石鍋系の麺はちょいちょい見かけるのですが少数派。なので見つけたらすかさずトライ!さてこのお店は?
石鍋麺
一般に、あっちあっちの料理を食べるのは、日本人くらいのもんじゃないか、なんてことがよく言われます。そんなことはないと思うんだけど(四川の辛い油チンチンにした料理とか、汁物どころの騒ぎじゃない)まああくまで一般的に。
実際南国には、汁麺はあるけどそんなに熱いスープで出さないですよね。なんなら日本人からは「ぬるいっ」というクレームが上がる程度には穏やかな温度。
だから最初にこれを見たときには、個人的に沸き立った( ・`ω・´)b
そして美味しかったのでちょいちょい行った。
滅多にないものだ!と思ってたけど、ヴンタウにもあることがわかって食べて見たんだが…
こちらはフォー。
フォーは…それでなくても薄くヘノヘノとした根性のなさが売りだと思うんですが(悪口ではない)流石にそれが石鍋のグツグツの中に入ると、ちょっと、弱い。
ということがわかったので、石鍋石焼系の麺をトライするときは、ブンに絞り込むことにした。
とか言いつつ、石鍋に対応したフォーの麺、とかもあるかもしれないから、あまり頑なに拒むつもりはないんだけどね(笑)
場所はちょっとだけ中心から外れた所
場所はベンタン市場のちょっと北西。中心街といえば中心街だけど、私は割とさらっと流してた通り&スポットでした。
こぎれいなお店で、表席にローカルの方が何人か。
そして店内結構広い。奥行きがある。
入り口付近に調理場があり、持ち帰りの方が持参の保温容器に入れてくれるよう頼んでいたり、常連さんらしき方が気安く声をかけて行く様子などが見られて、人気店なのかなと。
この日は11時前に到着し、その際には外国人観光客的な風情の方が多かったのですが、お昼が近づくにつれ、続々と、ローカルの方が入ってこられてました。
場所柄外国からのお客さんも多いのか、店員さんも対応が慣れてくれてて助かった(^・^)
メニュー
別に石鍋専門店じゃないので、最初のページは普通のドンブリ入りの Bun Bo Hue です。
上から、小さいの(といっても普通量だと思う)、大きいの、いろいろ乗せのDac Biet。
下のThem,という項目にある小さい金額のものは、各種の具材追加分。初心者には難しいので、まあとりあえず最初はデフォルトいただきましょう。
石鍋ご所望の場合は次のページ、Tho Da の項目のところを。
ま、写真あるからわかりますyね。
ちなみにこちら麺専門店という訳でもないらしく、お鍋があったり…
一品料理があったり。
お野菜料理もしっかりありますが、金額と写真を見ると結構量が多そうなので、数人で行ったとき向きかも😅
ドリンクは安いです。
ビールも確かあった気がする。
専門店ではないので、飲んで見ないことにはわかりませんが、こういうお店にもShin To(スムージー)はあるので、こういうところでのドリンクとして頼むと、旅行者さんがお試し行脚は捗りますな。
たまに、麺屋でもすっごい美味しいシントーやジュースを出してくるところがあるからなあどれない(笑)
石焼ジュウジュウ!
という訳で、まずは具材が提供されます。
うん、生、ですねw
ただし赤身の油の少ないところ、且つ、ローカル牛ですな。もも肉かなあ。
お野菜は、ベトナム麺恒例の山盛り状態。
そして、登場です。
はいグツグツー!
ヤーッ、つい先日、グツグツしてないどころか、うんともすんとも言わない「石鍋の意味はどこにあるんじゃー!」と叫びたくなるようなお店に当たったばかりだったので…
これは嬉しい(^・^)
そして驚くことに、外国人対応且つ、まだそんなに混んでなかったからか、お店の方が具材投入してくれた!
これ、食べ方わからんで日本のしゃぶしゃぶ的に一枚一枚、とか肉を入れてたら、スープが冷めてとちゅで調理できなくなっちゃうんよね(笑)
なので、グツグツ行ってるうちに、麺以外全投入です(笑)
流石にそんだけの量を入れると、温度も落ち着き、グツグツが収まります。その頃、麺を投入。
してもいいし、麺を小椀に取り分けて、そこにスープをかけてもいいし、まあお好きなように食べたらよろし。
米麺は小麦麺のようにグルテンにその食感を頼らないので時間を置いてもさほどダメ時がなく、またスープをかけるだけでその滑らかさをすぐに取り戻してくれるのがいいね。
スープはかなり穏やかでした。薄い、とかではなく、恐らくは、なのですが、あまり化調を使っておられない。だからキャッチーな味ではないのですが、よくよくバランスが取れてて、質の良い感じ。
尖ってないので「おお!」となるようなアタックはないのですが、しみじみ美味しいタイプ。
その分、味が平坦になりやすいので、卓上調味料を使ってアクセントをつけましょう。このサテ、美味しかったですよ。見ての通り。
で、それをヌクマムと混ぜたものを小皿に作って、具材をチョンチョン。
肉はね、うん、硬かった(笑)
この薄さにして、んっがっんっぐっ、ってなりかけたので、正真正銘ローカル牛の昔ながらのシンプル牛。
ジューシーさもないので、自分的にはちょっと食べにくいなーと思ったけれども、本来の牛肉を使ったベトナムの麺ってのはこんな感じなのかも?とか思ったり。
麺の量はそんなに多くないのですが、ベトナム麺の魅力はお野菜がたっぷりついてくること。山盛り入れても…
すぐにこうしてシンナリなるので、まるで麺のように食べられます(笑)
繊維質ががっつりなので、麺がメインの料理を食べても体が楽なんですよね。ほんと、良いコンビネーションだわ。
チリやヌクマムは、具材をつけて食べるだけじゃなく、スープに加えても吉。この他にライムもあるのでお試しアレ。
すじ肉は、事前に程よい固さになるまで炊いてくれてるのが良かったわ。程よいコリュコリュ感とねっとり感。
ナックル部分かな。ガツっとした骨つき肉が入ってるのも豪快で良い。食べにくそうだけど、よくよく炊かれているので、お肉はするっと外れます。
味的に、バランスが良すぎてインパクトが少ない、という気はしましたが、企業なグツグツ系で、且つ行きやすい場所にある貴重なお店だったので記録。
ホーチミンでは貴重な、チリッと熱いスープで楽しめるブン料理です!
夕方16時半までしかやってないので注意!
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Bun Bo Tho Da Co Ba
135 Nguyen Du Q1
Time: 06:00 – 16:30
Spent: 85,000vnd / person
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