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ホーチミンで色んな花の蜂蜜を買う ~ TRACY BEA

食品

ベトナムの産品で意外に置き去りにされてる感があるのが、蜂蜜。

日本では手に入らないような蜂蜜が驚きの価格で売られてたりするのでおすすめですよ!

 

 

ベトナムの隠れた(ように見える)名産品

 

うん、いや隠れてるわけじゃなくて、自分が見てないだけなんだろうなってのは思い至ってます。が、もしかしたら同じようにあんまり注目されてない方もいたりしないかなー?と思ってご提言。

もう随分前に書いた話なんですが、ベトナム、ハチミツがとても豊かなんですよ。

 

 

養蜂場を営まれている方もおられますが、農産品を育てていらっしゃる方のお家だと「副産品」的に捉えていて、なんかタダでくれようとしたり「こんなものですみませんが」的に言われることもある。

…君たち。。。今全世界で、ハチミツにどんどん希少価値がついているのをご存知かい?( ̄ー ̄)

2000年半ば頃に、数日という短期間のうちに米国のミツバチが1/4数になった事件を覚えておいでの方もいらっしゃるかと思われる。あれは衝撃的だった。

でもよくよく調べてみると、ミツバチの野生種に至っては、1970年初頭からの30年間くらいで世界的に大減少したんですってね。労働一揆でも起こったのだろうか。

「タダ働きさせた上に、その成果を根こそぎ持っていくなんざぁ太てぇ野郎だ!!」

と、ハチさんたちが怒ったとしても、それは仕方のない気もします。。。というアホな話は置いておいても、未だにその原因は謎。対処策はあるそうですが、原因が究明できていない限り、この現象は続く可能性があるわけで…。

ですがベトナムでは…
メコン川ツアーに参加されたことがある方ならご存知かもしれませんが、加熱処理をしていない生の蜂蜜が、お土産品としてお手頃価格で売られてたりします( ̄ー ̄)

 

 

ちょっと手元に今写真がないのですが、ベコベコのペットボトルに入った、おそらく10年20年単位で変えられていない、へんてこりんな日本語コピーが印刷されてるラベルの蜂蜜。

あれが、うまい。
素晴らしく美味しい。非加熱ですから、持ち帰ったのちに日が経つごとに色が変わり、発酵しているような状態となって、味が刻一刻と変わっていく。

蓋を開けるごとに「プシュ!」という破裂音がし、ああ、この蜂蜜は生きているのだなぁ、と実感する。

これは、腐敗ではありません。蜂蜜内にある酵母が発酵した結果。

味覚に関しては好みがあろうかと思いますが、私はこの発酵が進んで深い酸味を湛えていく蜂蜜が大好きなのです。

酵母は加熱に弱いので、加熱処理された蜂蜜は発酵しません。どちらが良い悪いという話ではありませんが、そういう違いがありますよ、という話。

(ただし、ハチミツ内だけの水分では発酵しない場合もあるので、変化がないからといって必ず加熱処理がされている、と言えるものではないので、その辺の見極めもお間違いのないように)

何にしても、ベトナムはハチミツ文化がとても豊かです。その価値は、現地の方ももっと知って、しっかり稼いでいただきたいと思わずにはいられません。

 

 

花ごとに違うハチミツ

 

ハチミツには加熱処理されてる・されていないの違い以前に、「いろんな花のハチミツ」という違いがあります。

日本でもハチミツ専門店などにいくと、花ごとに商品が分けられていたりして、その味はもちろん、色香り、価格も全然違ったりして面白い。

ベトナムの農家さんも、当然「これはマンゴーの花のハチミツ」「これは別の花のハチミツ」のようなものを採取仕分けているところもあるのですが、残念ながらそれほど大規模にはまだ市場に出回っていないイメージ(私が見つけられていない可能性もあります)。

心、踊る。

これは早く農家さんにその価値を知ってもらって拡大してもらいたい農産事業。しかしそれには市場が拓けていることも大事。というわけで…?

 

 

私、割に最近目にしたんですが、結構前からあるんですってね。この商品のお話をしたら、ご愛食になられてる方、結構いる様子。

コーヒーの花のハチミツと、ランブータンの花のハチミツ!!うあーっ、もうそのタイトル聞いただけでなんか幸せ!!

ハチミツはハチミツなんですよ。もちろん酸味や香りなどに違いはあれど、ハチミツですから、ものすごい味のバリエーションがあるってわけじゃない。あくまで花の蜜だから、別にコーヒーの味やランブータンの香りがするわけじゃないんだけど…

この貴重さ加減っ。何というバリューっ。
これ、小瓶商品があったら、絶対売れると思うのになーっ。

 

 

コーヒーの花のハチミツ

 

ところで、さっき並べて撮った二つ。絶対色の濃い方がコーヒーやろ、という先入観を持ってたのですが、実は逆。色の明るい方がコーヒーの花のハチミツでした(。-_-。)

 

 

なんかウイスキーのボトル見たいよね。
600ml入りの瓶です。大変に美しい。

食べてみると、気温も手伝っていると思いますが、割にサラリとしたテクスチャー。水分が多めに感じはするけど、ガラスのボトル入りだし、非加熱、ではないのかな?開栓時に特に破裂音もなかったし。

 

 

うーん、そこ、写真はスプーンのとこに焦点合わせるべきじゃなかろうか(-“-;) 時間に追われて撮り直す余地なしなのでご容赦を。

酸味はさほど強くなく、トゥルっという感じで舌の上を滑るような甘さが特徴。口の中にくどく残らないのも魅力。

濃厚なハチミツももちろん美味しいのですが、サラリとしたものは紅茶など、合わせた際に元の香りを生かしたい時に重宝するし暑い国だと喉越しも良い。

コーヒーの香りは一切しないけど、なるほど。あっさり目のハチミツがお好きな人にはいいかもしれない。

 

 

ランブータンの花のハチミツ

 

お次はランブータン。

 

日本ではあまり馴染みがないかもですが、東南アジア各国ではおなじみのフルーツ。何だか毛むくじゃらに見えるこいつの中身は、まるでライチのような半透明のジューシーな果肉。

種が大きいので、さほど食べるところはないのですが、暑いさなかにモギュモギュ食べるのに良いフルーツ。これのお花のハチミツは、こちら。

 

 

まだピンが甘いな。。。
それはともかく。。。

色味的にも濃厚ですが、物理的にも味覚的にも、コーヒーのお花に比べてこちらは濃厚。ほのかに隠れる苦味が後味に残り、ちょっと大人な感じですかね。

濃度が高く感じられる分、甘みの残り方や感じられ方も強くなっているかもしれません。これは紅茶よりもコーヒーに入れたい。そして香りの強いバラの蕾(お茶用)などを漬け込むと、濃密でエロティックな何かが作れそうな気がする。。。

たった2種類食べ比べても、こんなに味が違うんだから面白い。我が家に遊びに来る機会のある方がいたらお申し出ください。今ならまだ、ちぇりのプーさんに食べ尽くされていないので、お味見してもらえると思いますw

 

 

ハチミツを生活に取り入れる

 

ソースを調べている時間がないので、ここでは特定サイトを取り上げることはしませんが、ハチミツが健康に良いとされているのはご周知のとおり。そしてその内容も千差万別。

言うても市販されてる食材なので、劇的に何かの症状に効く!と言うことはないと思いますが、継続して摂取することで補強される何かはあるかも。

いやまぁそう言う言い方をすると、全ての食材が何かしら体に良かったりするんですが…(笑)

日本で、生ハチミツやら、純正100%のハチミツを気軽に生活に取り入れようっちゃ、なかなかできないことですよ。でも、ベトナムならそれができるんです。

もちろん、オーガニックショップに出ているようなものはそんなに親少ないかもです。例えば今回紹介したものは1500円前後だったでしょうか。

でも600mlですよ。このクオリティのものがこんな価格でいただけるなんて、青天の霹靂。ましてや、ローカルなハチミツだともっとお安いこともある。一部花の種類や産地によっては、日本価格基準でも驚くような高いものもありますが…

ベトナムに住む人はハニー・アドバンテージ、持ってますよ。旅行に来られた方も、良質のハチミツを買って帰ることができるチャンスです。

ハチミツ、推したい。
ちょっと今後はスーパーなどに売られているハチミツもいろいろ試していきますね。日本に持ち帰るとなると、容器問題も出てきますので、いろいろ調べる必要が。(ボトルは重いし、プラ系だと溢れる可能性が。。。)

ま、お持ち帰りになる方は、念のために何重にもビニールを巻いてお持ち帰りになることをお勧めします。ボトルだったら割れ防止にもなりますし、その他の容器に関しても漏れ防止になると思うので。

 

 

ハチミツを摂取する際のご注意

 

ハチミツは、1歳未満の幼児には食べさせてはいけません。
周知の事実と思ってましたが、知らない方もおられたようで、痛ましい事態が起こったのは、たった1年ちょっとそこら前のこと。

原因は、ボツリヌス菌。1歳以上になると腸管が発達して、ボツリヌス菌が起こす状況に対しての対応ができるのですが、厚生労働省のガイダンスによると、目安は1歳。それ以下の場合は摂取すると危険です。

またボツリヌス菌はかなり高温長時間で加熱しないと死にません。だから料理などにちょっと混ぜて加熱したくらいでは、生の蜂蜜を食べさせるのに近いこと。離乳食などにも使わないように。

また加工品なら、と思われるケースもあるかもですが、どう言う工程を経てのか効果が完璧に保障されない限り、これももちろん危険です。

とはいえ、1歳を超えた幼児〜大人に於いては、ほとんど大丈夫であるとのことなので、その性質と使い方を理解して、怖がり過ぎずに摂取しましょう。(ちなみに1歳は目安ですが、お子さんによって成長度合いに差がある場合があり、ご心配な方は医師に相談をしてからにしましょう)

 

気をつけるところはあれど、ハチミツ、美味しいし体に良いと言われるのはありがたいですよね。せっかく大きな機会がそこらにゴロゴロ転がるホーチミンライフ。ぜひ、積極的に取り入れていきたいものですね♪

 

 

 

お店情報

 

今回ご紹介した商品は、市内各所のオーガニック食材店、ANNAM GROUMET MARKET 、スーパーなど置いてあり、割にポピュラーな商品のようです。

 

 

 

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