ホーチミンに来てベトナム料理を食べに行くと、かなりの確率で遭遇する料理なのすが、日本ではあまりポピュラーじゃないので、あまり家庭で使う人は少ない?
レモングラスフレークは大人気メニュー
総合的なメニューを置くベトナム料理レストランに行くと、結構な確率で置いてあるのがこちらの料理。
お好きな人、多いんじゃないですか?
揚げ豆腐の上にたっぷりかかったワシャワシャ。上の写真のは細長く繊維を残してますが、これをもっと細かく刻んでフレーク状や粉状にしているものも。
独特の香ばしさに仕上げられてて、お豆腐を食べ終えた後も、チャーハンや白飯に、ふりかけのようにかけて食べるのがまた美味しい(*´ω`)
一見「ワラ」のように見えるこちらの正体は、レモングラス。
見た目はシュッとしたネギのようにも見えますが、もっと硬く、根っこに近いみずみずしく、比較的柔らかいところを主に使います。葉先は固すぎる上にそんなに香りも強くないので。
東南アジアでは結構よく使う食材ですが、特にタイのトムヤムクン。あれのレモンっぽ爽やかなかおりはこれでつけられてるし、結構レモングラスを使った汁物や煮込みなんかも多いんじゃないかな。
でも…
これ、日本のどっかだったかな…、タイ語書いてあるけど、自分のカメラロールにあった写真。流石にタイではなかろうとは思うものの、こんな売り方日本でするかな…
まあ場所はともあれ、量こそたくさんあるけれども、かなりなお値段(・∀・; ホーチミンでは見たことない。。。
ちなみにホーチミンのKameMartさんで見てみると、300gで9000ドン≒42円…この売り場のものと同重量比較すると、432円…じ、十倍…?え…???
いやきっとこのスーパー、ええトコの奥さんが行くようなスーパーやねんな、きっと。だとしても…10倍の価格差は大きい。ホーチミンの方がずっと安い。こんなにお安いなら…?
使わにゃ損損!!ヽ(・∀・)ノ
というわけで、今回はこのフレークの作り方をば。
レモングラスフレークの作り方
と、偉そうに言いますが、すっげ大したことないですw
レシピ、と言えるほどのものでもない。いうとすれば…
レモングラスはとても繊維が硬い植物。下手に、薄い和包丁とか使ったら一発で刃こぼれします。なのでカットするときはあまり繊細な包丁は使わないように。
ましてや、フレークのように細かく刻むものだと、葉も心配だが、こっちの腕も心配になるわ。こんなもん手作業でやってたら、腱鞘炎になりますぜ。
とうことで、こういうものを使いましょう。
すでに刻んだレモングラス!!
一番大変なところをすでにやってくれているという、世にもありがたい食材です(๑•̀‧̫•́๑)
これが、KameMartさんなら100gで5000ドン≒23円。やっす。市場なんかでも売ってるし、スーパーの野菜コーナーなんかにもあると思います。
フライパンにあまり香りの強くない油を熱して(サラダ油とか軽い香りのオリーブオイルとか)中火にかけたままレモングラス投入。
そうだなー、このレモングラス100gに対して大さじ4杯くらいの油は欲しいかも。ノンスティックのフライパン使ってたらそんなにいらないんじゃない?と思われるかもしれませんが…
先ほどもお伝えしたように、レモングラスは繊維が硬い。どんなに細かく刻んでようとも、なかなか手強い。
ので、直にそれを食べるとなると食感をなんとかしないといけない。だが煮てもなんとかなるものではないので、「高温の油でクリスピーにする」という、押してダメなら引いてみろ手法。
こんな感じで最初はブジュウウゥウゥ…っというほどでちょっと油多いんじゃない?と思うかもしれませんが、じわじわ炒めてると、最初はしっとりですが、そのうちにサラサラホフホフになってきます。
でも火は中弱火。これを作るときに気をつけたいのは、焦がさないことただ一点。
気長に気長に弱めの火で…そうだなぁ、この量だと5分くらいでしょうか。ずーっとかき混ぜ続けながら炒めます。
もうちょっとするとすっかり水分らしきものはなくなり、油分も感じないほどさらさらに。そうなったら出来上がり。
ベトナム料理の揚げ豆腐に散らすレモングラスフレークには五香粉などのスパイスが使われていますが、とりあえず、楽しみやすいようにニュートラルな状態を保つため、ここではお好きな塩胡椒をお好きなだけ。小さじ1/2くらいから始めて全体に混ぜ、お好みになるまで混ぜましょう。
レモングラスはその爽やかな香りが特徴ですが、このように調理をすることで、その風味時自体は抑えめに。でも食べたときに口の奥の方で(ぷわっ)と香り、鼻に抜ける時はしっかりとレモングラス。
このベースのレモングラスを、ちょっとの唐辛子と一緒に炒め直してもいいし、みじん切りのニンニクを炒めたものを混ぜてもいいし、生姜とも相性が良いです。お好みのフレーバー、見つけてくださいね♪
どうやって使えば良い?
これはもう本当に自由なのですが、単純にご飯にふりかけとして使っても美味しいです。
ということは、卵かけご飯の薬味にしても美味しいです(お醤油は欲しい)。
ポテトサラダにふりかけたり、もちろん他のサラダに使っても。オリーブオイルと合わせたら、それだけでもうドレッシングですね(^・^)
チャーハンに入れてもいいですし、サンドイッチの具材にしても。鶏肉を焼いたのにふりかけたり、マッシュルームや海老のアヒージョのアクセントにしてもいいかもですし、うどんやそうめんの薬味の一つにも。
あら大変、使い道がたくさん!
しかもレモングラスはカルシウムやカリウムが含まれていてむくみ解消などにもよく、胃腸の調子を整えてくれたりもするらしい。
もちろんなれない食材を急激に大量に取るのはよろしくない。繊維質もかなり多いので、お腹を壊したりしないように様子を見ながら、適宜に楽しんでくださいね。
※血行促進の作用もあるとされているので、妊娠中の方は摂取を控えられた方が良いという話もあるそうです。
食べる以外にも…
スパやカフェでご覧になったり、香りを楽しんだことがある人も多いかと思いますが、お湯で少し炊いてルームフレグランスがわりにすることもできますし、虫除けに良いともされているので、防虫効果も期待できるかも。
菖蒲湯のように、お風呂に入れて香りを楽しむというてもあるかもしれません。とても爽やかなお風呂になりそうですよね♪
レモングラス、柔らかな柑橘系の香りを好む人はきっと多く、ベトナム料理に使われてても自然に楽しめる日本の方が多い気もするのですが、もっと説教的に家で楽しシム人が増えてもいいんじゃないかなーと思っています(^・^)
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