ホーチミンにおいでになる方が増えるシーズン。
ちょいとこの点も気をつけてて欲しいなーと思ったので、メモ!
最近自分がやらかした事例
突然のポリューション?
やーっ、12月に入ってからすぐのホーチミン。
空気が酷かった。
もとより、あれだけの車、バイクが走ってる街なので、空気が綺麗なはずもなかろうってことは誰しにもわかるかと思います。そんな中でもだんだん順応していき、それなりに過ごしてたのですが…
明らかに体がアラートを鳴らす感じ。
やばい。
という感じで、危機感を感じるが早いか、早速体が反応。
元々鼻炎持ちだし呼吸器系が反応しやすいんですよね。
こんなにひどい状態になったのは珍しいのではなかろうか。ほんと突然でした。
体の異変
一時帰国を前にやばいなー、と思った時点で、病院に行って対策薬でももらっていればよかったのですが、とにかくバタバタしてて、ついつい後回しにして結局行かなかった。。。
結果、熱などは出なかったのですが、喉の痛みから、明らかに炎症を起こしてる証拠の痰が絡む感じで、(やらかしたなー)という感じ。
風邪の後もいつも鼻炎と咳を引きずるんですよね。
しかし。。。今回はいつもの風邪って感じでもない。まあコロナ以降、マスクや手洗いのおかげか風邪ひいてなくて感覚も忘れ気味だったけど。
しかし寝込むほどでもなく、活動もできる。常備薬で咳や痰も抑えられる感じだったので、そのまま快方に向かうことを願いつつ過ごしてたのですが。。。
体力低下を反省してたら
どうも、体力がない。
帰国して、キャリーを引きずり歩いていると、1ブロックもせず息がきれる。疲れる。だるい。
しかしホーチミンでは、Grabで Door to Door で動く生活。とにかく体力がないのは自覚してたし、運動不足は罪悪感と共にもっと深く刻まれている。もう思い当たることだらけなのだ。
そもそも旦那さんとは身長が30cm差なので、一緒に歩くと、どうしても自分が小走りになる。別に旦那さんは待っててくれるのだけど、こっちが勝手に気が急き、小走りになることがあるんだが、それができない。ゼーハーゼーハー。
いくらなんでも体力無さすぎじゃね?
と、かなりの危機感を覚え、帰国したら真剣に体力作りに挑もう、と誓ったのでした。なんだかこれまでにも何度も身に覚えのある誓いだったけど、今度こそ、と。
肺炎の疑い
そんな中、実は今回の帰国で、健康診断を入れてたのです。
そこで検査した結果、血液反応で炎症反応が高めだったことと諸々から、「もしかして肺炎になってね?」って診断をもらって、
「え?(・∀・)」
となった次第。
まぢか。
これまでも鼻喉の弱さから同じような状況になり、何度もレントゲンを撮ったり、結構厳密な検査をしたりしたこともあったのだけど、何という結果になったことがなかったのでちょっと意外。
しかしまあ日本国内滞在も長いので、病院に行ってみることに。(健康診断をするところでは診療行為は行ってなかった)
対処後即快方に
当初、肺炎を疑われた際にはちょっとザワつくくらいの所見が見られる、みたいに言われたのですが、病院に行って再度検査してもらい、レントゲンも撮り直して診てもらったところ、
「や、そんな大したことないですね。騒ぐほどの肺炎だったらもっと酷い症状が出てるでしょう」
とはいえ、その後、移動が続くことなどを考えて、抗生物質の点滴をして、その後はメディケーションということで。
とりあえず、緊急を要する状態でなかったことはありがたいことだが、深刻な肺炎でもないならいつもの風邪的なやつか?だったらそれはそれで厄介で、咳や鼻水が長引くとやだなあとか思ってたら。。。
点滴、めっちゃ効いた😳
ええもう、その日の夜からえらく元気になりまして😅
つまりは、対処を必要とし、それが有効な症状があったということ。
肺がどのくらいやられてたかはわかりませんが、炎症があったのは確かなようで、そこをケアする対処をした途端に、めっちゃ楽になった。え、こんな違う?
自覚症状がなかったり思い違ってたり
よくなってみると、具合悪かった時がいかに酸素が十分に取り入れられてなかったかがわかる😅
その原因を加齢や自分の怠惰に求め、且つ、発熱などもなく、風邪や喉の痛みを感じた後はいつも長咳を患のが定番だったので、いつものことか、などと思い込んでしまった。
自己判断は本当に危険。
あのきつさを放置してたら、悪化してた可能性大。そうなると、その後の旅行は全部台無し。お仕事で来られてる人だったりすると、先方にもご迷惑をかけることになりかねない。
プロの診断、大事。
打てるては打って損なし
この時期は晴れる日が多いはずのホーチミン。
ですが、あの1週間は本当に空気が酷かった。
なんなら目がシバシバするくらいに酷かった。
実際結果が、肺の炎症。
なので、マスク、推奨。
マスクね、暑い国だと鬱陶しいですよね。Covidの渦中ですら意味がないと異様に反発する方がいたのも知ってます。そして完璧でもない。
ですが単純に考えて、一枚でもシールドがあればかなり違います。大事な旅程、お仕事のスケジュールを守るために、打てる手を打っておくのは悪くないのではないかと。
マスクに加えて手洗い、鼻うがいなどももちろん推奨。
勝手がわからないお店に入ることが多い場合は、除菌シートを持ち歩き、食事前には手を拭く癖をつけておくのもいいですね。
あ、鼻うがいは日本と違って水道水を使うのはよろしくない(というか危険)なので、面倒だけど、飲み水とそれを温めて使うこと。詳しくはこちら。
ちょっとでも体調に異変を感じたら受診も選択肢に
普段感じない不調は診療を
もう一点。
海外で病院にかかるって、ちょっとハードル高いですよね。言語問題もあるし、そもそもどこの病院に行けば良いかわからない。
だからついつい(休んでれば治るだろ)という方向に期待しがち。
でも、今回の私のように大きく状況を見誤ることもある。
なのでできれば、特に普段感じない不調を感じたり、なかなか症状が治らない時はお医者さんにかかってほしい。
ましてや旅行者さんだったら、日本とは色々と環境も違う。常在菌も違えば、環境も食べるものも色々違う。いつもの通りの体内環境でもなくなってる可能性が高い。
ので、不調を感じたら(休めば大丈夫だろ)で、済むこともあるかもしれませんが、済まないことがあることも頭に入れておきましょう。
みなさん当然、海外旅行保険には入ってこられると思いますし、日本人医師がいる病院もありますので、少しでも異常を感じたら診てもらうという選択肢を。
言語のハードルを下げるには?
日本の海外旅行保険に加入する
ホーチミンの、日本人が行くにはこういう病院がいいな、というところはほとんど予約制です。おそらく他の海外でも、状況は伝えた上で行った方がスムーズでしょう。
日本で海外旅行保険に加入すれば、大抵の場合予約サービスがついているかと思います。その際に、日本語対応してくれる病院なりを優先してもらうことも可能。
まあ最近は通訳アプリなんかもかなり優秀なので、実際の診察の際にはなんとかなりますが、予約ばかりは電話ですることとなり難しい。なのでそこをクリアするために、日本の保険サービスに入っておくと安心。
翻訳アプリをあらかじめ入れておく
最悪予約はホテルのフロントの方とか、現地の方に頼むなどという手はありますが(その場合、適切な医療機関を選んでもらえるかはわからないのでやっぱり保険に入っておくに越したことはない)
それを伝えるにも、最低でも英語は必要。
幸いホーチミンのメジャーなホテルであれば、英語は通じることが多いです。
なので、英語の翻訳アプリを入れておきましょう。
使いやすいものでいいです。
おすすめは、
音声入力でかなり正確に音を拾ってくれるし、柔軟な翻訳もしてくれます。ぶっちゃけ、具合悪い時にポチポチ、スマホを打つのって結構大変だと思います。慣れてる私でも、発熱時はスマホ、投げ出したくなりますから。
もちろん他に使いやすいものがあればそれでもOK。
保険は大事
勿体無い?
旅行の短い数日間〜1週間のために、使うかどうかわからない保険に入るの、もったいなく感じる方もおられますよね。
気持ちはわかります。
しかし病気や事故は、こちらがどんなに気をつけても襲ってくることがあります。
そして海外では、日本の保険下での費用とは比べ物にならない金額がかかることが。
お金は、かかったとしても命には代えられないので、後でなんとでもする、で話がつきますが、場合によっては支払い能力の証明がないと、治療に着手すらしてもらえないケースがあります。
終了フラグ(。-_-。)
人命第一の日本と違うことだって起こり得る。
ここ、信じられないかもしれませんが、本当にあります。
なんとかの沙汰も金次第、ではありませんが、そのくらいシビア。そしてたとえ治療してくれたとしても、ベトナムの場合は医療水準の問題もあり、海外搬送が必要になったりした場合には、その負担金額たるや…
もちろん何もないことが一番です。
でも万が一、が自分に起こらないとは限らない。
その時に一生に及びかねない負債を抱えるか、速やかに治療を受けられる体制を整えるか。そこの安心感代と思えば、と私なら思います。
保険ってどうすれば?
事前の任意の海外旅行保険
確実なのは日本で海外旅行保険に入ること。
旅行会社で手配を頼んだのなら、保険も同時に扱っていることがあるかも。もしくはネットで「海外旅行保険」とでも入れれば色々出てきます。
価格、保障内容、信頼度などはご自身でチェックしてくださいね。
クレジットカード付帯保険を確認する
お手持ちのカードに、もしかしたら海外旅行保険がついているかもしれません。
ただし。
海外旅行先でそのカードを使った買い物をすること、とか、いくら以上利用することなどが条件になってたりすることがあるので気をつけましょう。
また多くの場合、出国から90日間のみというケースもあるので、有効期限の確認も。
制限はあっても問い合わせは日本語でできることが多いので、事前に調べてその番号を携帯電話にでも登録しておきましょう。緊急時に調べてから。。。とかやっていると時間がもったいないです。
ちなみに、入会費・年会費無料のカードなのに海外旅行保険が付帯しているものがあったりします。
旅行までの時間にゆとりがある場合は申請してみるのも良いかも。
出国直前の海外旅行保険加入
日本を出国する前に保険加入するのが一番です。
というか日本国内の保険の多くは、一歩国外に出ると加入不可のことも多いです。(だから空港に「最後のチャンス」ってことで保険加入窓口がある)
内容をしっかり把握して備えるためにも、日本国内で保険に入れることが一番。準備が間に合わなかった!という方も、空港で最後のチャンスがあるので、そこで入るのもいいかも(ただし選択肢は減ると思われる)
出国後の海外旅行保険加入
もしも入るタイミングがなかったという方は、ネットで加入できる保険もあります。英語ですが。
英語対応にはなるけど、止むなし。
その代わり、何日から何日まで、みたいな細かい設定で見積もり取ってくれるし、日本で入る保険よりも額が抑えられることもあります(保障内容が違うので一概に比べられませんが)
なので内容に納得できる場合&英語が苦でない場合は、日本の保険でなく、最初から意図的にこちらの保険に加入するという手もあるかと。
日本の保険制度は異様に手厚い
今回私の場合は、旅行先が医療水準に期待できる日本で且つ、保険があった為、問題なかったのですが、これが逆の場合。
出国時にちょっと具合悪いけど、旅行キャンセルするのもなー、で、なんとなくそのままでてっちゃったら具合が悪くなって…ってケースだと、かなり事情が変わってきます。
日本の保険制度は本当に手厚く、保険に入っている限りは個人負担が非常に少なく、何よりも人命ファースト。ホスピタリティという言葉が浸透してる。
でも。
海外ではそうじゃないことも、ままあります。
これは実感する出来事が身近にないと本当に想像しにくいことだと思いますが、かなりシビアです。口うるさいことを言うようですが、くれぐれも海外旅行保険の備えはしておきましょう。
年末年始。
ベトナム旅へのアピールがTVや旅行業界により、大々的にされていると聞きます。嬉しいことです。しかし、楽しみにすることが多い一方で、どうか安全のための備えもされてくださいませ。
何事もなく無事に元気に過ごせることが一番ですが、何かあっても、心配なくベストな対応ができる備えをしておくことは、結果的に楽しい旅行、お仕事に集中できる環境を作れると思います😊
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