豚しゃぶなんて茹でればいいじゃん、それで十分美味しいじゃん!という方は、すっ飛ばしいてくださいこの記事。私も「今更」って思いますw
ただ先日我が家の豚しゃぶ食べてもらった人に「なんか自分ちのと違う!」と言われて説明してたら、ちょっと違ってたようなので。でも大したことはしてないです。うん。
豚肉が美味しいホーチミン!
ホーチミンってか、ベトナム全土なのかもですが、豚肉、美味しくないですか?
最近は輸入物も経ているのでさらに多様になって来てますが、私ローカルの豚も大好きです。
特にタレ漬けにして、道端で炭火で焼いてるやつなんてもう、ご飯何倍でもいけちゃう(^・^)
でもやはりクセがあるにはある。
それを美味しいと思うか苦手と感じるかは人次第。なので今回は、より多くの方に受け入れられるだろう、
木村屋さんの豚スライスでいきましょう(^・^)
ってか、我が家は薄切り豚肉はもっぱらこれ。
ご存知の通り、こう言う風に1シートごとにペッタリと貼り付けてくれてて、小出しにいつ買うにも使いやすい。ヨレもない。
だからこんな風にクルクル巻いて…
こんなものを作れたりもする。
美味しいんです、これ。
ちなみに、2mmスライスのものを使うのが好きです。(木村屋さんには、1mmと2mmのスライスがある)
美味しいですよ、これ。簡単だし。おすすめ。
だから今回は豚しゃぶだってば
失礼。今回は豚しゃぶでした。
用意するものから行きましょう。
あれば塩麹
茹でる用の湯+鍋
氷水
塩
私に質問をして来た人は、茹でるだけだと言ってました。ので、私のやり方はちょっと面倒なのかもしれません。自分では普通にやってきたのでなんとも思わないんだけど。
時短が流行ってる最中、真逆を行ってるかもしれませんw
準備9割な、豚しゃぶ!
豚肉下準備!
まずは豚肉をフィルムから剥がし、塩麹とお水を入れたボウルに入れて満遍なく。ポリ手袋して指先でざっくり混ぜるとお肉が傷つきにくいですね。
木村屋さんとこの豚スライス2mm、かなりしっかりはしてるんですけど、なるべく傷つけない方が美味しい(^・^)
分量、いつも適当なのですが、2mmのパックは400g。それ全部使うなら、
水50cc+小さじ1位の塩麹かしら。
別にここで味を決めるわけじゃなく、あくまでお肉を保護してあげるためなので、適当です。
2人分とかだと200g(パック半量)くらいずつ使うこともあるだろうから、その時は大さじ軽く2杯のお水+小さじ1/2くらい位の塩麹。
塩麹ないわーって方は水を酒に置き換えて塩をひとつまみでもいいし、酒もないいわーって方は水+塩でも。
お肉に水分を与えてあげるのが目的で、且つ塩は下味を入れる役割と、その後の調理時に水分と旨味を逃がしてしまわないためのもの。理由は後ほど。
湯と氷水を用意
そんなにたっぷりのお湯じゃなくて良いですが、塩を入れてしっかり沸かします。
沸かせる間に、氷水も作っておきます。
我が家は、御冷水ウォーターサーバーがあるのでそもそも冷たい水がすぐ出せるんですが、サーバーからのお水ってちょろちょろなので、ボウルいっぱい貯めようと思ったらそこそこ時間かかるんですよね。
常温のボトルでキープしてる人は、温度を下げるのに時間がかかるので、やっぱりこのタイミングで氷水を作っておきましょう。こちらにも塩を少々。
茹でます
お湯が沸いたら豚肉投入。
200gくらいなら一度に入れちゃいます。
丁寧な人は1枚ずつやると言うケースもありますが、200gくらいで且つ、あまり大量のお湯でなければお湯の温度が下がりますよね。
それが好都合。
豚肉はグラグラ炊くとお肉の水分が出て行っちゃうので、1枚ずつ茹でるにしても、弱火で穏やかなお湯の中でやるのが吉。
いっぺんに突っ込んだ場合はお湯の温度が一時的に下がりますが、焚きすぎない状態で徐々に温度が上がっていくため、ぎりぎり火が通った瞬間を狙って引き上げることが可能。
ただし、お湯の中のお肉を菜箸など時々つついて広げてあげてくださいね。重なってると茹でムラができるので。
中の弱火くらいで、火が通り切る瞬間をしっかり見極めましょう。一般に色が変われば大丈夫とされますが、ここはお好みで、安全サイドをとって色が変わってからもう少し、でもそこはお好み。
で、豚にも薄く塩が入ってて、湯にも塩が入ってるので、豚肉の味が茹で湯に逃げて行きにくいです。詳しく数値を調べたわけじゃないのですが、経験から( ・`ω・´)b(雑だなおい)
即冷やします
茹で上がったら湯から引き上げてすぐ、氷水に沈めます。
ここで水中で冷やさず、ざるにあけたままにすると湯気が上がりますよね。そうすると、湯気とともにお肉の水分が蒸発してしまい、肉が固くなったり黒く変色したりの原因になることが。
ざるにあけてラップをしっかり密着、真空状態にして冷やすとかなら別ですが、お皿においてラップをかける、とかでも、ラップとの間に蒸気は抜けるので同じ。
水に沈めて空気を遮断した状態で、冷却。薄いからすぐ冷えます。
そしてここでも肉と水の中の塩の拮抗があり、且つ肉は冷温でキュッと締まるので、湯に入れるよりは旨味が逃げにくいでしょう。
水っぽさの原因は、肉から旨味が逃げたりに肉に水が入り込むこと以外にも、表面についた水分が舌に直接当たることで感じられるという点もあるのですが…
冷やしてからなら空気に晒しても湯気は上がらず、水分も逃げない。だからしっかり水切りすることができますし、なんならキッチンペーパーで軽く抑えても。
何より茹で湯にも氷水にも塩が入っているので、水っぽさは感じにくいです。
真水を沸かしたお湯で肉を茹でて蒸気が上がるに任せて冷やす、よりは、自分的には格段に好きな仕上がりになるので、多少の手間は厭いません。美味しいこと優先( ・`ω・´)b
豚しゃぶを使って
で、作った豚しゃぶは、サラダに乗っけてもいいし、直接をそのまま食べてもいいいのですが…
そばの具材に
美味しいお蕎麦があるときは、お蕎麦の具材に。
甘辛く煮た牛肉や豚肉をうどんやそばの具材にしてもいいですが、豚しゃぶを乗っけても美味しいですよ。
鹿児島に「123(ひふみ)」という黒豚のしゃぶしゃぶを食べさせてくれるお店があるんですが、そこがそばつゆで豚しゃぶを食べさせてくれるんですよね。
豚の味がしっかりしてると、淡いそばだしでも十分に美味しくいただけるんです。ただし、お肉の味を主張させてあげることが大事。
そこで、今回ご紹介したやり方だと、豚肉の味を奪わないどころか、逆に塩味を少し入れてあげられるので非常に良い具合です。
揚げナスのおろし豚しゃぶ
我が家の定番。
大量に作って大量に食べますw
ナス2本(こっちのはデカイ。。。)に4筋ほどピーラーで皮を剥いて筋を入れを大きめの乱切りにしてラップをかけて4分レンチン。軽く片栗粉やコーンスターチなどを茶こしでふりかけ薄くまぶして油で揚げる。
レンチンをすることで内部をナス自身の水分で満たし、油が入りすぎることを防ぎます。(でもトロトロにはなる)
それにおろした大根を汁ごとたっぷりかけて(私はマジックブレッドという小さなブレンダーでガーッとおろして使います)
豚しゃぶを盛ります。
好きなだけ(笑)
その上にさらに今回は大根のライムなますを載せましたが、これはなくてもいいです。ただ食感が欲しかったのと大根を大量消費したかったので、おろし大根とのダブル使い。
味付けは、今回は上に乗せてる大根にライムを使ってるのと、大根おろしの水分があるので、濃縮のめんつゆをかけたらちょうどい感じ。
ライムなますを使ってない場合は、ポン酢、合います。
別にお醤油だけとかめんつゆだけでも構わないし、なんならゴマだれとかでもアリ。もうこの味付けの部分はお好みで。
豚しゃぶがメインと見せかけながら、お野菜をたーーーーっぷりと食べられる夏のさっぱりメニュー。
単体でも美味しいですし、ご飯に乗っけても美味しいし、おそうめんとかざるうどん、ざるそばなんかも間違いなく美味しい。
薬味として今回はネギを添えましたが、大葉の千切り、ミョウガの刻み、そんなものを山ほど乗せてももまだ美味しい。
便利で美味しくて元気になれる?!
豚しゃぶ、温かいものにも冷たいものにも使えて便利。
お手軽な食材だし美味しいし、豚肉はビタミンB群が豊富な食材。疲労回復に良いとされてるし、糖質をエネルギー変換をスムーズにするにも必要な栄養素。
暑い日が続くと、お肉なんてちょっとヘヴィだなーと思いがちですが、豚しゃぶだったらあっさりサッパリ。
あとホーチミンに住み始めてまだ間もない方もいらっしゃるかと思うので今一度言うとく。
木村屋さんの豚スライス、いいですよっ( ・`ω・´)b
Capichiにも「木村屋」という名前で出てますし、こちら、豚肉だけじゃなく、私が木村屋さんを好きになった時のレビュー。
どんなお店か知らずに、商品を見て惚れ込んだんですよねー。懐かしい。日常で色々使える食材があるので、ぜひご活用くだされ。
我が家、豚肉すらいいスト鶏肉はこちらにおまかせしっぱなしですわ(^・^)
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