Google Map、有用ですよね。でもハノイでの食べ物屋さん探しのためのGoogleMap活用は、ホーチミンのそれとちょっと違った気がしたので所感など。
Google Mapが頼りにならない?
ホーチミンでは、結構Google Mapの情報、それなりに頼りにしています。最終的には自分で行って確かめてみないと感想は言えないのですが、いく前に、料理の種類や様子を見たり、全体的な評価を見てからいくこともある。
見ずに行くこともあるけれど、例えば新規のお店を探すのにある程度は参考にしたりもする。
でも…
ハノイは、Google Mapがあてにないことが多い、という私の所感。
例えば、こちらのお店。
連日待ち客が出るほどの大人気、とお伝えしました。
が、Google Map点数を見ると、首を傾げる人もいるかもしれない。
その点数、3.9。
そんなに高いわけではない。そこはいいけど、なんと2023年5月末現在で、レビュー数が13。
あんなに人気なのに?
そしてどう見ても老舗の風情だ。不思議。
ホーチミンで思い出したケース
で、思い出したのが、ホーチミンのお店。
BaoziのThao Dien店。
当初この店のGoogle評価は、ひどい点数だった。
一緒に行こう、と誘ったベトナムの方が慌てて「ちぇり!たった1.7しか星がないよ!なんでこんな店に行くの?」と問い合わせが来たほど。
同店の別店舗の実績を知ってたので下手なことはするまい、という判断で食べに行った結果、美味しかったのですが、なるほど。実績を知らない人があの評価だけ見ると、店に行く気にはならない物だなあと。
ちなみにこちら、2023年5月末現在だと、93件・星3.7まで回復している。
当初の評価の低さの分析は、ちぇりまっぷの有料記事で分析したところですが、一定の条件の下では、Google Map評価、全くアテにならないこともある。
Baoziの当初の低評価は、その「一定条件」が当てはまったからだったと私は思ってるんですが、それは逆にいうと、ある条件以上では信頼に足るものになり得る、ということでもあると思うのです。
その基準軸はレビュワー個々で違うし、土地によっても傾向が違う。これは日本でも言えること(地方と東京では星の数の意味も違う印象)。
大変あやふやなものだし、今回ハノイ に関して私が感じたことも、全く個人的な感覚と言われればそうなのですが、傾向ってあるなあと。
想像:ハノイのGoogle Mapの評価軸
さて、話戻って、
こちらのフォー屋さんを例にとって見ます。
考察は私の「推察」に基づくもなので、確固たる説得力はないかもですが(笑)、私の鳴りの解釈です(笑)
評価を寄せる人の層が若い?
低評価の方によると「鶏が硬い」とか(いや地鶏使ってたらそうなるやろ)があり、もしかしたら最近のブロイラーしか食べてなくてそれ至上とする若い人のご意見なのかなと思ったり。
また常連であるであろうみなさんのご様子を拝見するに…完全なる偏見ですが、こういうネットのレビューなんかを書き込むタイプではないのかな?と。
またレビューの母数が少ないと、個々人の意見が強く反映されやすくなるので、たまたま、あまり高い点数をつけない人が寄っている、ということはありましょう。
ハノイの方のGoogleに対する傾向
あと、ハノイの土壌。
ハノイ、常連さんである・なしに関わらず、あまりGoogle Mapとかにレビューしない傾向があるのかしら?
行ってみたら可愛い素敵なカフェに1件もコメントがついていないとか、そもそも登録されてないとか、いっぱいあった。お客さんが一人もできていないわけじゃないし、むしろ人気そうなのに。
レビュー数も全体に少なめ。
もしかしたら、何か他に食べ物系のレビューを集めるサイトなりアプリがあって、そっちが盛んだったりする??
集客におけるレビューのウェイトが軽い?
に、してもホーチミンだと店が人を雇ってレビューを書かせたり、レビュー書くことを条件にお店でのサービスを提供る、などと堂々と書いてることもあり(あれは評価落とすのでやめた方が良いと思うけどw)お店が積極的にレビュー増やそうとしている印象。
対してハノイは…お店の人が、レビューなんて関係ない、と思ってる…?
不肖ワタクシ目、大絶賛のエビ鍋の店も、最初に行った時はレビュー皆無でした。
なんで書いてないんだろうねー、こんなに美味しいのに!と伝えた際、女将の顔がサッと変わって、「常連さんに頼んでみる(๑•̀‧̫•́๑)」と速攻言われてたので、こちらのお店の場合は、レビューに重きを置いてない、わけではなさそうでした(笑)
https://cheritheglutton.com/lau-tom-bau-by-chang/
先ほど見たら、3件のレビューがついてた。
でもまだ写真がトップ絵に反映されてい当たりつい最近投稿されたばかりのものであることを物語っています。
ってか、たぶん一緒に行った方も描いてくれてるし、もう、お一人も日本の方だ!ベトナムの方はまだお一人。しかも数日前だ。
ちなみにこの店、もう営業を始めてから1年は経過。しかも私来店した時は、結構な結構なローカルの方のお客さんの入りがあってました。
それでも、ノーレビューだった。
あまり、Google Mapのレビューには、あまり重きが置かれてないのかなーという印象。
お店のみならず、お客側もあまりそういうことを頼りにしていいのかな?クチコミ伝てというか、そういうことの方が重視されてるとか?
お客さんがマメ?
加えて、Google Mapにおける基本情報もあまり手入れされていないことが多い。このエビ鍋屋さんの情報を見ると、
営業時間が24時間になってる。
嘘です、ここは朝9時からの営業で(お店に直接確認済み)夜もせいぜい22時くらいのもの。
ですが…24時間となっている。
特にコロナ後、GoogleMapによる24時間表記は閉店を意味することが多く、Google Mapだけ見てたら、このお店のレビュー環境はすこぶる営業に寄与しない状態、どころか、むしろ「ああ、潰れた店やねんな」と思われかねない状況。
でも、1年間放置されてきたっぽい。
でも営業に不熱心な店、ということはなく、むしろ日本人コミュニティへの間口ができたことはとても喜んでくださって、営業には積極的なお店だけど、この状態。
そしてローカルの方にはとても流行ってる。
けど、この状態。
お客さんが、行く前にはマメにお店に連絡をするとかしてるのかな。もしくは行って見て開いてたら普通に入るが、閉まってたら他の店に行く、くらいでやり過ごす?
もしくはお店のHPやFB情報を見に行く、とかかな。それ見に行っても営業時間書いてないこと多かったけど(・∀・;
姿勢を変える気がないわけじゃない
とは言え、それで良しとも思ってない様子。
実はエビ鍋屋さん、滞在中に2回行ったのですが(えっw)その際に、もったいないからとGoogle Mapに対するご意見をお伝えしたら、その場でマーケティングを頼れそうな人を手配して対応するって言ってたwww
察するに単純にその部分、そこまで必要なものだとは思ってなかった…???ハノイ、そんな感じ…?
でも有用だとわかれば、こちらの女将はすぐ動いた。
これまでやってこなかったことが、何かの信念による物ではなく、単に手が回ってなかったとか気づかなかったとか、そんな感じでしょうか。
もちろんお店、人によるでしょうが、少なくとも、エビ鍋のお店は、積極的になられたようです。
ハノイ歩きでは
というわけで、ここまでのあまり数多くないハノイ 体験の中から私が感じるのは、
「ハノイのGoogleMap情報はアテにならない」
です(笑)
お店の基本情報はともかく、料理についてもたくさんレビューがついているのは観光客にも人気のお店で、それはいいけど、あまりベトナム料理をわかっていない方のものであるケースも目につきました。
ホーチミンも、観光客さんが集まるエリアにはよくある現象。まあ世界中、それはどこでもか。
もちろん、そういう方のレビューも構成要素としては大切だし、旅行者さんを相手にするためのお店なら、そういう方のご意見こそ大事だったりするので、悪いことではないのですが…
鵜呑みにはできないという話です。
というわけで、トリュフを探す豚さんのように、クンカクンカと鼻を利かせて、徘徊しながら探す、一択(๑•̀‧̫•́๑)
うん、ごめん。
実用的じゃないよね(苦笑)
でもホーチミンほど、Google Mapの情報は頼りにならない。その印象は拭えない。
なので五感を研ぎ澄まし、自分が反応するところを試していくしかないですねー。私の場合はハノイと相性が良いようで、この10日間くらいでかなりの素敵なお店を見つけ、ネタが半端なくたまっておりますが…(笑)
何せよそ者のすること。
私にとっては新しい発見のお店でも、ハノイの皆さんの間では、「今更?!」というお店もあろうかと思いますが、引き続き、よろしくお付き合いいただけたら幸いです(^・^)
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