一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【Ho Chi Minh】隠れ切った Hem の中、行列ができる激安牛鍋屋は酒類禁止?! ~ Lau Bo Nghia Dia

ベトナム料理:ローカル

お友達から提案してもらったこちら。やーっ、全く知らんエリア、知らん店!でもね、こういうのには乗ってみるが吉。何より一緒に呑んで楽しい人たちだもの!

An Phuのヘムの中

An Phu は An Phu でも、ハノイハイウェイの南側。まー、行く機会が少ない。そこにね?牛鍋のお店があるっていうんですよ。人気の。

で、Google Mapを見たら、カタカナで登録がされてるのね。だから多分日本の方が行って登録されたんだと思われる。ふむ。(カタカナ表記は店名照合がしにくいけど、アルファベット表記も添えられてるので探してみてね!)

で、その場所に行ってみたら、どうやら車が入りにくそうな路地がある。近くだったから大きな通りからは歩くよってことで。

大通りに面した、ヘムの入り口の都k路には店が、ある。でもその奥は。。。
ないなー。どこだ???と歩いてると、程なくして右側に逸れる道が。

あれ?あの明るいところ?

看板が、ない。
ないが、多分ここ。ってかここ以外にこの日はお店らしいものが見当たらない(看板はいくつか上がってたけど開いてなかった)

というわけで、恐る恐る入ってみましたw

酒類禁止!というか飲み物はお茶だけ?

そういえば入り口にも簡単な張り紙がありましたが。。。
ん?なんかある。

Qui Khach。。。。はゲスト、だったかいな。
Vao Quan。。。は、お店に入る人???

お店に来られるゲストの方へ

みたいな感じ?
下の方には見慣れた単語、BIA(ビール)とか Ryou (酒類?) Nuoc Ngot(ジュース)とかあるから、ドリンクは自前で持ち込めや?というタイプのお店かと思いきや。。。

KHONG MANG THEO!!

KONGは禁止の単語で(NO)Mang はMang Ve(お持ち帰り)の Mang! Theoという単語はよく知らないけど、Mang Theoで「持ち込み」的な意味と推察して間違いなかろう。(まだ推察、とか言ってんのかよ)

つまり、No Bring In、的な意味だろう。
それは、わかる。そうだよね。安いお店とか利益単価の小さいものをたくさん積み重ねてのご商売。持ち込みとかされたら商売上がったりよね。。。

「おばちゃん、ビールある?」
「ないよっ」

ええええええ!!そんなことある?!牛鍋屋だよ?ビールとか合うよ?いやお酒の方かな。なのに出さないの?

読み違い、聞き違いかな、と思って周りを見るも。。。

Tra Daしか飲んでない(・∀・)
まぢかー!!!

超絶混雑店だから長居しないようなのか
飲酒運転対策なのか。。。
いやれそれならジュースまで禁止しなくて良いので、やっぱり長居防止なのか。。。

もしくは、味?
うちの料理「だけ」を味わえ!的な?

いやでもジュースは流石に置いてた気がするから、それは店内では売ってくれるのかな。

これは、なかなか。

メニュー

メニューはシンプル。
名物のLau Bo、ってかこれを頼まない選択肢はないみたいで、注文する前から黙ってても出てきたw

今回は3人いたんだが、何人前持ってくるんだろうな、と思いつつ、そういうのはお店ルールに従う、または例えば万が一、お店の人が多く見積もって出してきたとしても、それがこのお店の特性だとジャッジ材料になるのでよほど理不尽でなければ言うがまま(それに友達巻き込むなよw)

Gan Boってのは、牛のアキレス腱のとこだな。
何、鍋と同額?ってことは、それだけの鍋があるのか?と思いきや、

「ちぇりさん、他のテーブルで頼んでるのが美味しそう!」

と素早く観察してくれたお友達が教えtくれた。どうやら炒め物らしい。それも、頼む。私、腱スジ大好き(煮込み方にもよるんだけど)

それ以下の小さな金額は、Them = 追加アイテムだ。

Thit     肉
Hot Vit Long  孵化しかけのアヒルの卵)
Hot Ga    孵化しかけの鶏の卵
Mon      タロ芋
Tau Hu    豆腐
Tau Hu Ky 揚げ湯葉
Xoai        マンゴー(多分青いやつ)
Rau       葉野菜
って感じですかね。
シンプルそのものの鍋の具材。
うん、孵化仕掛けの卵であるホヴィロンやホッガーがシンプルかどうかは置いといてw
最後のLau Beは、お持ち帰りっちゅーことですな。
店内で食べるよりちょっと高くなってるのは、コンテナ代(と言ってもプラバッグのようだったけどw)とか、店内だったら追加されるスープの余分をたっぷり持って帰らせてくれるから。
お店に滞在中も結構な数のデリバリーが出てましたわ。
確かにここがこんなに混雑点と知ってる人なら、家でゆっくり食べたいわあ、と思われるかも知れない。うん。

鍋ー! Lau Bo

で、鍋はこんな感じで供されます。
しちりーん!
風情がある!まあそんなの日本人の勝手な思い込みで、こちらの人には割に普通のことなのかもですが!

そして見て、この澄んだスープを。
牛肉と牛骨も合わせて炊いているのだろうと推察されますが、この状態にするのって、グラグラ炊いたらあかんのです。一定の温度以下で静かに多感と、多分こうはならない。

こんなんなんかスープの素、溶いてるだけちゃうのん?みたいなことをフォー屋さんとかで言ってるケースを見たことがあるのですが…

どちらにしても肉は炊かないといけない。
そして、ローカルの牛肉屋さんというのは、基本ローカル牛を使ってこられた。

ぶっちゃけ硬いです。食肉用に肥育されたものでないケースも多かったのではなかろうかと推察される。(田んぼ仕事を終えた水牛とか)

それを美味しく食べようとしたらいろんなテクニックが必要ですが、長く炊く。これもも一つの手段で、牛鍋なんてものはその最たるもの。どうせ炊いた出汁が出るんです。

もちろんベースに多少のうま味調味料を補助的に加える、というケースはあろうかと思いますが、スープの素溶いただけのお店などすぐにバレる。

私も化学的センサーを搭載しているわけじゃないので正確には分かりませんが、こちらのお店はちゃんと炊いて作ってるスープだと感じました。

正し、凄まじい数の玉ねぎやらの野菜も突っ込んでるっぽく、甘い。ベタ甘ではないけど、甘い。これは日本人的に鍋の味としては「不安定」と捉えられやすいかも知れない。

が。

伊達にホーチミンに長く澄んでませんよ?
こういう時は、ライムです。ライムを絞ったところでキュッと味が締まる。そして好みでそこに唐辛子。

上の写真の右にある白いのは腐乳ソース。山羊鍋なんかでもよく使われるやつですね。字面が日本人にはギョッとするものがありナスがw、中華圏では定番の旨味の塊発酵調味料。これ、使い慣れると便利なんですよー。

これでかなり整います。
しかしこれ、ベースの甘みがなかったら逆に整い葉がないわけで、おそらくは「個人の好みに調整する余地」を持たせたスープなんじゃないかと思われます。

麺屋のスープと同じですなあ。
そのままだと「なんでこれがこんなに人気なん?」と不思議になるけど、調整をかけた際に、いきなりピカピカ輝きだすような味。

この変化が面白い。
そしてお肉。筋ばって見えますよね。決して和牛のような脂感や柔らかさ絵はない。むしろ対角線上。ですが…

よく炊けていて、噛み締めるほどに旨みが滲む。一旦出汁に出たスープが戻ってる感。そしてに多い対策は隅々までされているのか、炊き始める前のお手間の程が伺えます。

個人的にはこれ、胡椒とか合わせたいなあ。
胡椒は持ち込んでも怒られんやろか。まあダメならデリバリーするという手はあるけど。

そして一同首を捻りながら食べたこれ。
筋ばってて、なんだかエノキの根っこのところを輪切りにしたもののようにも見える。

実際食感も近くて、そのように納得しかけもした。なんだったら干したけのこ?と思わないでもない。まさかこんな巨大な干しホタテを使うわけないし。。。と思い、魔法の言葉、出動。

Cai nai la gi?
カイナイラージー?これなあに?と聞いてみる。

聞いたところで帰ってきた答えを聞き取れるわけではないから、Google 翻訳の画面を見せて「ここに文字打って」というジェスチャーと共にw

で、これ。

クビ!!ネック?ともちょっと違うな。
それに、Tendonって書いてある。スジっぽい?

で、調べてみたら、どうやらノドスジという部位が近いのではないかと推察。へー!あまりこれまで食べる機会がなかった!

もしくは無意識で食べてたことはあるかも知れんし、出汁とかには使われてたかもだけど、意識して食べたん、初めてやわ!珍味珍味!

Gan Bo

そしてこっちはアキレス腱の方のスジ。
お料理する方はご存知かと思いますが、ここ、炊き方が足りないと固くて食べられない。

しかし炊きすぎるとトロトロになる。それはそれで美味しいのですが、私は歯を入れると(にちっ)っと吸い付くような食感を持ちつつも噛み切れやすい柔らかさまで煮たのが好き。

果たしてこれは、そのちょーどいい具合に炊き上げたもの!
気持ち、甘い。甘いからそこにチリや醤油をつけて食べると、え、なんぼでも食べられるやん!

ってか、このスジの部分を、こんな大ぶりでガツガツ食べられたこととかある?!おでんの中でも貴重なやつやん!!コストもかかる!それをこんな…

山盛りで?!(((o(*゚▽゚*)o)))

正直にいうと私、鍋より小土地にテンション上がって、,他にお二人いらっしゃったというのに分配も考えんと、一人で抱え込むようにしてこればっかりガツガツ食べてましたw

最初見た時はとても食べきれそうになかったから(まあ余ったら持ち替えれば。。)とか思ってたけど、ほぼなくなったw

それになんですか?
この量で、160k?!ウソやろ😅

これ、七味とかも合いそうだし、甘さ気になるなら胡麻油とかまぶしても良さそう。ベースの味わいのボリュームがあるから、醤醤(萩のお醤油で絵4段仕込みのやつ)とかもええなあ。もちろんヌクマムも素晴らしそうだ。

これ、今度デリバリーできないかな。
ちょっと我が家から遠いけどw
もしくはこの界隈開拓しにきて買って帰るとか?’

まさかのお値段

で、お値段。
ビールを飲んでないとはいえ。。。

料理品に、Tra=お茶、5k???一人5kじゃなくて、ピッチャーみたいなのをテーブルごとに置いてたからそれ??

追加湯葉が20kで。。。6kてなんや?と思ったけど、あれやな、ライム。あれデフォではついてなくて、隣の人が使ってるの見て「Chanちょーだい!」って言ったやつや。

やっすやっす。
ビールこそなかったものの、大の大人が3人で351k。一人120kくらいで700円ちょっと!

いや、ローカル安いんは知ってるけど、これはー!

で、ふと食べ終わって外に出てみると、長蛇の列(๑•̀‧̫•́๑)
大人気。

そして若い方が多かった。
ローカルのこういう大流行りの店、しかも鍋とかってジャンルだと、なんとなく昔からの馴染みの客が多くてご年配の方が多めのイメージだったけど、ここは若者スポット。

まあこんだけお安い価格で食べられるのだものな。
しかもビールはなくてもいい、という層にも思える(あったらあったで飲むにしても)

いやーっ、面白いとこ連れてってもらいました!
こんなん自分だけじゃ絶対探せん!

ちなみに混雑状態

ちなにに私ら、18時半くらいの到着で、店内8割埋まってるって感じでした。

お店は10時から21時まで通しでやってるようなので、ちょっと暑いかも知れないけど、最近の涼しい日を狙ってなら昼間も行けそうだし空いてそう。

夕方もなるべく早めに行くが吉、と言った感じでしょうか。
表通りからは一切見えないし、看板すらもほとんど出てない状態で、この大賑わい。「場所が悪い」は、この町ではほんと、言い訳になりませんなあ😅

私が食べてきた牛鍋とは色々様子が違うこちらのお鍋、ローカル感も味わえてめっちゃ楽しかったです!


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Lau Bo Nghia Dia
498/6,1 Nguyen Thi Dinh, Phuong Thanh My Loi, Thu Duc
Time: 10:00 – 21:00
Spent: 120,000vnd / person

 

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