【閉店・ホーチミン】蟹トマト麺！の人気店 ~ Bun Rieu Ganh

※こちらは移転されたようです。詳しくは文末に

開発著しい中心街。お店がなくなったり改装
されたり、というのも慌ただしく、ほんとに
ちょっと見ないとあっという間に、自分の
記憶とは違う風景になってしまうホーチミン
ですが。。

脈々とご商売を続けられてるお店もあります。
意外と穴場なベンタン市場の向かい側。
Phan Boi Chauという通り沿いにある麺屋さん。

実は何件か気になるお店がありつつも、そんな
観光目抜きのど真ん中の店、美味しいんかいな、
といううがった見方を改める機会を持たない
ままにここまで来ました。。。

しかし良く良くよく見直してみると、そこに
入ってくお客さんは、ほとんどローカル。
そしてかなり手慣れた感じで注文されてる
ご様子から、常連さんかな？と思われる方も
数多い。ということは、結構美味しいんじゃね？
ここ、という観点で行ってみることに。

店先にはBun Rieuの特徴であるトマトがカット
されてバケツに盛られ（笑）、さらにそれが
何杯突っ込んでだよ！と叫ばずにはいられない
ほど大量に煮られてるでっかい寸胴鍋が隣に。
カニベースのスープにトマト、ってのが
Bun Rieuのスープの定番みたいですね。

席は由緒ただしき、高さのないプラスチック椅子。
一応屋内ですが、超ローカル。ごはんどき後
などは、床にもかなり食材が散らかってたり
しますので、「そーゆーのダメだわー」と
いう方はご注意を。

まぁお店の方もこまめにお掃除はしてくだ
さってるんだけど、とにかく客の数が多く
ひっきりなしに出たり入ったりしているので、
なかなか追いつかないみたい(・∀・;

で、座ったらオーダーは簡単です。
ここ、Bun Rieuしかない（笑）

黙って座ればピタリと出てくる、とまでは言えま
せんが、一人分とか二人ぶんとかいえばその
杯数のBun Rieuが出てくると思います。
その他いろいろ、Do An Themのところに
書かれてるのは多分トッピングでしょうな。

カニのすり身マシマシ、とかそんなの。本体が
50kなのに、トッピングも同額ってことなら
かなりの量になりそうだけども、もしかしたら
単純に、メニューにあるトッピング「だけ」
を乗せたものってことで、一番上にメインと
して書かれてるBun Rieu To Lonってのは
ミックス的なものなのかも？？？
今度追加したのを頼んで見ます(–)/

で、出てきたのがこれ。麺一杯に50kって
麺としては安くないよな、と思ってたけど、
具沢山～！お野菜もたっぷりー！！

ちなみにお野菜はさっと湯通しされてた
のでさらに食べやすいですね。

スープには優しいかに出汁の味が含まれつつ、
トマトの酸味、甘やかな調味料がよく溶け合っ
てて、あら美味しいヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ

そういや意外と食べてなかったし、
このブログでも紹介してなかったなぁ、
Bun Rieu と、ここで初めて思い至るなど。

しかしそれにしても大量の練り物やら
何やらの具材。そしてどれも美味しいの。
この練り物天ぷら的なものが美味しいって、
日本人的に嬉しくないですか？さらに
それがスープで煮込まれてたりすると、
なんかおでんを想起させられ、
私はとっても落ち着きます。

よく炊かれているので熱いのには良く良く
気をつけて食べて欲しいのですが、この場合、
一番の刺客はトマトです( ･`ω･´)b

こいつは加熱されるとその体積における密度を
増して、水分をみっちり溜め込みます。なんと
なく冷やいトマトを食べることが多いからか、
ついうっかりそのままをバクー！！と、口に
入れてしまいがちですが、こいつ、思いの外
凶暴です。

プカプカ浮いて空気に触れてる部分はさほど
でもないので口に入れた瞬間はそんなに
感じないのですが、スープを含んだその重みを
舌に預けた瞬間、「にょわ！！」と叫び声を
あげたくなるほど熱いです。しかも叫んだり
慌てて口の中で転がそうとすればするほど、
含んだ熱々スープをジョワ！！ジョワワワ！！
と口中に撒き散らし、セルフ罰ゲーム状態に
なります。

なんだったら条件反射的に口に入れた瞬間
噛んでしまったりすると、プチュー！！！っと
熱湯を喉奥まで飛ばし、のどちんこを火傷する
という、もうなんの手の下し用もない怪我を
負ったりします。泣きます。
ってか、泣いた。。。(ノ_・。)

みなさん、くれぐれもBun Rieuに入ってる
大きめのトマトを食べる時には気をつけて。。。