一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【Ho Chi Minh】ベトナムカレーでしかもモチーフはアヒルさん!結構狭き門だけど、ここのは好きだー! ~ Duck Deli

ベトナム料理:カジュアル

アヒルです!ホーチミンでは日常的な食材で食べるチャンスはよくあるのですが、アヒルのカレーとなると話は別だ!

アヒル天国

食べる方には。
アヒルさんにはごめんなさい(-人-)

ホーチミンでは、鶏のグリル、豚のグリルと並んで、アヒルのグリルがとってもポピュラー。麺料理にもアヒル使うし、若干鶏寄り高いけれども、全然自宅料理に使える価格の食材だし、調理されてるものも高くない。

だから北京ダックとかも、食べようと思えばとっても身近。
量が多いから人集めるのがアレだけど、価格的には安いもんです。

※上記写真はTrung Gardenのもの

日本にいると、滅多なお店じゃ簡単には食べられなかったので、もうアヒル好きにはたまりません状態!

店に行くのが大げさだったらデリバリーでだって食べれてしまう。ああ、ここはまさにアヒル天国。ワタクシなんぞは、羊に次いで恨みを買うくらいにアヒルさんを食べてます。

ベトナムカレーって?

ところで話変わってベトナムカレー。
あまり強くフィーチャーされることが少ない気がしますが、ベトナムにもカレーはあるんです。

シュエ的手法で素材のエキスを十分に引き出した後、ココナツミルクで煮るタイプで、ストラクチャ的にはマレーシアのチキンカレーを彷彿とさせます。

ただしあんなに辛くはなくて、スパイスは色々使うものの、痛みを伴う刺激は少なく、中にはサツマイモを具材としてゴロリと入れてたりして、むしろちょっと甘すぎる嫌いのものも。


※上記写真はCa Ri Ga3Tさんのもの

その甘さに違和感を感じて「ベトナムカレーはちょっと」と敬遠される方の話も少なからず聞いているし、実際私も(これは甘すぎ…)と、記事にしないままのカレー屋さんが数知れず。

南部、ということもあるのかな。不自然に甘い、というケースが結構あるのです。結果、このブログでは紹介数が少なく、レアジャンルとなっております。

しかも、今回のお店は、アヒルのベトナムカレー。
なんだと?

FB広告を目にして、10秒で財布引っ掴んで飛び出したよね、家を(・∀・)

道具屋街の近くに

Cho Dan Shin、という道具屋さん街の近くに、Ky Conという通りがありまして、食べ物好きな方の間では、昔あった、

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Saigon Lookout←こちらはすでに閉店されています

を思い出されることもあるかと。
そしてその同じ場所を、天下の名店、


※上記の写真はQuinceさんのものです

Quinceさんが継がれておられる。
そしてその頃は本当に、ポツン、と、それらの名店があるだけだったのですが、今や周囲は飲食店だらけ。道具屋さんは、市場の方により集約されてる感じで、この通りはだんだん美味しい通りになってるようです♪

Quinceさんのちょっと斜め向い側

前置き、長くなりました。
今回ご紹介するお店です。

シンプルだが、知らないとなかなか入らない感じの、ちょっと表からは暗めに見える店。ですが…

こんな感じで可愛らしくは仕立ててあります。ただしあるのはファンだけなので、午後とかは暑い可能性があり、涼しい時間帯推奨かな?

暑いのはお店の方も承知みたいで、机の上にはこんなうちわが置いてありました。おいかわいいな、これ。

メニュー

メニューはシンプルですよー。
店名が、Duck Deliだけに、アヒルに集中してます。

そしてトップに来てるのがダックカレー。
一番上が、ベーシックなやつで、2番目がもも肉使ってるやつ。多分骨ごとドン!と出てくるやつかな?と想像。

内臓料理と、皿仕立てのもの。これはGoi Vitと言ってローカルではダック料理の定番の一つ。

あとは内臓のコンボものと、おかゆ、春雨麺、単純に肉だけ、などなど。

ローカルにはあるのです、こういうダックの専門店。ただ旅行者さんとかにはハードルが高い。そもそもガイドブックにもそんなに大きくは取り上げられてないのではなかろうか。

しかしこちらのお店の外観&英語のメニューがあってくれる環境ならどうだ。確かに中心街ど真ん中では無いが、そんなに行きにくい場所でもない。

Grab、活用しましょうね、旅行者の皆さん( ・`ω・´)b

ヘルシーにサラダ!と思ったら…?

で、この日はサラダが食べたかったのです。
大小あって、小は140k。もしかしたらちょっと多いかな?と思いつつも、小綺麗な最近のお店だから、量は抑え気味でこの価格なのかも?と、ちょっと期待したのですが…?

スッゲー量きたな、おいw
でもこれはGoi Vit、ダックサラダの定番なのです。とにかく野菜の量が多い。こんなに積極的に生野菜を食べる東南アジア民も珍しいw

そして肉も、ごっつい!!
ボイルしてる感じですね。でもしっとりしてるし、これは食べ応えがある!

ただしドレッシングがヌクチャム(ヌクマムにニンニクや唐辛子、甘みを加えた甘ピリ辛ダレ)オンリーなので、お店が許してくれるなら、ゴマだれだったり、甘辛ダレなんかを持参してそれで食べるのも美味しいかも知れない。シンプルに塩胡椒とか。

面白かったのは、このバナナの花はベトナムらしかったのですが、メインの野菜がキャベツなの!って、ここでキャベツの写真撮ってなかったことに気づいて申し訳なかったのですがw

レタスとか、アジアンバジルとかミントとか、その辺のがわっさり混ざってくることは多かったのだけど、キャベツ!

そもそも10数年前には市場にキャベツってそんなに流通してなかった印象&生で食べる感じじゃなかったとも思う=昔からある料理に使われる野菜では無いという認識だったのですが…

流石のモダンダック料理店。
キャベツときたか!

もうね、ワッシワッシ食べられる量です。
その場ではちょっと食べきれなかったので、魔法の言葉を唱えます、

Mang Veヽ(・∀・)ノ(マンヴェー、持ち帰り)

本来はちゃんとした文章で伝えるのが礼儀正しいのでしょうが、そこは外国人得点を使わせてもらって、料理を指差し、できる限りお願いの気持ちを込めて、Mang Veと言えば、わかってもらえること多々(-人-)

ベトナムの方の察し力、ありがたい(通じてる、わけでは無いと思う)

アヒルのカレー!

実は随分前の口コミか何かに、アヒルのスープがあるとのことだったのでそれを頼もうとしたら無いという。

しかしなんか汁物が欲しい気がして、あの金額のサラダ頼んだ上にカレーはちょっとやりすぎだよなあ、とわかってはいたけど、サラダを持ち帰る算段を当初からしていたので、ええい頼んじゃえ!と食べてみた。

おおおおおっ、ベトナムカレーの風合いだ!
いいぞ、このココナツミルクの油が分離した感じ!

私の東南アジアのカレーのルーツはマレーシアのチキンカレーなのですが、それに様子がとても似ている。そそられる!

そしてグッときたのがこのスプーン。
この角度、よくね?具材を乗せた時に口に運びやすい角度だ。

こんなふうに。
わかってらっしゃる。
このちょっとのギャップに愛を感じる。その愛を注がれているアヒルのカレー、絶対美味いやろ!

ってか見よ、この様相。
もちろんこの状態であることと、味ツケはまた別の話なので、必ずしも好みかどうかは口に入れるまでわからんが…

いいっ。
多分あまり賛同してもらえないと思うけど、この脂の分離加減、いいっ!!

そして飲んでみると。。。?
うまい。。。

 

ベトナムカレーのストラクチャはしっかり抑えてます。そしてやっぱり辛くはない。スパイシーであることと、痛覚を刺激する辛さは独立したもの、という観点で物を言うが、スパイスは大変豊かに使われています。

そしてアヒルのベースもしっかりと。
芋はご覧のように…

繊維の様相からサツマイモ系かな?
でもそこまでベッタリは甘く無いホコホコ系のやつ。どちらにしても、バランスの良い甘みを添えているのは間違いなく、これぞベトナムカレーのストラクチャ、と言う感じだ。

ところでベトナムカレーには、ライムとチリ塩がついてくることが多いです。

は?カレーってもうすでにカレーとして味が完成してる物なのに、まだなんか調味料を加えるの?しかも、ライム?は????

と思う方は多いのでは無いでしょうか。
私もそうでした。なんならベトナムカレー初心者の頃は、この小皿をガン無視してました。しかし…

どんなに完成された料理に思えても、ベトナムの方が小皿で調味料を添えてこられる際には、ちゃんと意味があるのです。それを学んだ今のワタクシは、迷わずライムを塩に絞り、スタンバイ。

そして、アヒル(もしくはカレーの具材)をチョンチョンと。
穏やかでまろやかなベトナムカレーだからこそ、この塩気と辛味が、ピンポイントで生きる!

いやむしろ、この塩とチリとライムと合わさる妙を楽しむために、まろやかに仕上げているのでは?と言う邪推も頭を擡げる。

無用の長物にすら思えたこの調味料が、実はベトナムカレーには欠かせない!と思うようになる方も少なくないのでは無いかと思う。

もちろん、好みは尊重する。
要らんことすな!と言う方のご意見も尊重すべきかと思うが…

もしもトライしたことがない方は、これ、ぜひやってみてほしい。どうせついてくる物ですし、試してみて損はない(^・^)

ちなみに、具材を塩につける、ではなく、このライムを絞った塩をカレーに入れて混ぜ込んで食べる、と言う方もおられます。

その際は、一気に入れてしょっぱすぎると元に戻せなくなるので、少しずつ、を推奨です。

そしてBanh Mi(この場合はパンだけの物を指す)をこのスープに浸して食べる悦楽は、ぜひとも味わってお欲しいと思う。

私なんかもう、逐一つけて食べるのが面倒になって、ちぎったものをカレーの中に放り込み、ヒタヒタにしたやつを具材のようにスプーンで掬って、最後の一滴まで食べましたわよっ。

ベトナムカレー、老舗も知ってる、若い方に人気のお店も知っている。しかし好みのものを見つけるのはなっかなかの狭き門。挙句にアヒルのカレーだなんて…

ここは、自分の中ではしっかりとマークしておきたいお店。
ベトナムカレーをお好きな方も、まだ試したことがない方も、よろしかったらぜひ一度(^・^)

ちなみに

デリバリーもしてくれるようですが、まだGrabとかそう言うのには登録されていないのかな?

デリバリーのことを聞いたらら、「電話してくれたら!」と言われたが、あまり英語が通じなさそうだったので、それはハードル高い。

FBを除いたら、予約システム使われてるようだったし、ある程度メッセージは見てくれるのではなかろうかと思う。

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口頭でのベトナム語よりは、英語テキストの方がハードル低いと思うので(もしくはGoogle翻訳でベトナム語テキストにて)、今度トライしてみますね。サラダも家なら、心置きなく好きなドレッシング使えるし!


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Duck Deli
26 Ky Con Q1
Time: 10:00 – 21:00
Spent: 250,000vnd. / person(1人じゃ食べきれない量でしたw)

 

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