先日ご紹介した、今、ホーチミンで注目一番株のルーフトップバー、SKY-XX
ぶっちゃけ、ホーチミンのルーフトップバーは、生バンドを使いたがる割に、あまりレベルが芳しくなくて、うるさいだけだったりするケースも多々あるんですが、ここはいいぞ。そしてここの別フロアにあるレストランに行って来ました。ここも、いいぞー(^皿^)
※今回の記事は、Finding Top Tips アテンドのディナー会でした
Prime-XX初のディナー・ナイト
少し前になってしまうのですが、こちらのレストランの、初ディナー会に伺いました。我らが Red Aoron さんのワイン提供で、この日はニュージーランドとオーストラリアワインのペアリング。
各料理にワインを変えて楽しむって、通常のプライベートディナーでは、ちょーっと予算的に難しい。けどこういう機会を利用すれば、非常にリーズナブルに楽しめるんですね。
そう言えば、別のお店ですが、たまたま行ったら、そういうワインペアリング・ナイトで、せっかくだからとそれを頼んだら、日頃からあるメニューをワインに寄せたレシピにしてあって見違えた、もとい、味違えたことがあったな。
私はワインにそんなに詳しい方じゃないけど、きちんとしたペアリングにすると、あんなにも、料理もワインも楽しみ方が変わるものかと感服した。あれ以来、機会があるなら、プロに合わせてもらうことを楽しみにしている次第。
ちなみにこの日の予算は7500円くらい。食べたこともなければ評判もまだ聞こえて来てないお店にそれだけの金額というのは、自分的には少々勇気の要ることでしたが、FTT(Finding Top Tips)の方達の飽くなき探究心は、ひたすら前向き。かっこいい(๑•̀‧̫•́๑)
ウェイティングバーは、Sky-xxで
今回はイベントだったと言うのもあるけど、最近、ちゃんとしたお食事をいただけるところで、まずはウェイティングバーでの一杯から始まる、と言う場面、増えて来ましたね。これ、スマートにこなせる人、かっこいいもんなぁ。ビジネス上のおもてなしなんかでもポイントあがると思います。
まずは最上階までエレベーターで上がって、そこから1階下にあるバーに、階下のステージを見下ろしながら、正面階段を降りていくと言う趣向。これは6つ星ホテルの、レヴェリー・サイゴンのメインダイニングと同じ手法ですね。
(´-`).。oOこう言う階段を、堂々と視線を受けながら優雅に降りていける人生であって欲しかった(こけないように降りるのが精一杯w)
Sky-xxは、さすがのバー。やはり雰囲気が良かったですが、他ホテルと同じく生バンドが入ってて、ちょっと賑やか過ぎたのが残念。でもそれも室内演奏の時だけで、その後のメインバンドの演奏は、びっくりするくらいかっこよかった。
この方達が定番なのか、たまたまなのかはわかりませんが、エレクトリックバイオリンを取り入れた、ヒッジョーに格好良いバンドでした。これはおそらく20時以降とか、遅めの時間に始まるバンド。
なんにせよスタイリッシュなので、やっぱりバーとしてもここ優秀。
お食事開始
さて、この日のメインのお食事開始。バーからは階段で1階上がった所にあります。思い切ったオープンキッチン。これ、MGalleryのトップフロアにあるフレンチもそうだけど、なかなか度胸いりますよね。
それだけに格好良い。店内の様相からも察せられるもの、料理への期待値設定ってのはあるもので、ここはちょっとワクワクしました。今後使われるのであろう、お肉の塾性室なのかな?って箇所もあったし。
まずは白が振る舞われ(泡はウェイティングのタイミングで頂いた)、最初のアミューズがこれでしたの。
伊勢海老のカルパッチョ。そこにゆずジュレを使ってある。メニューにも Yuzu と言う言葉が使われていて、流行り食材ではあるとはいえ、その辺のアンテナも張っておられるのだろうし、伊勢海老の霜降加減が素晴らしく、大変美味しかったです。
フレンチのコースには珍しい、シェアリング仕様だったのが面白かったな。これだと、食べれる人に任せれば良いから無理して食べなくて良いし、日本の鍋的作用もあってか、その場にいる人と和気藹々。
そしてFTTの皆さんの「研究しながら食べ」がすごいw
もちろん表面上はスマートに美しく召し上がってるんですが、見る目が、そして味わい方が鋭すぎるw
お次はちょっと見た目にびっくりするかもだけど、和牛のタルタル、トリュフ添え。タルタルとはいえ、そこそこ熱入れていたと思うけど、使ってる食材の高級さに対して、割と庶民的なお味。
赤ワインに変わる時に出て来たのがこれ。ラムですよ。料理的にはちょっと唐突かな?と思ったけど、なるほど、合わせてるワインとの相性を楽しもうとするなら面白い。し…
素晴らしかったのっ(๑•̀‧̫•́๑)
ふっかふっかで、ラムの旨みがしっかり詰まってて、赤と合わせた時の妙味がそれはそれは素晴らしく。
個人で行くと、この料理のためだけに一本新しく開ける、と言うのが(財政的にも量的にも)困難なことも多いので至福のひととき。
全ての皿に1つ、違うワインが合わされており、それなりのスピードで飲めば注いでくれるので実質フリーフロー的な流れになってるんですが、私、食べる時はあまり量を飲まないので、と言うか、むしろ制限しないとなので、チミリチミリやってたんですが…
料理とドンピシャのワインが来ると、リミッターが外れますねぇ。。。いささか飲み過ぎてしまったきらいが(・∀・;
そういえば。。。
グラスの下の部分に、そのグラスに注がれてるワインの詳細を書いてくれてるのはありがたかったな。たいていの場合、色々説明受けても寄ったり食べたりしてるとすっかり忘れるんだよ(苦笑)
飲みながらなんどもその詳細見れたら印象も情報とともに残りやすいし、写真を撮っておけば記録もできる。優しい。
ちょっとこれ写真が良くないですが、最後はローストポーク。スロークックで取っても柔らかく仕上がっていて、なんか気取ってそうだけど、ソースは生姜入りの甘辛味。。。ある意味豚の生姜焼きじゃねーかっ(๑•̀‧̫•́๑)
ルッコラのサラダとの相性も良く、美味でしたわー。どのお皿も全部シェアリングスタイルだったので、量はかなり控えてたつもりだったのだけど、ラムは骨をしゃぶらんばかりの勢いで食べたし、控えたつもりでも結構食べてたんだなぁ、お腹いっぱい。。。
しかーし。
デザートは別腹である。
ブルーチーズを駆使したケーキやショコラのムースを、上質の干しぶどうから抽出したような、甘い高貴なデザートワインとともに食べると。。。
天国。あれは、天国だった。一緒にいたFTTメンバーも「ふおー!!」と声を上げて驚いてましたからw
ちなみにこのデザートワインは、ホーチミンではかなりの価格で、こんな機会でもないと私は個人で開けることはなかったでしょう。。。
経験のチャンスを楽しんでください
今回はこちらのレストランで開催する初ディナー会だったと言うこともあり、レギュラーメニューとは質や内容が違うかもしれません。が、料理人さんの腕は了解。楽しみなお店。
味の傾向としては、
Quince さんのようなお店が出てきたことを思うと、技巧的・レシピ的にはそこまで複雑ではないかなと言う印象ですが、言い方を変えると伸び代が感じられるし、わかりやすい味=多くの人が抵抗なく楽しめる味わいである、とも言えるわけで。
こんな風貌だし、1階からエレベーターに乗るときは、部外者以外、ガイドしてもらわないと入れないとか敷居が高そうに見えるかもですが…案外使いやすいお店かもしれませんね。
そしておそらく、今後もこう言う機会は持たれると思います。そして他のお店でも、こう言うイベント、結構あってます。
お詳しい方、ワインを開けるのに無限財源が確保されている方には不要かもしれませんが、そうでないなら、というか、そうでないからこそのチャンス。
こういうのを経験したことがない方にだから、オススメしたい企画ごと。こんな企画、あの価格じゃ他では相当ありえない話。
まぁ無理に勧めるわけじゃないですがw、もしも単価が高いとか場違いなんじゃないかとか、そんなことが理由で遠ざけているのだったら、ものすごく勿体無いかもしれません。特にホーチミンは、多少良いランクのお店でもフランクに迎えてくれますし、ほんと、経験がなかったりお若い人にこそ体験してみてほしい場面がたくさんあります。
味的にもこちのお店は、受け入れてもらいやすいんじゃないかなーと思いますので、ご一行の際には是非リストに。またレギュラー営業の際に私も色々試してみますねー♪
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お店情報
Prime-XXI
33 Le Duan Q1
Time : 11:00 – 14:00 / 17:00 – 02:00
Spent : 1,500,000 vnd / peron
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