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【Vietnam】ベトナムのテト(旧正月)の暦と新暦の違い・仕事始めはどのくらい?

ちぇり info(生活情報)

そろそろテトもあけてお仕事始めてる方もいますよね!
ベトナムのお正月明けって、どんな感じでみなさんお仕事に戻って行かれるか、日程面でお伝えします(^・^)

旧正月

ご存知の通り、テトは旧暦による日程軸。

Lunar New Year
Chinese New Year
Spring Festival

などとも言われますね。

日本人にはちょっと馴染みがないのですが、東南アジアでは、

中華人民共和国
マカオ
台湾
シンガポール
韓国
北朝鮮
ベトナム
マレーシア

などが盛大に旧正月を祝うようです。かなり広域。
これらの国に住む方は旧暦がとても身近、というか、それを軸に生活されてる部分もあるだろうから、ほとんど馴染みがない日本人とは大きく違う暦の概念がありそうですよね。

旧暦と新暦?

旧暦は、文字通り新暦より古いです。

紀元1582年にローマ教皇グレゴリウス13世が新暦のグレゴリオ暦と呼ばれる、現在の西暦にあたるものを導入するまでは、旧暦のユリウス歴というのが使われてたそうです。

これは季節を重視した暦で、しばらくは機能してたのだけど、なんだか何世紀も使ってると季節が、ずれてきた!!???ってことになったらしい。

そこで「季節は絶対」と考えてたのがすごいなと思ったのですが、あれだ。春分の日とか、太陽の傾きなどは今でもほぼ固定されてるので、きっと基準になったのはそこ。

ちぇりさん、道覚えるときに「あの猫がいた角を左!」とかいう覚え方する人なので、すぐ暑い寒いとかに左右されるとか考える。。。(-“-;)

ともかく、なんか暦と季節がズレてることに気づいてしまった。そこで原因を追求すると、なんと!
ユリウス暦(旧暦)、なんかちょっと間違えてたらしい(・∀・)

その後グレゴリオ暦(新暦)となるものに照らすと毎年11分の差があったことが判明。そしてチリも積もればなんとやら。年月を重ねるうちに、10日ものずれが生じてしまうこととなり、「こらあかん!」ってことで、グレゴリオさんが頭いい人集めて、

「調整したってやー」

ということになってできたのが、今の西暦・グレゴリオ暦。
ってことらしい。

毎年結構大きくズレる旧暦の正月

ズレる、というのは私たちが普段使ってる新暦に照らして、という意味なので、ちょっと尊大な言い方になりますが、まあ中華圏の方も日頃お仕事をする際には新暦を使っているので許されよ。

例えば今年の旧暦の元旦は、去年は、1月22日でした。
今年は西暦でいうと2024年2月10日でしたが、

あれ?旧暦は西暦より日数が多いのかな?と思いました?
だって、去年よりも遅くなってるんですもんね。しかし…?

来年の旧正月の元旦は、西暦でいうと、1月29日なんです。
あれ?短くなった???2月10日以降には来ないんだ???

旧正月は、西暦の上では毎年その日にちが変わる上に、必ずしもずーっと遅れていくというわけでも早まるわけでもないのです。

なんと。

旧暦のパターン

旧暦は、月の満ち欠けの周期が基準。
月の満ち欠けのサイクルは約29.5日。

なので、西暦のそれとは対応してないんですね。

とはいえ、、旧暦ではそのずれを調整するために29日で終わる小の月と、30日で終わる大の月を組み合わせているらしい。ちなみに旧暦には31日はないそうです。

新暦では、そういう30日と31日の月、ってのは固定されてますよね。でも旧暦では、29日の月と30日の月は毎年違っているそう。月の運行が暦のベースなので、必ずしも一定ではないらしい。

で、旧暦の1ヶ月は平均29.5日→12ヶ月で約354日となります。新暦の1年間=365日との差は10日。これを解消するのが閏月。

旧暦の閏月は1ヶ月分あって、つまりは一年が13ヶ月となる年があるらしい。そして閏月になる年の割合は、19年に7回=約3年に1回とのこと。

はい、そろそろややこしいヽ(・∀・)ノ

しかも「13月」が存在するのではなく、7月と8月の間に「閏7月」が入ったり、10月と11月の間に、「閏10月」が入ったりするんだとか。ひえええええっ😅

で、その調整の結果、今年は新暦でいう2月に旧暦の元旦が来るけど、来年は1月に来る、とかいう事態になるらしい。

はいはい、もうちぇりさん、頭がプシューヽ(・∀・)ノ

ところでベトナムでの仕事始めって?

さて、旧暦や新暦の話は一旦終わりまして、実動的なところの話。

日本だと3連休が確実にあって、4日目が平日ならそこから仕事始めになるところもあれば、4日が金曜日とかだと、会社によってはそこも休みにしちゃって翌週月曜日から、みたいに、新暦ベース+利便性で決めることが多いですよね。

でもベトナムでは縁起担ぎと言いますか、商売に良い日、というのがあるようで、それが年明けの偶数日なんだそうですよ。

よって、新暦の10日が元旦だとしたら、新暦13日、15日、と言うのが該当しますが、まあ13日と言うのは3ヶ日明けてすぐすぎる。というか、3が日と言う概念が旧暦にあるのかわかりませんが…

実際問題、田舎に帰られてる方とかは、行き帰りの時間も含めての休暇。旧暦の4日に当たる日に仕事しようと思うと3日には田舎を出なければならず、それはあまりに慌ただしい。

と言うことで、15日にお仕事を再開されるところが結構あったようですね。うちの旦那さんの会社も15日に仕事始めで、朝も早よからお出かけになってました(-人-)

が、普段から長期休暇の少ないベトナム。
正月くらいゆっくりしよーや、と言うことで、旧暦の6日目にあたる新暦17日に…と思ったら、あら、土曜日だわね。ならばいっそ19日にしよかー、と言う話もありそうですね。

そんなわけで、15日に空いていなかったお店が16日に再開する、と言うことは少なさそうで、15日に再開してなかったら、17日か19日が再開の機運濃厚、と言うことになるかもしれません。

馴染みのお店がなかなか開かなかったりすると、ちょっとだけジレったい感じもあったりしますが、ベトナムの方には大事なお正月。満喫して、新たな年を気持ちよく迎えてもらえたらいいですね😊

 


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