目当てのカフェの途中にあったお店にウッカリ寄り道したら、いろいろ素敵なものを見つけましたよ!
朝から大人気のカフェ
決して派手な通りにあるわけじゃないのですが、こちら。朝から外席にもお客さんがいるほどの人気。
単にお外が好きなだけで出てた可能性もあるけど、店内もそこそこ混んでいたので。
カウンターがコノジになってて、そこの2/3くらいは埋まっており、
奥にはテーブル席もある。全体にそんなに広いカフェじゃないのに、造りが上手で、結構席数が入ってる。
壁際にはベンチシート的なものもあり、ここには結構な感覚でコンセントあり。
狭いし、そんなにゆったりしたスペースがあるわけじゃないけど落ち着けます。
メニュー
さてメニュー。
落ち着いたカフェですが、店に入ったら注文精算を済ませるタイプ。
文字が小さくフォントが細いものなのでちと見づらいけど、その「見づらい」が「おしゃれ」に通じる界隈、あるものね。
それはお店側も百も承知なのか、「よかったらこちらお使いくださいね♪」と、虫眼鏡を用意してたw
ま、ROGANのワタクシは自前の眼鏡を持っているから抜かりはない(・∀・)
で、目を凝らしてみていると…?
おや。
コーヒー以外の、さらにちょっと特殊ドリンのセクションが。え。USUCHA?よくそんな言葉をご存知で。そしてそれをメニューに組み込む、だと?さらにはお茶の濃さも選べる、と。ほうぅ。
あ、いや濃さだけじゃなくて、もしかしたら少し量も多くなるのかな?
ま、とにかくUSUCHAをどんな風に出してくるのかを確認してみねばなりますまい。
USUCHAなんて私の家でもなかなか出てこんぞ(・∀・)
ペストリー
で、他多少のフードもありまして、何を隠そう、私が気になったのはこの中の…?
これ。栗まんじゅうみたいじゃない?
しかもここはハノイ。Sapaにも多少は近い土地。そしてSapaには、
これがありましたよね。
それの変形盤かなーと。日本の栗まんじゅうにもちょっと似てる仕上げになってるし。
でもねー、これ何?って聞いたら「塩卵が入ってるの」と言われ「あー(・∀・)」と。
あまり、好きじゃないんですよね。最近は塩卵を使ったカスタードを入れたクロワッサンみたいなものもあって、それは悪くないことも多いんだけど…
どうしても月餅の中のあのモソモソパサパサザラザラムホムホの食感のがどーもそう記されてしまい(。-_-。)
で、一旦は別のフードとドリンクを頼んで席につきました。
まさかの光景
で、お席で待ってると…
え?茶筅???
みてると、亜流かもしれないけど、先に器には茶濾しを通した抹茶を入れ、温度確認したお湯を注いで、慣れた手つきでたてられておられました。
えーーーーっ。
USUCHA。
ほんとに薄茶だ。意外。。。
お手前は?
で、こんな感じ。
あれ?買うのやめたんじゃなかったっけ、栗まんじゅうもどき?!
はい、一旦はやめたのですが、茶筅を使って丁寧に建てられてるお茶を見て、下手なことはしないのでは?と思い、今一度レジに戻って注文をし直すなどw
20kだし、外れてもそれは次回から頼まないと言う選択肢の獲得料だ。
お茶はカップに入れ直してくれてました。
これがねー、ちゃんと、美味しい。
そもそもハノイだとローカル食堂やカフェの無料チャダー(冷たいお茶)ですらおいしのでお茶意識が高い地域だなとは思うのですが、まぢかー。
日本でもそんなに気軽にどこでもは頼めない薄茶が飲めるのね、ハノイでは。素晴らしい。
で、問題のお菓子だ。
割ってみると…?
お…?
やはり生地は、Sapaの栗まんじゅうの記事のように、ほんのりパイ生地的な様相になってますが(バターはあまり使ってないと思われる)フィリングが…っ
月餅の中の卵黄みたいに硬くモソモソパサパサザラザラムホムホじゃ、ない…っ?!
うおおおおおおお!
なんだこれ!どうやって調整してるんだ?しかもそんなにしょっぱくないから、塩分控えめのものをあえて選んでるか、作り手さんが仕込んでるか…?
生地はバターを使ってないので、そんなに味わいもコクもあるタイプではないけど、あっさり。そして中のとろけた卵黄のように見える部分は、控えめ塩気と甘味もあって…
ねっとり。クリームと言うよりはゆるい餅的な食感すら感じるネットリさ加減。でも甘味が入ってるので、クリームと言えなくもない。なんとも不思議な食感ですが…
美味しい…っ。
生地にもあまり水分がないので、ドリンクは必須ですが、そこで薄茶だ。うおおおお。なんだこの、和とも中華とも言えないライン。
どこか懐かしい感じもしながらも、素材も製法もあまり試したことがないお菓子で、自分的には衝撃。想像どころか思いもよらなかったレシピのお菓子だ。
そしてワタクシ、再びレジに行き4つ購入。その後、会う予定になっていた友達の手土産にいたしました。30分くらいの滞在で、レジに三回。どんな客だ(・∀・)
※ちなみにアップルパイの方は割愛。行間をどうぞ。
ちなみに
席に着く前にお手洗いに行ったのですが…
はい。このワンカットに、称賛すべき点が3つあります。
一つは、手拭きとトイレットペーパーの素材を変えて設置していること。この規模のカフェではなかなかやってない。
もう一つは、ゴミ箱がフットステップ式なこと。これは高級店でもできてないこと多い。
いまだにキッチンのゴミ箱が開けっぱなしだったり手で開けるタイプだったりして、その辺の衛星概念が微妙なことが結構あるので(実はこれはベトナムに限らず日本でも多い)ポイント高し。
そして、男性には関係ないかもだけど、サニタリー用品の設置を可愛い缶ケースに入れて置いてある。スマートだ。
そして入り口から中に向かって送風。
篭りやすい位置にあるトイレ。換気せずにいるとカビ臭くなるんですよね。シーリングファンをつけるとか、いろいろもっとスマートにできることはあるかもだけど、できる範囲でやってるのもまた良い。
一事が万事とは言いませんが、こう言う配慮が行き届いていることがお茶の立て方とかにも通じてるんだろうな、と思える、素敵なお店なのでした♪
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
KOSMOS
31 Bui Thi Xuan, Hai Ba Trung, Ha Noi
Time: 08:00 – 20:00 (水曜定休)
Spent:145,000vnd / person
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