一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

ホーチミンちょっと小話 03 ◆ 私たちに次々ローカルの美味しいものを教えてくれるあの人!

食品

このブログではおなじみのあの人!

この小話シリーズで紹介したいお店は数あれど、こちらのお店を欠かすことはできませんよね。数ヶ月くらいか、もうちょっとか、このブログにも頻出しているお店の方。

Tuさん!
彼女のお店からものを買ったときに、彼女と直接やりとりしてる人も多いはず。最近だと…

Cho Que。特に果物の質が良くて安くて、何より、ちょっと前に日本人の間にブーム、と言って良いほどの人気を博した、

黄色いパッションフルーツ。
普通のパッションフルーツは酸っぱすぎてあまり好きな果物ではなかったし、自分で買った分はジャムにする程度のものでしたが、この黄色いパッションフルーツは…

甘くて香りが豊かで、いったい今年何度リピートしたかわかりません。そしてこれ、ローカルの人でも知らない人が多いってくらいに流通量がまだ少なく、ルートを知ってるひとだけが引っ張ってこれるしろ物みたい。

実際、わたしからローカルの人に20人くらいプレゼントしましたが、知ってる人は誰もいませんでした。

他にもメロンにドラゴンフルーツ、ぶどうにスイカなど、その時々によって様々なフルーツが売られてるわけですが、お店はまだまだ小さくて、都度の入荷も多くない。

だから日替わり的な楽しみ方をするわけですが、これ、逐一が彼女が信頼関係を築いてきた農家さんのもの。もちろん一つじゃなくていろんなところと。

今は移動が叶いませんが、本来なら彼女は毎週のようにダラットや彼女の故郷のファンランというところに行っては、新規の農家さんを開拓したり、農場の様子を見に行ったり。

それはそれは熱心に、自分が仕入れるものを「確かめに」行っていたのです。「良いもの」の基準は色々あると思いますが、彼女のお店で売られてるものは、少なくとも彼女が良いと思ったものしか売ってない。

その心意気が大好きで、全面応援してるんですよね。そして彼女はこのブログで既出の、別の2件も経営している。

彼女のもう一軒のお店

ところで実は、上記の Cho Que の前に、彼女のお店に行ってました。こちらも、デリバリーを開始してお知らせした途端、とんでもない数のオーダーが入って、Tuさん自身がビックリされてた、

当初、ちぇりまっぷの限定記事で紹介していたお店だったのですが、お店が営業できなくなりデリバリーだけになってしまったときに、Tuさんが困っているのを見て、有料購入してくださっていたみなさんには大変申し訳ないことでしたが…

ご希望の方には返金のお約束をして一般公開に踏み切ったという前例のない経緯でご紹介したお店。その節は、有料会員様にもご理解をいただき、ほんとうにありがとうございました。

でもその結果…

この、カニ出汁にたっぷりの牡蠣を入れて食べるというお鍋が多くのご家庭に届けられたことと思います。これ、早くまた食べたい料理の一つ…

ちなみにこれは Tuさんのオリジナル。使ってるおやさいなんかはベトナムのもので日本のお鍋にはないものですが、特にベトナム料理としてよくあるもの、ということではないようです。

確かに、カニ鍋はあるし、牡蠣鍋もあるけど、この味わいは他では知らない。もちろん私が知らない味ってまだまだあると思うんですが、かすったくらいに似てるものも知らなかったので私には新鮮。

そしてこちらのお店の味のベースは、彼女のホームタウンの Phan Rang の傾向にあるようで、他の料理も、料理名自体は南部のものでもあまり甘みが強くなく、ベトナム料理の甘さが苦手、という方もここに連れてくると、

「あれ?ベトナム料理って、こんなに美味しかったっけ?」

と口を揃えてみなさん言われる。私は南部のベトナム料理も好きですが、確かにちょっと一線を画してる。高級路線で、ではなくて、あくまで庶民料理の域で、南部にあっては個性を出してる。

実際、こちらのお店を知ってからは、リピートするベトナム料理屋さんの中でこちらが一番頻度高かったと思う。

実は日本食屋さんもやっている?

そんな多彩な彼女ですが、実は日本食屋もやっている?!え?!

当初全く彼女がやってるなんて知らなかったし、正直…木村屋さんの隣にあるのに全く食指は動きませんでした。

でも、Nha Tu に何度も通い、Cho Queで週2〜3で注文するようになってから、色々な話をするようになる中で、「実は日本食もやっててー」みたいな話が。早よ言うてくれw

もう彼女の「美味しいものに対する情熱」は十分に知っていたので、よかったら紹介するよー、とポロっと言ったことがあったのですが、彼女、なんと言ったと思います?

「あーまず時間あるとき食べてみてー。正直、安いことも大事にしてるお店だから、ちぇりが食べて面白いって思うかはわからないよー」

ですって。
実際食べて見てどうだったかは、レポにある通り。確かに特筆するような飛び抜けた味じゃなかったかもしれないけれども、あの価格帯で誠実な日常の和食が食べられたら御の字である。

それを過大評価もせず過小評価もせず、戦略、というか位置付けをちゃんと知って実直にやっておられるのが良い。それを自分の国の料理じゃない外国料理でやってるのだからすごいよな。

いくらその国の食文化が好きでも、その国の人が食べて価格と内容の均衡に納得できるように作れるってすごいことですよね。日本人の常連さも多くいらっしゃるようだし。

話をしてても、実際彼女のお店が提供しているものを食べても、信頼できる人だな、という思いが深まるばかりでございます。

Tuさんの好きなとこ

面倒見が良くてお世話になってます

とにかく面倒見が良い。
そして彼女はとてもフレンドリー。

そして面倒見が、良い。
「なんか困ったことがあったら言ってー」というので、お店とは全く関係ないことを訪ねても、そりゃあ親切に答えてくれる。

そういえば、Cho Que で日本人が買ってくれた時のことをとても気にされてて、是非にと言われてることがあるのですが…

「もしも不備があったら是非知らせてください」

とのこと。リプレイスがきくのなら相当品と取り替えるし、きかないものであればご返金するなりなんなりで、極力できることをしたい、と。

彼女は日本が大好きで、過去に何度か日本に行ったこともあるそう。上記の「KOME」というお店も、知ってる日本の方がされていたのを、その方の帰国に伴い引き継いだらしく、何かと日本にご縁があって

「自分も親切にしてもらったから、ホーチミンにいる日本人には私にできることはしたい」

というのが口癖。
実際、あらゆる形で日本の方をサポートしてくれてるんですが、ここでは詳細は割愛。でも、たくさん知ってる。大きくも小さくも、どんな人が相手でも、彼女がとても親切に接してくれてること。

そもそも…ローカルの方でも知らないような果物を探して来て売ってくれてる上に、美味しい楽しさをくださってること自体が、私たちのホーチミンライフを十分楽しいものにしてくれてると思うんですけどね。

とにかくいつもニッコニコ!

この記事で紹介した冒頭の、彼女のFB個人アカウントをのぞいて見てください。今はCOVID関連の記事などもありますが、とにかくいっつも楽しそう!!

楽なばかりじゃないはずなんです。この時期にお店3件も経営してるって、それだけ負担も大きいということ。それでも、彼女が塞いでる様子なんて見たことない。実際に会ってる時も、とてもハッピー!!

私の友人曰く、

「福を撒き散らかしながら歩いてような人だよね」

うわ、ほんとその通り。気前が良いというか、人を幸せにする空気感を惜しみなく、際限なく醸す人。あれは素敵。

自分だって、自分の周りにいる人には笑顔になってほしいと思ってるわけですが、あのハッピーオーラには及ばない。彼女は私よりずっとお若いのだけど、私が見習いたいなと思ってる人の一人。

舌が似てる

ホーチミンでも時々一緒にご飯を食べに行きます。お互いのお気に入りのお店に連れて行くこともあれば、二人とも知らないお店に一緒に探検しに行くことも。

その際に、食べた瞬間、良いと思うものと(あー…)と思うものが、言葉を交わさなくてもお互い同じなのが良くわかるw

彼女はシェフではないけれど、Nha Tuではもちろん料理の指導や監修もされてるから料理のことも知らなきゃならない。

なのでチェックポイントがわかってらっしゃる。
もちろん「どこを見るか」は人それぞれかと思うんですが、Tuさんとはそれがとても近い。

楽しいですよ、一緒に食事をしていると。お互い第二外国語の英語で会話をするので、そんな細かいところまでは流暢に喋れないものの、「何を見てるか」がわかるから、空気で会話ができてしまう。

こりゃ時が時、場合が場合だったら恋してたかもしれませんねっ(๑•̀‧̫•́๑)(笑)

自分が大変な時にでも

この時期、3店舗のお店を切り盛りし続けるって、相当大変なことかと思います。そんな中…皆さん、覚えておいででしょうか。

彼女と、彼女のお友達たちはボランティアをやってましたよね。

農家さんからお芋を買って、それでパンを焼いて売られてた。ほとんど材料費のままで、利益を乗せないままに。

利益を乗せないどころか、パンを作り売る段取りをする、という労働分はコストを払ってると言っても良い。平たくいうと損をしているくらいなのに、

「これは農家さんのためのものだから」

ということで。
まあこれはTUさんに限ったことではなく、ベトナムの方に多く見られることですが、困窮した時に手を差し伸べることに躊躇のしなさ加減がすごい。迷わない。すぐに行動に移す。これも、見習いたいなと思うところ。

惜しみなく知識を分けてくれるホスピタリティ

お店をやってるくらいだし、何より美味しいものが好きな人なので、食事や料理に関する知識も広い。

ましてやベトナム料理のこととなると、当然ながら私なんて足元にも及ばない。各種食材、調理技術、そもそもの料理の種類など、彼女から教えてもらえることの数は計り知れない。

私も日本の料理に関してはお伝えできる事がいくばくかはあるので、彼女の日本食のお店について、伝えられることは伝えてるのだが、彼女の会話の知識へのつなげ方、惜しみない提供ぶりったらない。太っ腹にもほどがある。

「せっかくベトナムにいてくれる日本の人が、ちょっとでもベトナムのものを楽しんでくれたら嬉しい!」

というのが彼女の口癖。
これは全く私の希望と重なるところで、とはいえ私は外国人の立場で、せっかくベトナムにいるのだからできるだけ楽しいことを探して行きたい&知らせられて、好きになってくれる人がいると嬉しいな、と思ってるだけ。

外国人一人が動いて知れることなどたかが知れてるわけですが、思いを近くして、彼女のような知識が豊富な方にサポートしてもらえると、紹介できる事が段違い。

ありがたい限りです(-人-)

尊重してくれるところ

自分が出してる和食への評価もそうだけど、彼女はとてもフェアだ。

どう言うラインを探っているのか、価格にはどのレベルのものが見合っているのか、彼女は自分が取り扱うものへの評価も適切だと思うのだけど、人がどう評価を感じるかにも、実にフェア。

基本的に「あなたと私は別の感じ方をする」という線引きができていて、その上に、ベトナムの方であることと日本人であることでの感じ方の違いがあることもよくよく承知しておられる。

だからベトナム的に良いものでも日本人的な感じ方にはどう言う傾向があるのか、とか、わたい個人がどう思うのか、ということと自分が自信を持って商品を出していることについては、別枠のことであるという考えの持ち主。

だから私も正直に言えるし、彼女も「正直に言ってくれた方が良い」という。

私が好まなかったり、私的意見でこれはどうか、と思うようなことを言っても、お互いの人格とは別のところの話であるという信頼関係が築ける人なので、とても正直ベースで話ができる。

だからお互いに褒める時はそれが本心だと思えるし、とにかく裏がない。こうありたいなと思える人の像が、そこにもある。

Cho Que、もうちょっとしたら再始動?

実は、Cho Queさん。
昨日今日あたりまで、エリア封鎖にかかってました。

が、エリア封鎖自体は先日解けたと言う話を聞きました。ただし、デリバリーに関しては厳しい規制がかかっていることと、仕入れその他も難しいことからすぐに再開、というわけにはいかないようです。

ですが、Tuさんのご意向としては「なるべく早く再開したい」とのことだったので、何かしらの良いニュースが、近いうちに入るかもしれません。

果物だけじゃなく、私あそこの調味料とかナッツ類とか結構使ってるから、分けてもらえるものなら分けてもらいたいんですよねw

また再開の報が入ったらみなさんにもお知らせしますね。Nha Tuはまだ難しいかと思いますが、街が開いたら、早い内に食べに行きたいお店の一つ。

みなさんも、よかったらぜひ行って見てくださね。
そして、再開したら、Cho Queさんの果物、ぜひぜひ試して見てくださいませ。そしてリクエストとか、問い合わせごととか、ご遠慮せずに尋ねて見てくださいね。Tuさん、そっちの方が喜ばれると思うので!

 


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