんですかね。
Kho Quet という蒸し野菜を甘辛いタレにつけて食べる、私他ベトナム式のバーニャカウダだと言ってる料理は、ベジタリアン料理だからという話じゃなく、日頃からアラカルトを置いてるお店によくある一品。
まあタレの部分に豚肉の脂とエビを使うことが結構あるので、ベジタリアンではそこを変えてるのだと思うけど。
そしてこちらも外せない。
蓮の葉で包み込んだ、蓮の実入りのご飯。とてもベトナムらしい上に、ほんっとうに美味しいです、これ。
ここ夏シェルに入ったキノコの饗宴は、確かココナツミルクカレー的な味わいだったかと。
そしてこちらのお店、鍋も種類あるんですよね。
アラカルトが楽しすぎて、そういえばこちらで鍋を頼んだことがなかった。
などという話をしてたら…
↑パッションフルーツ鍋、だって…???
「え、なんですかそれ?」
「どういうこと?気になる。頼んでみません?」
とのお友達の反応。
こういうところでの好奇心基準が近い人とのお食事は、本当に楽しい(*´꒳`*)
Lau Chanh Day
いや本当にストレートなネーミング。
パッションフルーツ鍋。
何よそれ😅
トマトやパイナップルを、出汁に酸味と甘みを加えるために入れてる鍋はとてもポピュラーですが、それでも驚いたよね。美味しいのですが、パイナップルを鍋出汁に使うなんて発想は自分にはなかったのに…
パッションフルーツ????
うっわ、かわいい!
アワビダケ、かな。一般的に見る白いのと、なんかうっすらピンクのがある!そんなの初めて見た!
そして強力そうな固形燃料w
ジェル燃料か。これも初めて見るタイプだな。
ってか、お鍋からはすっごいパッションフルーツの香り!!!
中に浮いてる四角いのは何???と聞いたらジェリー、と言ってたので最初、コラーゲンジェルかと思ってたけど、こんにゃくでしたヽ(・∀・)ノ
ってか、何度見ても、かわいい。
何このきのこ。
そして具材はそのアワビダケとウォータークレソン?がメインの葉っぱ類数種類。
このクルクル巻いたワラビみたいな山菜?気になるヽ(・∀・)ノ
ってか、見て。
可愛くない?!
鍋に可愛いって表現使うのもどうかと思うが、可愛いっ(笑)
まずはきのこ類だけをよく炊きます。
パッションフルーツの香りがより強くテーブル周りい溢れて、なんだか不思議な感覚。
そして果肉成分がアク的に寄るのを見て、なんとなく、みかん果汁を温めて飲むときのことを思い出すなど。ちなみにアク的に見えても取り除く必要はないので放置。
ここから葉っぱ類を入れて、軽く煮たったら出来上がり。
葉っぱ、山ほどあるように見えるけど、お出汁で炊いたらペチョーンってなるんだよね(笑)
で、お味なんですが…
えっ、すっごいパッションフルーツ!!!
なんだけど、不思議とキノコのお出汁ともちゃんと手を繋いでる。分離してない。
パッションフルーツ「と」お出汁、になるかと思ったのだけど、ちゃーんと渾然一体になってる。そしてなんだか…しっくりくる…???
いや、日本でパッションフルーツとか食べたことなかったし、しっくりくるってどういうことよ?って思ったのですが、お友達のご意見によると…
「これ、鍋のお出汁にポン酢をれてる感じじゃないです?」
と。
おお!!なるほど!!その感覚で行くと、なんだか知ってる味のように感じたり、しっくりくるのも納得だ!美味しい!!そして、
このワラビみたいな子。なんか生の時はとても硬そうに見えたから少しだけ入れて様子を見たのですが、煮てもそんなに柔らかくならない…けど、シャックシャックと歯切れが良く、噛む内にちょっとトロミが出て、おおっ、山菜によくあるやつだ!
味は特にクセがなく、アクも苦味も感じないので、むしろ食べやすく、食感だけが小気味よい。何これ、美味しい!
ベトナムの鍋のために添えられた米麺は、通常、手元の椀に取ってそこにスープを注ぐだけで食べられるのですが、この鍋に添えられた麺は、多分紫米を一部足したものでほんのりピンク。
輪郭をはっきりさせるせいか、少し硬めに仕上げていた様子。ひと椀ごとに丸めてくれてるので、それをお玉に乗せ、鍋の中に散ってしまわないよう、お玉の上でスープに馴染ませ、そのままお椀に。
多分、お手隙の時ならお店の方がやってくれます。ってか、やってくれました。
そしてこの米麺がチルチルとお口に滑り込んできて美味しかった。パッションフルーツは相変わらず香り高く弾けてるんですが、素直に受け入れられる味。不思議やーw
ってか、パッションフルーツでポン酢、作るか?(それはすでにポン酢とは言わないのでは??)
その他も美味しいものがいっぱい
そして定番のこちらのNEMも頼みましたよ。相変わらず、美味しい。
セントラルキッチンでもあるんか?ってくらいの安定度。
うまい。うっかりここがベジタリアンであることを忘れる味だ。これ、キノコを適当に何種類も混ぜればいいってもんでもないから(家でやってみたけどここまで美味しくなかったw)やっぱり珠玉。
そして定番のこちらのご飯。
改めて今回みんなとしみじみ食べたんだけど…
初めて食べる方もいたので、自分もリセットして新鮮な気持ちで挑んでみたら、やっぱり素晴らしいバランスだわよね、このご飯。
そしてプレゼン。美しいしベトナムらしいし、旅行者さんはぜひ頼んでほしい逸品。蓮の実もゴロゴロ入ってるし。
こちらは訳すとヨモギを使った卵巻きのようだったのですが、ヨモギの香りはそこまで強くなく、食べた感じは鶏や白身のすり身のようでもあり、でもここはベジタリアンだから肉のすり身は使ってないはず???あれ???となる美味しさw
ほんっと、ベトナムのベジタリアン技術、どうなってるの?
多分お豆腐に何かしらの工夫をして味付けに技巧を凝らしてるのだと思うけど、これ、何も言われずに出されて「うっわ、野菜!」って思う人、少ないんじゃないかしら??
そしてどれも、ベジタリアンにしては美味しい、ベジタリアンもノンベジタリアンも区別ない中で、独立して非常に美味しい。
やっぱりこのレストランは驚異的だ。
多分日本人が思うベジタリアンの概念を、根っこから覆してくれるお店。
他にもベジタリアンレストランは数多あるホーチミンですが、幅の広さと各レシピの緻密さ、そしていつ行っても美味しくいただける安定度など、総合的に見るとこちらが圧倒的ですな。
何度行っても美味しいし、なんなら何度も行ってるのに新しい発見があるお店。本当に素晴らしい!
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Wi-F ID:Hum Vegegtarian / Pass: lovevietnam
※Wi-FiのIDやPassはお店の都合により変更されてることがあります
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