ホーチミンのサンデーブランチシーン、私が知ってる全盛期よりも若干下降気味かなーと感じることが増える中、ここはダントツ、トップ・ラインを走り続けてます!
市内トップクラスのサンデーブランチ! Mar. 2015
別行動が多い日曜日ですが、この日は旦那さんがお家にいることになり、急遽当日、
「一緒の日曜日って珍しいから、シャンパンブランチ、行っちゃう?」
とのお誘い。
えー!!!!(´⊙ω⊙`)
というのも旦那さん、食べ放題だからとガッツリ食べるタイプじゃないし、お酒も程々お楽しみになると言う節度をお持ちの方。
私は「節度って何?」って人なのでセッキョク的にビュッフェに行くけど旦那さんが行くことは稀。宿泊時、朝食が着いてるときならいざ知らず、サンデーブランチに一緒に行けるなんて、めーっちゃ嬉しい!!!
ということで、話が出てから速攻5分で予約入れたよねっ( ・`ω・´)b
はい、こちらのサンデーブランチは大変人気なので、行かれる際には予約をお勧め致します。実際この日も満席でした。
こちらはインターコンチネンタルホテル棟グランドフロアにあるレストラン。朝食ビュッフェには来たことがあって、規模的には自分が行った中ではホーチミンで一番大きく華やかな印象。さて、サンデーブランチになるとそれがどうなるかと言うと…
あいっ変わらず広いわー(笑)
そして大きな窓際に沿ってスペースが作られてるので、採光が良く明るく開放的なイメージ。そもそものスペース自体が広いと言うのもあるのですが、テーブルの配置の流れやら色々工夫し、よりゆとりある空間に見せることに専念している印象。
そしてその広々しているスペースいーーーーぱいに、シーフードをメインとしつつ、各国料理をこれでもか、と並べて華やかな演出をしている心意気は朝食の時と同じですね!いや、見るだけでも楽しいわ!
ま、当然見るだけでは終わらない訳ですが…(笑)
先日のSofitel Hotelのサンデーブランチの泡はテタンジェでしたが、インターコンチはヴーヴでサービス。なんかもう、泡の種類でビュッフェを選ぶとかできちゃうのって、めちゃくちゃ贅沢ですよね。。。
スパークリングワインはよく飲むけど、さすがにシャンパンはそんなに頻繁に空けないので、ここぞとばかりに頂きました(*´艸`*)
旦那さんもこれはとても気に入ったようで(そりゃーそうだろうw)あまり飲み食いしないのにもったいなくなかったかなーなんて心配が無くなっちゃうほどご機嫌さんで何杯も飲んでた♪
小ぶりだったけど生牡蠣も並べられ、コールドカッツやサラダ類の種類も豊富だったら見目も麗しく、いやー、やっぱり楽しいですね、こちらのビュッフェ!
そして忘れないうちにメインを紹介しておきますと…
どしゃっ(笑)
小振りだけど、ロブスターに赤貝、ムール貝、エビ、そして団扇エビのボイルの山!!!!これらは自分的にはお御馳走の食材だけども、それをまるでまったく珍重すべきじゃないもののように盛ってるところが贅沢と言うか豊かさを見せつけられると言うか、なんかもう笑っちゃうディスプレイ(笑)
これがビュッフェ開催時間中、ついぞ減った様子を見せない位にこまめに補充され、最後までこの山が小さくなることはなく…www何処のビュッフェも色んな工夫を凝らしてるけど、すっごいよねーwww
これはちょっと家では出せないボリュームだし、そもそも食材だってゴージャスだし、中々の見物。ホテルニッコーのシーフードビュッフェの伊勢エビほどではないけど、どれも身がミッシリ詰まってて美味しかったし大満足ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
こちらは団扇エビ。
私、こんなに身がびっしり詰まった団扇エビさん、食べたこと無かった。どっちかというと労する割に食べられる量が少なくて面倒くさいって思ってたんだけど、これ、ぽろっと取れるしお口一杯に頬張れる(≧∇≦)
お次は伊勢エビ。
うおっほい。
こっちもボロっと簡単に身が取れて、とても一口では食べられないほどの大きさで。。。ソースも各種揃っているので、沢山食べても飽きが来難いし、こりゃーエビ好きにはたまりませんなっ(*´艸`*)
ベトナムのこういう場には殆どと言って良い程登場するスモークサーモンはプレゼンテーションを工夫されてて、半身そのままにディルをまぶした状態でディスプレイ、要望してからカットしてもらうと言う趣向。すっげー!!!
このスモークサーモンがほぼ冷薫。
ヒンヤリとした食感ですが、口に入れるとすぐさま解けるトロットロの脂。それでいて身の部分はプリップリと口内に吸い付くようにエロティック。
ほぼ生の食感、しかも上等な生のサーモンの食感で、控えめな燻煙の香りがなんとも奥ゆかしい。この奥ゆかしい味わいに合わせて、添える薬味やソースがこのサーモンのためだけに7〜8種類。贅沢だなーっ。
定番の白身魚(多分スズキ?)の薫製も素晴らしかった。ちょーっと塩気がきつめで温薫くらいの熱入りでしたが、食感は噛んだ端から跳ねるようにプリンプリンしていて色気満載。酒が進むわーっ(*´艸`*)
そして牡蠣っ。
今回色々なシーフードを口にしたけど、魚介もののなかではこれが一番っ。
小ぶりで受けが深いタイプの牡蠣。
ベトナム産の物を頂くと、大抵受けが浅くて身も小振りな物が多い印象だったのですが、ここのは受けの深さにぽーってりと身が詰まってて食べ応えアリ!!
そして清廉ながらミルキーで、どうしてこの濃厚さと後口の爽やかさが同居できるのか不思議でならず、最初はちょっと困惑してしまった程の美味しさでした。。。。
尋ねると、ニャチャンの牡蠣だと(´⊙ω⊙`)
そうかベトナムにもこんなタイプの牡蠣があるのかー。
ま、時期やタイミングもあろうから、これが常にあるとは確約できませんが、遭遇できたらラッキーかと思います。これまで食べたベトナムの牡蠣の中でもTop3に入る美味しさっ。
お肉はローストビーフにラムショルダー、そしてターキー。塊のままドーンと置いてあるので、リクエストして切ってもらいましょう。かなりデッカいスライスになるので、1枚をシェアしても良いサイズだった(^^;
ソースも豊富。そりゃお肉が数種類もあれば当然だけど、それぞれのソースがきっちり特徴を表していて楽しかった♪グレービーも美味しかったけど、私はマッシュルームソースがお気に入り♪
広いエリアに広げられた食べ物達の前を何度も何度も往復したんだけど、一度には全てに目を配れなくって、通る度に何かしら目を引かれたのですが…
パプリカをこんな風に飾るとかも面白いなーと。ちょっと雰囲気がラフレシアみたいになってますが(笑) あと圧巻だったのは、こちらのビュッフェのシーザサラダ。どん。
いやいやいやいや(笑)
好みの野菜やチップスをチーズの器に放り込んで、ガーリガーリ自分でチーズを削りながらミックスする!!!なんだよこの贅沢なシーザーサラダはよ!!!(笑)
もちろんクリーミーチーズソースも用意されてるんですが、なんといってもこの贅沢なプレゼンテーションが楽しいよね!!!ビュッフェならではの豪快な仕掛け。これ、楽しいなー♪
北京ダックは、リクエストしたらソースごとロールにしてくれた物を提供してくれるので食べ易いし、なんせYu-Chuさんのお膝元だから美味しいわねー♪
バインセオは、見た目ボッテリに見えたのだけどパリッパリ。小気味良くって箸休め的に頂くにはもってこい。(どんなゴッツイ箸休めや…)
感心したのはお刺身&お寿司コーナー。最近ホーチミンの寿司に大注目しているちぇり僧さん的に、データ集めの意味でちょろっと頂いてみたのですが。。。
ネタに関しては、大変良い仕上がりで、特にサーモンなんて絶品と言って良いくらい。ま、サーモンは質の良い物によく出会えますけど、切り身の角を見てください。
ちゃーんと手入れされた包丁で丁寧に迅速に切られた物であろうことが想像されます。そしてお寿司!!
その他のネタもよかったのですが、シャリの小振りさ加減と酢の入れ方がGOODと言って良い領域。握り方が気持ち重ためだったので、個人的にはそこがちょっと残念でしたが、なーんと日本人シェフなしでこれのクオリティをキープしてるというのだから素晴らしいっ。
実は一年ちょっと前にこちらの朝食ビュッフェで出てたお寿司をつまんだら、ものすごーーーーく残念だったんですよね。。。
その頃とシェフが変わったのか色々とお勉強の末に改善されたのかはわかりませんが、ビュッフェの一品として出すには充分なレベル。やっぱり最近のホーチミンの寿司、面白いなぁ。
汁物、ホットスタッフその他、まだまだ色々あったのだけど、きりがないのでスイーツへGO。こちらもかなりのスペースを割いていて、通りかかる子供がもうボーゼンと立ち尽くす程の華やかさ(笑)
ものにより、平凡だなと思うものもあれば、これは!と思うものもあって玉石混合の感は否めませんでしたが、好みによる所も多いと思うので、こればっかりは食べてみてお気に入りを捜していただくしかないかなー。
個人的に気に入ったのはパッションフルーツの皮を器にしたムースと、モカケーキ。見てっ。表面のパターニングも細やかで美しかったのだけど、2mmないスポンジともかクリームをレイヤーにしてるのっ。
これ、スポンジをこの薄さに焼いた時の扱いの面倒さか、厚く焼いたとしたらカットの繊細さが求められてるわけで、自分が作れ、と言われたらちょー面倒臭そう(^^;
バタークリームベースですが、レイヤーが薄いことと全体が小さいからクドい印象にはならず、大変満足。久しぶりにモカクリームのケーキ食べた。
ムース系、ゼリー系は好きなのが多かったかなー。と言っても全部食べれた訳じゃないけど(とても無理!)見目に楽しいのは間違いなかった♪
シーフードをあまり食べられない旦那さん的には料理の味のインパクトはあまり強くなかったようで、確かに、Sofitel さんのお料理のクオリティには及びません。
が、これだけの種類の食材を手間ひま惜しまずデコレートして且つ、アイデアに富んだプレゼンテーションで楽しませてくれるビュフェなんてなかなかあるもんじゃありません!
味を求めるか、サンデーブランチと言う空間を楽しむかで選択基準は変わって来ると思いますが、華やかさと楽しさと言う意味ではこちらが随一。
お値段はこの日は1人込み込みで1,700kちょっとだったかなー。今のレートで行くと小一万円。ベトナムにしてはかなり豪華。でも…この手のサンデーブランチ、シンガポールの同ランク有名ホテルで且つ同ランクの泡のセットで頂いたら1.6万円〜2万円近くしますからね…( ꒪⌓꒪)
もちろんシンガの有名ホテルで頂いたと言う事実にお金を払う価値はあると思うのですが、実利を追求するならベトナム、ほんとにお得だと思う。。。実際、今回テーブルについてくれたスタッフさんなんて、めっちゃ嬉しそうに楽しそうにサーヴィングしてくれる可愛い女の子で気分良かったし、入れ替え制とかじゃないからのんびりできるし、食事が一段落したころにはフィリピンの方達のノリの良い生演奏が始まったりして、
「どうぞまだまだゆっくりしてってください」
の気持ちは表してくれるしで、本当に大満足。
泡の銘柄で選ぶもよし。
内容の特色で選ぶも良し。
各ホテルがしのぎを削って工夫を凝らしているサンデーブランチ、機会が許されるならあちこち食べ歩くの、楽しいですねヾ(@⌒ー⌒@)ノ
久々のレポ Mar. 2019
私がいつも、ホーチミンのサンデーブランチは素晴らしい!!というので、よく聞かれるねす。どこのサンデーブランチが良いですか?って。
それはホテルによりキャラクターが違うので一概にはなんとも言えないのですが、インターコンチネンタル・サイゴン内のこちらのサンデーブランチは、当初より目立てましたが…
質を維持するのが難しい昨今にあっても、なんだったら向上していると言って良い。
レッツ Sea Food !
会場が広大で華やかというのもあるけど、こちらのサンデーブランチのモチーフはシーフード。なので?
こ・れ・で・も・か!!!ってくらいに、シーフードの山!!
山!!!
山ーーーー!!
しかもこれが開催時間内に絶えることがない。なんだったら減りもしないように見えるほどこまめな補充。人員をたっぷり使えるからできる技だよなぁ。。。
充実のお酒類
サンデーブランチなので、シャンパンがつきます。シャンパンまで要らない、という方にはスパークリングワインクラスのものもあるけど、対して金額変わらないので、ここはケチらずリッチに行こう( ・`ω・´)b(変わらないのにリッチに行く、とは…)
さらに。
ウェルカムドリンクでオリジナルカクテルが出てきて(これが爽やかで美味しかった!)、バーエリアを覗いてみると?
なかなかの充実ぶり!!そしてデモンストレーション的に作られていたブラッディメアリーを、ごくごくナチュラルに持ってこられた同行の方。
聞けば、サンデーブランチ定番のカクテルなんですってね。これまでシャンパンしか飲んでこなかったから知らなかったわ(´⊙ω⊙`)
で、またウェルカムドリンクのカクテルがおいしかたので、ここのバーテンさんの腕が良いのはわかってたつもりだったのですが、これが美味しいっ。
ウォッカを使ったカクテルなので弱い、とは言いませんが、トマトジュースがベスってところが気持ち的にヘルシーで(笑)、非常に爽やか。そしてこれ、黒胡椒がピリリと効いてて…
サラダ類との相性ぴったり。朝食に飲みたいカクテル(笑)
で、これが牡蠣とだと、より一層相性が良い!!
これはシーフードメインのブランチならではの組み合わせ。同行してくださった方はアメリカ在住のご経験があり、本来のサンデーブランチ(日曜礼拝の後の家族でのお食事)文化をご存知で、その定番であるこのカクテルを、ごく自然にお持ちになられた、という次第。
ヘーーーーーッ、そうなんですね!!と感心しつつ、私は牡蠣とのコンビネーションにもう夢中。これ、めちゃくちゃうまいわ。。。
細部まで行き届いた諸々の丁寧さ
それにしても。。。本当に細部まで行き届いてる。
そしてその美しさが最後まで大きく乱れることがないって驚異的。
これが大事なのは、見目に美しい、というだけでなく、客にゆとりを持って楽しんでもらうことができる、という効果があるからなんですね。
私は以前、日本にいた頃ビュッフェが嫌いだったんです。なぜなら、メインとされる、例えばエビだー、カニだー、みたいなアイテムめがけてみんな、ものすごい勢いで突進するの。。。
それが5つ星ホテルであろうとどこであろうと。バーゲン会場の如き闘争心をむき出しにして取り合ったり、取り合わないまでも長蛇の列をイライラしながら待ってたり。
あれがとても5つ星の雰囲気に沿う気がしなかったし、居心地が大変悪かった。という訳で身を引いてると…?食べられないんです(笑)。補充されない。されても雑。
彼らみたいにがっつかないと食べられない、となると、それを目的に来た人は当然参戦する。客層にもよるかもですが、あれ、店側の責任でもあると思います。客を焦らせる。結果雰囲気を壊して自分の評価を落としてる。愚か。
でもホーチミンでのホテルのサンデーブランチでそんな光景は見たことないです。そもそも時間制限なんて野暮なものもない。90分一本勝負!みたいなのがあるのも客を焦らせる要因の一つですよね。
一部のホテルでは客層により残念な事態になってお気の毒なところもありますが、ここはそれとはまだ無縁。
こだわる、といえば…
ホーチミンのこの手のビュッフェで生演奏するの好きですよねw でも大抵の場合PAの具合が好ましくなかったり音量が大きすぎたり、何より音痴が多かったり(-“-;)
正直、一緒に来てる人との会話が楽しめないのでやめて〜ってことが多いのですが、今回の人たちはギターとドラムとボーカル二人というアコースティックバンドで、非常によかった。
特に男性ボーカルは声のコントロールもしっかりできてたし、ピッチがすごく安定してた。女性の方も頑張ってた(言葉選びましたね?w)。マイクなしなので必要以上にうるさくなく、でも難易度が高いだろうところをサラリとね。
ホーチミンで初めてグループ名を聞きました。調べて、別のところで演奏するときに行って見たいなと。
デザートにも胃袋取っておいてくださいね!
さて、こちらのデザート。8年前は正直残念でしたw レシピがすっごいモッサかったの(笑) でもその頃はホーチミン全体がそうだった。特にホテル関係、料理分野はかなり抜けてたのに、スイーツが野暮ったかった。ですが…?
いつの間にやら進化を遂げて、なかなか素敵なレシピになってましたよ。やはりこの辺はフランス系のSofitelさんやMGalleryさんにはなかなか追いつけないようですが…
テクにックは相当安定していると見た。そしてレシピのバランスも悪くない。抜きん出るのはそこが安定してからだもんな。
入り口から会場に至るまでの10mくらいのエリアを全てスイーツが占めていてよりどりみどり。
でもそれを楽しむには、胃袋のスペースをキープしておかなければならないのー(´Д` ) あのお料理たちを目の前にして?そりゃ難問だ(・∀・;
でもワタクシはその難問をクリアして、こんな感じであれやらこれやら。VIVA!自分の胃袋(๑•̀‧̫•́๑)
そういえば。。
綿菓子もあったのーヽ(・∀・)ノ その場で作ってくれるのです。いい大人になって綿菓子食べるチャンス少ないし、日本じゃお祭りで売っててもすんごい高いので、こういうときに食べるチャーンス!(興味持つ人いるかこれw)
何はともあれ。。。
何から何まで行き届いていて、かなり満足度の高いサンデーブランチ。何より、世界各地の高級ホテルでご経験をお持ちになってらっしゃる方が、
「ここは素晴らしいわっ」
と、感心しておられまして。
お連れした方としては面目躍如。
私がいう「ホーチミンのホテルビュフェはすごいよ!」ってのは、せいぜい東南アジア内の比較の中で、の話ですが、世界を知る方にも言ってもらえると、俄然自信が持てちゃいます。
金額は込み込みで1万円ちょっっと。1度の食事に安くはないかと思います。が、こんなの日本じゃなかなか体験できないです。体験できる有名どころのシンガポールだと、もっと高い。
ホーチミン、今楽しみどきですよー(^・^)
Market 39
39 Le Duan Street Q1
Inter Continental (Hotel) G Floor.
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