ホーチミンのインド料理 は実に優秀。ホーチミンではなかなか遭遇できないレベルのものがあったり、北と南インド料理が同時に楽しめるお店があったり、と嬉しい想定外なお店がたくさん。
そんな中でも、要注目のお店が出現。デリバリーで「ここ美味しい!」と睨んだ通り。お店の場所は「あのお店」のすぐ近く!
※2023年4月時点での内容訂正記事が文末にあります
フレンチと インド料理 が並ぶ通り
こちらのお店、ホーチミンでも一押しのフレンチレストラン、我が愛する、Le Cortさんの、数件右となり。Hai Ba Trung通りから入ってすぐのところにあるので、場所としてもとてもわかりやすく、以前はガーズルバーが目立ち、今もその名残はあるけど、俄然、注目のスポットです。
デリバリーで頼んでビリヤニが美味しかったんですよね。カレーにはそこまでピンとこなかったけど、ビリヤニのスパイスの使い方が抜きん出てた。で、お店にも興味を持ったのですが、読者さんからも「あそこ良かったですよ!」の声が。
で、早速行ってみたと言うことなのですが、店内入口からのスペースは割にこじんまりですが、ゴージャス仕様。インド料理って、かなり豪奢なデザインにすること多いですよね。そう言うのがトラディショナルなのか、良しとされてるものなのか。
どうやら夜はバンドが入ったりするようで、LIVEスポット的なものが奥の方にあるようでした。見せてもらってから帰ろうと思ってたのにうっかりしてたー(´Д` )
北 インド料理 中心のラインナップ
メニューは、写真入りで、数も市内の他のインド料理屋さんに比べると絞り込まれているので選びやすいかも。市内には北部南部を合わせて提供しているお店が結構あるので、そう言うとこは品数が凄まじいんですよね(・∀・;
加えて、素材別、ソース別にダーっと名前が書かれていても、見慣れない音ばかりで想像がつかない。説明を見ても「牛・マトンのスパイス煮込み」とか書いてあるだけで、「違いがわからんやないかーい!」となってしまう(笑)
一定のスパイスやソースの名前は覚えておかないと、こう言うお店では相当迷うんですよね。素材と、知ってる名前のカレーに偏りがち。まぁ美味しければそれもアリなんだけど。
その点、こちらのお店は、全部ではないにしろイメージしやすい写真がついているし、わからなければ店員さんにお願いするとオススメを教えてくれるので、それに習うと言うのも手。
この日はお客さんが少なくて、お給仕の方がほとんど机にべったりで、至れり尽くせりだったのですが、メニューの相談にもよく乗ってくれ、割にすんなり決まりました(^・^)
そう言えばお酒のラインナップもすごかったな。すごく幅広かった印象。この日は飲まなかったけど、少量のお気に入りディッシュをつまみに、ここに飲みに来る、と言うのもいいかもですね♪
ホーチミンのインド料理 では出色!
いきなりですが、こちらおお店、お水はデフォで出てくるようです。これが課金ものなのか無料なのかはレシート見逃した。。。ごめんなさい。
まぁ有料であっても大したことはないと思うのですが、常温が良いか冷たいのが良いか聞いてくれたと言うことだったので、気を使ってくださってるのは確かですな。でもこれやるとドリンクのオーダーが減りそうなのになぁ。太っ腹。
お料理の最初はサラダ。ゴロゴロと野菜を大きめに切ったものにさっぱりとしたライム風味のドレッシングが絡ませてあってサッパリとして食べやすい♪
オニオンとかもゴロゴロに切られてて、えーっ、生のオニオンをこんなサイズで、なんて辛いんじゃない?と思ったけど、程よく気を抜いてるようで、食べやすかった♪ あの辛いのって硫化アリルが原因だったから、空気に晒すとかしとけばずいぶん違うのかな。水に晒してる感じなかったし。
そしてオススメだったのはこのガーリックチキン。タンドーリやティッカはチキンがパサつくことが結構あって警戒メニューだったので、メニュー写真で美味しそうだったこちらを選んだのですが…
美味しかったっ。ガーリックよりもスパイスの方が先にきてたきがするけど、これでビール、グビグビやったら美味しそう♪
そしてデリバリーで頼んだビリヤニ。宅配で頼んだ5件の中では一番美味しかったんですよね。
容器の形のせいか少なく見えて、あれ?デリバリーの方が量が多かった?と思ったけど、結果、そんなことはなく、3人でシェアしてもたっぷりとありました。そしてやっぱり美味しい。
日本で食べた、サラムナマステさん
のビリヤニはやっぱり特殊と言うか、ずば抜けていたので、それと比肩はできませんが、それでもやっぱりすごく美味しい。
ライタ、と言う、ビリヤニに添えられてくるヨーグルトベースのソースがあるのですが、これをかけて食べると、かなりとんがった感じのスパイスがまろやかになる上に味わいも変わって楽しいです。
このライタ、お店によって仕込みが色々違っているので、お店ごとの違いを楽しむのもまた一興。
給仕の方があまりに甲斐甲斐しく、写真を撮る前にちゃっちゃと取り分けてしまったのでこんな写真しかありませんが、エビのカレーが美味しかったのー(*´艸`*)
割にあっさり目のテクスチャーで、ちょっと甘辛系のベースもあり、日本人には受けるんじゃないかなーと思われる味。そしてビリヤニがあれば炭水化物は十分かなー、と思ったのだけど、ビリヤニは単体で美味しく、カレーがあまり気味になったので、ナンを追加。
カットされて折り重なってきたので、その大きさに驚くことも、また甘さのないベーシックなナンだったので、その味を強く強調するものでもありませんが、チーズナン、香ばしくて美味しいこれ。。。
自分的にはあまりヘヴィすぎない口当たりだったのも嬉しかったな。ナンのムッチリぼってり重いやつ、あとが苦しくて苦手なのよね(・∀・;
でもここのは同席の方にも好評で、うっかりガーリックナンも頼んじゃいましたw ビリヤニと合わせると、炭水化物は一人前ずつ食べたことになる。よく食べました(笑)
チキンやエビを食べたので、多少指を使うこともあり、そもそもインドの方は指で召し上がる方が多い、と言うか、それ正統派だったと思うので、フィンガーボウルが出てくるのはデフォなんでしょうね。
外国人だから、ナンを食べるときとかに、うっかり左手を添えたりするのも見逃してくれてるんでしょうが、よく考えたらごめんなさいだなぁ。。。右手だけ、は、無理にしても、もうちょっと次回は気をつけよう。。。
そして食後には、Masala Tea.
これが良かった。Masalaってのは、様々な香辛料をミックスしたもの、またはそれを粉にしたもののこと。どの香辛料が何割、と言うような共通レートはなく、お店によって違ったりするのかな。
こちらの香辛料入りミルクティは、程よい濃さとスパイスの控えめなバランスが非常にいい感じでした。オリジナルでもかすかに甘いけど、その程度に甘さを控えてくれてるので、後から足して調整できるし。
インド料理の最後によく出されるこれは、ソーンフ、と言います。これはフェンネルをお砂糖コーティングしたもので、甘さとフェンネルの香りがふわっとするやつ。時々すごい強い香りのがあって、お口の中の香り消し、と言いながらこの香りでギンギンになるやないかい!と言うものもありますが、ここのはほんのりで美味しかった♪
うーん、諸々がマイルドと言うか、日本人的にすごく受け入れやすい表情のものが多いかなーと言う印象。奥のライブスペースは見逃しましたが、入口付近の席の雰囲気も悪くないし、ちょっと人をお連れするにもいい感じ。ビリヤニは間違いなく美味しいし、他のカレーも色々食べてみたいな♪
インド料理 のサンデービュッフェがあるそうです
そういえばこちらのお店では「今月のオススメ」みたいな料理を設定しているようで、こう言うのちょっと楽しみですよね。
あと、今月の22日・日曜日には、PUNJABI BRANCHと称して、ビュッフェランチが行われるそう。インド料理のサンデーブランチって、ちょっと楽しそうね。お尋ねしたら、300kドンだそうです。ドリンクがついてるかどうかは聞いてないし、どのくらいの品数になるのかわかりませんが、ビュッフェだったらかなりお得ですよね。
何はともあれ、もともと興味深かったホーチミンのインド料理 に、有力な新星誕生。まだまだ一部しか食べれていないのですが、そもそもデリバリーした時点でピンと来たお店でしたから、まだまだ他にも美味しい料理がいっぱいあるんだろうなと期待してます。
待たれよ、再訪レポ( ・`ω・´)b
Blog Tag 第一弾 3ブログ合同レポなどやって見た♪
以前以下の記事で情報提供をいただいた、いのっちさんからお誘いが。
「立場が違うブロガーが同じものについて書いてみるっての、どうですかね?」
あら、面白そう!!
同じものを共有しても、感じ方は三者三様。ひつもは独りよがりに独断と偏見で描き続けてるこちらのブログ。他の方視点ものぞいて見たい?!
と言うわけで、お二人のブログはこちら。
よかったら、読み比べて見てくださいね(^・^)
2階目のBenarasさんには驚きのスペースが!
ってことで、第一弾は、私がしばらく大騒ぎしてたビリヤニ食べに行きましょう!ってことでBenarasさんへ!
で、前回は1階のお席だったわけですが、今回は2階を所望して見た。ら…?
んまーっ、こりゃきらびやか!!1階も1階でいい感じでしたが、2階はもっとチャーミング!!カラフルだけど、皮っぽいテクスチャーの椅子でデザインは統一するなどして安っぽくなりすぎないようになってる。
そしていつも、ではないけれど、企画日にビュッフェもやってる様子。いいなー、ここのビュッフェ来て見たい。
こんな感じで、ちょっと大人数になった時のシックなスペースもありました。こんだけいろんな色を取り入れてるのに、あんまりガチャガチャに見えないのは、センスなんだろうなー。
ちょっと、おもちゃ箱のようにも見えて楽しくなりますな(^・^)
メニューがリバイズドされてました!
前回来た時も結構しっかりしたメニューがあったように思えたのですが、今回はさらに写真が増えて、すっごく見やすくなってました!インド料理の名前、種類が多すぎて相変わらず謎も多いけど!(笑)
ってか、アペタイザーとメインの違いがそんなにわからなかったし(そこからかよ…)メインが。。。
メインが…っ!!
メイン料理ばっかりじゃないかあああっ(笑)
もうこれは胃袋を4つくらいもってこいと言われているのに違いない。次回からはそうしよう。うん。
まぁ、なんにせよ、これだけの数があれば、写真があるものだけの中から選んだって、その日のコースは十分作れる。プラス、数人グループならお任せコースもあるようです。
え。ちょっと。これよく見たらすごくない?お任せコース、金額は一人当たりのものだけど、一番安いパッケージだと、230kドンだって。まぁボリュームは控えめなのかもしれないけれど、アラカルトであれこれ頼むと、前回も今回も400k前後 / 人くらいになってたから、いんじゃね?これ。
しかもしかも!!1時間の飲み放題コースが5ドルで楽しめるだってえええ?!内容はソフトドリンクかビール。。。ちょっとっ、1時間で5ドルですってよ!!100kくらい?これは見逃せない企画じゃない?
何人から受け付けてくれるのかをチェックし忘れたのは抜かりました。。次回、お尋ねしておきます。おそらく、2人とかでもやってくれるんじゃないかとは思うが。。。1人は非効率過ぎるからね。やってくれる、と言われてもちょっと申し訳ない気がします。。。
本日のあれこれ
さて今回は、男手…、じゃない、男口か。が2つもあってくれるので、勝手にあれこれ頼んで見たヽ(・∀・)ノ まずはパパド。
豆や米粉から作られる、実に実に薄いクラッカー。サクサクサクっと歯ざわりは小気味好いけど、グルテン率がすごい低いからお腹にたまりにくいのが特徴。大変。これとビール、エンドレスになること間違いない。
で、パパドの付け合わせのオニオン+トマトのサラダが美味しかった!生なんだけど、玉ねぎもほどほどな時間、マリネされてるんだろうね。硫化アリルは程よく飛んで、食欲をそそる風味がたっぷり。これをパパドにたっぷり乗せてバリバリバリ。良いっ。
これは豆素材のコロッケみたいなもの、滑らかでまろやかでとてもシンプルな味わいなんだけど、そこにミントソースがすっごいよく合う!!
手前はバーベキューソース的な感じだったけど、向こう側のミントソースがとっても美味しい。私、ミント苦手だったんだけど、最近はミントティも好きになったし、ミントソースも美味しいって思うし、気候のなせる技、かなぁ。
ビリヤニは、今回マトンにして見ました!私一人ならいつもマトン一択なんだけど、苦手な方もいるから、前回はちょっと控えたのよね。隣のエビカレーは前回食べたもの。ちょっと甘辛系の風味もあって、なんとも食べやすいのよね。
ビリヤニは、そのままでももちろん美味しいのだけど、ここのは特にちょとスパイスが豊かな方だから、一緒に付いてくる白いヨーグルトソースの「ライタ」ってのをかけて食べても美味。
このライタ、家庭の味っていうか、お店の味っていうか、場所によって個性があって面白いので、出てきたらとりあえず試してみるのをおすすめ。こちらのものはかなりスタンダードな感じで、個性的なスパイスのビリヤニを懐深く包み込む感じ。うまい。
特筆すべきは、このほうれん草カレー!!これにマッシュルームがザックザック入ってるんだけど、相性抜群!
ほうれん草のカレーも、お店によって本当に色々なんだけど、ここのお店は全般にスパイス使いにセンスが光っている印象。ほうれん草のカレーも他とはちょっと一味違う。ポテーっとした食べ口を追うようにして、日本人にはちょっと味慣れない風味がくるのだけど…
それが良い。辛味も若干はあるんだけども、全体にはマイルドで、そこにジューシーなマッシュルームがキョルッキョルっと。えーっ、私これ好きだなー!!
やっぱりなんも食べたいのでガーリックのものを。カレーを添えるんだけど、美味しくてこれだけモシャモシャ食べちゃうのよねw
〆はお気に入りのマサラティ。スパイスティなんだけど、砂糖は後から好みで足せるから甘すぎにならなくていい感じ。
スパイスが入っているからか、ただのミルクティより胃への収まりが良いと言うか、食べたものを重たくし過ぎないと言うか。普通食後はブラックコーヒーかブラックティしか飲まないのだけど、この店に来たら、マサラティ。
うーん、色々食べれて大満足!!
なんだろうな、ここのセレクト、レシピ、雰囲気。最近のインド料理の中では一番親和性が高い気がする。
親和度基準は人によって色々だから絶対値ではないのですが、なんだかとってもしっくり来ます。いつもあんまりお客さんがまだいないのが心配だけどw、今度、ビュフェやる時とかにみんなでいけると楽しそうねー♪
さて、後のお二方のご感想は、どうだったかしら。
ちょっと覗きに行ってみよーっと(^・^)
ずっとオススメして来ましたが、訂正⬅︎NEW!
上記記事を書いてからもう5年。
なのでお店の様子も変わろうってもんですが、現在市内には複数件こちらのお店があって、きっとご躍進されているのだろうと思っていました。
ちょいちょい、デリバリーでも頼んでたりして、「このお店はどうなの?」と聞かれたら、美味しかったよと伝えて来ました。
が。
こちらの店舗ではなかったのですが、先日久しぶりにお店に出向いたところ…
まあ見事にどれもがしょっぱく驚くレベル。自分の味覚がが変わることもありましょうが、さすがにこのレベルの濃さだと、5年前でも気づくはず。
どれか一皿だけなら、間違ったのかな?とも思えたのですが、ここにある料理すべてがしょっぱかった。スパイス辛いとかではなく「塩」。
おかしいなあ、と思ってたのですが、たまたま他の店舗に行かれた方とこの店の話になった時に、やはり同じように「かなり塩が強く感じた」と言われてまして。
最近インドからの来越者さんが増えてるようなので、それにお店全体が対応しているのかもしれません。全店回れてないので店舗単位かグループ単位かは不明ですし、こう言う味をインドの方がお好みかはわかりませんし、さらにはインド、広いからお好みも幅広かろうとは思うのですが。
味覚のじ方は個人の主観によるところが大きいので、むしろ今の方が美味しい、と思われる方もおられる可能性。
ですが、少なくとも、自分の味覚の記憶とは違う味になっていたので、2018年次の上記記事の内容を訂正し、表現したものとは大きく変わっていたことをご報告します。
いつ頃からこのような味付けに変わったのかがわからないので、上記記事を見てお店に行かれ方で(あれ?聞いてたのと違う)と思われた方がいらっしゃったら、本当に申し訳ありませんでした…。
お店情報
BENARAS
5A Nguyen Sieu Q1
Time : 10:00 – 23:00
Spent : 300,000 vnd / person
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