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さつまいものタマリンド煮…怪我の巧妙バージョン

友達との話題に上がったもんで、サツマイモのオレンジ煮を食べたくなりまして、
早速サツマイモを買って来たら。。。中まで真紫(-“-;
でもま、味的にはサツマイモにかなり近かったので、そのまま使うことに。
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しかし、有ると思っていたオレンジジュースが切れていた。。。
で、何か酸味を足せる者は無いか、と在庫食材を漁ってたら、
タマリンドのペーストが出て来た!!よしっ、タマリンドならきっと
合うはず、と踏んで使ってみる事に。
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甘味はハチミツを少々。これはあとでも足せるので控えめにして、
ヒタヒタになるくらいのお水を入れて、細い火にかけて蓋をして、
ゆっくりと熱を入れて行きます。デンプン質が多い食材は自らゆるやかに
温度を上げて行く方が甘味が増して仕上がるっていいますもんねー♪
で、炊き始めて見ると。。。
あら、結構アクが出る(^^;
アクと言うのは、昔から言われる程の悪者ではなく、物によっては味を損なう
こともないが、仕上がりの見た目だけの為に取る、みたいな感じになってきて
ますよね(もちろん取った方が味が良くなると言うものもある)。
大成功をしたハーゲンダッツ日本支部開発の「あずき味」は、どんなに
頑張っても開発者が納得する風味が出ないと試行錯誤していたところ、
最終的に、炊く際に出る「アク」をそのまま残す事で製品化に至る仕上がりに
なったと言う話を聞いた事が有ります。
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なので私もものによってはそのまま残す事も有るのですが、今回はあまりにアクの
量が多かった事と、いかな無頓着な私でも、あからさまに見た目が悪くなりそう
だったので取ってみましたw
で、また蓋をして細い火にかけたまましばらく放置。
しばらくして様子を見に行くと。。。
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うわあっ!!!煮くずれまくっとる。。。(^^;
これはお芋の種類、個体差にも夜のかもしれませんが。。。
うーむ、失敗失敗。しかし、これはこれだな。芋の煮物、と言う体は成さない
かもしれないけど、味の系統的に、餡にしてしまえば良いじゃないかと(笑)
そこで今度は蓋を開けたまま、スパチュラなどで練り練りしながら水分を
飛ばして行きましたら。。。。
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おお!!餡子になったなった!!(笑)
タマリンドの酸味がキュッと効いて、サツマイモの香味のある甘味と
タマリンドの酸味以外の風味が良く絡んでいてとても相性が良いじゃないか!!!
ハチミツも個人的には相性は悪くないと思ったけど、もっとストレートに
お芋やタマリンドの味を前に出したかったらグラニュー糖なんかのほうが
スッキリするかも。
例えば普通のサツマイモをタマリンドと合わせると、色がね、あまりよろしく
無いと思うのですよ(笑) オレンジ煮だったら普通のサツマイモ本来が持つ
色合いともシックリ来るしいいと思うんだけど、タマリンドだったら。。。
絶対に折れない紫色を持つこっちのお芋の方が合ってるかも(笑)
紫のお芋、以前は山芋でしたが、料理に使った時は色がなー…って感じで、
その紫がジャマな感じだったのですが、うん、スイーツにスルンだったら
いいんじゃない?
このまま食パンに挟んでもいいし、クラッカーのディップにしても。
酸味が有るので、ハスカップ的にスポンジケーキに挟んだり、小さな
パンケーキ二枚で挟んでどら焼き風に、とかしてもいけるかと。
芋なんだけど、酸味があってさっぱりだから、ヨーグルトとかとも相性良し。
寒天があれば溶かして練って羊羹風にしてもよろしなぁ♪
あらやだ、これってば怪我の巧妙。サツマイモのオレンジ煮よりも
応用範囲が広いじゃないか(笑)
ってことで、行き当たりばったりレシピでしたが、美味しかったので
ご紹介。タマリンドとか、ベトナムにいる間の方が手に入り易いし、
暑い気候に住む身には、身体にも色々良い事があるタマリンド。
よろしかったらお試しあれーヾ(@⌒ー⌒@)ノ
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