一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【ホーチミン】市内では珍しい山岳料理のアレンジ携えて、我らがあの店が帰ってきたぞ! ~ Cuon Me In

ベトナム料理:ローカル

人気のあのお店が帰ってきた…けど…?なんかっ、しばらく見ないうちにさらに素敵になっていたー!

BEP ME INという名店の姉妹店

ローカルの中では、というわけではありません。ベトナム料理ではあるのですが、フランス人オーナーさんによって作り上げられた世界観と、ローカルレシピへの敬意をしっかりと守りつつも観光客に優しい絶妙なレシピを楽しめる店。

背景には、彼の奥様がベトナムの方ということもあり、何よりも彼がベトナムことを大好きで、愛に満ち溢れているので、ちょっと付け焼き刃でどうにかした、とかいうレシピじゃないんですよね。

 

そもそも彼は、海外駅スパッツで飲食店系をする人の中では指折りに数えられる存在で、ホーチミンの飲食業をやってる外国人で彼のことを知らない人はいいないんじゃなかろうか、とも思われるほどの人望を持つ方。

それだけのやり手なのに、とてもいつも穏やかでチャーミングで、子供達に、いつもひっつきもっつきされてるパパで、とにかく素敵な人なのです。もう大ファン😊

そんな彼のベンタン市場近くのお店は早々に再開し、もう連日満員御礼状態。そもそもここ、オープンしてからすぐにその状態になって「何事か」と驚かされたお店だったんですよねー。

特にベンタン周りにはそこまでめぼしいお店も少なかった時だったので、さらに驚いたものでした。

そんなお店の姉妹店がこちら。
元はこちらもBep Me Inの名称だったのですが、今回は、Cuon Me In に名称変更。

以前からホーチミンでは少数派の、ハノイ系の盆ざる盛り料理を、とてもチャーミングな田舎モチーフの店内で楽しませてくれてたのですが…

ふふふ。
今回もすごいぞー!

田舎モチーフ店内!

まずはね、こちら装飾が可愛いんです。
以前が北のお料理をモチーフにしていたこともあって、北部のアイテムが多いようですね。

外から見るとただのビルなんですが、店内に入るといきなりのベトナム感。しかも私は外国人のくせに、どこか懐かしさを感じる安らぎがあったりもする。

この辺のデザインなんて、日本の昔の土間にあっても、おかしくない感じがしませんか?

タイルづかいも界隈らしく、また所々に描かれている壁のイラストも可愛らしい。

ベトナムにも、井の中の蛙、的な言葉があるそうですw
ケロケロ🐸

窓のところにある…なんていうんだろう。デザインされたタイルというかなんというか。そういうのも可愛い。

 

階段上がってると牛さんもいる(・∀・)

ここはプライイベートルームでグループの宴会にもってこい。ここ使いたいのでinago会の会場に提案したい(๑•̀‧̫•́๑)

バンブーワークスのランプシェイドやシーリングデコレーション。

盆ざるさえも、こんなアートに変わっちゃう。

ベトナムの工芸品は色々見たけど、なるほど、こういうものもあるのね。工芸品ってか、これもう絵画力がないと作品にはできいない気がするけど(笑)

1階の入り口には表席。喫煙をされる方はこちらにて。低い椅子とテーブルはローカルの定番ですが、壁に貼られてるレンガのような素材がまた雰囲気出してる。

もうまるでミュージアム。
都会にありながら、田舎の空気感が味わえると、ローカルのお客さんも以前多かったんですよね。

田舎、といつうか古き良き時代というか。ちょっと懐かしい感じ。日本でも大正浪漫とかそういうのあったりするからそういう感覚なのかなー。

メニューが楽しい!

行きますよーっ、見るだけでも楽しかったから、ざーと写真でたくさん紹介しちゃう!

まずは本家のBep Me Inにもある単品料理。全部じゃないけど人気のレシピがいくつかあるね。

下の写真は豆腐のフライ。これ、家でも真似てよく作ってる。

引き続き少し前菜メニューがあって…
あ、あげ豆腐は北部のマムトム(海老の発酵調味料)で食べるタイプ。

専門店でチャレンジすると他に頼むものがなくて逃げ場がないけど、こういうところで頼んだら、ダメだった時にお醤油をもらうって手もあるし他のお料理もあるので、チャレンジステージとしてはおすすめ。

さあさあ、これがこの店のおすすめ。
ローストポークのミントソースがけ!なんかでっかいぞ!

そう、このスタイルがこの店の本懐。
素材を変えて、このスタイルでいろんなものが食べられるのです!

そして注文すると、別注文でソースを追加することを勧められました。指さされたのは他のフライものの料理についてるソースだったのですが、どうやらソースだけを足すことができるそう。

しかしそれが…?

ごまソースはともかく、ラズベリーにブルーベリー、パッションフルーツだって?!フレンチかっ!

というか、そもそもこの豚肉に基本でかかってるのがミントソース。ちょっと中東料理的な要素。なんかね、ホーチミンって気がするね。いろんな国の要素がミックス。楽しそう!

そしてどれもが巻き巻きして食べるタイプ。面倒だから私は途中からだいたい具合全部をちまちま箸でつついて食べることになるんですが(笑)、これこそが店名の由来。

Cuonは、巻き巻きして食べるものっ意味。巻く素材には色々あるけど、とにかく巻き巻き。ベトナムのお家芸(๑•̀‧̫•́๑)

そしてこちらは、ヤギー!
ヤギは専門店で食べるのが定番ですが、おおっ、これもチャレンジ案件だな!

ヤギ好きとしてはいっぺん食べとかないかんと思ったが、この日はちょっと優先順位が低かったので次回の宿題。

そしてこちらがイノブタ、かな?
通常の豚さんよりも幾分ワイルドな野趣あふれる感じの味と推察。香りにセンシティブな人は避けるが無難だが、ディープジビエにピクリとくる人はトライ案件。私も食べたい。

そしてその豚さんも何種類かの味付けが。

そ・し・て。
日本時な苦手とすることが多い、ベトナムの魚料理だ。しかも川魚!

はい、そこですでにそっぽを向いた人。わかりますよ、私もそうだったし、現に今でも残念な川魚料理に出会うことは少なくない。

ですが、それもこれも調理法、素材を見抜く審美眼によりけりなのです。

ただこちら、頼もうとしたら「3人にはちょっと多いかなー、お肉も頼んでるし」と最初制止されましたん。

でもどーしても諦められなくて「食べれなかったら持って帰るから!」とか言って頼んでしまう強欲ぶり。

これも同じお魚おモチーフに、いろんな味付けがあるみたい。

ヌクマムベースやレモングラスもあり。
こちらも川魚ですが、ピンクの、ちょっとタイの親戚というか祖先というか、川と海だからいつ決別したのかわかりませんが(そもそも繋がりないんじゃないか説)白身のお魚。

こっちはマナガツオっぽいやつだ!

そしてチキン。
うお、これ丸ごとか?

ホイル焼き的なチキンもある。

お野菜の炒め物などもあり、お箸休めに。お店の方からは空芯菜の炒め物を強く勧められたので、今更かなーと思いつつも頼んでみる。まあ美味しいしな。

あとベトナムの方の食卓には欠かせないことが多いスープ。もちろん常に、でも全員が、でもないのでしょうが、昼食をとるための庶民食堂なんかでも、野菜がたっぷり入ったスープが必須、みたいなことある。

スープなしで食べてると、自分の横を通る店員さんが全員「スープは?スープ飲まないの?」と聞いていくことがあるくらいにはスープが食卓にないのが不思議、みたいな価値観、よく遭遇する。

まあ体にいいしね。
しかもお野菜たっぷり。日本でも一汁一菜とか言って、お汁があること前提だったりしますしね。

あ、ちなみにこちら、アイドリングタイムなしで午前中から空いているので、あの素敵なデザインのお部屋にコーヒーを飲みに来るだけ、とかもあり。

 

日本語は流石にあまりしゃべれる方はいませんが、オーナーさんあフランスの方だけあって、英語でのコミュニケーションに長けてる方が多く、なんかねー、みんな朗らか(*´꒳`*)

コーヒーだけでもいい?と気軽にお店を使ってもらったら良いと思います。可愛いし。ベトナムらしい写真スポットいっぱいあるし。

あとここフルーツジュースも美味しい!
それはBep Me In の頃からのことだけど、素材もちゃんと選んでてジュース一つにもこだわりあるよ!

さて料理!

ビールと空芯菜!

さて、2022年11月25日までやってるオープニングイベントは、フリービアーヾ(@⌒▽⌒@)ノ

最近ローカルのお店でよくみるこちらのビール、ライトでいいのよねー。ぐびぐびいける。

そして空芯菜!
畑のどんだけの領域分の空芯菜使ったんや!ってくらいの量(・∀・;
いや、私たち3人なんですけど…

↑かなりの深皿だったんです。
でも結局ぺろりヽ(・∀・)ノ

あれ?

豚のローストミントソース!

そしてこれ。
思わず歓声が上がる一品。うぉう!!

くっ、クリスマスカラーかな?(・∀・)
ってかすっごーい!実際にはゴツい骨がついてる部位なので、見目よりはボリュームが抑えめなんだけれども、それにしたってすっごい迫力!!

そしてこちらは身を方して、添えられたお野菜やあみあみのライスヌードル的なものを巻いて食べます。

ちなみに下の野菜のイッチバン手前のナスの白いとこ見たいに見えるのは、熟れてないバナナ。ショワショワに渋いやつwww  私、ベトナムの方の味覚センスはすごいと思うこと多々なんですが、こいつだけは理解ができんwww

渋さはすぐになくなるのですが、とにかく食べた瞬間は口中がショワーくなるので、お子さんとかはビックリさせないように気をつけてあげた方が良いと思うし…

大人も、食べたことない人には経験として一度くらいはと思うけど、これを美味しいと言った人はあまり見かけたことがないな…。

ともあれ。こんな感じで映えもします。
そして右奥に見えるピンクの代物はラズベリーソース。お店の方の勧めに沿って追加してみましたよ。

ライスペーパーには、葉っぱでお水を。葉っぱをお水が入ったボウルにチョチョっと浸して、それをハケがわりにしてライスペーパにお水を散らします。

この時、あまりたっぷりつけすぎると、ライスペーパーがヘノヘノになりすぎて破れたりするので、ちょっと少ないかな?くらいで十分。

時間とともにやわからくなるということもあるので、水を塗ったとき時点での硬さは相当緩むとご承知ください。

で、使った葉っぱを敷いて、そこにお好きなお野菜をあれこれ。もちろんお肉も!

そしてちょっと端っこを引っ張るようにして、きつめに巻きます。この時ライスペーパーが濡れすぎてると、破れる。

まあそれはそれなんだけど(笑)

そしてラズベリーソース。フルーツヨーグルトみたいなソースで、それだけ食べると(え、これをお野菜やお肉につけて食べるの?)と感じますが…

これが、「おお、なるほど!」となる味。最初に食べた人が「なるほど!」っとなったのを聞いて私も追ったのですが「なるほど!」となり、最後に食べた人も「なるほどー!」となってたwww

未知の味をどんなに説明しても伝わりにくいと思うので、これは是非とも試してほしい。こちらでこの料理を頼むことがあったら、是非、ラズベリーソースの追加注文を。

ってか、デフォでかかってるミントソースも、そんなミントミントしてるわけじゃないんですが、豚肉とよく合うー!

もしもどーーーーーしてもその手のソースが合わないという方もご心配なく。豚肉自体が非常にディープに味付けされてて、ストラクチャ的には「甘辛味」です。これだったら好きな人多いと思う(^・^)

でっかい魚!Cham Cheo ソース!

山岳地帯のお料理やさんにいくと、デフォで青菜塩がでてきます。ホーチミンのライム塩くらいの頻度ででてくる。

何かというと、青菜を細かく刻んで、乾燥させると塩が吹くほどの塩分を与えて漬け込み乾燥させたもの。結果、塩と青菜が混ざってるように見える調味料。

そこに青菜の風味はまったく感じられないほど、ただただ塩っ辛いのですが、それでもなものを使うのには何か意味があるのでしょう。ごめんね、そこはまだ追求できてない。

蟻塩然り。山岳民族の調味料には謎がいっぱい。

ってか!!!!
魚!!!
でかい!!!(笑)

いや、お店の人はちゃんと注意喚起してくれた!3人には大きいよって言ってくれた!それをゴリ押したのは私たちだ。私たちだけどもさ!!!(笑)

こーんなでっかい魚丸ごとの焼き物とか初めて見たぞー!!!(笑)
でっか!!でっか!!

そしてこれ、表面には先ほど話したCham Cheoソースってのがよくよく刷り込まれてて、それがねー、いい仕事してる。

味もうまいが、おそらくみなさんが心配されてる泥臭さ的なものも全く消してる。

そうなの、ヌクマムとかもきっと入ってると思うんですが、ベトナムの方はその辺の食材の嫌味な香りと拮抗させられる調味料の使い方をよくご存知!

 

そして乗ってる程良い脂。ベトナム=南国の魚には脂が乗らないからダメだよなー、とかってのはイメージ先行の物言いで、実際には良い脂の乗り方をしている魚はいっぱいあるんだよな。

そりゃ冬の日本海で獲れる魚のような、っとかは言いませんけど、あれだ。暑い国では脂がつかないんだったら、ちぇりはなんで脂ノリノリなのっヽ(;▽;)ノって話で、摂取できる栄養分が多けりゃ脂乗るがね。

ワタクシが体現してる( ・`ω・´)b
しかしあれだな。上の写真の肋骨。砂漠に横たわる獣の肋骨のよう。この魚、どうやっても三枚にはおろさせねーぞ!という強い意思を感じる(๑•̀‧̫•́๑)

そして余ったら持って帰るつもりだったんですが…

うっわ…まぢか。。。たった3人であれを食べきった、だと…?

そのくらいにはトゥロットゥロして食べ口がよく、特に強い味ではないが旨味があって美味しい白身!

ついてるソースがかなり塩っ気の強いものだったので、途中お醤油をもらって食べたら、はい美味しい!!

この魚、南部の川処からわざわざ移送しているのだそう。一般に、ホーチミンしない近郊の魚はちょっと…という価値観があるらしく(まあ生活排水など夥しいだろうエリアですしね)誇らしげに「これはカントーとかそっち方面のお魚でっ」と説明されました。

そしてそのお魚。
エントランスのこの水槽?生簀?に放たれているようで。これ泥抜きも兼ねてるな。

水槽や、いかにもな生簀を使わないところも、このお店らしい。
ってか、でけえ。。。食ったのか。これ自分たちで食ったのか。。。すごいな。

いやーっ、しかしこれは驚き。
ローカルのお店で魚は食べられる。でも、なんだろう。こんな料理の仕方はしない。山岳民族のレシピモチーフのお店ってのはそもそも少ない気がするし、かなりレアだと思うのだけど、それをこんな素敵な店内で!

これからのパーティシーズンに!

確かに少なくとも3人くらいできた方が良いポーションではあるけど、ちょっと!これからのパーティーシーズンにはもってこいじゃありませんこと?!

ってか、これこそinago会案件。豚もヤギも魚も猪豚も鳥も食べる会。うっわ、やりいたい!!!

あとこれな。
2022年11月25日まではフリービアキャンペーン!

ちょっとワタクシ、この期間は市内にいないのでinago会は実現できないのですが、もしもみなさん、お友達を誘ってなんかちょっと変わったものを食べたいなとか、しこたまビール飲みたいなて時はおすすめよ!!

日本からのゲストをご紹介するにしても、知っておいて損はないわよ!

だって、「あの」お店の系列だもの。
ホーチミン似合ってくれて嬉しい、そして海外エキスパッツとのコネクションをうまく料理に表してくれてる我らが Bep Me Inの支店の新形態!!おすすめ!!

 


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Cuon Me In
Hem 165/50 Nguyen Thai Binh Q1
Time: 10:30 – 22:00

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