一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

ホーチミンの飲茶戦線異常あり!やっぱり美味しかったけど悲しいお知らせも😢 ~ Golden Jade

中華料理

米粉の扱いに慣れ、手先も器用なベトナムの方と点心師さんと言う職業は非常に親和性が高い気がする。なので優秀な飲茶店がいくつもあるが…まさかの見落とし。こんなお店があったなんて!

台湾の方に誘われて行ってみました7区のお店!

2020年2月14日

珍しく、7区です。誘ってくれたのは、日本人のお友達と、そのお友達の台湾の方。お題は飲茶。でも7区で飲茶?あんまりお店の候補を知らないなーと思ってたら、こちらのお店。

7区在住者の方はご覧になったことがあるのではないでしょうか。VIVO CITY内、グランドフロアにあるお店。正面入り口から見ると、右手の方にあるお店です。

入り口にはボックスシートがあり、ファミレス的な感じでしたが…

奥に入っていくと円卓があったり、変わらずボックスシートですが、ちょっと装飾がシックになったりで、ファミレス、よりかは少し大人な感じ。

さすがによき人をお連れすると言う感じではないですが、悪くないです。少なくともチープな感じではない。

ちなみにワタクシ、最初に店名聞いた時に、「クリスタルじゃなくてゴールドかーいw」くらいの感じで、全く見当がつきませんでした。ましてやショッピングセンターの中。

人間、見たいものしか目に入らないと言いますが、本当に全く目に入ってなかった。それを導いてくれるのが、お友達とかタイミングとか。人との繋がり、世界を広げる( ・`ω・´)b

そこそこに豊富だけれども精鋭メニュー

さてメニュー。

前菜系。鶏、鴨、牛肉、野菜の和え物も定番ですな。そしてモミジ。モミジというのは鶏の足先。ここのは写真通りなら塩仕込み。

そこで繋がる、一緒に行った方からのお話。こちらのお店、どうやらOcean’s Palaceの系列店ではないかとの話。

そう、上の記事でも触れてます、塩仕込みのもみじの話。どんだけ鶏の足、好きやねん。まぁ裏は取れていないので、あくまでそんな話もあった、という話ですが、Ocean’s Palaceさん、もう5年くらい行ってないがな。。。

揚げ物ももちろんあります。そして写真では焼き餃子がえらく美味しそうである。

エビ餃子やニラ蒸し餃子ももちろんある。シュウマイとか大根餅も!定番定番!

今回大皿はあまり頼んでませんが、海老マヨとかも美味しそうだなー( ̄¬ ̄) そして揚げ豆腐のバリエーションも。

麺やライスが以外にも、普段よくいく他の飲茶のお店よりも豊富かも?そしてレシピもちょっと面白そう。

デザートのページまでもうちょっとページはあるのですが、多すぎず簡潔にまとめられてる割に、レシピが精鋭、という印象。

ただあくまで環境的にはファミレスよりちょっと良いくらいなので、あまり期待はしすぎず、でも初のお店なのと、レシピにセンサーがービンビン反応していたため、ワクワしながらご注文。

しかしこういう時こそ、餅は餅屋に。同席させてもらった台湾のお友達にほとんどの選抜を任せ、どうしても食べたいものだけ挟み込む感じ。

この方がまた頼みっぷりがよくってね!!普段なら私がついつい頼みすぎになってしまうのを(余ったら持って帰ればいいや精神)周りを見ながらセーブしなければならないのですが、この日はドンドン行っちゃう!!

いいぞいいぞっ、そのノリ好きやぞ!!腹ペコだからな!!ドンドン頼んでまえー!!!というわけで、この有様。

これにさらにもうちょっと。全部揃うまで待ちきれなくて奥の皿などもうほとんどない状態ですが、昼からえんかーいヾ(@⌒▽⌒@)ノ

しかもですねー、着皿時点、パッと見ただけで「あ、これイケるやつや!」とすぐさまわかるっ。

冷製の牛肉に散るゼラチンの様子、鴨の皮の艶やかさ、そこと身の間の脂の艶り具合、茹でられてレースのように寄ったダンプリングの皮。。。

うまいものにしか出せない風合い、というのがあってですね。見た目が全てではありませんが、見た目が語るものは大きい。これは美味そうだ!!

新たな飲茶の領域があった。。。

まずはお茶をいただきながら、よーく使ったラッキョウを。いや、ご立派なサイズ。

そしてお茶も美味しかった。忙しい最中、ちょっと湯飲みの中のお茶が減ったら、ポットから注ぎに来てくれる細やかさよ。そういうサービス、別にここだけの話じゃなくて、ホーチミンの飲茶会場では当たり前。

で、これに慣れると日本に帰ってものすごーくヤな女。目の前の湯飲みが空になっても、ただ待つんである。

「どうして、誰もお茶を注いで下さらないのかしら???」

とか思いながら(。-_-。)
ホーチミン、ワタクシを甘やかしすぎでしょう。

あとね、この塩きゅうりのニンニク和えな、その後に人に会う用事とかなかったらぜひ食べてってかこれ家でもやりたい。ガリュッゴリュゴリュリュと箸が止まらん。

そしてこれは中華の定番前菜ですが、牛肉の煮込みの冷製です。なんか日本ではたまにこれが高級料理店で恭しく出されたりしますけども、要はこれ、硬ったいお肉をどうやったらうまく食べれるかいねー、という試行錯誤の末の一品。

ベトナムにも煮た料理があって、私では手も足も出なかった硬い硬いローカル牛を美味しく食べる定番の家庭料理らしいです。

一旦肉を塊のまま凍らせて、あえて雑に解凍することで繊維を壊し、それを煮ることにより、味が染みやすく、そして食べやすくなる、という次第。

ええ、美味しかったですとも!!あまり八角とかの香りは強くなかったと思われるので、割に万人向けの甘辛味だと思います。私八角好きだから気にならなかっただけかもだけどw

そしてお次は…?
腸粉!!他の、いつも推してる2件ほどの飲茶のお店(だけでわかった人、ちぇりブログ上級者さん( ・`ω・´)b)にもある、米粉を溶いた生地を蒸して、中にサクサクの揚げ生地とプリップリのエビを巻いたもの。

ですが…?ご覧の通り、様相が違う。なんだこれは?!って思ったので頼んだのですが…?

この黒は黒ごま!米粉の生地に黒練りゴマを混ぜた一品。正直見た目は良くないわ。出てきたら「なんやこれ?!」となるでしょう。なんなら普通の腸粉もあるので、これを好んで頼む人は少ないかも。

でも、頼むべしっ( ・`ω・´)b
単なるキワモノかと思いきや、こーれがちゃーんと美味しいの!

構成は、サクサクの揚げ物にプリプリ海老が中にあって、それをつるんとした米粉の蒸し皮が包んでいます。そこにホワッとゴマの香り。いいっ。これ、いいわ。

正直中身は、ちょっとカジュアルです。いい言葉ですね、カジュアル。まずいわけじゃないのですが、どことなく庶民的。繊細さを追い求める張り詰めた感じがなくて、ザクザク食べれるっ。良いっ。

で、次は海老餃子。これが。。。
どやろな。写真じゃ伝わりにくいかもしれませんが、皮が。非常にエロっちぃ感じの透け具合。

で、ありながら弾力が感じられる滑らかな伸びの良さを示してて、ちょっとボリュームのある大きさ。言わばムッチリ美人さん。

これ、食べるときは気をつけてね。あっちあっちで出てきます。そして一口で頬張ると、お口がいっぱいになってしまう。熱さを逃す、ハフハフができない。

と言って吐き出すことも憚れるので七転八倒することになります(。-_-。)
できれば…

ちょっとゆるい温度になってから、口の中でそっと割ってコロリと溢れる海老を味わい、それに絡まる皮のムチムチを、レロリレロリと楽しんでください。至福(*´ω`)

そして同じ蒸物の小籠包も登場です。

6個入りの大盤振る舞い。そして先ほどの海老餃子と同じように、皮がっ。皮が素晴らしい!!

表面の艶やかさ、そこに透けて見える中のスープ、それがタユン♪と溜まったカーブの愛らしい様と言ったらあなたっ。

小籠包、美味しいところ、たくさんありますね?ホーチミン市内には。

正直もう本場までわざわざ足を運ばなくてもいいかな?なんて思っちゃうくらいだし、お手軽なので、日本で言うならラーメン、うどんを食べる感覚で日常的に食べれてしまう。

なので私も相当な件数、数を食べてきてると思うんですが…違うわ。ここの、他とは違うわ。

言うても小籠包には違いないので、いきなり甘いシロップが出てくるとか、そんな劇的な違いじゃないです(劇的っちゅーか嫌やわ、それ)。

橋で持ち上げると、にゅ?(・∀・) と伸びるが如くしなやかさと、しかし破れずしっかり餡を支えるギリギリの強さも持っているものの、強情さはなく飄々としとる。

飄々としてるので、レンゲに置いたからと言ってホッと気が抜ける感じでもなく、でも表情は変わっるので、さっきの「にゅ?(・∀・)」から「ポニューンヽ(・∀・)ノ」と愛想を振りまくばかり。

なにこの小籠包、愛らしいっ。
そして、今回は豚肉のものを頼んだんですが(カニ肉のものもありました)スープの量が半端ない。

ちょっとお行儀悪いですが、最初口をつけてちょっとチューっと吸うてみたら、ゴクリと飲めるほどの量が。これまでのお気に入り2店のものよりタップリな気がする。もちろん味も良い!

他の2店とどう違うかともっと突っ込んで聞かれたら、スープの量とかじゃなく、すこーしカジュアル。小籠包の技術としては相当高いと思うんですが、気取ってない。何だろう、この安心感。

次はちょっと毛色の違ったもの、行きましょうか。
ちなみに王蟲じゃないです。

お友達チョイスだったので、私も食べてみるまでどんなもんかわからなかったし、そもそも自分だったらあまりチョイスに入れないものだったので、ちょっと訝しがりながらパクリとしてみる。

サクサクサク。
何と小気味の良い揚げ生地かっ!!

これ、層になってるのはラードと小麦粉の生地の賜物です。作るの面倒くさいし技術ないと難しいんです。

私がなぜこの手のものを自分からは進んで頼まないかと言うと、ちょっとでも下手くそが作ると、とってもとっても、とーっても美味しくないんですよ。

油臭くなる、口の中でモソモソしすぎる、下手したら岩のように固くなってるものもあって、とにかくちょっとでも下手クソが手がけるとハズレることが多い。

なぜ執拗にこれがそんなに難しいものであるかを主張するかと言うと、自分が作ったのが、まーっ美味しくなくってですね!!(´Д` ) しかし…?

中は…大根。大根をどうにかしたもの。大根餅かな?とも思ったけど、大根そのものみたいなものもあり、中身の食感は大根バリエーション。その滑らかさと表面のサクサク。

しかも相当薄い生地の折り重なりで、水分の多いフィリングを抱えた上でサクサクって。。。どないなってんねんこれ。。。

更に次はわかりやすいの行きましょう。
ロースタダック!

いい色でしょう?これね、色だけじゃないんですよ。実の大振りのアヒルの胸肉部分かな?と思ったのですが…

食べて驚け。ヤムチャタイムのローストチキンやダックっていうのは、事前に調理されててぶら下げ待機させとくものじゃないですか。時間が経ったものを提供するんです。

ですがこれを食べた時に、皮の部分がかすかにサクサクサク!!っと!そしてその下の脂は、加熱時に上手に不要な分が流れだしているのか薄め。

ですがその下の肉の部分が厚かった。
そしてこの密度の高さ。見ただけでおわかり頂けますでしょうか。旨味がミーッチリ詰まってる!

待って待って待って。飲茶の席で調理後そこそこ時間が経って出されてきたもんとちゃうやろこれ、という美味しさ。でもうちのテーブルのために一から調理したものでないことは明らか。

えーっ、これいくらしたっけ?と思って確かめると200k。さもありなん。ですが安いで、これ。このクオリティで約千円って!しかも、市内で食べるアヒルの中でも最上級に美味いんですがっ。

ちなみに…

丸ごと1羽、680kですってよ?!
しかもこれ、北京ダック的に食べても同じ値段。しかも身の部分は、切り分ける・フライドヌードル・チャーハン・塩胡椒(??)の4つの内から1つ選んで調理してもらえるらしい。安っすぅ!

これは食べにこなあかんわー。ここの技術でどんな薄餅出してくるのかも興味ある!!これは絶対食べにくる!!(≧∇≦)

あとねー、この麺っ。一瞬米麺?と思うほどの透明感があり薄いし平べったい。そして見た目はパッタイ風。ですが…?

実のところは玉子麺。甘辛ベースにほんの少しピリ辛で、肉そぼろがまぶさっている汁なし担々麺のシンプル版のような構成。うんまいっ。ペロッペロ入る。もうこの麺直前で、

「お腹いっぱいー!」

とか言ってたのに、食べる食べる。欠食児童かお前ら、というくらいに女三人でまーだ食べる!

流石にこれは食べきれず、ちょっとお持ち帰りになりました。というわけで、次、デザートです(^・^)(ええええっ)

驚愕のデザート、これは何が何でも食べておくべし!

飲茶のデザートといえば胡麻団子、マンゴープリンやマンゴーサゴに、杏仁豆腐。もちょっとケーキ然としたものが良ければ、エッグタルト。というわけで?

杏仁豆腐です!もしもメニューで見かけたら、必ず頼む杏仁豆腐。これ、お店によってレシピがかなり違うので、私好みの杏仁豆腐を見つけるために、目についたら他ののです。

お友達はゴマ汁粉。色はすごいが、重たくもなく薄すぎもせず。頃合いのおしるこ。安心の味。

ちなみにフルーツはサービスで最後に出てくるようです。この日のタイミングは、デザートをオーダーした直後。ちょっとね、時間のかかるデザートを頼んでしまったんですよ。なのでその間の繋ぎかなと。

で、ここまでは小手調べ(え。)

最初に時間のかかるもんってのはこちら。ホーチミンの飲茶を出す、そこそこ良いお店のエッグタルトやこういうタルトは、オーダー受けてから焼き始めるので15分から20分はかかります。

ので、もしどうしても食べ逃したくないなら、食事中盤くらいでオーダーするのがいいですね。

最初に「食後に」と言って他の料理と一緒に頼んでも、混雑してる時とかどうしても調整しにくくなったりしますので、ある程度、食事が進んできたタイミングを見計らってからオーダー。そしたらちょっとはお店の人もやりやすいかもしれません。

で、時間がかかるという問題のブツですが…
なんやただのエッグタルトやないかい?と思われました?

違うんです。これはなんと、チーズタルト!もう見目からして美しいでしょ?そして見て横のテクスチャー!

※このメニューは2022年現在提供が無くなっています

とろっとろ( ̄¬ ̄)
カスタードにはないゆるさで、しかしモッタリとした表面張力で持ちこたえるカーブの艶かしいことよ!!!

そしてこのフィリングのベースはクリームチーズ!!なので…?

※このメニューは2022年現在提供が無くなっています

ちょっと塩気もあったりする。
プラス、パートシュクレ、ではないのですが、タルト生地部分にあたるところが、焼きたてで粒子の細かいサクサク加減がハンパない!

3人とも「何これっ、何これ?!」と言いながら、つい数分前まで「お腹はちきれるー!!」とか言ってたことを忘れてかぶりつく、かぶりつくっ。

チーズタルト専門店を名乗りながらなんども私を裏切った某店、ここに修行に来るといいと思うよ!チャイニーズレストランの数あるメニューの末尾にあるデザートなのに、こんなにうまいよ!(煽るんじゃありません)

いやでもほんと、これだけでカフェ開ける勢いよ。すごい美味しい!!このためにお腹取っておくことは推奨するけど、お腹いっぱいでも食べるといいと思う!!なぜなら美味しいから!!!

帰り際にお店の入り口を見たら、やっぱり一押しデザートだったみたいです。さもありなん、さもありなん。これ、持って帰って焼き直したら美味しく食べれたりしないかなぁ。。。

というわけで、女3人。「苦しーーー!!ひっ、ひっくり返るー!!」と、良い大人にはあるまじき様相で帰途についたのでした。すごいぞ、Golden Jade!!

7区に住む人以外には立地だけがちょっと辛いが、これは行く価値ありですわっ。あー、「飲茶はもうここで決まり!」みたいに1区のお店だけで言えなくなったわー。これは新境地!

お店のスタイルか接待などには向きませんが、日常の手軽な飲茶の割には美味すぎるクオリティっ。モール内レストランでこのレベルとは恐れ入った。ここ、まぢ、いいっす!!!

無我夢中で食べた再訪時 

2020年3月15日

最近週末、家に居られることが多いので、日曜日に旦那さんと私の共通の友人を誘ってランチに行くことが多いのですが、今回はこちら。

初回訪問時にすごく感激してあっちこっちで話してるので気がつかなかったけど、もう一ヶ月経ってたのね…

美味しさを知って居たので、気持ち悪くなる寸前までお腹をすかせて来店(そういう品のないことやめなさいね…)。

青島ビールの缶で乾杯・前菜にオススメのもの

まずは飲み物頼むじゃないですか。で、蒸し物とかは当然ちょっと時間がかかるわけですよ。それにしたってここのオペレーションは早いけれども、まずはつまみになるものを。

あまりお野菜メニューがないのですが、このきゅうりのにんにく浅漬けは鉄板。あの日本式のきゅうりの巨大なやつを使ってますね。

あれ、嫌がる人がいるんですが、超美味しいし使い勝手がいいのでもっと活用してもらえたらいいのになと思う。

大きい=大味、という考え方は、この国にあっては、野菜の種類の違いや土壌の栄養状態を無視した言いがかりだと思ってる。

あひるのローストやっぱり絶品!

で、前回頼んだのとはちょっと違うが、あひるー!!今回はスープとご飯のセットのやつをうっかり頼んでしまったのだが、これが、うまい!!

米が、ちょっとした海南チキンライスなんか目じゃない美味しさ。そもそもCom Gaは唸るものが少ないのだけど(マレーシアの海南鶏飯が基準になってると厳しくなる)これは秀逸!

例えばサクッとランチを一人食べに来た時なんかには絶品なんじゃないかと思う。ここに来てそれだけで我慢できるとは思えないけど。

しかし本当に、モール内のレストランとは思えない仕上がり。5つ星ホテルのアヒルも数多食べて来たけど、まぢでこれが私の中でナンバーワン。北京ダック食べに来なくては…。

圧巻の海老マヨ

前回はとても食べきれなかったので頼めなかった海老マヨを真っ先に頼んでみるなど。これが…?

でかいー!!!(・∀・;
箸先にずしりと感じる重たさよ。そしてパップリとまぶさったマヨとの相性、推して知るべし。

これをはぷー!!!と口に放り込むと、そのデカさは実感となって襲い来て、ムングリムんぐリとやっとの思いで咀嚼する羽目になるが、なんと贅沢な大変さ。うんめっ。

あひるだけじゃない!よだれ鶏的ピリ辛チキンもゴッツイ美味い!

そして前回食べなかったチキン!!いわゆるヨダレ鶏のようなピリ辛タレがたっぷりかかった蒸し鶏なんですが…

すごいの。すんごいのっ。
半身がボーン!!とサーブされてたので、こりゃちょっと余るなーと思ってたんだけど、なんという滑らかさっ。なんという柔らかさ!!

鶏の繊維は結構腹にたまるので、普通なら食べる量が限られるのだが、これはなんともツルリン、プンワリ!間違いなく鶏なんだけども、仕込みがしっかりなされてて、且つ穏やかな温度でゆっくり蒸されてる…。

すごい。こいつもアヒルに続いて、中華の名店と言われるところでもなかなか味わえない代物です。鶏ならなんでもいいわー、という無頓着な人でも、これは確実に違いがわかる!!

ささみの部分とか、プワプワよ…。低温調理が市井の料理に浸透して久しいけれども、ここまで鶏を仕上げてるお店は滅多にないよ。

ホーチミンだけじゃない、東南アジア他国のチキンライスを売りにしてる専門店でも滅多にないと伝えておく。すごい。ホントーにすごい。ちょっと引くくらいの仕上がりでした。これは家じゃ無理。食べに行く。

安定の小籠包

これは前回もご紹介したけど…前回のあと、各別店の小籠包を食べ歩いて再確認する、という位ことをしたんですよ。

店に入って小籠包だけ頼んでサクッと店出て次の店をはしごする、みたいなの。自分の中で上位にある6件ほどを回ったんですが…

やっぱりここのが一番好きだわ。回ったお店の中には5つ星のレストランもあったのですが、それでも私はここのが好きだ。

優劣じゃなく、あくまで個人の好みですが、この日食べに行った人の間でも大好評で、蒸篭ごとお代わりしました(・∀・) 小籠包好きな方は、ぜひここのも一度食べて欲しい。

腸粉はそこそこ

腸粉、今回はBBQポークが中に入ったものを選びましたが、前回のゴマ入り黒腸粉の方が好みだったかな?

腸粉の生地はツルツルではなく、ちょっとマットな食感に敢えてする事が多いのですが、ここのは私にはちょっとマットすぎ。でも味は美味しい。

エビが食べられる人ならエビの方がオススメかも。エビのプリプリの食感のコントラストがあれば、このマットな生地も、むしろその方が良いという結果になる気がする。

小籠包と餃子のいいとこ合わせたような一品、食べ方注意!

さて今回、新たに大ヒットだったものの一つがこちら。一見、餃子。羽つけてる。しかし、でかいw

これもまたもや箸先にずっしり。そして焼いた下面にはデンプン質の生地を焼き付けガジガジにしてくれている。良い。

が、気をつけて欲しい。
かなりの大きさがあるからと、器の中で割らない方がこれは良い。少なくとも平たいお皿の上で割ってはダメだ。どうしても割るというなら、椀の中で割ると良い。

なぜなら、こいつも中にスープがいっぱい!!!スープってより肉汁による水分が多いか?!

よって、縦に箸で持ち直し、噛みつくと同時にジュパジュパとスープをすすりながらいただくのがよろしかろう。凄まじくお行儀悪いけどなっ。

ほんでまた、このスープの量がすごいので、一口目でジョバジョバすすったのに、2口目、3口目と同じくらいジョバジョバ啜らねばならんのですよっ。

程よい硬さの肉餡と、つるりんとした皮のハーモニーも素晴らしく、カリカリとした羽の部分が、食感にアクセントを与えるなどなど、なんだこいつ、味と食感との波状攻撃力半端ない!

小籠包は外せない。しかしこいつも今度からは外せない(๑•̀‧̫•́๑)

デザート3銃士!

前回もデザートは頼んだが、今回のも素晴らしかった…。
まずはこいつ、中に黒ごまソースがとろりと入ってる一品。前回も食べたつもりで気を抜いてたら撮ってなかった、中のトロトロ…

周りはきな粉で覆われており、ゴマのソースを包むはお餅。ふにっふにの柔らかいお餅。箸で割ろうとしようものなら、あまりにか弱い生き物に非道なことをしているかのような罪悪感を感じるほどの柔らかさ。

割って食べても良いけれど、一口食べてしまうのもまた良い。上顎と舌に触れていることを忘れるかのような頼りない柔らかさをギリギリ感じつつ押しつぶすと、不意に溢れ出る濃厚なゴマソース。

甘みを抑え、ゴマの風味が香り高く、それでいて粘度を実に頃合いに抑えているので、なめらか餅と渾然一体。

思わず目を閉じ、口以外の動きを止めて、じっくりじっくり味わいたくなる、そんなお菓子。

さらにゴマのお菓子をもう一品。
こちらは揚げゴマだんごさん。

餅の部分は先ほどと同じく上新粉でゆるく作られていると思しき加減なれども、薄くまぶされた衣とゴマがカリッと揚がり、そのコントラストが面白い。

さらに中に入ってる餡が…どんなに集中してもわからなかった…。色はご覧のように芋にも見える。しかしちょっと豆のような風合いもあり、実に甘さが控えめで上品。

気になって仕方ないので、写真に撮ったメニューを確認し直したら、なんとLotus Sead!!蓮の実を炊いて餡にされておったか!!!

蓮の実の餡。その発想は私にはなかったので、類推すらできなかった…情けなや。しかしこの2品、下手な和菓子屋のお菓子よりも品があり、実に巧妙に人をたぶらかす魅惑の一品。

加えて…


※このメニューは2022年現在提供が無くなっています

前回も大絶賛だったチーズタルト。こいつはやっぱり秀逸だ。関西圏でもてはやされてる◯◯◯なんて目じゃねーぞ。(個人的にやらかされて二度と買わないと思ってる割に、ビビリなんで1文字も出せない、でも3文字ですよ)


※このメニューは2022年現在提供が無くなっています

正直この店のスイーツ、甘もんだけで店を出してもものすごく人気が出ると思う。アホほどレベルが高いですよ。中華の枠に収まってないし。すごい。

サービスの良さにも注目!

多分ね、まだ食べてない料理も相当美味しい。あかん、これはまた近々行かねば。7区までは流石になかなか足が伸びにくかったのだけど、この店なら行く!!ちぇり大絶賛!

あくまでレシピは庶民的なカテゴリーに留めてるのに、その技術とセンスがハンパないっす!!!

さらに、混雑してても提供時間の早いこと!!

それでいてバタバタした感がないし、ただただ、スタッフさんの手際が良く、テキパキと気持ちよくお仕事をされてるのみ。これ、結構ノウハウ欲しいお店、たくさんありそう。

やーっ、素晴らしいわ。さらにお気に入り度をあげました!まだまだ他のものも食べたいぞー!

実は牛肉ディッシュも狙い目だった? 

2020年9月

前回のレポが3月だったから、ほぼ半年ぶり。遠路はるばる、交通費を出しても行きたいお店はそんなにあるもんじゃないよねー。しかも旦那さんと一緒だとなおさら。

でもここは「まだ行ってないんだよねー」という人の話を聞いたら「じゃあ一緒に!」って言いたくなるw

もう小籠包とかローストダックとかスープタプタプ焼き餃子とか黒腸粉とか、その辺のは何度も出してるからさらっと流して…

今日はオススメがあるんです。まずこれ。

クイティャオみたいな平べったいコメのぺろぺろ麺をオイスターソースベースで炒めてるんですが、これにベロベロ入ってる牛肉が!!ふんっわり!!

コスト考えてもローカル牛だと思うんだけども、めっちゃ柔くて味わい深い。柔けりゃうまいってもんじゃないけど、これは!!という感じ。

というわけで、もう一品、牛肉料理を頼んで見たの。シンプルよー。

本当に牛肉と玉ねぎを、あまりスパイスをややこしくせずに醤油ベースの甘辛で和えてる日本人好み。そしてこの賽の目に切ってる牛肉が…?

滑らかに柔らかいっ(๑•̀‧̫•́๑)
これは本来の肉質というよりはミートテンダーを浸かった柔らかさかなとは思うのですが(ミートテンダーの種類は不明。果物由来かもしれない)びっくりするわよ。本当にふわふわ。

滑らかで柔らかく、おそらくこんな牛肉のテクスチャーを気軽に味わえるところはそんなに多くはないんじゃないか。実際出会ってきてないし。

ここ、牛肉料理も穴場かもしれない。
と言いつつ…

酢豚、美味しかったわよ。
Dim Tu Tac さん

の酢豚もたいそう美味しいのだけど、こちらの酢豚も、カラッとしていて脂っこくなく、節度を持って胸を張ってる感じかな。ポーションもそれなりなので、2〜3人でも無理なく楽しみやすい感じ。

ヒスイチャーハンも美味しかったが、これ、エビ、チャーハン用じゃなくない?なんか間違えて良いエビ入れちゃってない?という立派さ。

当然下ごしらえ段階からプリップリに仕上げてあるので、食感も良く、そのプリップリ食感と相まっても遜色ないくらい、お米に取っても張りがあって、ほろほろしてるのに凛ともしていて、なんかとても上等なチャーハン。

小籠包なんて2回も頼んじゃったし、ぽんぽんパンパンではあったのだけど、これはやっぱり外せない。チーズタルト!!


※このメニューは2022年現在提供が無くなっています

アチアチで出てくるこのタルトは、表面がギリギリ焼かれてストッパーになってるものの、一度口をつけると決壊状態。なので、最初はちょっと口をつけてすするようにフィリングを味わいましょう。


※このメニューは2022年現在提供が無くなっています

外のタルトは中華系とは思えないほどフラジャイルで繊細なので、いきなりカプ!っと行くと全体がガラガラと崩れ落ちるわ、中のクリームは容赦無く流れ出るわでえらい目にあいます(あったのね)。

でも、至高。
ほんと、前にも言ったけど、これだけを出すカフェがあっても流行ると思う。美味しい。幸せ。やっぱりよくできてる。

日曜日のランチタイムは超満員で、列こそできていなかったものの、私たちは入り口に一番近い席になんとかスペースを確保した感じ。

でも相変わらず目配り気配り、行き届いてるし、食事の提供は速やかで、過不足なくケアしてくれて、実にお見事。あのほぼ満席の中、すごいなぁといつも感心。どこがマネジメントやってるんだろうな。

まだ全商品は制覇していないので是非ともやってみたいぞー。

約2年ぶりの裁縫⬅︎NEW!

2022年7月

我が家からこちらまでは相当な距離があるのですが、それでも行きたいこちらのお店。外食にそこまで執着しない旦那さんが「行かない?」と誘ってくれる数少ない店!

そしてワタクシ的には、市内でも屈指のダックを食べさせてくれるお店!それはもう、5つ星の中華レストラン群を合わせても、いや、それらと合わせるとコスパも合わせて更にすごいかもしれない。

北京ダックほどの皮のパリパリ感はない。でもそれだけに口に入れた時の違和感がなく、皮下にある油は程よく保たれている上に肉全体をしっとりと覆い、心地よい弾力と味わいを持つ。

ダックの個性をぎゅーっと煮詰めたようなのが好きな方には肉部分の味わいが物足りなく感じるかもしれませんが、これ、付け合せのソースと合わせてジャストな調整になってますな。

今回初めて頼んだ、脂身の少ない牛の腿あたりだろうか。それの煮込みあんかけも頼んでみたら…

うふふ。トロトロに煮込まれたスジがたまらん!
味としてはあまり塩気が強くなく、まろっとした感じ。お好みでお醤油をチョンチョンつけて食べてもいいかもですね。

大根が入ってるのも良い。

赤身のお肉は煮込むと固くなりがちですが、こちらもしっとりほろっと。

腸粉は、旦那さんが甲殻類アレルギーなので、今回は焼豚入りのものも。正直腸粉の記事は極上とは言いいませんが、凄まじい量の焼豚😅

小籠包はいつもの通り。
安定の美味しさ。

ここの餃子はポークのものも、蒸しと焼きが同居しているのが良いわね。むっちり指定つつ、カリカリもあるという欲張り餃子♪

写真はニラ餃子。

さあ、ここまで来てちょっと悲しいお知らせ。
これまで絶対に欠かすことのなかった、チーズタルト。もうそれだけで店が一軒開けるんじゃないかと思ってたくらいにお気に入りだったんですが…

提供中止になったようです😭
一時的なものなのか、今後ずっとなのかはわかりませんが、なんならアレを食べるためにこのお店に来てもいい、と思ってたくらいの逸品だったのに…残念。

でもこちらのお店にはもう一品美味しいデザートがある(๑•̀‧̫•́๑)

胡麻団子!
日本人に一般的な、ゴマを周りにまぶして揚げてるものもあるけど、私はこれが好きー♪

運ばれて聞いた途端に香るゴマとピーナツの香り。その下には蒸されたばかりのふにっふにの柔らかいお餅。そしてその中には…?

ぷっぷりとしたゴマあん!😆
これがほの温かかくて優しく甘やかで幸せ!!チーズタルトがなくなったのは残念だけども、こちらのデザートもまた至福ですな。

実はダックがあまりに美味しかったので、もう一つ頼んで持ち帰り。

温め直した状態では、お店で食べる時ほどの食感はありませんが、味は変わらず。そしてお店では貪り食ってて写真撮り忘れましたが…

この、グレービーとは別についてくるタレ。多分アプリコット系の甘酸っぱ系なんですが、こいつをダックにつけて食べると格段に美味しくなる!

フルーツ系のソースはちょっと…という向きもおられましょうが、ソースってソース自体の味をあたるだけじゃないんですよね。ソースの味を持って素材の味を引き出す役目もある。

ソースの味が苦手そうでも、本体につけて一緒に食べることで格段に料理を美味しく食べられることが多々あるので、まずはちょっとお試しを。

ああ、それにしても変わらぬ美味しさ。
混雑を避けるためにランチタイムをちょっと外したつもりでしたが、それでも週末は満席状態。人気ですな(^・^)

お得なクーポン、ブログでは書かない小ネタなどなど!!

ご登録お待ちしてます!

お店情報

Golden Jade
1058 Nguyen Van Linh Q7
VIVO CITY内
Time:10:00 – 22:00
Spent : 480,000vnd / person(ちょっと食べ過ぎ)

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