ステーキのお店、あまり高くても困るけど、安すぎても期待できないし…ってことで頃合いが大事。こちらのお店！
間に合わせで入ったお店
ちょっと遡るのですが、Sapaに行く列車に乗る前にちょっと時間ができまして。30分。確か列車には食堂車はなかったよなーと思い出す。
そしてその時にいたカフェの周りを見合わしたら…？
ステーキ屋さんがある！
しかし…30分だ。ゆっくりジック味わうって感じじゃない。それが許される店かどうか。
迷いつつお店の様子を伺ってると…？
「いらっしゃい！」
という満面の笑み。
その笑顔がすごくまっすぐで爽やかだったこともあって、コロリと引き込まれたよね(*´ω｀)
屋内外の席がある店
屋外にカウンターといくばくかのテーブルがあり、奥には屋内席もあるようでした。なかなか広くて開放感のあるお店。
普段だったら絶対屋内選ぶんだけども、この日はどうやら満席だったようで、あらら人気店だったのね。
扇風機が遠かったのでスタッフさんに「ごめん、風もらえる？」と行ったら巨大な扇風機を結構遠方からだけどもガンガン当ててくれて、蒸し暑い夜も程よく凉しく（笑）
ビールかワインをグッと行きたいところだったけど、その後Sapaに行く列車に友達と乗る予定だったからグッと我慢。酒臭くなっちゃう(｡-_-｡)
という、ソーダーチャン。ライムソソーダ。
ちぇりさん、健康的。
メニュー
スターターとかも色々食べてみたいところだけど…（ハノイのサマースペシャルは何月までだろうw）
Empanadas ってことは、スパニッシュを使う国…で、調べてみたら、こちらアルゼンチンステーキのお店でした(・∀・)
店に入ってから調べるなよそんなこと(｡-_-｡)
わー！ソースにタプナードあった！
しまった。。。頼み損ねた。。。また行かなくちゃ。。。（再訪の口実）
部位がこんな風に記されてるのも、ゲストには嬉しいですよね。私も大体のところは把握してるけど、お肉って国によって部位の呼び方違ったりするしレアな部位になると微妙に覚えてないことあるし。
把握してても、それがどんな傾向の味かを知らないと意味がないのかもしれませんが、何もわからないよりは、ね。
で、こちらのメインはもちろんビーフなのですが、ラムがある、ラムが。ラム好きはラムを見ると頼まずにはいられない。それがここのお店のプロフェッションじゃないにしても、だ。
チュロスも食べたかったけどなー。30分では流石に無理そう。（再訪の口実②）
ふむ。
まあ全ては肉が美味しければ、なんだけど。
ラムステーキ！
迫力のルックス
さあラムだ！
うおー！この勢いある絵面！テーブルに乗せられる前から、運ばれてる途中から、炭の良い香りが漂ってきたー！
そしてすごい迫力！
この焦げ目のつき方は、ラストにかなり強い炎でざっと炙ったということですな。勢いがある。
そしてカットする前に上からナイフで押して見ると、良い弾力。レア気味で頼んだのですが、そのリクエストに合う程よい熱がちゃんと仲間で入ってる証拠だ。
レアでも熱は必要なんでね。それの熱が適切に入っていると醸す、独特な弾力。
これ、美味しいやつだ。
食べる前からわかる、美味しいやつ。
一品を成すサイドのサラダ
サイドのサラダもこれですよ。ルッコラセルヴァティカ主体のサラダにパルミジャーノ、ドライトマトに松の実。
サイドのサラダ、ですよ？
切った野菜を盛ってるだけじゃない、このサイドがすでに一品。
全く個人的な経験則なんですが、サイドのサラダにこだわってるお店は信頼が置ける(๑•̀‧̫•́๑)
リズムを感じる手練れの仕事
で、肉はこれっ。
ちょっとライトがなかったので少し質感がマットになってますが…
場所によって火の入り方が違うのは、強火の調理でかなり攻めた結果ですね。厚め中心部位になると、ちゃんと必要な熱が入ったレア食感。
カットした段階ではちゃんと肉汁が止まってるけど…（カットした後のさらに肉汁が溢れていないのがお分りいただけるだろうか）
噛みしだくと、ジョワッジョワと滲み出る旨味。
食ってる。今ワタクシは、羊を食ってるっ。がるるるるる！となる感じ。
この、１つの皿の上にある１つの肉塊の中に強弱があるところに、調理のリズムが見て取れる。この店の焼き手さん、相当な手練れ。
肉を扱い慣れてるというか、そんなの肉料理屋なんだから当たり前だろうと思うかもしれませんが、こんなに勢いとリズムを感じるステーキも珍しい！
技巧を凝らした料理の中に見るメロディやリズムはあるが、肉。シンプルなステーキでこんなに陽気なリズムを見るのは、初めてのことかもしれない。
チミチュリソース
ソースはチミチュリ。
昔は「ステーキは塩胡椒で食べるのが一番上手い！」と突っ張らかってて、それはそれで一理あるし、今でも塩胡椒で食べるのは大好きだが…
ベトナムのステーキ店のバリエーション豊かで、充実した素材を使ったソースの妙は、捨て置くには勿体なさすぎるんだよな。
ペッパーソースなんて、胡椒が特産品だから凄まじくリッチなものがあるし、チミチュリの素材なんて、どれもガチで生き生きしたものが手に入るから、それが合わさって美味しくないわけがないんだよ。
そしてこの肉汁豊かな肉ともなれば、口内調味を得意とする日本人が楽しまない手はないと思うんですよっ？！(๑•̀‧̫•́๑)
ローストガーリックまで美味しく
そしてローストガーリック。
酒臭くなるのを回避したくせに、これ食べたらいみないぢゃんヽ(・∀・)ﾉ
しかしこれをスルーする手があるだろうか、いやない！（反語）
単体で食べても美味しく、また肉の上で潰して一緒に食べても美味しい。これはさすがにたくさん作って準備してあるものだろうけど、先ほどのサラダとい、ひと皿の上の細部までが素晴らしい！
牡蠣は飲み物、カレーは飲み物、最近いろんな飲み物が増えてるワタクシですが、羊の厚切りステーキが飲み物だと思えたのは初のこと。これは良い。
結果、次の予定までに許された時間枠30分内でちゃっかり完食。お店の方ともっと話して居たかったが、タイムアップ。でも超満足。ふう(^・^)
しあほうk
ここは…スターターから攻めたいですな。そして次回は牛肉も食べて見たい。そりゃ満席になるわ、こんな店。
やはりハノイの諸外国料理のレベル、かなり高いな？
再訪せねばー！
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Los Fuegos
35a Ng. 12 D. Dang Thai Mai, Quan An, Tay Ho
Time: 11:30 – 23:00
Spetn: 400,000vnd/person
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