一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

ホーチミンには蒸し料理というジャンルがあった?! ~ Chang Kang Kung

ベトナム料理:カジュアル

さて、センスも良くて実用性も高いと、すっかりお気に入りになってる、Estella Place。着々、ツアー回数を重ねているのですが、お食事をするのは来ないが3回目。

 

前回の火鍋のお店も美味しかったのですが、今回は蒸し料理!なんじゃそりゃ?!

 

 

気になる気になる蒸し料理

 

モール内ツアーをやっている中でいろんな飲食店を見ながら周り、みんなの気に入ったところにいきましょーと言いながら、結局私が気になって気になって仕方なかったお店に落ち着けてしまった(。-_-。)

 

 

あの時お付き合いいただいた皆さん、ありがとうございます。。。

見かけはよくあるチェーン店っぽい感じ。ただ、メニューに書かれていたところによると、結構な店舗数が市内に点在しているらしい。

 

 

7国は結構あったりするようなので、そっち方面にお住いの方はご存知だったのかも?でも私は知りませんでした。Our restaurant is seam thing と言われた時に、パッと頭に思い浮かんだのが、マレーシアのスチームボード。

テーブルの真ん中に出汁を沸かしたポットがあって、串刺しにされて無数に並ぶ様々な食材をそこに突っ込み、好みに茹でたら串を引き上げ、お好みのタレをつけて食べるという料理。スチームやないやんけ、とは思うが、言葉の字面が蒸してる感じ。

もしくはホーチミンの、

 

こちらは正真正銘の蒸し料理。しばらく行ってないなー。

そんな感じで、まぁ普通の鍋みたいなもののことを蒸し物、という呼び方をしてるのかなーとか、ありきたりな蒸しもの料理かなーなんて勝手に思ってたんです。

しかしそれならHOT POTと書くはずだしなー、と不思議に思いつつ入店。うん、前回の火鍋の方が、モール内のレストランとはいえ豪華さがあったかな。でもま、こういうロケーションにゴージャスを求める方がおかしい。

まずはメニュー。

 

 

メニューが語る、この店できる子

 

探していけば、おそらく知ってる大手の外食グループに行きつくのでしょう。店舗数も多いことから、メニューが非常に美しく見やすい。そして魅力的。

 

 

こういうところはベースが安いもので固められて、エビやカニは結構高めだったりするのが相場だけれども、その商品群も結構安い。

 

 

モールの中にあるお店にしては、ローカルをターゲットにしている感じでリーズナブル。ええやんか。先日の火鍋のお店もかなりリーズナブルやったけどな。

 

 

日本人にも馴染みの多い食材が多いので頼みやすい、というのがあるところに、ちょっとシャレた手数を加えて、見目にもなかなか美しい。まぁ写真なのでメニュー見てる段階ではなんとも言えんが。。。

色々頼むのが面倒な時は、ランチには人数サイズに合わせたコンボがあるのでそちらを推奨します。少なめで頼んであとで単品を追加する、でもいいですしね。

 

 

上記はどちらも、3~4人分のコンボですが、一人169kとか174kという金額。何人分でいくらですよ、と言いつつ一人当たりの金額も書いていて、しかもその数字が微妙に人数分で割っても出てこないのがよくわからんけど、まぁその辺(適当w)

果たしてこのメニュー通りのものが来るのだろうか?と、ちょっと疑いたくなってしまうほど、食材ごとに整然と写真が並び、こういうのはなかなか個人店がお金をかけられないところよなぁ、と思ってしまう。

 

 

結果、今回はテト時期限定のセットメニューを頼んで見ました。この日のメンバーは5人。これくらいは食べきれるだろう、って感じ。一番大きなセットにしたけど、価格的にはこれに少し足されてた…

あっ、もしかしてセットにプラス何人分かするときにはお一人様おいくら追加ですよ、という表示の仕方なのか?!それもわかりにくい話だが、だったら精算時に少し予想より高かったのもうなづける。ふむふむ。ここはちょっとローカルの方に聞いてみよう。

 

 

ところで火鍋やこういう大人数でなんか食べる、モール内にあるさほど高くないお店のソフトドリンク類、ゴージャス。ここのも55-70kくらいでジャグサーヴのフルーツティーなどがありまして(アップルティ、甘すぎなくて美味しかったよ)。

ビールもローカルビールなら30kくらい。良心的。ってか、フルーツティよりビールの方が安いやんかー!(´⊙ω⊙`) しまった。節約するためにビール飲めばよかった( ̄▽ ̄)

 

 

まさかの展開蒸し料理

 

さて、お料理開始。大体がセットメニューを全部ワゴンに積んでテーブルサイドに持ってきてくれるんですが…

 

 

えっ。ちょっちょっっちょっっっ!!中華鍋みたいな形になってる鍋底に水を入れて、米?!いきなり?!

な、なんか米を炊く蒸気で食材蒸したらうまい、とかあるの???と思ったら、これ、蒸気の為のものではなく、後で食べる為のものだった!!

 

 

なるほどー!!蒸気を上げるために水分を下から炊くのだったら、その熱量、おかゆを炊くのに使ったらええやん?って考え方。これは新しい!!!(自分にはw)

しかも具材が豪華絢爛。ベースのお米に塩卵、そして骨付き豚のぶつ切りさん。これで出汁が出るんやな。これは楽しみ!

 

 

蒸気が上がるまではドリンク飲みながらしばし歓談。上の写真の左端っこにちょっと写ってるピーナツと雑魚の炒め物、それと下の写真の漬物類は、「食べたらお金いただくね」ってシステムのやつだけど、うまいから食って。

最初は「こんなんいらんのちゃうー?」という空気もありましたけど、こういうとこのこれ、うまいねん。

 

 

果たしてやっぱり、青いパパイヤときゅうりの漬物は大正解っ。いやピーナツも美味しかったんだけども、バーリバリバリ。小気味良い歯ごたえの野菜類がピリッと辛くて大変美味しい。みんなでバリバリ言わせながら食べてたし、これビールあったら最高やで。

 

 

お皿に綺麗に並べられて提供される各食材。ご覧の通り、下に竹、かな?の編み皿も用意されてて、それごとスッと蒸し器の上にスライドさせる。だから盛りが崩れないし、時間も節約。非常に工夫の効いたオペレーション。

ちなみにこれ、お姉さんがやってくれます。贅沢なっ(๑•̀‧̫•́๑)

 

 

お野菜なんかも並べてくれてこんな感じ。もうこの絵面が美味しそうやんっ。そして蓋をしてゴンゴン炊くこと数分間でしっとりジューシーに出来上がり!!

ちなみに、火鍋、のお店にあるほどじゃないけど、薬味が色々ありまして、「あちらで好きなようにソース作ってくださいね」と念を押されるなど。

おー!!私の好きなやつや!!

 

 

液体ソースは大きく2種類。甘辛醤油ダレか、青唐辛子の海鮮用ベトナム特有のかなり辛いソース。それにパクチー、ねぎ、ニンニク、ライムなど好きなものを足して作ります。

そしてライムは、塩胡椒と合わせてMuoi Tieu、ライム塩に仕立てて使うことも可能。

ライム部分は酸っぱい柑橘なんでもいいから、日本もこの食べ方したらいいと思うよ。エビ、カニ、白身魚、それらの加熱でも刺身でも、めっちゃ合うで。塩胡椒+ライム。ええで。

ちなみに「ちぇり、ちょっとそれ薬味多すぎん?(笑)」と笑われたが、そうじゃない。

 

 

日本人的には液体にちょっと香りづけくらいに使うのが薬味かもしれんが、中国的な鍋の食べ方には、てんこ盛りの野菜をまとめる程度に液体やら味噌的調味料を混ぜる、のです。意図的に。

でもちぇりさんみたいに、この混ぜた薬味を食べながらビール飲む、とかはおっさんくさいのでやめましょう(-“-;) とかいうたらおじさま方に失礼やな。彼らもこんな行儀の悪いことはするまい。でもうまいねん。。。

 

 

牛肉とかも蒸しあげたたらば、このモリモリの薬味をぐるっと巻き取って食べるとですよ。そーら美味しい美味しい!

 

 

私、小皿に3〜4回薬味取りに行きましたわw しかもこのベースの甘辛醤油タレが美味しくってねー!!ここ、かなり日本人好みやと思いますっ。しかも蒸し物。罪悪感のないこと空気が如しっ(危険。そこにカロリーはあるで)。

 

あ、忘れてた。
もしもエビを頼んだり、セットにエビが入ってた場合、こんなことになります。

 

 

おぅ。。。ドランクン・プロウン的な。
私なんかはこれ、美味しそうにしか見えませんが、リアルに見るのは苦手という方もおられるかもなのでご注意を。

Youtubeも、もしかしたらチェックして撤収させられるかもしれんなー(・∀・; ←チキンの丸蒸し動画をエロ判定されて削除されたことがある

 

 

しいたけにすり身詰めたもんも美味しかったなー。こっちの小粒肉厚の椎茸、ごっつ美味しくないですか?日本で言うとこのドンコ的なやつ。

キノコの文化は浅いベトナムですが、一旦広まり出したら気候があってるのか、美味しいのんがいっぱいで回り、キノコ好きにはたまりません状態。

ふんわりすり身にしっかり味のキノコが輪郭を明確にしているのえ、がっつりパクチー、がっつりニンニクのタレをつけても、旨味が負けてなかったものな。

 

 

肉やら海鮮やらももちろん美味しいのですが、ベトナム料理の魅力は野菜よ。それぞれの野菜の持ち味がすでに旨味調味料のように全体を引き立てる。

 

 

このヘチマみたいなんも、蒸しあげたらジョワーっとジューシーで、肉汁、と言いたくなるようなその旨味たっぷりの果汁、スープの如し。そこに薬味たっぷりの甘辛ダレ。うんまっ、うんまっ( *´艸`)

一通りの食材を食べ終えて、やーれ美味しかった、でもやっぱり蒸し料理。野菜も多いし、肉や魚の脂も落ちててさっぱりしてるから、ちょい物足りない感?もう一品くらい単品で頼んじゃう?

とか思うかもしれません。しかしっ。
待つが得策。なぜなら…?

 

 

日本人に嬉しい〆は極上粥!!

 

そうっ、思い出していただきたい。この料理の初めに仕込んだ鍋底にあるコメをっ。あれが炊きあがっているのである。そのお姿は…?

 

 

白濁ー!!!エーーー!!こんなになるの?そして対して水は加えってなかったと思うけど、なんであれだけ蒸気を上げ続けて水量が減っていないのか。。。

いや、見てないところでもしかしたらお水は足してたのかもしれない。そこはちょっと不確かですが、考えて見たら蓋をして蒸すし、セイロのように蒸気が抜ける蓋ではなくて、ガラス蓋だったので下に蒸気が戻るのかもな。野菜からの水分なんかもあるかしれん。

と言うわけで、ぶつ切りの豚骨ベースの出汁がゴンゴン炊かれた結果、白濁。原理は博多の豚骨ラーメン的な話。しかしそこに各種食材のエキスも参戦。これがうまくないわけないよな?!

 

 

そんなら写真はもっと美味しそうに撮れよな?!(笑)
ごめんなさい、もうこの時食べるのに夢中になってて、ろくな粥の写真がなかった。でもほんまにこれ極上!!!

こんなん、意図的に作ろうと思ったら、すごい材料費がかかるじゃないですか。野菜のエキスまで考えたらたまったもんじゃない。でもこれ…

「副産物」

なんです。蒸し料理の。元がベトナムなのか、火鍋のように中国なのかは知りませんし、いつ頃からのもんかわからんけども、これ考えた人天才じゃね?!

脂も何もかんもここに落ちてるので蒸し料理ヘルシー願望は一気に無に帰すわけですが(笑)、美味しさ優先ー!!このおかゆがめっちゃ美味しい!!

薄味なので、卓上に塩胡椒が持ってこられます。でも薬味たっぷりのタレでもいいです。薬味だけでもいいし。ごっつ美味しい。

で、コメなので、これで結構お腹が膨れる(*´艸`*)
あと一品何か頼もうかと言っていたのを思いとどまって正解。この店にある他の何を諦めても、このお粥さんは食べた方が良い!!

 

 

此の期に及んで初料理

 

いやーっっ、鍋とも焼肉とも違う、蒸し料理。自分的にはこれ新しい!!もう何店舗もあるようなので、知ってる人もおられたかと思いますが、これ初めて食べたわ!!

しかも一人1200円くらいでしたわ。。。前菜も食べたし、多分セットに加えてちょっと何人か分ずつプラスされたんかな。ドリンクも入ってだから十分じゃね?

そして他にも食べてみたい食材が色々ありました。ここ、いいわーっ。

…と、火鍋の時にも言いましたが、ちょっと Estella Place 内の飲食店、優秀なとこが多いんじゃない?ますます気になってきましたよ!!今のところ3連勝!!

こちらのレジデンスにお住まいになる方は幸せねーっ( *´艸`)

(2019年1月)

 

 

久しぶりの再訪 ←NEW!!2019 Aug.

 

さて、こちら久しぶりの再訪です。やっぱり美味しい。
最初にこのお米と水を入れてむす準備をするのを見ると感心しますね。テーブルにはめ込まれたこの鍋を炊いて、蒸気を出します。

 

 

あみ的なものを乗せて食材を乗せて蓋をする。

 

 

最初に出来上がったのはこちら。甘辛に仕上げたウナギみたいなお魚さん。ちょっと小骨があって食べにくいけど味は絶品。特に皮とその下にあるコラーゲン部分、むっちりめっちり。

 

 

川魚だと思うけど、切り身もありまして。これらは上記前回記事でご紹介した薬味ビュッフェを活用し、いろんなアクセントをつけて食べるといいですね。

 

 

エビはねー、生きたものを蒸してくれるんです。ビッチバッチ跳ねてるやつを、蒸し網の上に閉じ込めてくれる。そしてこの仕上がり。

 

 

美しい。これはもうライム塩一択、と言いたいところですが、ここで提供されてる甘辛だれも美味しいんですよね。

 

 

魚類が続いていますが、セットによってはお肉も入ってます。これは牛肉。このあたりからボチボチお野菜も入ってきていい感じ。

 

 

お野菜と練り物ものの回も有ります。どの回も店員さんが見目美しく蒸してくれるので、食べる側はお大名。楽チン(^・^)

 

 

そしてすべての食材を食べ終わったら網を取り。。。みてこれ。白濁してるスープ。これまで蒸してきた食材のエキスが落ちてるのと、骨付き豚を足していたからそのお出汁がコッテリと。

 

 

いわゆる豚骨スープですが、品が良い。そしてそれに足すネギも持ってきてくれる。忙しそうで持ってきてくれなかったら自分で薬味ビュッフェに取りに行きましょう。

ですが、この日自分たちのテーブルについてくれてたお兄ちゃんは、英語全然できなかったけど、気配り目配り素晴らしく、痒い所に手が届く感じで、大変行き届いておられました。

言葉はね、あると便利だし丁寧にもなる。でも、人を気遣う気持ちがあれば、お客さんが何を望んでいるのか、どうしてもらったら嬉しいのかってわかるもんなんだな、って、ベトナムの人たちを見てると思います。

実に自然にそういう気遣いをしてくださってる。見習わねば( ・`ω・´)b

 

街中近くに新店舗ができてました!←NEW!!

 

さて、こちらの店舗。ご紹介してきたのは2区のEstella Placeの中。そして7区にも何店舗かあるようなのですが…

 

 

ちょっと前に3区にもできてましてね?統一会堂裏っかわから対して遠くないところ。街中近くに住んでいる人はすぐいけまっせ。

 

こちらの店舗、まだ私はいけてないけど、ちょっと試したいなーという方はご参考まで。蒸し鍋、いいっすよ!

 

 

 

 

 

お店情報

 

Chang Kang  Kung
Estella Place
88 Song  Hanh, An Phu  Q2
Spent: 250,000 vnd / person

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ホーチミン情報へ にほんブログ村
↑ ↑ ↑ ↑ イイね!の代わりにポチしてくれると、
参加してるランキングが上がって喜びますヾ(@⌒ー⌒@)ノ

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました