一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【Ha Noi】お気に入りの市場の中にある待ち客が並ぶフォー屋さん! ~ Pho Ga Trang Beo

ベトナム料理:ローカル

市場近くには食べ物屋さんんがあるのが定石ですが、その中でもここは名物店らしくてん?

Hang Be市場の行列

今回のハノイ訪問で、Hoan Kiem湖北東側、さほど離れていな居場所にある、Hang Be市場がすっかりお気に入りになってしまった。

あまり「市場です!」って強く主張する、生鮮品ばかりが並ぶようなところではないけど、お惣菜やらお野菜やらのお店がズラっと並ぶ。

キッチンがついていないお部屋に泊まってても、お惣菜なら買って試せるし、観光客でも割りに近寄りやすい市場じゃないかと思うのです。

で、ここ一帯。

イベントを挟んで前半後半に泊まったのだが、後半はもう市場ど真ん中に泊まったくらいには気に入った。

朝は特に活気があるのが市場の特徴。すっかり気に入った食堂に出向くためにからならず市場の一部を横切るのだけど、ここ。

滞在前半に通りかかった時も、ずーっと満席が続いてたフォー屋さん。あまりに混んでたから、最初は「流行ってる店があるなあ」くらいで通り過ぎ、ハノイの中でもかなりお気に入りのフォー屋さんを見つけてご満悦だったのですが、その帰り道…

やっぱり混んでる。そして気になりすぎる。

まだ滞在後半をどうするか決めていなかった段階だったので、もうこの周辺には来ないかもしれない、という思いもあり、またおばちゃんが、最初に通りかかった時に目が合ってたんだけど、

「はーい戻ってきた戻ってきた、そこそこ、そこに座んなさい!」

みたいな感じで促されたので、1分前に別の店でフォーを食べたばかりだったのだけど、座ってしまった(・∀・;

メニューのない名店

メニューは…見当たらない。そんな時には、Dac Biet か、Thap Camだ。

なんか北部ではどっちかが通じな等話を聞いたが、Thap Camは他のお店でも通じたな。今回も両方行ったので、意志は汲んでくれたと思われる。

全部乗せなのは伝わったようだけど、おばちゃん、何やらあれこれ具材を指しながら、確認をしてくれてる。常連さんが多そうなお店なので、あれこれ個々人で細かな注文があるのかもしれない。スタバみたいに(・∀・)

おばちゃんら、ほんまに忙しそうで、あと北の言葉だから、南部から行った人にはちょっと語気が荒く感じるかもだけど、優しいからね。心配せんといてw

着丼!

さあさあ出てきた麺がこちら。
うん、地味!

直前に行ったお店のフォーがこんな感じだったから、

見た目の精細さには欠ける。
しかしあの行列である。ハノイの民が惹かれる何かしらのものがあるはずだ。

しかし直前のお店がかなりアタックのあるわかりやすい味だったため、最初の一口、スープを飲んだ時(あ、ちょっと薄い?)と思ってしまった。

しかしそれが意図的な物であることは、その後すぐに判明する。

具材としてありとあらゆる鶏の部位が入ってるんだが、それぞれが、絶妙な加減で加熱されてる…?!

身の部分、砂ずりだったり心臓だったりが、実に巧妙な火入れ加減。どう巧妙かというと、噛むと、その部位の肉汁、というか、元々含んでいる旨味がじわっと滲み出てくる…っ!!

もちろん加熱をしているのと、内臓も綺麗な手入れをされているので、たいへんに美味しい。しかし強い調味料を使って味をつけれられているわけじゃなく、角部の旨みを外に流失させないように炊いている、といった風情。

見て、上のしゃしんのちょっと細長い黄色いの。皮やで。鶏の皮。そもそもええもん使こてはる。

そしてどの部位も、鶏そのものの味。それが、薄めのスープと口の中で合わさった時、おおっ!!!なんともちょうどいい具合の旨みになる!!

しかも各部位ごとに味が変わるので、一つの丼で七変化!!

あくまで、鶏がもつ旨味の中での話なので、そんなに劇的な違いがあるわけではなのだけれど、旨味のあれこれを楽しめるフォー。これは、楽しい!

なるほど、選ぶ部位によってこんだけバリエーションを感じられるなら、常連さんもこだわりを持ってあれこれ何度も楽しめよう。調味料でカスタマイズするのはよく見かけるけど、鶏の部位でカスタマイズするなんて、ちょっと発想なかったわー!

流石にこの日は2杯目だったので、具材は綺麗に食べ、スープもほどほど飲み切り、麺だけ。1/3ほどのしてしまった。拙いベトナム語で、

「すっご美味しかった!でもごめん、お腹いっぱいで食べきれんかったん!」

というと、残したことを咎めるような表情は一切なく、「そーね、美味しかったかね!」と満足げに送りだしてくれるなど。度量の広い女将だこと。

連日盛況!

ちなみにこれは後半周辺に滞在した時に見かけた光景。前にもまして大盛況(・∀・; なんなら街客もいるではないか。すごいな。この辺、活気があるとは言っても、ここまで混んでるお店はそうそうなかったと思われる。

流行っとるなーと思いながら横を通っていると、忙しそうに客を捌く女将がふと顔を上げて「あらあんた!今日は寄ってかないの!」みたいな感じで、明らかに知った顔に向かっての表情で手を振ってくれた。

観光地でもあるから、もしかしたら、ちょっと見慣れない外国人には、みんなにそんな感じの挨拶をしているのかもしれない。でも自分には、覚えてくれているような表情のように見えた。

この店に、知っている体で通りがかったのは、まだたった二回のことだ。

でもなんか、常連みたいな顔をして「うん今日はちょっとね、またくるから!」みたいな振りをさせてくれる、親しい空気を生じさせてくれる場所な気がするよ。

この市場は、Hoan Kiem湖から程近いけど、生活市場なのでローカルの方の方が多く利用されてるエリアかとは思うけど、よそ者を、暖かく迎え入れてくれる土地柄のような気もします。

この辺すっかりお気に入り。
でもたぶん、他にもたくさんこういう場所があるんだろうな(笑)

ハノイ、まだまだ初心者ですが、訪れた時に「帰ってきたよ!」と言いたくなる、または言わせてもらえる場所が、少しずつ増えているような気がします!

 


⬆︎をクリックすると、ちぇりまっぷに飛べます。
詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Pho Ga Trang Beo
9 Ng, Cau Go Han Bac, Hoan Kiem, Ha Noi
Time: 07:00 – 11:00 
Spent: 60,000vnd / person

※Wi-FiのIDやPassはお店の都合により変更されてることがあります

にほんブログ村 海外生活ブログ ホーチミン情報へにほんブログ村
👆ポチってもらえるととても励みになります!

コメント

タイトルとURLをコピーしました