一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【Ho Chi Minh】何度行っても感動があるホーチミンのベジタリアンで一番信頼するお店でパッションフルーツ鍋を食べた?! ~ hum Vegetariian Restaurant

ベトナム料理:カジュアル

ホーチミンのベジタリアンを語るときに欠かせない店

2016年9月

3区の店舗、って言い方したけど、むしろこっちが本店か(^^;

2区のhumさんはこちら。
ベジタリアンなんだけど味にボリュームがあるレシピで満足感は充分にある、という、嬉しいお店(^・^)
いやま、そういう時には自制しろよって話ですが(。-_-。)
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昔あった1区のお店も素敵だけど(2023年現在閉店)、こちらのナチュラルな感じも素敵ね♪
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2階席は割と涼しいらしいのですが、この日はほぼ満席でもう1階席しか空いていない、と。そして一階席は。。。エアコンが無い(・∀・; 

うん、ナチュラルな感じ、素敵ね…。
涼しい席を確保したいなら予約して行く方が得策かもですね(^^;

(2023年1月時点、1階にも涼しい屋内席ができています)

メニュー

さすがに観光客も多いからかメニューは写真入り。
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ちょっと説明多いけど、それがこの店のこだわりっていうか、ベジタリアン料理なんてキッチリ説明してもらわないと、どんな物をどんな風に調理してるかわかんないもんね(^^;
 
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でもここのベジタリアンが嬉しい所は、ゴリゴリのヴィーガンではない所。
あまりに絞られると、食べ慣れない側にはちょっと辛いですもんね。こっちはゴリゴリのヴィーガンじゃないから。。。
追記:メニュー、一新されててもっと写真が多く魅力的になってました。この記事の下の方、2023年12月更新分をご覧ください

お料理!

チーズプレートなんてモノもある。
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素晴らしく美味しいドライのバナナとパイナップルとか薄切りにしたリンゴとかチーズにとても相性の良いフルーツも色々添えられてて、チーズの温度も良い感じだし、こりゃまワインを飲まずにはいられませんわな(*´艸`*)
(2023年1月現在はチーズプラッターは無くなったようです)
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面白かったのは突き出し的に出てた小皿。生姜やグリーンチリのピクルスは東南アジアでは珍しくないけど、左のやつ!レモングラス!
若いレモングラスの根から遠い部分は繊維に垂直に刃を入れる小口切りや微塵切りにすれば生でも食べられる、というのは知ってて家でも実践してたけど、そうかピクルスにすると言う手があったか!
まぁ大量に食べる物じゃないけど、焼き魚のハジカミ的に使うのも良いし、炒め物やらサラダに散らして風味を添えるにはいいですねぇ。
これ、フレッシュなまま放置しとくと水分が飛んで固くなる一方だけど、ピクルスで水分の中につけておいたら日持ちも良いし。なるほどなー。
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チーズプレートにはレンコンチップスなんかも添えられていて、これが意外にジャンクな味(笑)
チップスにした後、洋物のポテチなんかによくあるチェダーチーズパウダーガッツリかけました、みたいな味わい。でも野菜だもんなっ。乳製品も良しとしてる店だからチーズもオッケーだしなっ(笑)
ってか、チーズプレートだからそういう味付けにしてくれたのかしら?シャレたベジタリアン、なんて言う言い回し聞くと、ほら、そこの男性陣、全く興味を失くしてたと思われますけど、意外にビールのアテになるもん、ありますぜw
クリスタルナンチャラってメニューがあって何じゃらほい、と思って頼んだら、クラゲ…??
いや、あれも一応、存在の殆どが水とはいえ動物だから、この店では御法度よな。でもこの透明のちゅるちゅるしたものはなに?と思ったら、アロエ。へーっ、なるほどね!
日本でも沖縄では食べるかもだけど、他じゃ殆ど食べる機会が無いものなぁ。かなり無味な感じで、味わいと言えば和えてあるタレの味。その他の野菜の中になんかチュルンとしたもんがあるな、程度ですが、経験値としては面白いかも。
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上の写真右は、humさんに行ったら必ずと言って良い程頼む、キノコのカレー。味的に想起させられるのはプーパッポン。ココナツベースの柔らかな甘みのあるホンワリカレーに各種キノコがゴロゴロと。
その食感と旨味がアクセントになって、優しいカレー料理となってます。これホントに美味しい。なんだったら食べるのが面倒くさいカニが入ってるプーパッポンよりいいかもしれない(暴言)。
ベトナムのキノコってサイズも大きいし旨味も濃いし、こんな風に活用すると、お肉とか使わなくても満足感のある料理がすぐにできるからいいよねー。まぁカロリー調整したつもりで、量をガッツリ食べたら意味ないんだけど(笑)
タイやインドネシアなんかでは割と見かけるパイナップル炒飯もあります♪ベトナムにもないことはないんだろうけど、ベトナム料理のお店の炒飯は土鍋に入ってたり蓮の葉にくるまれてたりしてる事が多いので、このプレゼンがあるお店は貴重。
(その後、現在2023年1月までに、結構色んなお店でも見られるようになりました)
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珍しい食材を使ってる訳じゃないけど、日本では中々しない提供の仕方だし、旅行で来られたお客さんとかにお勧めすると喜ばれる事が多いです(^・^) そしてどのお店でも見つけたら頼んでしまう、Kho Quet=コークエット。
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このブログでは何度も出て来てるからご存知の方も多いと思いますが、蒸し野菜の甘辛ダレつけ。ベトナム式バーニャカウダと、私が勝手に呼んでるヤツ。
今回のお店のには、白ナスが入ってました♪ これがギョルギョルした食感で美味しいんだよね♪勿論その他の資格マメやら葉物野菜も美味しかったけど(^・^)
ワインの安いラインナップが出はからってて、そこそこなお値段のものしかなかったけど、まぁ管理とかはしっかりしてるし、それなりに楽しめます。
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ってかまぁ、やっぱりここ雰囲気良いし、料理自体が安定して美味しいわな。ベジタリアン、とこちらを気負わせず、そして落胆もさせずさらっとワザを光らせてるって感じでしょうか。特にベジタリアンを意識せず、普段使いのリストに入れておきたい安心の一店だと思います(^・^)

久々に行ったら更に素敵に!2階席は特におすすめ!

7年ぶりのレビュー(・∀・;
久しぶりに行ったら店舗もちょっと変わってたし、初めてお二階の席を使ってめっちゃよかったのー!まず…
敷地内に入ってすぐがこれだもの。
お連れした方から「わあ!」っと歓声が上がること必至。
そして2階のお部屋に案内してもらたのですが…
これがまた素敵なのですよ。
下の写真の外庭的テラス席をとって上のお部屋に入ります。
ちょととお客様いたのでゆっくり写真を撮れなかったのですが、それもまたみなさんのお楽しみ余地として、是非楽しみに行って見てほしい。
隠れ家カフェにあるサプライズ感のレストラン・ゴージャス版的な。
デトックスウォーターも各種あって色々頼んだんですが、食に詳しい方が、これらの組み合わせは非常に正しく、各種、明確な効能を目指したものだと言われてたのが印象的。
あと生春巻き的なもの。
美しいな。このレストランは本当に以前からどの店舗でもどのタイミングでも料理の品質が高いところで保持されていて素晴らしい。
各種いろんなベジタリアンレストランをご紹介してますが、このお店をお外して語ることはできませんなあ。
ところでどの店舗に行っても、絶対にオーダーするのがこの揚げ春巻き。肉は一切使ってないのに、こんなに充実した味になるの?!という、これまで食べてもらって歓声が上がらなかったことがない一品。
ブン、という米麺と野菜がついてくるので、小椀にとりわけ、ヌクチャムというタレをかけて食べます。この揚げ春巻きだけを食べてもいいのですが、麺量として食べることができるのも魅力。

あとこれも頼むなあ。レンコンチップ。
上にかかってる黒い粉は、黒ごま塩。パウダー状に挽いてくれてるのでからみやすいし風味が良い!

このしめじは物凄い繊維感。
ちょっと干してるのかな?って思うくらいですが、みずみずしいしなあ。きっと素材選びが良いののですね。
他にも数品頼んだのですが、どれも美味しかったし、非常に見目も美しい。なんならご招待ごとに使って間違いのないお店。
2区の店舗の方が大きくて華やかかもしれませんが、この3区の老舗も味があって、良い。なにより10年以上続いておられるという事実が素晴らしい。しかもずっと品質を落とさず。
ベジタリアンがお好きな方は、絶対行っておいた方が良いお店。さらに素敵になったことが確認できたので改めてのお知らせでした!

パッションフルーツの鍋ですって?!⬅︎NEW!

2023年12月

更なるリニューアル

戦争証跡博物館が近くにあって、観光客でワサつくエリア、だからこそなのかもですが、入り口から入るとすぐに、この狭い路地をわざわざ作り、お店への心理的なパーテイションを作ってるのは流石の演出。

そしてこの戸建ての様子は以前お伝えした通りですが、

少し、内装をリニューアルしてる感じですね。
南国以外から来られた方には珍しいココナツもふんだんに。これ、何気なく見えるけれども、日本人の私からみると、本当に豊かな光景だなーと。

カラフルなたくさんの布を空気の流れにそよがせてるのですが、それは店内全体に施されている演出で、私たちが今回お邪魔した一角は、以下のような雰囲気。

や、素敵。
これだけの色を使っているのに、落ち着いた空気感を醸すって、どうやってるのか。

メニューがリニューアル

メニューがとてもチャーミングになってたし、内容も少し変わってたので、ギャラリー的に何枚か置いておきますね。

メニュー数もなんだかとっても増えた気がします。
お隣にできてる、

との連携もあって、レシピが増えたのかも知れませんね。

はいこれ↓。
以前も強く推しましたが、多くの方が絶賛する、ベジタリアンのNEM(揚げ春巻き的なもの)。ほんっと美味しいし、これが肉を使っていないベジタリアン料理だということを忘れてしまうほどの充実感。美味しい。

いちじくなんて、常夏の国でもシーズナルなものだと思ってたけど、最近は安定供給ができるんですかね。

Kho Quet という蒸し野菜を甘辛いタレにつけて食べる、私他ベトナム式のバーニャカウダだと言ってる料理は、ベジタリアン料理だからという話じゃなく、日頃からアラカルトを置いてるお店によくある一品。

まあタレの部分に豚肉の脂とエビを使うことが結構あるので、ベジタリアンではそこを変えてるのだと思うけど。

そしてこちらも外せない。
蓮の葉で包み込んだ、蓮の実入りのご飯。とてもベトナムらしい上に、ほんっとうに美味しいです、これ。

ここ夏シェルに入ったキノコの饗宴は、確かココナツミルクカレー的な味わいだったかと。

そしてこちらのお店、鍋も種類あるんですよね。
アラカルトが楽しすぎて、そういえばこちらで鍋を頼んだことがなかった。

などという話をしてたら…
↑パッションフルーツ鍋、だって…???

「え、なんですかそれ?」
「どういうこと?気になる。頼んでみません?」

とのお友達の反応。
こういうところでの好奇心基準が近い人とのお食事は、本当に楽しい(*´꒳`*)

Lau Chanh Day

いや本当にストレートなネーミング。
パッションフルーツ鍋。
何よそれ😅

トマトやパイナップルを、出汁に酸味と甘みを加えるために入れてる鍋はとてもポピュラーですが、それでも驚いたよね。美味しいのですが、パイナップルを鍋出汁に使うなんて発想は自分にはなかったのに…

パッションフルーツ????

うっわ、かわいい!
アワビダケ、かな。一般的に見る白いのと、なんかうっすらピンクのがある!そんなの初めて見た!

そして強力そうな固形燃料w
ジェル燃料か。これも初めて見るタイプだな。

ってか、お鍋からはすっごいパッションフルーツの香り!!!
中に浮いてる四角いのは何???と聞いたらジェリー、と言ってたので最初、コラーゲンジェルかと思ってたけど、こんにゃくでしたヽ(・∀・)ノ

ってか、何度見ても、かわいい。
何このきのこ。
そして具材はそのアワビダケとウォータークレソン?がメインの葉っぱ類数種類。

このクルクル巻いたワラビみたいな山菜?気になるヽ(・∀・)ノ

ってか、見て。
可愛くない?!
鍋に可愛いって表現使うのもどうかと思うが、可愛いっ(笑)

まずはきのこ類だけをよく炊きます。
パッションフルーツの香りがより強くテーブル周りい溢れて、なんだか不思議な感覚。

そして果肉成分がアク的に寄るのを見て、なんとなく、みかん果汁を温めて飲むときのことを思い出すなど。ちなみにアク的に見えても取り除く必要はないので放置。

 

ここから葉っぱ類を入れて、軽く煮たったら出来上がり。
葉っぱ、山ほどあるように見えるけど、お出汁で炊いたらペチョーンってなるんだよね(笑)

で、お味なんですが…

えっ、すっごいパッションフルーツ!!!
なんだけど、不思議とキノコのお出汁ともちゃんと手を繋いでる。分離してない。

パッションフルーツ「と」お出汁、になるかと思ったのだけど、ちゃーんと渾然一体になってる。そしてなんだか…しっくりくる…???

いや、日本でパッションフルーツとか食べたことなかったし、しっくりくるってどういうことよ?って思ったのですが、お友達のご意見によると…

「これ、鍋のお出汁にポン酢をれてる感じじゃないです?」

と。
おお!!なるほど!!その感覚で行くと、なんだか知ってる味のように感じたり、しっくりくるのも納得だ!美味しい!!そして、

このワラビみたいな子。なんか生の時はとても硬そうに見えたから少しだけ入れて様子を見たのですが、煮てもそんなに柔らかくならない…けど、シャックシャックと歯切れが良く、噛む内にちょっとトロミが出て、おおっ、山菜によくあるやつだ!

味は特にクセがなく、アクも苦味も感じないので、むしろ食べやすく、食感だけが小気味よい。何これ、美味しい!

ベトナムの鍋のために添えられた米麺は、通常、手元の椀に取ってそこにスープを注ぐだけで食べられるのですが、この鍋に添えられた麺は、多分紫米を一部足したものでほんのりピンク。

輪郭をはっきりさせるせいか、少し硬めに仕上げていた様子。ひと椀ごとに丸めてくれてるので、それをお玉に乗せ、鍋の中に散ってしまわないよう、お玉の上でスープに馴染ませ、そのままお椀に。

多分、お手隙の時ならお店の方がやってくれます。ってか、やってくれました。

そしてこの米麺がチルチルとお口に滑り込んできて美味しかった。パッションフルーツは相変わらず香り高く弾けてるんですが、素直に受け入れられる味。不思議やーw

ってか、パッションフルーツでポン酢、作るか?(それはすでにポン酢とは言わないのでは??)

その他も美味しいものがいっぱい

そして定番のこちらのNEMも頼みましたよ。相変わらず、美味しい。

セントラルキッチンでもあるんか?ってくらいの安定度。
うまい。うっかりここがベジタリアンであることを忘れる味だ。これ、キノコを適当に何種類も混ぜればいいってもんでもないから(家でやってみたけどここまで美味しくなかったw)やっぱり珠玉。

そして定番のこちらのご飯。
改めて今回みんなとしみじみ食べたんだけど…

初めて食べる方もいたので、自分もリセットして新鮮な気持ちで挑んでみたら、やっぱり素晴らしいバランスだわよね、このご飯。

そしてプレゼン。美しいしベトナムらしいし、旅行者さんはぜひ頼んでほしい逸品。蓮の実もゴロゴロ入ってるし。

こちらは訳すとヨモギを使った卵巻きのようだったのですが、ヨモギの香りはそこまで強くなく、食べた感じは鶏や白身のすり身のようでもあり、でもここはベジタリアンだから肉のすり身は使ってないはず???あれ???となる美味しさw

ほんっと、ベトナムのベジタリアン技術、どうなってるの?
多分お豆腐に何かしらの工夫をして味付けに技巧を凝らしてるのだと思うけど、これ、何も言われずに出されて「うっわ、野菜!」って思う人、少ないんじゃないかしら??

そしてどれも、ベジタリアンにしては美味しい、ベジタリアンもノンベジタリアンも区別ない中で、独立して非常に美味しい。

やっぱりこのレストランは驚異的だ。
多分日本人が思うベジタリアンの概念を、根っこから覆してくれるお店。

他にもベジタリアンレストランは数多あるホーチミンですが、幅の広さと各レシピの緻密さ、そしていつ行っても美味しくいただける安定度など、総合的に見るとこちらが圧倒的ですな。

何度行っても美味しいし、なんなら何度も行ってるのに新しい発見があるお店。本当に素晴らしい!

 


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

…hum Vegetarian Restaurant and Cafe
32 Vo Van Tan Q3
Time: 10:00 – 22:00(月曜定休)
Wi-F ID:Hum Vegegtarian / Pass: lovevietnam
※Wi-FiのIDやPassはお店の都合により変更されてることがあります
 

 

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