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【Ha Noi・Vietnam】Chúc mừng năm mới !2024年 ベトナムの旧正月!

@Hanoi

明けましておめでとうございます!
というと、日本の方には「いつの話してんのよ?」と思われそうですが、ベトナムは旧正月がお正月本番!2024年は2月10日が元旦です!

アジアでは旧正月がメインのお正月?

最近は日本も多くの海外からの旅行者さんがおいでになり、各地の中華街などで大賑わいとなることから、旧正月の存在もかなり知られてきたのではないかと思うのですが、私が若い頃なんかは、失礼ながら、まーったく意識したことがなかったです😅

しかし東南アジアに出ると、結構旧正月メインで動いているところは多い。

というか、街への人出、また街中のお店がクローズするという、日常に比較すると劇的変化があるので、それに沿った予定を立てないと、色々難しくなるので否応なく巻き込まれるというか。

旧正月、元々は Chinese New Year とか Luna New Year と言われまして、中国の太陰暦を元にされたもの。そして中華圏の方が散らばってコミュニティを作ったり文化を残したところではその暦を元に動かれてるので…

アジアで言うと、

中国、香港、マカオ、台湾、ベトナム、マレーシア、インドネシア、ブルネイ、韓国、モンゴル

などが、旧正月を盛大に祝うようですね。
ベトナムも、然り。
またベトナムは旧正月のことを TET (日本語表記はテト、音的にはテッ)と呼びます。

街は賑やかになるのではなく静かになる?

ホーチミンで言うと、コロナ前までは、テト期に街にいると飢えるぞ、なんて冗談まじりに言われてきました。さらに昔になると、死活問題くらいの勢いで食料の確保を頑張るか、脱出して旧正月の影響が少ない地域に旅行に行くか。

大袈裟でなく、本当に街がガラガラだったのです。
スーパー、飲食店、雑貨屋さんなどは軒並み閉まり、特にホーチミンは田舎からお仕事で出てこられてる方も多い都市なので、大勢の方が一斉に里帰りして、街はガラガラ。

日本も昔はそうでしたが、お正月に実家に帰って家族や親戚と一緒に過ごす、と言うのは当たり前のこと・または当たり前のことだったんですね。

とはいえ、ホーチミン生まれのホーチミン育ちの方もおられるわけですから、全く人がいないわけではないのですが、あまりにも、ホーチミン外から来ている勢が多く、彼らがいなくなるので、商売をしたところで…と言うこともあり。

旧正月の状態を知らずにホーチミンに旅行に来られた方は、行きたかったお店にも行けず、食べ物も、なんとか営業しているホテルでやり過ごし、観光名所と呼ばれるところを見るには見に行ったけどもお土産物を買ったり施設内に入ることは叶わず…

一体何をしに行ったのやら、みたいな話も聞きました。
言葉は悪いが、ゴーストタウン??ってくらいには人がいなくなってたんです。

コロナ後に感じる変化

旧正月中の営業は儲かる?

それが、ここ最近少し変わってきてまして。
コロナ以前も少しずつその波が来ているのは感じたのですが…

2018年のテト後、こんなニュースが。

バイタク配車アプリ運転手、テト7日間で公務員給与2か月分の売上げ
https://www.viet-jo.com/news/economy/180221235056.html
記事によるとまだUBERがベトナムにあった頃だったんだなあ(現在は撤退)。それらの運転手さんが、テト期間中の1週間で公務員さんの二ヶ月分の給料を売り上げたとの話。
街に人がいなくなると言うのは、客がいなくなる、と言うだけでなく、商売をしている人がいなくなると言うことでもあり、運転手さんも競合がいなくて顧客が集中。プラス、旧正月期間中の割増料金もついたのかな。
お仕事は大変だったかもしれませんが、結果、日常よりもかなり効率の良いお仕事結果となったようで。
また同じ頃から、「街に開いてるお店はほとんどない」と言われた中で営業を続けたお店が大繁盛。
先ほども伝えたように、人がいないわけではなく、いるにはいるのです。なので需要が全くなくなるわけじゃない。そこへ営業店が出現となると、いかに客の数が少なくなろうとも、お店にとっては「良いアンバランス」が生まれ、大繁盛、と言う流れに。

意識の変化も

さてベトナムでは家族の絆がとても強く、10数年前に聞いた話では、例えばテトに十分な帰郷期間を休暇として得られない会社に務めてる人はテトを機会にやめてしまう、と言う人がいたり、テトで帰郷した際に里心がついてそのまま退職になったり、と言う人がいたとかいなかったとか。

いやいやそんな極端な、と思ってたのですが、実際に、ビジネスから遠い位置にいる自分にすら実例が届いていたので、結構な数あった話なのかと思います。

またテト期間中に強制的に、遠隔地への移動が禁じられ、帰れなくなってしまった時期がありました。

その時には身も世もなく嘆いていた人の話も聞きましたが、それまで疑問なく「帰郷する」しか選択肢を持たなかった人たちの中には、「故郷に帰らないテト」を経験したことによって、「あれ?帰らなくてもいいんじゃね?」と思い至った人もいたとか。

また今年は、最近田舎に帰りたがらない若者も出現している、と言う趣旨の記事も見かけました。
理由は、

▶︎一定年齢になっていると、田舎に帰った時にお年玉的なものを大量に親戚の子供達に配る必要があり、出費が痛い
▶︎パートナーはできたのか、結婚はどうするのかなどの干渉が煩わしい
▶︎帰郷時・都市に戻る際の渋滞が酷く時間と労力の消費が辛い

などだそうです。
うわー、昔の自分に心当たりが😅

とはいえ

そうはいっても、まだテト休暇に帰郷することを心待ちにする人は多いですし、多くの、お正月にまつわる行事風習はたくさん残ってます。

この時期に欠かせない、結構長い日数保存できる、Banh Tetと言う料理を家族や親族、中には会社の人たちやその他のコミュニティ総出で作る様子は、今もあちこちで聞きますね。

また、お正月期間中、人が少なくなるとはいえ、ホーチミンのNguyen Hue通りは、この短い期間のためだけに大掛かりなデコレーションが行われ、大晦日の夜にはそれらを楽しもうと言う人で大賑わいに。

上の写真は、まだお正月前、設営中の様子なので地味な写真ですが、SNSに流れてくる大晦日カウントダウンの様子を見ると、かなりの人で埋め尽くされて、大盛況だったようです。

こっ、これ見ると、「テトにホーチミンは人はいないよ!」とはとてもいえない気がしますが。。。(笑)

多分、翌朝の元旦からはシーンとなってるのではないかと思われる。多分。ごめん、私も今、Phu Quocにいるから様子がわからなくて😅

さらにコロナ前は私も脱出組で海外に行くことが多かったので、昔のホーチミンの様子もわからないのですが…

見聞きするところによると、年々、ゴーストタウンではなくなり、また営業しているお店も増えていると言う話も聞くので、少しずつ、時代が変わってきているようですね😊

ハノイではこんな素敵な催しも!

ちなみにハノイの方ではこんな素敵な年越しイベントがあったようです!

日頃からXにて美味しそうなお料理を作っている小金井さんが、こんな動画を作ってくれてましたので、転載させてもらいました😊

すっごーい!
ドローンショーって私、まだリアルに見たことないんですよね。SNSにはよく流れてくるけど、こんな大掛かりなの、ハノイではやってたんだ!

ホーチミンでは花火が上がったと言う話は聞いてるけど、ドローンショーはまだだったような。

そして小金井さんが言われる通り、こう言うことがまだ目新しいベトナムでは、若い方だけじゃなくて家族総出だったり、小さいお子さんも相まって、とっても邪気無く、心から夢中なって上げてる歓声が聞こえますね。

お祝いの形式はどんどん新しくなっていても、まだこう言うことを素直に穏やかに楽しめてるのは素敵だなあ♪

小金井さん、素敵な動画をありがとうございました。
日本に一時帰国中の方や、日本の方にも、ベトナムの旧正月の片鱗と、おめでたい空気感のお裾分けをさせてもらえて嬉しかったです!


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