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【ちぇり飯】生魚・冷凍魚を調理する前に、美味しく化ける簡単なひと手間!

ちぇり飯レシピ!

ホーチミンでの食事情でちょいちょい聞くのが「魚を食べられなくなった」。というやつ。確かにちょっと使いにくいが、これ、色々使えるのでお試しくだされ!

ホーチミンでお魚

我が家の場合、旦那さんが時々釣ってきてくれるのです。
うん、ほんとは毎週のようにと言いたいところですが、実際に釣れるのは時々(・∀・)(笑)

で、先日こんな感じでですね。

おー!大漁!
そう、うちの旦那さん、狩りをして私を食わせてくれてくれるオトコなんです(๑•̀‧̫•́๑)(たまに)

冷凍魚を活用する

でもまあ釣りをされない方、または自分で捌くのはちょっと、ってかたは、確かにお魚から遠ざかりますよね。

解凍状態、または生▶︎切り身のやつは状態によりけりだから見極めできないと美味しくないし、そもそも切り身状態になってたら何の魚かわからなくてどう調理して良いかわからない、なんてケースもあるのでは。

そんな時には、冷凍のお魚を活用するのもありだと思います。

これはCa Basaという、パンガシウスという淡水魚。
はい、淡水魚って臭いんじゃない?って方、おられますよね。

確かにその昔、天然のもので手入れが不十分だったものは匂うもの、ありました。まあ今もあるかもしれない。

ただ最近は多くの場合養殖になってて、全く匂わないものも多い。というか、その方が多いかもしれない。

皮下のコラーゲン部分の食感が気になるという方は調理法を選ぶけれども、日本の冷凍食品にもよく使われてるので、実は日本人にも身近なお魚だったりもします。

最近ではスーパーでも、普通に魚そのものが売られてるという話も聞きました(^・^)

もちろん他にもいろんなお魚あります。
冷凍のお魚、なんか美味しくなさそうだなーって思われるかもしれませんが、結構使えるものもあるので、まずは無難な白身のCa Basa、おすすめ。

ブライニング

で、調理をする前の一手間。
ブライニング、という作業です。

色々あるんですが、

水  200cc
砂糖 小さじ2
塩  小さじ1
くらい。
うん、ざっくりでいいです。なんなら私目分量のこともあるw
ただまああまり塩が効きすぎてもいけないので、大体の割合をば。量が必要な時には単純に倍量にして。
場合によってはこれに酢を加えたり、酒を加えたりするレシピもあります。色々やってみてお好みのものを使ったら良いと思う(^・^)
ちなみに今回は半日くらいつけたけど、数時間でも十分だし、逆に翌日とかでも平気だと思う。ただ長く漬けると塩もよく入っていくので(濃度によって限界もあるけど)最初から長くつける場合は薄めに作るなどしてね。
ちなみにブライニングする主目的は、
1. 魚の水分を出すこと
魚の臭みは、その水分にあったりします。脂がのってる場合はそれが酸化して、その匂いを水分が蓄えてることもあるので、脱水で匂いがかなり防げます。
ブライニングしなくても、よく塩を振ってしばらく置くことがありますよね。あれは脱水を促してる。目的は同じ。
2. 魚の身を〆る
ものによっては水分が多いこともあり、特に白身魚で崩れやすいものは脱水して締めてあげると扱いやすくなるし、食感も美味しくなります。
3. 下味を入れる
どのみち下味を入れるとは思いますが、軽く塩胡椒するだけでいいのは、お魚の味がとても美味しいとき。
そんな上等のお魚を手に入れられるのは日本でも常ではないので、お手軽に買えるお魚を簡単に美味しくしようと思ったらこの手法は有効。

 

4. 調理時の加熱時の保水
塩気をある程度時間を使って浸透させたタンパク質同士はくっつく性質があります。ピタッと密着することで、調理時に飛びがちな素材の水分を逃がしにくくする性質があります。
鶏ハムとか作る際に、調味料にじっくり数日〜一週間とか漬け込んだら、ただ生肉を焼くよりもキュチキュチとハムのような食感になりますよね?あれの通りです。

応用

例えば今回は鬼味を3枚に下ろして骨を外して、切り身にしてからつけましたが、これ、実は丸ごと塩焼きにする際にやるのも有効。

その際には、少し酢を駅の中に入れるという方も。(あまり入れると酢で〆ってしまうので小さじ1とかそのくらい?)

あと、お刺身を食べる際にも、この液に小一時間ほどつけて水気を拭き取って食べるという方もいらっしゃった。ごめんこれはまだやったことがない。

柵でやるのはなんとなく理解ができるけど、例えば、サーモンのお刺身をお手軽に楽しめる、Homefarmさんの切り身にした刺身でもありかもしれない。特にサーモン、脂がすごいので、ちょっと食感変わるかも。

これは近々実験してみるわ。

アジフライにしてみた結果!

まずブライン液から上げて水気を切り…ってか、うおーっ。プリップリになってる!

ちょっと雑なサバきでお見苦しいですが(笑)、ふやけた感じは一切なくて、艶もあり、プリップリ。もう触った感じが、跳ね回るよう!(ゾンビ。。。)

丁寧に水分を拭き取って、

まあ、あとはフライの要領で衣をつけて行きます。
今回はタピオカ粉を茶漉しで塗してます。余分な粉は全体に伸ばすとかはたき落とすとかしてねー。

ちなみにタピオカ粉は鶏の唐揚げを揚げる時にも使うけど、糊化力が強い気がするのですよね。ガッチリガードして、素材の水分を逃さない。

卵液をくぐらせてパン粉をつける工程の写真はないですw
レシピにするって思ってなくて。でもこの方法の話をしたら、割に「え、なにそれ」という反応が多かったので書いてみた。

結果は?

でねーっ、これが良かった!!
下味が入ってるのも魚の旨みを押し上げてたし、匂いの素を徹底的に排除してるので、ザクっと噛んだ際に上がる蒸気に生臭みが全くない。食感もプリプリ。

うんうん、うまいっす。
ちなみに焼き魚もいい感じでした。

他にもいいこと

利用のタイミングを測りやすい

生魚と、とにかく早いうちに使わなくちゃ!ってなるけど、ブライニングしている時間は必要な時間でもあるし、多少利用のタイミングが前後しても問題ないから(ちょっとした延命効果もあるw)、冷蔵庫に魚があっても焦らなくて良い。

加工後冷凍のダメージが少ない

冷凍魚は、使いたい分だけを解凍すればいいけど、生魚の場合、例えば衣をつけるところまでやって冷凍しても良い。

ブライニングで繊維を破壊する水分が抜かれていることと、繊維を密着させているため、家庭用の冷凍庫でもダメージがそこまで大きくないのです。

先ほどの冷凍カットBasaとか、1パックだけカツにする作業、面倒じゃないですか。やるなら2パックとかやっといて、小分け冷凍しといたらあとは揚げるだけ。お弁当のおかずにもいい感じです。

良かったら試してみてくださいね!

 


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