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【Ho Chi Minh】カフェなのに、世にも魅惑的なフォーに遭遇・ご馳走フォーの中でも珠玉! ~ The Yellow Cup Specialty Coffee

カフェ

何気に地図で見つけてコーヒー求めて行っただけなのに、信じられないご馳走フォーに巡り合ったよ!

Nguyen Thi Minh Khaiのヘムの中

と言ってもかなり番号が若い方のヘムで、ここ、結構好きだったんですよね。贔屓のお店がなくなってからしばらく行けてなかったけど、なんかカフェができてるらしい!

ってか、入り口。
緑に埋もれて天明が見えないw

でもThe Yellow Cup って店名にあるように黄色がテーマカラーらしい。黄色のバイクがかわいいね(^・^)

表の席を好まれる方もおられるようだ。
私は暑いから嫌だけどw

椅子がちゃぶ台みたいでかわいいなw

コーヒーが美味しそうな店内

スペース的には広くはないのですが、左右に2件分のスペースを続けてとってあるのかな。

今回は向かって左側のカウンターがある方に入りました。

奥にはこんな感じで、スピーカーとトースターと木枠のショーケースが並んでる(笑)

落ち着いた並びの混沌。
これがなぜか「場所がないからそこにおいた「ではなくて、デザインとして成立してるから不思議。

窓のすぐ横の席に座ったのだけど、緑が綺麗だったなあ。

 

2人がけ、しかもカフェとして足りる程度のスペースしかないから小さなお席だったのですが、一人だったし、むしろそのキュッとこじんまりおさまる感じが、いい。

メニュー

基本はカフェメニューです。
コーヒーにかなりのこだわりをお持ちらしい。

Google Mapで、フォーがあるのはみてたんだけど、右下の方、Break Fast & Lunch のところにあったあった。でも…

ごめん、写真切れてるけど、219k…だと????
確かに物価高騰の折、フォーも値上がりしてるけど、60〜80kあたりじゃないだろうか。100k行くと結構リッチな感じ。それが…

200k越え?しかも205、とかじゃなくて、219k。まぢか。

リブ肉とテイルの2種類。
トリュフ風味なのか。今のホーチミン、トリュフの文字を見ることが増えて、でもその結果は賭けなんだけども、さてどうだ?

着丼からワクワクのフォー!

ああ…ボカシが入った写真そのもの。あまりの芳しさに丼以外の部分が霞んで見えたw

トリュフ、香ってる。でも下品じゃない。
フォーに使われてるスパイス類との「兼ね合い」がちゃんとあるやつだ。

どん!とリブ肉がシンプルに鎮座ましましておられるのがまた、良い。

ソースと野菜は別ぞえ。もやしも、日本人は生を好まれない方が多いかとお澪ますが、もやし、物によりけりなんですよねー。当たり前だけど。

キッチンへの信頼に関しては、実際に現場を目視・確認したわけじゃないので、本来なら食べないほうが無難でもあるわけですが、見るからに綺麗だったので、こちらのお店のものは躊躇う必要は感じませんでした。

それにしても、なんとふくよかで、ちょっとクラっとするほどの色気。

ンマそう!
たまらずスープを啜ってみると…!!!

うっわ、トロッとしてる!
いえ、質感としてはサラサラなんです?でも味が、トロッと!骨髄とかまでに出してるんやろか。それか圧力かけてる?

そしてスパイスのバランスが控えめラインで美しく取れてて、塩気はぎりぎり下限攻め。

え、ここカフェよね???
高級レストランの酔狂なフォー、とかではないよね??

いや、酔狂であることに変わりはないけど、ええええええっ?!こんなフォーをカフェで出す?!ええええええっ?!

あまりにスープが素晴らしいので、うっかりしてたらそのまま全部食べそうな勢い。そこで意識的にハーブを散らしてみる。

うん、やっとここで普段のフォーっぽい雰囲気を垣間見せますが、ハーブ入ってもおいしいなーっ。そしてハーブが、綺麗っ。とっても綺麗っ。

値段分のことはされてはるとこの時点で驚嘆。
ところがですよ。

この肉。
立派な肋骨にくっついてる周りのところを見目美しくトリミングして出してくれてはるんですが。。。。

スルッと離れる。立派なほから。
そして結構お肉がついていた。

まあこれは。。。出涸らしかなあとかふと、頭を掠めたんですが、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

むーちゃーくーちゃー美味しい………っ!!
いや美味しい、というか、腰砕ける。もしくは胃の腑から背筋をゾクゾクさせられると言うか、これは…

背徳感に、近い。

口に入れるとハラッとほぐれると同時に染み出す牛のエキス。そのあまりに儚い食感に、なんぞ悪いことをしている気になる。

そしてあなた、出涸らしどころか、これよくよく牛の旨みを滲ませたスープをしっかり戻しとるやないか。

儚げな食感の中にジュワッとビーフ。オロロしていることらを尻目に、最後は脂が3プッシュくらいしてくる。美味い。甘い。深いっ。うおおおおっ、なにこれ?!

あんまりにも艶やかで充実度が高いお肉。その後はもう勿体無くて、小さく小さく切ってチミチミいただきましたw

その都度(うっお…やばいやばいやばい…I’m in public。理性を保て…)と必死に自分を社会に繋ぎ止めた次第。

宥め行動。気がついたらテーブルの下で足先が(タシッ…タシタシタシ…ッ!)と床を叩いてました。

なんじゃ、このフォーはああああっ。
度肝を抜かれるとはまさにこのこと。さらにはこれがカフェで出されているという信じがたい事実。

後半以降、ちょっとライムを絞ってみると、厚みのあるスープにすっと細い線で酸味を指して、味を開いてくれる感じもある。

そうなると、またお肉が美味しい。

そしてせっかく添えられてたので、Tuong Den (ベトナムの甘味噌)をつけてみたりする。こんな上等なお肉につけてええんか?ええんか?!と、こちらもまた別の罪悪感を覚えながら食べてみると…

うんまい。
これもまた、うんまい。どんなに浮世離れした物に思えても、’フォーの一部を担うものとしての矜持を忘れないリブ肉なのであった。。。

そしてこれ、自分でも相当驚いたんですが、最後の一滴までを飲み干すまで(勿体無くて残すなんて到底できなかった)私、一回も水飲んでない。

通常自分は味が濃くても濃くなくても、たびたび舌を水で洗ってリセットして味を楽しむことが多いんですよ。そもそも水飲み動物なので、食事の時もたくさん水分取るほうですし。

でも…
一度もお水が欲しいと思わなかった。

塩がスープを美味しいと思わせる下限で抑えられてると言うのはお伝えしたとk路ですが、それで飽きが来ず、うまいと思わせ、積み重なったからといって、リセットしたい衝動にも駆られないスープ。

確かに一般のフォー単価に照らすと高いが、体験すると逆に(ええんか、この金額で…っ?!)と真逆の立場に立たされてしまう。

え、すげ。。。

気つけがわりのカプチーノ

ちょっと半ば茫然自失となってしまったので、カプチーノで気の取り直しを。

いい香り。
ストレートなエスプレッソを飲んでないからわかんないけど、割にシャープな輪郭のコーヒーな気がする。

まあメニューによって豆とか焙煎とか変えてるんかもしれんけど。

あと、スペシャリテコーヒーなんかも置いてて、良い豆系は99kが主要価格帯。

ただベトナムコーヒーはミルクなしなら39kと、急にガクンと価格が下がり、エスプレッソ系のものは、50〜70kなので、最近の素敵カフェでのアベレージと言えるかも。

紅茶類も程々揃ってて、ジュースやチョコレートドリンクも。気になるな。

酔狂なフォーですが、お勧めしたい

ホーチミンのカフェ飯が充実していることは常日頃かお伝えしているわけですが、ここのフォーは格別でした。

もはやカフェの領域ではない。
どう言う経緯でこんなフォーができたんだ?と思ってたら、こちら、他にもたくさん飲食業をやってるグループの中の一つだった😅

バーとかsのへんもやっており、なるほど、レシピ開拓もオペレーションへの落とし込みも、ただものではないいと思ったけど、そう言うことか。

ちょっとおかしいレベルんのもん、出してきます。
とはいえ、219k。フォーにそんな金額出さねーよ!と思われる方は、至極真っ当な神経の方かとお見受けします。

一方で、このブログの読者さんの中には酔狂な方もたくさんおられることと思われる。

そう言う方がその領域のことをこの金額で試せると言うのは、お安い話かとも思う。少なくとも私はとても美味しい、というか、艶かしいとすら思いましたし。

特異なカフェだと思います。
そして特異なフォーだと思います。

無理にとは言いません。
でも何かの折に思い出した、一度くらいはありじゃないかと思います。

や。すごかったたす!
日曜定休なのでお気をつけくだされ。


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

The Yellow Cup Specialty Coffee
12G-1 Nguyen Thi Minh Khai Q1
Time: 08:00 – 22:30(日曜定休)
Spent: 300,000vnd/person

 

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