ホーチミンの新規のお店に行く際に、◯◯料理であるかは確認して行くわけだし、お知らせする際にも明確にするのですが。。。
ここはさぁて、何料理だ?(・∀・)
Googleマップに正しく登録されてないので気をつけて
場所はPhu Nhuanなんですが、通りの名前を全く聞いたことがなく、且つ、Go Vapに近いエリア。え。あの二つって隣接してたっけ???(・∀・;
未だにホーチミンの地理がよくわかってません。。。そしてこちら、Googleマップで店名で検索すると、違う場所に登録されてます。Grabを使う際には、必ず住所で行き先指定してください。それにしても。。
全く来たことがない通りだし、名前すらも聞いたことない。他路地と変わらず、小さなお店がたくさんあるのは「よくある道」と言えるかもしれませんが、全く土地勘がない(・∀・;
でも間違いなくこちらのお店。一応修正案は出したので、近いうちに修正されることを切に願う。。。
キャッチーな店内
一歩入ると、あら素敵♪
周辺のローカル度合いからは予想ができないポップさです。
カウンターバーなどもあり、ドリンク類はここできっと作られるのね。こう言うカウンターがあると、気楽な感じがして良いですよね。
そして2階はこんな感じ。シンプルですが、程よくスペースもキープしてくれているので居心地が良い。
とってもスッキリしてるんですけどね。
あとテラス席も!日中はさすがに暑いかもだけど、これからの季節(年末年始に向けて)夕涼みには気持ちいいかも!
失礼ながら、あまりに周りの環境からは想像しがたいほどの素敵なインテリアだったので、これどなたがデザインされたんですか?とお尋ねしたら、なーんとこちらのお店の企画運営をされてる若きオーナーさんが全部一人でやられたんだって!(´⊙ω⊙`)
知ってる、ベトナムでは時々「お店を開く!」となったら、経営とかだけじゃなく、デザインから施工まで全部自分でやっちゃう人がいるってこと。でもここまでやるかー!(笑) しかも若いし。びっくり。
この個性的で素敵なカトラリーや、その後出てくる料理が盛られたお皿なんかも、ぜーんぶ彼のセレクトなんですって。お料理はシェフが別にいらっしゃったから、レシピなんかは共同考案なんでしょうが。。。
ほとんどのことをご自分でコントロールされてる印象。スッゲー。
興味深いメニュー
まだオープンしたばかりなので、今後このメニューは変わって行く可能性があるかもですが。。。
Protein Loverのセクションにあるトップメニュー。Chocolate Glaze Drumstick。なにそれ、気になる。お値段もほどほどだから、きっと量も少なめだろうし、行っとくか。
ラストの、Coffee Crusted Tenderloinってのも気になるな。ベトナムらしい採用ではあるけど、なかなか他では見ないメニュー。
お米や麺のセクションでは…?
Takesumi Risotto。はい?(・∀・;
ちょっと色的に目先の変わったものをと言うことだったら、イカスミ使いそうよね。でもタケスミ…そう言う呼び方の食材が出回ってるんですかね。
あとここ、ビーフウェリントンがあるのですよ!!さすがに予約なしでは難しいお料理だろうから、これは次回に回しますが、以前これと同じメニューを見つけてトライしたお店のは、ちょっと残念だったもんなー。こっちに期待。
で、このお店、かなり期待できるかも?と思ったのが、デザートの最後のチョイス。
Cocolate Chorizo と 赤ワインのコンビネーションがある!
あー、こんなのメニューに載せるってことは、お店の人これ相当食べ混んでるし、チョコチョリソーを美味しく作れる腕もあるってことよな。期待値上がるわぁ!!
オリジナルレシピが魅力的なお料理!!
さて、実食。最初にリゾットが出てくるところはベトナムっぽいのですが(これ、地中海料理的には別におかしいことではないらしいですね)
タケスミのリゾット。
イカスミのレシピほど黒くはなく、コメも長粒米ではない感じ。想起されるのは「おじや」的なテクスチャーで、非常に優しく、これ日本人好きな味や、と。
上にゴロゴロのっているホタテの貝柱のソテーも非常に適宜な調理をされてて、しかも量が踏んだんんです。ちょっとちょっと、これ900円くらいだったよな。かなりお値打ち。
コーヒークラストをつ使ったテンダーロインは、見た目、コーヒーが使われているとはわかりにくく、且つ、ブラックペッパーの方が目につく感じ。で、食べてみると…?
ひっじょーに柔らかいお肉には旨味が十分に詰まってて、ステーキとしてまず優秀。ってか、これも千円ちょいなのか。。。
肝心のコーヒーはどうなのかと言うと、正直言うと、コーヒーの面影はあまり感じなかった。ただこうも言える。あまりに胡椒やその他のスパイスと一体化しすぎてて自然に感じられた、とも。
コーヒー、と言う素材の部分に関しては、そこまでインパクトがなかったけれども、料理としては、とても千円のレベルじゃない。そしてこれがただ「焼いただけ」のものでないことは強く伝えておきます。センスいいぞー。
そして。
こいつです。
ちょっと焦げ気味に見えるかもしれませんが、チョコレーグレイズのドラムスティック。って。。。
でっかーい(・∀・;
もうこれ、七面鳥くらいでかいニワトリだったんじゃないか(笑)
これは750円くらい。量的には、これが一番ボリューム/コストがある。でもまぁ問題は味だ。それが良くなかったらなんの意味もないのですが。。。
周りの黒く焦げたように見えるのは、使っているチョコレートなどを加熱した時に生まれる必然であり、調理の不備ではありません。
それが証拠に、焦げの苦さではなく、チョコレートの大人な苦味がサクサクとしたテクスチャーとなって皮全体を覆っています。それと真っ向対峙するように、中はプルップルにジューシーなお肉!!
よく知る美味しい鶏肉の味わいに感じる親近感と、なかなか組み合わせないチョコレートの風味、しかしチョコレート自体は知っていて、しかも実に効果的な使い方がされているので大きな混乱はなく、それでいて新鮮。
呆れない程度の、程よいサプライズ感がここにはあって、料理として実に面白い!!!
驚きすぎることがあるとしたら、この価格帯で、そしてこのカジュアルな環境下、エリア特製の中でこんな料理が生み出されていることかしら。
「最初はステーキハウスにしようかと思ってたんですが…そんなの、今のホーチミンにはたくさんあるじゃないですか?特に繁華街にあるわけじゃないし、やるんだったら、ここに来ないと楽しめないような、自分たちだけの料理を提供したくって!」
とは、オーナーさん談。シェフも後から出てきて卓を囲み(ええまだお客さんがほとんどいなかったんですw)お料理の話などをしたのですが、ヤーッ、オーナーさん共々、若っかーい!(・∀・;
若いからこその意欲と発想と、それを実現させるだけの着実に積んで来られた実績がこのお店の柱になっていると、私は見たのですが、お店の皆さん実に清々しく、しかし料理への情熱は熱く、謙虚でありながらやるべきことへのベストを尽くしている自信が感じられ。。
実に気持ち良い。心地よく敬意を持てるし、それは「若いのに」などと言うハンデがなくても向けるべきものであり…
何でしょうね。お若い方がこんなに誠実に料理・飲食店に力を注いでいるのを見ると、実に頼もしい。母ちゃん、ついつい応援してくなるよ。
デザートもお忘れなく
お料理だけでなかなかお腹がいっぱいだったのですが、どうにもさっきのデザートの組み合わせが気になってならない。しかし酒を飲む空気でもなかったので、お店の方にお任せしたら。。。
おお!!チョコレートチョリソーが付いてた!!ヽ(・∀・)ノ
チョリソーってのはあれですね、スパイスが効いたスペインのソーセージ。これはそれを輪切りにしたものに「見立てた」もので、決してチョコレートを入れたソーセージではないのですが(笑)
しっとりとしてクッキーとはまた違う。程よいナッツ感があり、口溶けも良く、なるほどこれは赤ワインに合うなと。
そして右奥にある、小さなアイスキャンデーみたいなのは…?
ホワイトチョココーティングを施した、ギモーヴ!!!ベリー感たっぷりのマシュマロなんですが、これが美味しい!!
えらく洒落たデザートを出すもんだな?と思ってたら、なーんと、ここのオーナーとシェフは二人ともお若いながらに海外でも経験を積まれていて、その時に得たコネクションに…
何と14歳で、Master Chef Junior Russia 、つまりロシアの料理の鉄人のジュニア部門で優勝した、Sofia Ponkina さんがおられ、彼女と共同でレシピ開発をされてるんだとか!!
上の、インスタリンクに飛んでもらえると、今回のこのギモーヴの写真も載ってました!これは。。今後この店、デザートに関しても楽しみだな。
お店に彼女はいませんでしたが、ベストスーツを着たロシアの青年がデザート担当&諸々のマーケティングなどでおられて、実に説教的に日本料理についてとか、日本人のデザートに対する姿勢などを訪ねて来られて…
息子みたいな歳だと思うんだが、とてもそうは思えない敬意を持つべき集団だったし、あれですよ。なんかこう、どんどん前進している感じがビンビン伝わって着て、実に心強い!!
何より、大変なことが多いであろう中、思いっきり楽しんでいる様子が好ましい!!
正直。。。場所はよくないです。特に日本人には、未踏の地だと思われる方も多いはず。だから彼らの勝負は実了頼りになりそうですが、ワタクシ、目一杯応援したい。
店を出る時にはすでにその思いが非常に強く、せっかく足を向けてもらうなら、この周辺に何か他にも楽しんでもらえるものがなかろうか、と探したところ、あったあった!!
と言うわけで、別記事でご紹介します。Cuc Than BISTROに来たら合わせて楽しんで欲しいネタ!しばしお待ちあれですよー!!
Beef Wellington、スッゲーぞ!!
(2019年12月5日)
さあすでに更新です。こちらのお店に行かれた方は気づいたかもしれませんが、入り口の窓に、とある料理の写真がドーンと飾られている。
ご自分がこのポジションにどんな料理を飾るか、というのを考えたらご想像いただけるかもしれませんが、推し、と考えるのが順当ですよね。しかもこれ、私が大好きな料理。ビーフウェリントン。
覚えておいででしょうか。
こちらのお店で見つけた時も、予約金払ってまで食べたメニュー。で、上のお店では外したのですが。。。さもありなん。そんな簡単に安く食べられてたまるもんか、この料理が。
しかしそれをやるという。
この料理はとても時間がかかるし、お店によって仕込みの時間は違うので、2日前までに連絡を入れてしっかり予約。最低でも24時間欲しい、と言われていたので、できればそれ以上のゆとりを持ってお伝えた方が、仕入れからシェフに楽しんでもらえますよね。
あ、そういえば。。。
ほんの一週間くらいの間に、メニューが進化してました。
使ってる素材も良いものだし、写真もセンス良い。自分があまり出向いたことがないエリアだったから、もっと素朴なイメージを持ってたんだけど、やりおる( ・`ω・´)b
全部のメニューの写真があるわけじゃないけど、イメージがしやすくてありがたいですよね。
そして写真が良いと、ただメニューを開いているのも楽しかったり。
そういえば、最初に来た時に、オリジナルのカクテルも試してみて欲しいと言われてたんだった。2回ともちょっと飲むタイミングじゃなかったのでまだ試してないけど、夜も飲みに来ないとなー。
ひとまず、人を待ってる間に、シェアリングプレートの小さいもので場つなぎ腹つなぎ。
シーフードのケイジャン風なんだけど、やっぱりソースが凝っている。美味しい。旨スパイシー。
パスタやリゾットが一番に出て来るのはイタリアン系の影響なのかもしれんが、日本人的にはちょっと驚くw どうしてもシメに持って来たい人はオーダー時に伝えるといいと思う。
そして別の肉料理を食べに行ってるのに、やっぱりこれは外せない。ってか、一緒に行った人に食べてほしくて、頼んじゃった。チョコレートグレイズドのドラムスティック。安定して美味しい。
そ・し・て。
うおっほー!!
あ、ちなみにこれ、通常の倍くらいあります。そういうオーダーです。メニューにある2ポーション分だと、もっとぐっと小さいです。が、すごい迫力!!こら仕込みに時間かかるわ!!
静止画でもう一度。
枕?(・∀・)
間違いがないよう、再度言いますが、これは体感4ポーションくらいある量です。通常はこれの半分くらい。ただし事前予約の際に、Can you make it for 4 person?などとサイズ指定をすれば、このくらいまでは大きくしてもらえそうです。
大きさに限界がある料理だろうっと思われるので、10人分とかって場合は、2つに分けてですねw
あと、これしか頼まないなら人数分量でいいのですが、もし他にも頼みたいものがあるなら、人数ー1人分くらいでいいかも。最低ポーションは2人前からなので、それ以下には出来ませんが。
断面図。下に肉汁がジュワッときてるのわかります?そして火の入れ具合も完璧です。
周りのパイ生地は程よい厚さに整えられててモサつくことがなく、肉との間にはキングマッシュルームのソースが、たっぷりと詰められてます。
通常、ビーフウェリントンはスライスしたのちにたっぷりのソースをかけて食べることが多いのですが、こちらではソースなし。おや、と思ってたら。。。
うんまいんだわ。肉がしっかり仕込まれてるのと、絶妙な火加減。キノコの旨味。ご想像の通りパイ生地があるので、スタッフィーではあるのですが、ソースがない分、味覚的・胃の負担的に優しいのもありガツガツいける。これは美味っっ。
ってか、この料理をガツガツ食べられる幸せよ。。。
少なくとも英語ができるスタッフがいるので「必ず予約、出来れば2日前に予約」してお楽しみください。1日前でも受け付けてくれるとは思いますが、24時間は欲しいだろうから、ランチに食べたいなら前日のランチタイムまでに( ・`ω・´)b
もし、英語での予約はちょっと。。。っていうときは、LINE@から私に連絡いただければ予約代行いたします。そうまでしてでも食べて欲しいわ!
シェフとひとしきりお話ししたんですが。。。なんと、すごいことが判明。こちらのホールを担当している方は20代後半で予測が当たってたんですが、前回もお話ししてとても落ち着いてて非常に感じがよく、かつこれだけの仕事をするセンス研技術があるシェフは。。。
まさかの21歳ですってよ!!(・∀・;
もう今年一番の驚愕。若いから、経験がないからまずは勉強から、10年後には店を持って…と段取るのも悪いことじゃありませんけど…わぁ。。。21歳でもうご活躍!そしてお店の他の方とも実に良いタッグを組んでやっておられるんですよね。
すごいわ。私、21歳の頃何してたかしら(苦笑)
このパスタ食べてー!!このチーズも食べてー!
なんだかんだで、あのチョコレートグレイズどのチキンを外すわけには行かず、なかなか新規開拓が進まないのですが、まずはビーフサラダ。
サラダっつーか、もうこれステーキ。薄く切られてはいるけど、味わい、その食感、クオリティ的に素敵と言って良い。それにワッサリお野菜。
バルサミコベースのドレッシングも程よくてですね、これ、なんかヘルシーな感じで良いですわよ。炭水化物は欲しくないなーって時のライトランチに、まぁピッタリ。
そしてこいつだ。モッツァレラ。サラダ部分にはトマトやレーズンが散りばめられてて、ドレッシングがシンプルなだけにおしゃれな感じ(^・^)
そしてこのモッツァレラがなかなかの物。たまにゴムみたいな味気ないのがあるじゃないですか。ではなくて、モッチョモッチョと食べる際にとってもミルキーな感じがして良い。
そこにキュッとバルサミコ。もしくはしっかりとした味のお野菜がアクセント。軽くすませたいときは、このモッツァレラサラダだけでもいいかもしれない。
いや、さっきのステーキサラダと一緒でもいいな。ダブルサラダのボリュームランチ。ボリュームあるけどお腹にライト。しかもこれ、どっちも500円くらいじゃなかったかな?
500円のサラダはあちこちにあるけど、この味的ボリュームとバリューがあるサラダは貴重だと思うわー。お得に美味しい(^・^)
そして今回のゴリ押しはこれ!!
このパスタ!!!
超美味しいー!!!
もう運ばれてきた時からの香りが尋常じゃない。チーズや香草系もだけど、ガーリックとハマグリの香りがガツーンとしてて、たまらん!!もう香りで白ワインが飲めてしまう!!
何より見てよ、この様子。
とろりとしているオイルソースの見事な乳化。これがパスタ全体にマッタリと絡む秘密。なんちゅーか。。。
仕上がりを見るごとに、一つ一つを丁寧に、っていうか、道理がわかっており、その上で研究して自分のレシピに到達し、首尾よく手際よく作っていらっしゃるんだろうなというのが鮮やかに見て取れるお皿。うまい、これ本当にうまい。
もうね、喉を滑り落ちるように吸い込まれてく。美味しい。そしてこのソースが少し皿に残ったんですけどね、とても無駄にする気にはなれずに、パンを頼んで、最後まですくい取っていただきましたよ。うまし!
スーパーお得ランチ発動!
(2020年6月19日)
中心街からちょっと離れてるにも関わらず、よくお問い合わせをいただいて予約しているこちらのお店。美味いもんなぁ( ̄¬ ̄)
で、こちらのお得ランチが登場しました。
なーんと。
なーんとですね。
399kで4人分というお得セットっ。
内容は、
Caesar Salad
Roasted Pumpkin Soup
Magherita
Chocolate-Glaze Drumstick
Striploin Steak
Bolognese Spaghetti
Soft Drink
6品+ソフトドリンクという内容。
ここのポーションで考えると、4人で食べてもたっぷりあるな。それで一人100kってのは、なかなかの金額。大丈夫か?(・∀・;
お母ちゃんは心配になったので、そこまで下げんでいいんちゃうかというたのですが、外食事情はどこも大変。まずは自分ところにできることをして、外食界全体のエンジンをかけたいと。
いや、きっとあんたんとこも大変よな?という言葉だけはなんとか飲み込んだ。本人たちがやるっち言いよることを外野があれこれ言うもんじゃないわな。
と言うわけで、その心意気を買っちゃろう、と言う方がおられたら、行ってみてくだされ。私も近々顔出しに行きます。
ってか美味いからここ。
行ったことのない方がいたら、これを機会に、ぜひ♪
Salmon Wellington登場&優先案内!
定番3種類はつい頼んでしまう
今回は新商品が出たというので来てみたのですが、まずいきなり外装が変わってました。まぁコロナ明けにまだ店舗に来れてなかったらな。。。
ここは内装その他のインテリアも自分でやっていらっしゃるから、こういうの、フレキシブルにできるんだろうなぁ。
そして別のメニューも試したいけど、ついつい頼んでしまう定番料理。例えばこのビーフサラダ。
お野菜メインだけどビーフがいい具合にジューシーな美味しさを足しててついつい食べたくなるんよな。ワインとも合う。
そしてシーフードパスタ。日本人的にはパスタってシメ的に感じる人が多いかもだけど、欧米的にはメインの前に出てくることが多く、またここのみたいに味がギュっと焦点絞ったソースだと、これまた十分つまみになる。
今回初訪問だったお友達も、このパスタを随分と気に入ってくれてましたわ(^・^)
そしてチョコレートグレイズドのチキン。
これはほんとここのシグナチャーといっても良い(いや。お前が勝手に決めるんじゃない)
骨があって食べにくそう、との話もあるけど、かなり大ぶりなのでナイフとフォークでも切り離しやすいし、みんなで手で持ってかぶりついたら、いいじゃないかなと(・∀・)(それ解決策になってません)
そしていつも思う、やっぱり頼んで良かったと。げふ。
Salmon Wellington登場!&先行紹介
で、今回のお目当てはこれ。
わあっ、綺麗!
ええ、似たような写真、以前にも載せてますよね。でもあれは中がビーフ。Beef Wellingtonでした。これは…?
サーモン!
スズキのパイ包とかはよくあるけど、そうか、サーモンでやるのも美味しいよね。ただ、サーモンは調理するの、なかなか難しい。どうしても乾きがちになる特性があるし、パイ包だと低温調理ってわけにもいかない。(技術的にやる方法がないわけじゃないけど)
さて、どんな風に持ってくるかと楽しみにしてたんですが…?
お、お見事。。。
写真じゃテクスチャーが伝わらないと思いますが、サーモンがとってもしーっとり。切るとフォカフォカした蒸気は上がるものの、パイ生地には蒸気がしみすぎておらず、食べ応えのあるサーモンに味のボリュームを与えてて良いバランス。
ほうれん草のお仕事もお見事。ホッフホッフとする中にほうれん草の香りも立ちつつパイ生地のバターがリッチさを添え、しっとりした鮭がホフリホフリと食欲をそそる。
これ、美味しいわっ。この日3人中2人がビーフウェリントンも食べたことがあったのですが、女性的にはサーモンを好まれる方多いかもなぁというのが感想。ビーフも美味しいんだけど。
写真は、3人前用にお願いしたから、ちょっと大きめ、本来は2人分がもうちょっと小さいサイズで、370k。事前予約が必要ですが、お肉よりちょっと猶予があって、最低2時間前に知らせてくれたら用意できると。
でもま、できれば1日前だとお店ももっとゆとりを持って用意できるよね。この手の料理は急かしていいこと、絶対ないので、可能であればゆとりを持ったご予約を。
もし、予約の電話が面倒だなと思う時には、いつでもちぇりさん、使ってね。LINE@のメッセージ機能使って言ってもらったら、いつでもお店に伝えます。
お席だけで、3人4人くらいならふらっと言っても大丈夫だと思うんですが、大勢の時と、Beef or Salmon Wellington を頼む時にはご予約を!
2021年生まれ変わって再始動!
さて、すっかり遅くなりましたが、今年一発目、1月1日のランチには、こちらのお店に行きました。お友達と全部で6人。これだけいれば色々楽しめる!?
あれやらこれやら
ってことで、頼んだものはいつもとそこまで変わり映えしないのですが…?
ブーラッタサラダに、ここでは外せないパスタ品。ただ…
メニューは変わってないのですが、ちょっと、パスタの様相が違ってるの、お気づきになられましたでしょうか?
そう、実はこちら、シェフが別の方になられまして、メニューはあまり変わってないのですが、レシピが若干違ってる。
まあ人が変われば、たとえ素材と分量が同じでも別レシピになるのは必然なのですが…(私は作り手もレシピの一つだと考えるので)
おや。前のレシピが技巧的であった印象であれば、今度のレシピはそこにパワーが加わってる感じ。味が濃い、とか辛味が強い、ではなく、線が太くなった、と言うか。
もちろん、雑、と言うわけではありません。上の、大きな貝柱が3つも乗ったペストは、爽やかで、且つ、貝柱が素晴らしかった。見てこれ。ふるっふる!
スロークックで、一番美味しい状態に持ってってくれてる。これ、今回は分け分けしたけど、一人で頼んだら今ボリュームを食べられるってこと?!(((o(*゚▽゚*)o)))
もしかしたら宴会仕様にして6人に合わせてくれてたのかもですが(ごめんなさいレシート細かく見てなかった)なんにしても、これは美味しい!
そして定番のチョコレートソースのフライドチキン。これは、外せない。これは、他では食べられない。
チョコレート、と聞いてギョッとする人もいますが、ダメだったら私が引き受けるからと頼んで食べてもらって、ダメだった人はいませんねー。むしろリピートしてくれる方が多い。
めでたいビーフウェリントン
そしてこの時のメインはこちら。新年のお食事にふさわしい…?
ビーフウェリントーン!
なんども紹介してますが、今回のは4人前。人数分頼むと、これだけでお腹いっぱいになっちゃうので、人数より少し少ない分量をオーダー。
でも本来これ、1ポーションは2人分。それ二つでも良かったのですが、お店の人、頑張ってくれて、4人分を一つにまとめてくれました!
これねー、単純に焼き時間を倍にすればいいってもんじゃないから、結構面倒だと思うんだけども、さすがだわ。
皆さんもね、本来の1パーション(2人前)でも、できれば予約してってあげてください。作る側に立って想像すると、やっぱりゆとり持って仕込めた方が美味しいものを出せると思うのです。仕込みも要るし。
ちょっと以前と違ってたのは、本体自体の味わいがかなり抑えめになってたこと。お肉への塩胡椒というよりは、お肉とパイ生地の間に噛ませてたマッシュルームペースト部分が少し優しく。
想像するに…見回すと、この日はローカルの人でほとんど満席。そう、このお店のある場所は、完全にローカルターゲット立地。
なので、本体をがっつり味濃くするより、本体は穏やかにして、プラスαのソースなどをつけた方が好まれるんだと思います。特に洋食は。完全に想像ですが、おそらく当たり。
というわけで、3種類のソースを提供してくださいました。ここもホーチミンのローカルニーズそのものだっと思うんですよ。
ベトナム料理にもよくあるのですが、結構いろんな種類のソースがセットされて、色々と料理を味変させながら食べるのが好きな傾向がある気がします。そこのニーズにぴったりマッチ。
に、しても…
肉の手入れがグレードアップしてましたな。赤身メインなのですが、ものすごく柔らかい。先ほどの貝柱を見ても、おそらく低温調理の技術を取り入れられているのでしょう。
他の調理器具に関してもいくつも見てきたのですが、ホーチミンは、世界の料理のトレンドアイテムを取り入れるのが結構早い。
低温調理を施された料理が、カジュアルラインのお店で供され、巷に溢れ始めたのは、私の体感では少なくとも4年くらい前。一部はもっと前からやっていた。
あと日本の厚生省なんかの制限で日本では使えないケースもあるので、その辺がある程度自由なホーチミンでは取り入れやすいのかも。おかげで美味しいお料理を気軽にたくさんいただけるこの幸せよ。
食いしん坊は、ほんと、ホーチミンに住めてラッキーですわ(*´ω`)
というわけで、今年も幸先の良いスタートでした。そもそも御節もFUMEさんだったしな。
そんなこんなで、健在です、こちらのお店、こちらの美味しさ。みんな、コロナを乗り越え、頑張ってます。
普段はあまり行かないエリアの方が多いかもしれませんが、よかったら、行ってあげてくださいませ。バージョンアップして美味しくなってましたよ(^・^)
さらにちょっと変化してる?
さて、今年の元旦に食べて行った時、新シェフの味わいは一通り試して見たつもりでしたが…その後、やはりさらに少し変化が。
しかし幸いなことに、良い方向に、ですのでご心配なく。お好みはありましょうが、ベクトルが若干変わってきただけで、その質量的には以前と変わりなく、といった印象。
まあまあ最初はスパークリングで乾杯。100k/グラスでいただけるスパークリングはドライタイプですが、鼻の奥に残る香りが甘やかで、うん、好み好み。ってか波々注いでくれとるな。
ムール貝のソテーを前菜にいただいたんですが、最近ホーチミンでムール貝を扱うお店が使ってるやつ、立派なのが多いですねえ。
一般の人間が買えるんだったら、ぜひ私もワイン蒸しなどに使ってみたい。ものすごく身が大きくて味も綺麗。これは食べ応えがある。前菜だったけど、このでっかいのが5〜6個入ってたかな?
パスタはトマトソースのものを。エビや、こちらにもムール貝が。麺の茹で具合も心地よくて流石なところに、ネギが入ってるのが個人的にはツボ。確か以前は入ってなかった気がします。
ちょっとここまで全般にローカル寄りの味に少し変わったかなという気はしますが、あくまでビストロの域内の話での話なので、むしろちょっと面白いなという感想。
がっつり洋食であるポークリブはご覧の通りですし…(この日は人数分にちょっと盛りを調整してくれてると思われます。本来はもう少し控えめかと)
やや、美味しかった。お店によってはたっぷりのソースに頼って、肉の味が抜けてしまうような下調理をしてるところがありますが、ここは肉の味もしっかり。そしてソースもがっつり。はい、飲める飲める。
大きな塊から骨に沿って切り分けたら、あとは端っこを紙ナプキンで包んで手で持ってかぶりついたほうが良いです。デートには向かないかもしれませんが、そうやって食べるほうが効率良いし美味しいよ。かなりお行儀悪くなるけどw (野生に戻ってると言われた)
さあそして、1日前の予約が必要な、ビーフウェリントン。これ、今年の元旦に食べたやつね。今回ソースがちょっとグレードアップしてたかな。
こちらもちょっと大きめに特注しています。普段のワンポーションはもうちょっと小さめ。
切り口などは以前の記事をご参照に。うん、お腹減っててバークバク食べてて取り損なったが、相変わらず焼き具合などが秀逸でした。
例えばホテルとかだと、もっと良い肉質のものを使うだとか、ソースがゴージャスだとかあるのでしょうが、ここの価格帯でこのレベルのものを食べられることを考えると、コスパ面では私が知る限り最強のビーフウェリントン。
もしまだ食べたことがない、という方がいたら、ぜひ試して見てくださいね♪
【営業再開🎉】元気に営業中なようです!⬅︎NEW!
ご連絡遅れましたが、こちら着々人気を取り戻しているようで、本日お店からご連絡が入りました。
営業再開してから、日本の方も多く行ってくださってるようですね。日本人コミュニティへの彼らの窓口、こちらがメインになってるようで、過去記事を掲載しているだけで特にアナウンスしていなかったのに「いつもありがとう!」とかお礼コメントもらった(苦笑)
すまん、まだ私は行けてないのだよ。
でも近々行かねばね。
正直、日本の方はあまりこのお店の付近には行かれないかと思う。でも行ってくれてる人がたくさんいらっしゃるというのが人気の証。
近々行くよ!ひとまずはお知らせまでー!
更新情報その他はFBで!
https://www.facebook.com/cheriaatw
お店情報
Cục Than Bistro
306 Nguyen Thượng Hien, Q. Phú Nhuận
Time : 2020年年末より当面、下記の営業時間となります
月〜金: 15:00 – 23:30
日曜日: 11:00 – 23:30
Spent : 400,000 vnd / person
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