こんな状況下なので、甘いものが必要です。ええ、いつでもどこでも甘いものを食べる理由は引っ張ってこれる(笑)
ただ…それでなくても運動不足気味。カロリーもちょっと気になる。まあこれも…そんなにローカロリーってわけじゃないかもですが、構成要素は罪悪感を感じにくくなってると思いません?(^・^)
チョコが食べたい
自主的に外出を控え始めてから、もう2ヶ月以上。最後に外出したの、5月の半ばくらいでしてん、私。
そして食材を買うための外出は許されていた時期でも、車が止まってからは買いに行こうにも買いに行けない。スーパー、遠いねん(´・ω・`)
というわけで、食材はほとんどデリバリーに頼ってる。あと自宅に鬼のように溜まってる調味料やら嗜好品やら。これはもうこいつらを片付けていく良い機会ではないか?!とも思ったのですが…
お菓子類とかは限られる。そして時々波が来るのです。
チョコが、食べたい。
最近はCapichiさんにもチョコレートの専門店が一時期入って買えていたようですが、お忙しいのかこれを書いてる現在は出店されていないみたい。
チョコレート、自分の感覚では「食材」だし、スーパーに買いに行けば買えるものかもしれませんが、そうなると種類がかなり限られて来るし。。。悩ましい。ならば…
作れば良いんじゃね?(・∀・)(無理)
本当にチョコが食べたいのか、チョコ味を楽しみたいのか
焼き菓子のようなものなら、それらしいものを自作するという手もあるのですが、チョコレート。これは素人にはなかなか難しい。
チョコ本体があって溶かして何かにする、というのならともかく、チョコレート自体を作り出すことは、絶対にできないわけじゃないけど、労力が合わなさすぎるw
そこで自問する。私は本当にチョコレートそのものを食べたいのか、チョコレート味の何かを食べたいのか。その食感や物にもよるけど…
私、チョコレート味の何かが食べたい!
ということに気づきまして。そして家の中に今現在あるもので何かできないか?とチェックしてみたところ…
生チョコ「的」なものが作れるんじゃね?ってことで試行錯誤を繰り返すこと20回ほど。結構お気に入りのができました!
まあ言うても、全くチョコレートに由来しないものだけで作るわけじゃないので、材料がなかったらそれまでなのですが、
ちぇり版フェイク生チョコ
材料
あいかわらずですが、代用できるもの、なくてもできるものもあります。がひとまずはオリジナル版を。後ほど簡易版を記しますが、自分的にはこれが一番好きなので。
ココアパウダー 30g
しっかり水抜きした豆腐 60g
生クリーム 60g
水 60cc
砂糖 18g
コーンスターチ 9g
はちみつ 15g
カカオリキュール 9g
材料について
・ココアは砂糖の入ってないピュアなもの
・豆腐はローカルのしっかり水が抜かれたもの。なければ時間をかけてしっかり水抜きを
・生クリーム+水は牛乳に置き換えても
・砂糖はブラウンシュガーの方が好き。パームシュガー、黒砂糖などだとコクが出る
・カカオリキュールは好みの洋酒で
作り方① 全てを混ぜる
ミル、ミニブレンダー、ハンドブレンダーなどがあれば超簡単。
全ての材料を合わせ…(およそチョコレートを作ってるようには見えんな)
躊躇せず全部一緒にしてください。
ガーーーーーッとやって滑らかになったら出来上がり。
ココアパウダーがあちこちにへばりつきやすいので、途中1回くらいヘラで全体を混ぜっ返してあげると良いと思います。
はい、記事の出来上がり。超簡単。
一応ここで味見して見てください。気持ち、甘めに感じるかもしれませんが、仕上げ段階でのバランス取りがあるので、ちょっと甘めであることをお伝えしておきます。※
甘さが足りなかったら砂糖を加えるのも手ですが、はちみつやお酒などを加えすぎると、仕上がりの食感に関わってくるのでお気をつけを。
作り方② 加熱します
加熱に入る前に、冷やす際の型にラップを敷いて、茶こしでココアパウダーを少し振っておきましょう。最悪、ラップがなくてもココアパウダーを振ってなくてもイケるんですが、扱いが楽です。
生地ができた後はスピード勝負なので、加熱し終わってからこれを用意してるとタイミングを逸します。
で、準備ができたら、生地をテフロンの適当な大きさの鍋に入れます。
とにかく鍋底をこさぐようにして常に全体をかき混ぜながら、弱めの中火でゆっくり加熱。
このくらいの量なら1分もしないうちに全体にとろみが出てところどころがダマになってきますが、気にせず加熱続行です。
初めての時はこんな風にモロモロになってきて焦るかもしれませんが、心配はいりません。ただ、全体をかき混ぜることを忘れずに。特に鍋底は固まりやすい→焦げやすいので気をつけて。
急な変化が怖かったら、火を弱めるのも手。
で、続けていると全体が同じくらいの硬さに。
全体がモッテリとなってからさらに1分ほど、練るような感じで混ぜていくと…?
全体に明らかに艶が出ます。固まったから、といってすぐに加熱をやめると、まだ状態がムラになっていることもあるし、その後冷ました時の粘土が弱く唸ったりするので、
「固まってからさらに1分」
これが鍵。
作り方③ 成形と冷却
作りたい形にもよるのですが、いろいろやって見た結果、薄く広げられるバットのようなものが扱いやすかったです。
生地ができたらなるべく早いタイミングで型に流し込みます。とても乾きやすいので、とにかく手早くやるのが吉。
乾くと、変色し、またそこだけ食感が硬くなり、お口の中であまり喜ばしくなくなってしまうので。
生地に粘度がかなりあるので、量にピッタリの型がなくても大丈夫。作りたい厚さに広げたらそこで止まります。
ある程度広げたらラップを全体に被せて、平らなものを押し付けて更にならすと良いです。熱いから直接指で触るのは気をつけてくださいね。
と言って、冷めるまで待ってるともう形が変わってくれません。
いっそ凸凹のまま成形すると言うのも味があっていいかも。さらにその時できるだけ空気を抜くといいかも。
完璧に抜く必要はありませんが、空気が入ってるところから乾くので。
で、粗熱が取れたら冷蔵庫でさらに冷やします。6〜7mmの厚さ、ステンレスの容器とかだと、1時間半くらいから大丈夫かと。
冷えたように感じても、全体が安定するのに少し時間が必要です。熱くなくなったから、とすぐにカットするのではなく、十分に寝かせてあげましょう。
作り方④ カット&ココアまぶし
冷えて、生地がよく休まされたらカットします。カットといっても、ナイフや包丁は不要です。何かまっすぐした薄いシートのようなもの、すっケッパーなどで十分。
刃渡りが長すぎると扱いにくかったりするので、使いやすそうなものをなんでも活用しましょう。
まず表面にココアパウダーを茶こしでかけて、
カット。大きさは問いません。端っこを食べて味わいと食感を確認したら、大き目が良いか小ぶりが良いかを決めてください。
濃いな、重いなと思ったら小さめに。や、このくらいは楽勝!ってことなら大きめにすると、個々人の満足度を上げられると思います。
ちょっと横にココアパウダーを濾したものを置いておいて、カット面でウェットな部分はそこで転がして全体がまぶさるようにします。
※はいここ。生地を味見した時に気持ち甘目、と言ったのはここでバランスを取るためのもの。外側にまぶすココアパウダーは下に一番最初に触れます。苦みが味覚の多くを占める。のでその後は、気持ち甘目の生地で迎えることでバランスが取れます。
その後全く湿気ないわけではないのですが、一度粉をまぶすとかなりキープされる上に、扱いもとても楽になるのでぜひ全体をコロコロまぶしておくと良いですね。
あと、面倒かもしれませんが、食べる分だけを切り出すのもコツ。このお菓子の大敵は乾燥。空気に触れる断面が少ない方が乾かずにすみます。
けっこう…生チョコっぽく見えません?(^・^)
で、食感としてはコーンスターチで固めているのでプワトロ、といった感じ。
生チョコレートのようにカカオバターや生クリームの脂肪分がそんなに多くないので、柔らかさや滑らかさはあるのですが、バタリーな感じではなく、且つ、さっぱりしている感があると思いいます。
ただ、この量に対してココアパウダーは結構ギリギリを攻めたので、チョコを謳って不足を感じるような「さっぱり」ではないと思います。
作って感じたいくつかのポイント
▶︎甘味
もちろんココナツネクターも使って見たのですが、濃厚なカカオ味を目指した際には、結構な量を使っても甘味の深さが出にくかったので割愛
なんだかんだ言って砂糖の甘味はVIVID。できればブラウンシュガーやパームシュガー(黒糖はちょっと癖が出る)などを使うとココアに寄り添いやすい
砂糖だけで作ると味が単純化しやすかったので、甘味の一部をはちみつに置き換えることで甘味のコクと、保湿感を出せました。
▶︎粘度
とろみを出せるものはいろいろありますが、
小麦粉=重く口どけがいまいち
タピオカ粉=スライム感が強くチョコ味に違和感
米粉=口内でのひっかかりが強く好みではなかった
と言うような感想でした。ただダメ、なわけでもないので、気にさえならなければどれを使っても有りかと思いますが、その際の分量は変わってくると思います。
簡易版の材料
自分としては、上記のオリジナルレシピが一番好きだったのですが、ただ生クリームっていつも家にあるわけじゃないし、子供さんがいたらお酒を使うわけにいかないじゃないですか?
でも水分量を変えてえしまうと食感に違いが出てしまうので、液体は液体に置き換えると作りやすいかもしれません。例えば…
ココアパウダー 30g
しっかり水抜きした豆腐 60g
牛乳 120cc
砂糖 18g
コーンスターチ 9g
はちみつ 15g
オレンジジュース 9g
(or ベリー系ジュース or コーヒー or 牛乳追加 など)
こう言うのもアリだと思います。これなら生クリームじゃなくても良いし、お酒の心配もなく味のバリエーションも楽しめるかと。
ちなみに
お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、上記のレシピ分量、全て3で割り切れます。試作をするときにはコンマ1単位で測って、最小限の1/3量で作ってました。今時どの食材も貴重なので(笑)
きっちり3倍量で測って作っても食感に違いはありませんでした。その10倍とか、大きな量になるともしかしたら違いが出てくるかもしれませんが、一般的に家庭で楽しむ上記程度の量なら問題ないと思います。
もちろんチョコそのものとはいきませんが、チョコの味覚欲は満たせるし、後口は軽め。油脂分で(うっぷ…)となることもない(そんなになるまで食べるんじゃありません)。
よろしかったらお試しあれ(^・^)
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