三件くらい店舗が繋がってる所を見ると、随分繁盛しているらしいお店。
ベトナムのお米は基本、粘度が低いサラサラ米ですが、餅米は餅米として
ちゃんと別にあって、それを炊いたか蒸かしたかした「おこわ」はとっても
ポピュラーな料理♪
ただ、おやつ程度か、朝の軽いご飯代わりに食べるのかな?
ここは1皿15kドン(70円くらい?)とお安いけど、お茶碗に軽く半分くらい(笑)
でもま、かなり種類があるので、あれこれ頼んでみるのも良いかと♪
左の写真の手前が、名物のXoi(おこわ) Ga(鶏)で、お醤油風味の味付きおこわ。
非常に日本人が好みそうな素直なお味♪ だけどこれに、ちょーっとチリを足したく
なるたあり、大分ベトナム化して来たなー、自分の舌、と思ったり(笑)
右の写真の手前が、Xoi Bap。Bapってのはトウモロコシでちぇりの大好物!
という訳で,雑穀ご飯的な感じで期待してましたら。。。。
え…?(・∀・)
なんかご飯の上に白いキラキラしたものが。。。
これは。。。これは。。。。塩…じゃないよな。
ベトナムの方がこんな加減で塩をおこわにふりかけるなんてわけがない。
ちぇりはそう確信するくらいには、この国の料理に対する愛情を信じてますよ。
では…なんだ?まさかの。。。まさかの。。。
グラーニュー糖!!(笑)
どうぇぇぇぇ?!
トウモロコシも、つぶつぶが入ってるわけじゃなく、どういう加工をしたのか
ちょっと不明ですが、熱を入れてすりつぶしてある感じ。味はトウモロコシそのまま
ですが、テクスチャーがちょっと違う。それに、砂糖。砂糖。砂糖。。。(←脳内エコー)
しかし。
ちぇりには、Bap Sua(ミルク)という経験値がある。
あれは、トウモロコシの味はするけど甘かった!
つまり、トウモロコシと甘みは決して合わないわけじゃない。
そして、そこは一旦置いといて、蒸した餅米と甘いもの、というのも
ハズレではない。日本には、おはぎ、ぼた餅、あんころ餅、という
古来よりの文化がある。その二つを総合すると。。。
トウモロコシ+甘い=イケる
甘い+餅米=イケる
↓
トウモロコシが甘い砂糖と一緒にかかったおこわもイケる。
ほんとにぃ?(–)
そもそも、おはぎがあんまり好きでないちぇり僧。
米に甘いもんっちゃぁどういうこっちゃ、という感覚がベースにあって、
それでも最近はおはぎを頂くように変わっては来たのですが、
ものすごく好んで食べるかどうかと言われると、ちょっと引き気味。
しかし頼んだ物をそのまま残すのも忍びない。
というわけで、チャレンジ。
…………ジャァリジャァリ(笑)
うん、グラニュー糖をそのまま口に入れる機会ってあんまりないよね(笑)
あれは水分に触れたくらいじゃ中々すぐに溶けてくれないお砂糖だから、
お口の中で、ジャァリジャリ(笑) しかしそこに、トウモロコシのホロホロ
っとした感じが加わり、独特な風味になったかと思った所に、お米がモッチュ。
モッチュ。モッチュ。
おにょ?
これは???
って、好きか嫌いか分からんうちに一口目が終わってもーたので、もうひと口。
ジャァリジャァリ、ホロホロロンの、もっちゅもっちゅ。
にょにょ? 意外と行ける?…かな???どうだろう。
これはもうちょっと食べてみらんと。。。
って、繰り返してるうちに1皿終了。
十分気に入ってるやないかい!!!(笑)
いや、でも正直な所、ピンと来たか、と言われたら最後まで不思議な感覚に
とらわれた感じで、はっきり「これ好き!」とはいえなかったんですよ(笑)
でも、食べちゃう。なんか不思議な魅力。強引にイメージを結びつけると、
きな粉ご飯とか,そういうスタンス???
おやつ代わりに食べると言われりゃ、なるほど、こういうのもありかなーという感じ。
こちらは店名がXoi Gaなんで、おこわ専門店かと思いきや、麺類などもありまして、
タピオカを練り込んでる太麺のBanh kan (バインカン)も有名らしい。
で、蟹バージョンのを頼んだら。。。。
トロ味のあるおつゆにプルルン、太めの麺♪
これがちょっと半透明で、なるほどこれがタピオカ(でんぷん質)由来かと
納得しつつ啜り上げると、うごっ!!もわっ、うぉっほー、というボリュームで
お口の中がモッポモッポ(笑) 汁もトロ味がついているからすごい迫力。
最近細めのフーティウだとか、ブンボーとかいう麺しか食べてなかったので
なかなかの衝撃度。日本のうどんに比べるとこっちの方が細いので、
ビビるようなもんじゃないと思うのですが、慣れって恐ろしいもんですね。
強情な讃岐うどんを4筋も5筋も妖怪のように一度にすすり上げてた人が、
いまはこんな丸麺、ひと筋すすって、やだ、すごい量♡ とか言ってるんだから。
ちなみにこちら、50kとなかなかなお値段な上に、麺の量は、おこわと
同じでかなり控えめ。1食とするには、ちーっと物足りないんですが。。。
蟹がゴロゴロ!!!(*´艸`*)
しかも剥き身。先日市場で見たばかりですが、こちらはあらゆる種類の蟹、
そのあらゆる部位ごとに、剥き身が売ってあるんですねぇ。細かい手作業を
厭わない食への愛情、すばらしい。ってか、料理する方食べる方は、剥くの
面倒とか言うからそういうサービスがあるわけで、微妙に矛盾してる気もするけれど、
まぁ、そうやって提供してくれる人がいるというのだから甘えましょう。
うん、食べやすい。
で、壁にかかってるメニュー ↑ だけを頼りに注文したのですが、
ちゃんと写真付きのメニューもありました。しもた。
ただし、壁には英語が書いてあったけど、メニューはベトナム語だけだったかな?
ま、写真点数も多かったんで、なんか興味湧くもの見つかると思います。
あと、貝料理なんかもありましたね。
↑の上の方に映ってる巻貝のココナツミルク炒め,美味しいですよ。
細いてっぺんが全て割られてて、そこからチューッと吸い上げると、
キュポン♪と中身がお口に飛び込んできてくれます(笑)
1区でも、海鮮料理屋さんに行けば貝料理も食べれますけど、結構高いし、
少し離れて貝料理専門店に行くのも、現地の方がいないとけっこうハードル
高かったりしますから、手軽に楽しむには好いんじゃないかと。
で、3件連なるこちらのお店の一番左で、どうやら煮炊きをしておりまして、
ランチ時など戦場のようになってます。持ち帰りもあるようですが、
一度、そこがおこわの店の台所、と知らずに貝だけテイクアウトしようとしたら、
怒鳴り散らしてた店主らしきおっちゃんから、店で出す倍額をふっかけられて
しまいました。
これ、こないだメニューを見て知ったんですが、その時も高いなーと
思ったんですよね。プラス、店の子らぁを怒鳴り散らす様子があまりに
理不尽で、ちょっとどうかと思ったのですが、お店のスペースで頂く分には、
ボられることも、不快な思いもすることはあまりないようですね。
あのおっちゃんだけがネックなので、店に行く時は、あのおっちゃんが
いない事を確かめてから入店しようと思ってます(^^;
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