以前台湾で食べて、すっかりファンになってしまった麻油鶏。マーヨージー、と読みまする。鶏肉と米酒をベースにした薬膳のようなスープにタップリのごま油を使った、体温まる滋味あるスープ。
勝手に肉骨茶にごま油をプラスして、なんちゃって麻油鶏を作ってましたが、なんとさらに簡単ななんちゃって、を見つけました!これはうまいしヘルシーだぞ!
ほうじ茶がスープに変身!!のアイアをくれた方
実はこれ、スープ作家の有賀薫さんという方の作品から着想したものです。
作り方は自己流にアレンジしてしまいましたが、この方、すっごいですよ。とにかくスープだけのレシピを数限りなく持っておられる。そしてとにかく優しい。
味が、ってのもあるんですが作る人間に優しい。あまり手がかからない、高級すぎる食材は滅多に使わない、簡単に揃う材料で手軽に作れてしかも体に優しいスープ。驚くようなアイデアをたくさんお持ちの方なのです。
noteに著作がいくつもおありになるので、見てみてくださいね♪
きのこのほうじ茶スープ・麻油鶏風
まずほうじ茶を作っておきます。どれだけでもいいんですが、普通に飲む濃さくらいになるよう(まぁ濃さも適当です)、例えば500ccくらい作っておきましょうか。私なんかはタップリ作りたいので、熱湯をボウルに入れて、ほうじ茶葉を詰めたお茶パックをを放り込んでます。
後の濃すぎて渋みなどを感じてしまった時には、少し薄める、あとで加えるごま油を入れてから時間を置く、などでかなり緩和できますのでご心配なきよう。
えのき、ヒラタケ、しいたけ、エリンギ。好きなきのこを細めに刻んでごま油でさっと炒めたら、ほうじ茶を少しだけジャッと加えて煮立たせます。馴染んできたら、またジャッと足して少し煮詰めて…を繰り返しつつ、4〜5回に分けて保持茶を全部投入します。(面倒臭かったら最初からほうじ茶全量でも悪くないです。でも少しずつ加えた方が美味しい気がする)
私はアホほどきのこを使うので、きのこ量ヒタヒタよりもちょっと多いくらいのほうじ茶量に仕上げます。そこに大さじ3杯くらいのごま油を投入。このみもうちょっとお多くても。
ごま油を入れた後は、小さめの火で20分ほど。保温調理器なら1時間くらい放ったらかし。これでごま油とスープ部分が馴染みます。
これに、お好みで醤油、スープストックなどで調味。私は言わずと知れたマッシュルーム出汁で整えてます。だって主材料はきのこだもんね。
でも味にボリュームが欲しいのならば、ウェイーパーとかでも美味しいですね。
キノコからも旨味が結構出てますんで、補助的に、でもお好みのままにお使いください。
食物繊維タップリの、ボリュームあるけどヘルシースープ
で、仕上がりはこんな感じ。
麻油鶏とは材料が全く違うし、そもそも鶏も入っていない(笑)。米酒も使っていないし、麻油鶏にほうじ茶なんかも使わない。食材は全く違うのですが、それっぽい雰囲気は出てるんですよー。我ながらなかなかな組み合わせ。
これね、食物繊維がタップリですし、油分もあるので、食事の前、途中などでいただくと、なかなか満腹感があるのです。でも主材料はキノコですから、カロリー低め。キノコはほとんどカロリーないけど、ごま油が入ってるので、ちょっとはあるわな。
少しお出汁を濃いめにして、そうめん、ビーフン、春雨中の綿を入れても、中華系のローカルな一品っぽくなって趣がある。写真は、エノキなどのキノコがなかったので、干し椎茸タップリとヒラタケだけで作ったもの。
使うキノコの種類によって、食感や様子に変化があるのも面白いとこ。何より…ほうじ茶が、すごい良い仕事する!!ぜひ試してみてくださいね。ほんと美味しいので!
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