一旦下記の店舗はお休みとなられ、この度、新たな場所に再開された、我らが富士茶寮さん!ちょーうれしいいんですけど!(新店舗情報は末尾をご覧ください。ソフトオープニング中のスペシャル価格情報もあります!
シンプルな外観とまさかの内装
ひょんなことから人様に教えてもらって俄然興味を持ったので、教えてもらった翌日に行ってみた。
通りの名前はHo Hao Hon、と自分的にはあまり聞いたことが無い上に、記憶にもあまり無いエリア。でもバックパッカー街からはさほど離れていなかったので、単に盲点だったというだけか。
着いてみると、外観がとてもシンプル。探してなかったら特に足を止めようと思わないくらいには控えめ。
なんか看板が下げてあって…水曜と木曜日は学生さんたちにお得な日?この日は雨が降っていたのと午後2時くらいと中途半端な時間だったし、雨が降って肌寒かったのでこちらのお店に行こう、という話にはなりにくかったのか他にお客がいませんでしたが…
タイミングが良ければ、お若い方に人気のお店なのかもしれない。
と、ここまでは良かったが…
お、おぅ…(・∀・;
例えるならビジネスホテルのエントランスフロアに机並べましたって感じで、萌え絵がバッチリ。いや、その辺の文化はお若い方に受けてると聞くから、狙ってのものではあるんだろうけど…
BGMのアニメ系がバッチリ( ・`ω・´)b
サントラ的にセリフが入ってる箇所も随所にあって、ち、ちと私とは波長が。。。(・∀・;
でも考えてみたら全部日本語だったので、こちらの方には理解できる部分もあろうが、なんとなくの「雰囲気」を楽しめるようになっているのかも。
お子さんとかはプリキュアのセリフとか流れて来たら喜ぶのかなーとか思ったけど、普通にキャッツアイとかもかかってたんで、大きなお友達も喜ぶのかもしれない(。-_-。)
かき氷がメインのお店です
正直、カフェや食事をするところ、と捉えると店内デザインに違和感を感じますが、かき氷屋さん、と特化して考えるとこういう感じなのかなと。例えば、
⬆︎のお店も、店舗に凝るというよりは、「買って持ち出してもらうのがメインで、まぁそこで食べてもらってもいいよ」くらいのスペース。
そんなに席に落ち着いて粘って食べてもらうものでも無いし、価格帯も回転してなんぼなところがあるのかも。
それを思うと、今はなき、
このお店は絶妙だったなぁ。未だに惜しまれる。。。
で、メニューですが…
お、結構攻めてる。
Sunset Fujiというのがどうやら推しメニューらしい。
下の、このWhite Snow Fujiというのも気になった。
どうしても果物屋シロップで華やかにしがちなところ、もしやみぞれシロップとかを使ってるのかな。白、で攻めてる。かっこいい。
他のメニューはカラフルで、果物などを使ってるのが多いかな。かと思うと、黒蜜にきな粉を使ったものも。
まだまだページは他にもあったけど、キリがないので、こんな感じですよってことで。
まさかの盛岡冷麺
で、かき氷だけ食べに来るには、自分の家からはかなり遠かったのですが、こちらのお店、事前にネットで調べたら、冷たい麺があるっていうじゃない?!
調べたらなんと盛岡冷麺!!と、茶そばがあるらしかったのですが、この日メニューからは外されてました。
ま、元から冷麺狙いなので無問題。
で、ジャンっ。
おおおおおおっ、盛岡冷麺やっ。
ホーチミンで食べられる韓国冷麺より少し太めの白い弾力のある、そして表面が滑らかな独特のあの麺!
これ。。。スープとセットになってるやつかなぁ…と侮ってかかったら、元はどうだか知りませんが、ちょっとローカルアレンジをしてるのか、結構唐辛子が散らされていて、思ったよりも辛かった(・∀・;
冷たいと思って勢いよくスプーンからスープをヒュ!!っとすすったら、唐辛子が喉を直撃!エッホエッホwww
でも、辛すぎるというほどではなく、全体にサリサリとした絡みの粒子が散ってる感じ。私は好み。でも辛いものが苦手な人は気をつけたほうが良いかもしれない。
トッピングとして乗ってるキムチから溶け出しただけとは思えない、通常盛岡冷麺にはない辛みだったと思います。(好みで調味料で足すことはあるかもしれないけど)
※上記、お店の方からご連絡と御教示いただき、ベトナム向けにアレンジはされておらず、現地盛岡の仕入れ元さんのお味そのものをご提供くださっているそうです。私が知らない味だっただけでした。
で、温度はキンキンにまでは冷えてないけど、氷も浮いてて、ちゃんと冷たい麺になってました。このお店、おそらくはローカルの方がメイン顧客層だと思われるんですが、この麺、出てるのかなぁ。。。こちらの方、あまり冷たい麺を食べないと認識してるんだが。
麺の硬さもちょうどいい。ちゃーんとわかってオペレーションをされておられる。冷たい麺、あまり受け入れられてない分「間違った調理法」をアプライしてるとこ、珍しくないんですよね…。冷やい麺好きなので結構探して歩くんですが、ハズレが多いジャンルでもある…。
スープのファーストインパクトに昆布っぽいものを感じた気がしたのですが、おそらくそれはワカメ由来。ものすごいたっぷりのワカメが乗ってたw
やーっ、増えるワカメちゃん的なものだと思うんだけど、久しぶりや!そして美味しい!!いつか日本に帰れる日が来たら、鳴門の乾燥わかめたくさん買ってこよー!
最後の方、見やすくなったのでスープの様子を再掲すると、ね?結構チリが散ってる。
後口が長くヒリヒリするほどではないけれど、なかなか全体をギュッと引き締めてる。これ、ありだなぁ。
※一時期日本からの供給がストップし、冷麺の供給がお休みとなっていましたが、2020年9月現在、復活してます!
肝心のかき氷は登泉堂を彷彿と?!
さて、冷麺を食した後に、デザート。
というか、こちらがこの店では本来本命であるべき一品。
って、うわあっ!
一番小さいサイズを頼んだのにこれ!!いや食べるけど!!
思わず「ねえこれでSmallなの?!」と聞き返したけど間違いなし。これはSmall=80k。種類によって価格は若干違ってたけど、このメニューはRegular=160k、Large =240k。
でも…Sでこれだけって、Largeは一体どんな大きさ。やだ、友達連れて来て頼んで見たい(((o(*゚▽゚*)o)))
カップからあふれんばかりに(いやあ溢れてた)盛られた氷にはジューシーそうなベリー系のソースがたっぷりかかってて、それに優しいアクセントを加えるミルク。
見てこれ。お分りいただけるでしょうか、このベリー感。
実際食べてみると、メーッチャ、ジューシーなシロップやんけ!!!
うん、80k、安くないですよ。学生さんは是非とも半額の日を狙って行ってって感じですが、こりゃするわ。こんな贅沢なシロップ使ってたらそのくらいする。むしろやすいと私は思う!
そして何より…
思い出すのは、今治にある登泉堂さん!!
ここ10年くらいのかき氷ブーム…というか、どんどん豪華になっていく傾向が現れる前から存在し、その得意で豪華でダントツな美味しさを誇る、自家製イチゴシロップがかかった大盛りのかき氷は愛媛は今治の風物詩。
毎年イチゴの季節にまとめてイチゴのソースを仕込み、夏になるとかき氷にかけて出してくれるのですが、仕込んだ分だけのイチゴソースが終わるとこまでが販売期間。
だから毎年付近の人らと「まだあった?」「まだあったよ!でもいつ頃くらいまでかもって情報が…」みたいなのが、8月半ばくらいになると飛び交ってた。
店に行っても行列必至。暑いさなかにさらに並んで暑い思いをして食べるあそこのイチゴのかき氷はそりゃもう、絶品だったのですが…
これ、シロップの風合いは結構近いっ。そう、この果物そのもののジューシーさを氷に染ませてもなお楽しませてくれる贅沢感が、とても近い!!なんてことだー!!!これを、これをホーチミンで食べられるとはー!!!
氷はご覧の通り、台湾式というほどふわふわでもない。また雑に削ったり水の質がよろしくないというわけでもない。多分これはこういうスタイルの氷。
見た目より重くないし、ふわふわ過ぎるのより、「かき氷食べてる!」という実感があり、ソースとの一体感が素直に感じられて、私は好きだー。
果物を直接乗せたりするには、あのふわふわが美味しいけどもね。
そしてトップだけでなくちょっと上層部にも咬ませてあるミルクが素敵。ちょっとした舌休め。おそらく色々あるメニューの中でも、さすがイチオシ、これ、すごくコンビネーションが良いわ!
というわけで、「ひゃー!大きい!」とか言ってたくせに、瞬殺っ(๑•̀‧̫•́๑)
一番大きいのは流石に冷麺後には難しかったかもしれないけれど、多分、Regularサイズだったらいけたな、自分。
家からちょっと遠いけど、愛媛の今治に出向く事を思えば「ちょっとそこまで」の距離なので、ここはまた是非行きたいと思います!
いやーーー、盲点でしたー!!!
新たにかき氷2種
安定の冷麺!
ちょいちょい食べにって行ってるこちら。今回は辛いものを食べた後だったので、冷たくて甘いものが欲しいね?ってことで来店。
まず、冷麺頼んだけどね。(あれ?ご飯の後だよね????あれ???)
しかしやっぱり安定して美味しい。
ホーチミンで食べられる盛岡冷麺の尊さよ。
ってか、安定、というより、今回のはこれまでの中でもピカイチ焦点が合ってた気がしたわ。
そんな難しいオペレーションではないように設定していると推察しているので、大きな変化があるとも思っていなかったのですが、すごいパキッと焦点あってた気がするわ。要は、美味しかったの( ・`ω・´)b
宇治シロップ&あんこ
あえて手を出してなかったこちら。
色や香料だけの宇治シロップは悲しいので、ついつい避けがちになるのですが、あらっ。こちらの美味しい!
あまりドヤ顔してない上に、良い香り。プラス、ブルーベリーソースみたいに見えるのは、あんこ。
おそらく自家製?
ホーチミンで手に入る小豆や類似の豆は、日本やるように炊いても芯までふっくらなてくれにくい。だからあまり自作しないのですが、あえてのこちら。
こんなにとろとろに見えてもやっぱり粒の輪郭はあり、まるで日本のあんこ、とは言えませんが、とても、良い。甘さ控えめで豆の風味があって、むしろ「上手に炊けない」と言われる要因のその食感すらも、良い。
あらぁ、これもっと早く頼めばよかったわ。。。
マンゴーのかき氷
定番すぎてこれも食べてなかったのですが、めっちゃマンゴー!
台湾のみたいに、アホほどのシロップや果肉が乗ってるわけじゃないのですが、めっちゃマンゴー感じる!!
控えめだからと行って、氷が余って感じるようなことはなく、ちゃんと最後まで美味しく食べられる。
マンゴー好きは必見の一品( ・`ω・´)b
ミックスベリーのかき氷
最初にストロベリーとミルクのかき氷を食べましたが、こちらはミックスベリー。めっちゃベリー。すんごいベリー。
VIVID、というのはこういう味への表現に使うべきものか、と改めて思うなど。
これは流石に、ちょっと他のラインとは一線を画してお高めになってますが、この味を考えたらそれでもお安い。まさに、登泉堂さんもかくやと言わんばかりのお味。素晴らしい( ・`ω・´)b
やっぱりこちら美味しいですー。
きっともっと面白いメニュー、あるんだろうなー。また食べに行こうっと(^・^)
冷麺の価格据え置き・麺増量!
珍しく、夜の Fuji Saryoさん。
他でご飯を食べてた時に盛岡冷麺の話になって、ホーチミンでも食べられる場所があるんですよー、と言ったら、かき氷の話も合わせて盛りがったので直行。
実はっ。
先日より冷麺の麺が増量されているのです!しかも価格は据え置き!!
「少し良い条件で仕入れられるようになったので…」と言いつつ、その分をご自分とこの利益に反映させるのではなく、お客に還元…あっ、ありがてえっ!!
以前の冷麺の量も決して少なかったわけではないのですが、お食事として食べたら確かに、もちょっと欲しかったかもしれない。実際そういうご要望があったようで…
今回、どどんと増えてました!
うわーっ、幸せちゅるちゅるが今までよりずっと長い!!やーん、これは嬉しい!!!
しかもスープも変わってた。よりコクがある感じでしっかり味に。んまい。んまいよ。そして麺が、計量しなくちゃわからないような増量じゃなくて、明らかに、食べてわかる増えっぷり!なんて気前の良い!
そして食事の後だったのでかき氷も(では冷麺なんだったのか)。この日は6人いたので、ラージサイズの金時をたんでつついてみるなど。
で、でけぇ。。。
にしてもやっぱりこのスプーン、いいなあ。温度を拡散しやすいのか、冷たくなりすぎないし、とても口への含みが良い。
そして真っ白のやつ。これはヨーグルトフレーバーだった。さっぱり。だけどちょっとミルキー。
そして大好きなベリーのやつ。
うん、満足満足。夜の2軒目にこちらに来たのは初めてだったけど、いいなあっ、締めにかき氷!そして冷麺!!!
ほんまに貴重。ホーチミンで盛岡冷麺食べられるなんて。この美味しいかき氷を楽しめるなんて!
そしてBinnh Thanhに近い位置から躊躇なくこちらのお店に移動するみんな、好きw
ホーチミンは、市内全部が美味しいワンダーランドだから、ヒョイヒョイ移動できる感覚があると楽しねー♪
2022年8月27日、Binh Thanh区にて再開!⬅︎NEW!
待ってましたー!
前の店舗ではしばらくお休みされてた富士茶寮さん、Binh Thanh区にて営業再開!
いいですねー、日本人が結構よく使うエリアからちょっと外れた程よいローカル感。こちらのお店、ローカルの方のファンが多いですもんね!
もしまだ行ったことがないと言われる方は、ぜひぜひ行ってみてくださいね!まぢもんの則岡冷麺食べられるお店なんてホーチミンじゃ少ないだろうし、日本スタイルのかき氷も美味しいよお!
更新情報その他はFBで!
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お店情報
Fuji Saryo(富士茶寮)
44A Ho Hao Hon Q1
136A Le Can Duyet, Q.Binh Thanh
Time : 10:00 – 21:00
Spent : 200,000 vnd / person(冷麺とかき氷食べてます)
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