ホーチミンのカニ屋さんで結構好きだったところが、最近俄かに評判を聞くようになったなーと思ったら、表通りに移転してた?!
実はエビカニ楽しみにくいホーチミンのカニ処
以前こちらのお店のことを書いたのは、うわーっ、もう4年前なのか!
東南アジア、と聞くと、なんか「エビー!カニー!」のイメージが強い方がおられて、旅行者さんからよくお店を聞かれるのです。
しかし実のところホーチミン、旅行者さんがいけそうなシーフード系のお店は、結構お高い。ローカルのお店ならもちろん安いのだけど、今度はオーダーの仕方などがなかなか大変。
素材を選んで、グラムでオーダー、そして調理法を伝えるのです。これ、長く澄んでる人でもベトナム語できなかったり調理に明るくない人だと、なかなかハードル高買ったり😅
もちろん、1メニューごとにポーション決めてくれてるものもありますけどね。何にしても、そんなに初心者フレンドリーではなかったりするのです。
そんな中、カニがほどほどお安く、そして日本で食べるのとは違う楽しみを提供してくれてたのがこちらのお店!
移転してたらしい
で、最近、俄かにこちらのお店のことを聞くことが増えたのです。なんなら、
「ちぇりさんこのお店知ってます?」と聞かれて「いや知らないなあ。。。」と答えちゃうくらい自分の記憶からも店名が消えてたのですが…
※↑こちらの写真は以前行った時の写真です
おおっ、あのカニの卵プリップリのお店のことではないか!うんうん、美味しかった美味しかった。しかし…
住所が違うな?と思ったら、以前あった場所から100mからも違わないところに移られてたらしい!
んまー!!なんか立派になって!!
以前はヘムの中だったのに、今は、Mac Dinh Chi通り沿い!表通りの路面店!
しかも、屋内&冷風機付き(๑•̀‧̫•́๑)
この日はちょっと涼しかったので、エアコンが稼働してるかは不明でしたが…
前のお店よりグレードアップしてるー!!
4年前、ってことはコロナ前。良くぞ生き残ってくれた、というか、それ以上のグレードアップをしてるなんて、やっぱり噂は本当だったのね。
よっ、人気店!
この日はBanh Canh Cuaで様子見
で、この日は一人で、とにかく場所を見に行きたかったので、麺料理で様子見。
そう、カニ料理を食べるお店ではあるのですが、日中はあまりビールやりながらカニ!みたいなお客も少ないので、麺をサクッと食べられる選択肢がある。
人気通りの路面店だからか、ちょっとお高めのBanh Canh。Banh Canhってのは、米粉とタピオカ粉をブレンドしたプルップルの太め丸断面の麺のこと。
いろんなスープと合わせるけれど、ホーチミンでは、カニのスープと合わせることが結構多くて、これが美味。
ちなみにグランドメニューとしては、カニの揚げ春巻きやら、シーフードのフライ、サラダ、その他もろもろなど、ちょっとつまみつつ飲みましょう、って時のためのメニューもある様子。
米メニューやカニの春雨炒めもあるし、鍋ももちろん。
肝心のカニ料理は、えらく小さな金額に戸惑われるかもしれませんが、これはソース代の話。
そう、ソースがこんだけの種類あるんです。
カニはマーケットプライスです。
最近のマーケットプライスがわからないので、ちょっとどのくらい、という目安が言えませんが、以前のこのお店はそんなにバカ高くはなかったです。
と言って、激安!!ってほどでもありませんでしたが、とても満足はした価格だったのと、その辺にはローカルの方も敏感かと思うので、不当な金額は取らないはず。
これはまた次回、調査させてくださいね。
とりあえず、今回は、麺。
Banh Canh Cua
正月だし(1月の間は正月で色々浪費の口実にしようとしている人の発想)蟹肉マシマシのお高めのものにしようかと思ったけど、考えたらここの麺料理は食べたことがなかったので、ノーマルで様子見。
おや珍しい。
ローカル麺にしては、口の広い丼に入って出てきましたよ。
ご覧の通り、スープにはとろみがついていて、まろっとしたテクスチャー。
めんはこういう半透明のプルプル麺…ですが、他の麺料理のように、箸で持ち上げツルツルー!っと啜る感じじゃないこともあるんですよね。
啜れるものもあるのですが、粉の配合によっては切れやすく、ぶつぶつと短く切れててショートパスタのようになってるものがある。
ここのもそのタイプで、且つ麺の量は少なめなので、麺は具材の一つって感じ。
その代わり具沢山で、日本では缶詰しか見ることがない袋だけや、入ってくれてるだけで嬉しいウズラの卵などがたっぷり。
カニだって、爪の部分がゴロリと入ってる!
スープはあまりカニカニしてなくて、もちろん魚介のお出汁は満ちてるのだけど、割りにさらっとした感じ。
ちょっと焦点が合ってない気がしたので、たとえばライムを絞ったり、
別皿でついてきたチリ塩胡椒、ヌクマムなどを若干加えて調整。
スープが穏やかなので、具材一つ一つになるとさらにちょっと物足りない感があるので、調味料にチョンチョン、とつけて食べると吉。
エビも入ってる上に、オレンジ色の紐のようなものはこれ、冬虫夏草だわね?!
具材豪華だし、穏やかで食べやすい味。
ただ、ヌクマムやチリ塩胡椒、ライムなどを加えて調整することに慣れてない方が、そのまま食べようとすると物足りない感があるかも?
だから、この麺のためにわざわざこの店に言って欲しい、とは言いません。が、なんと言ってもここの本懐はカニ料理だ!
近く、誰か誘って行きたい思います!
ひとまず、移転&お店が綺麗になってましたよ、っていうご報告でした!
おもてなしに使いました♪⬅︎NEW!
ピークタイムは満席状態!
久しぶりの来訪。
日本からの客人がいたので、「カニどうです?」と聞いたら乗ってきた😁
で、こちら。
今回ちょっとだけランチタイム外して行ったんだけど、13時前だったかな。
まだこんな感じで、ほぼ満席!
めっちゃ人気あんねんなあ。
この辺、オフィス街でもあるんで、確かに飲食店さん、賑わうことが多いけれど、それにしたってすごい人気。
13時15分を過ぎると流石に落ち着く感じでした。
ここ、結構一品料理の単価高いんだけどねー😅
メニュー
最近のメニューも一応載せときます。
一枚神でくるのはこんな感じ。
Banh Canh Cua みたいな麺料理もあって、割りに気軽に食べられるものもあるけど、それでも99kとかやし、まあ安くはない(・∀・;
が、ランチ需要ターゲットか、カニ以外の食材の炒め物とかもあって、組み合わせたらお手軽になりそう。
お行儀悪いけど、パパッと他のテーブル見たら、カニだけではないいろんな料理並べてワイワイされてるところが多かった。
この辺の加減、お店の方が上手いなあと思うところ。
カニに拘らず、手を出しやすいメニューを置いて、でもカニのお店である主張はしっかりしておくこと。
とにかく一度敷居を跨いでもらうことが大事なので、さりとて、全く違うものを押しまくってもお店のアイデンティティに関わることなので、匙加減が大事やね。
ってかいつの間に日本語が!
こっちはメニューブックの中のメニューだけど、さりげなく日本語が入ってるやないの!!
まあ場所柄日本人がある程度いるところでもあるので、需要があるんかなあ。あとエアコン効いてる屋内で入りやすいというのはあるかもしれん。
単価、ガスガス行ってるけどなw
まあもっとオープンスペースなローカル店でも最近かにはそれなりの金額する上に、ここはクズ身使わんと、結構立派なカニ使うから、品質考えると妥当。
鍋なんかは頼みやすいかもな。
ブラックペッパー鍋気になる。
カニが丸ごと入ってるタイプだと食べるのちょっと面倒くさそうだけど😅
Sup Cua 50k
本来、道端などでも売られてる庶民的な逸品。写真は2ポーション。1ポーションが50kくらいだったので、トータル100k。
これはかなりお得だと思う。
下の写真を分け分けしていただいたんだけど。。。
ご覧の通りの具沢山!
そしてとろみ加減が嫌味なく、食べやすい。
基本、タピオカでとろみつけてるのかな?と思われるケースが多くて、悪くはないんだけど、日本人が馴染んでる片栗粉のとろみとは違い、なんかこう、スライム状になってることが結構あって、違和感が気になることもある料理なのよね😅
ここのもタピオカスターチっぽくはあったけど、濃度が絶妙で、ゴロゴロ入ってるカニの身も立派でした。
Mien Xao Nang Cua 299k
そして美味しかったのは、こちら!
カニの爪入り炒め春雨!お店の名前が冠された春雨麺。カニもだけど、野菜もゴロゴロ!
で、天地を返すと…?
見てこれ!
はいもう、後光が指してる金色の麺!
春雨、調理したことある人いるならわかるかもですが、確かに多少雑にオイサ!と作ってもそれなりになる食材ではあるけど、だからこそ、綺麗に仕上げようとすると結構ムズい。
んなもんで、綺麗に仕上がってるもの見ると「ふおおおお!!」ってなるよね?!え?ならない?(・∀・;
またねー、この味がしみしみでめっちゃ美味しい!!
カニも、爪がメインで入ってるから食べやすい😁
味もいい具合やったわー。
そのままで食べても濃すぎない、でもバランスの良い味わいで美味しさやったけど、これ、白飯に乗っけて食べても美味しそうや。。。
禁断の炭水化物 on 炭水化物だけども、めっちゃ美味しそう。金額、299kと、1人で食べるにはちょっとリッチだし、量も多いんだけど、ローカル店でもまあそれよりちょっと安いくらいやろ。
複数人いる時はシェアして食べるといいと思う!
Cua Farci 399k
こちらはカニのファルシ。はいはい高いよねw
でも一度食べてみたかった😁
ゲストがいるのを口実に、念願のオーダー。自分1人だと怯んでも、ご馳走する場面だと「行っとこ!」となるので大好きなゲストアテンドの場は良い機会(笑)
一個200k弱ですわ。
高いよね。でも高いのには訳がある。
お店もメニューに写真掲げて推してんねん。それで空振りさせるようなことしてたら、あっという間に店の評判落ちる。ホーチミンのお客さんたち、その辺甘くないものね。
日本語には「ペルシア風クラブケーキ」なんて書いてある。ってことは、蟹の身をメインに多少の野菜などを混ぜ込み、卵でまとめた感じのもの?と想像したんだけど…
思った以上にめっちゃカニ!!
贅沢ぅぅぅぅ!!!!
あ、こりゃこの金額しますわ。
ってか、この旨味を調味料ではなくカニで押し切ってるのがすごい。これ、白ワイン欲しいなー!
でかい甲羅にみっしり入ってて、まあ食べ応えのあることと言ったら!
ではこの金額の料理をしょっちゅう頼むかというと、私にはゲスト用のとっておき、という感じではあるが、これは知っといてよかった!!
ゲスト、機会をくれてありがとう!
1人じゃちょっと勇気が出なくて頼んでなかったと思いますw 1個でかなり満足やし😋
ピークタイムは外して行こう
で、私とゲストはのんびりお話ししてたのですが、お仕事があるであろうみなさんは、13時過ぎにもなるとオフィスにお戻りになられたようで、この様相。
満席だったのに、ノーゲストw
なので、もし時間に融通が効く方は、ピークタイムは外してくのが吉かもしれません。
さっと1人2人で済ますなら、お店は10時から開いてるので、10時半とか11時とか、朝昼ごはん的に楽しむとか、いっそ13時以降にするとか。
譲れる側が譲った方が、自分たちもゆっくり楽しめるしお店も助かる分、料理に集中してもらえますしね。
手近なところにあってくれるというのも魅力の一つ。
まずは、麺料理からでもいいですし、複数人でリーズナブルにまとめられる機会があったら、お試しになってはいかがでしょ。
ここで軽く済ませても、付近には梯子できるお店もいろいろあるので楽しいですよ😁
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Nha Hang Nang Cua
56 Mac Dinh Chi Q1
Time: 10:00 – 21:00
Spent: 79,000 vnd / person
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