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【Ho Chi Minh】南部式では好きだったお店の新支店が出来てたので行ってみたよ石鍋フォー! ~ Pho Phu Vuong – Hai Ba Trung

ベトナム料理:ローカル

最近すっかり朝は麺食い。特に美味しいフォーに触発されて、あちこちで食べてるんですが、以前から推してた南式のフォー屋さんが Hai Ba Trung 通りに新店を出されてましたよ!

牛部位のカスタマイズができる南式フォーの店

フォーは北の料理。
ということで、南部のフォーはしばしば揶揄の対象になりますが、南部式は南部式でまあ、楽しみ方があるものです。

こちらのお店は、以前2店舗をご紹介してました。

ただまあどちらもちょっと私の生活行動範囲圏からは外れてまして、そんなに頻繁には行ってませんでした。

それが。

Tan Dinh 市場を右手に北方向に進むこと、350mほど。
Tan Dinh 市場とは道路を挟んだ反対側の角地に、こちらのお店はあります。

ロゴが「牛乳会社?」みたいなカラーリングなのですぐわかるw

が、以前に紹介した2店舗とは違い、こちらは完全エアコン使用。ありがたい!

10時頃はポケットタイム?

朝がかなり早くから営業されているので、おそらくもっと早い時間は混んでたのでしょう。私がいったのが10時前くらいだったのですが、その頃は半分くらいお客さんが入ってて、食べ終わってお帰りになられる頃のようでした。

つまりこの時間帯はポケットタイム。
ゆっくり召し上がりたい方にはいいかも?

他の店舗とは違うメニュー?

ところでお店の様子も他の2店とは違ってましたが、メニューも違ってました。私が知ってた頃の他の2店は(2019年頃)両店とも、牛の各部位が別追加できるように写真付きでメニューにあって、カスタマイズ前提、みたいなメニューだったのですが…

え、オシャレメニューになってるし、あの、各部位の個別メニュー写真が、ない?
なんか完全に別店かのようなメニューブック。え。もしかして、あの二つも今は変わっちゃってるのかな?

各部位に特化したフォーメニュー、という形ではあるし、何種類かの追加品はあるけれども、様相がずいぶん変わったなあ。この店だけなんだろうか。

ちなみにこの日は食べられなかったのですが、Chen Tuyet。
牛骨髄を長時間炊き上げて抽出、ふわふわさせたスープがここにはあるんですね。これがあるってことは、牛骨をガチで炊いてる店ってことです。

まさかこれを委託してるとは考えにくい。
これを出す店、私はどローカルの数軒でしか知らなかったが、ここへきてこんな綺麗なお店で黙すようになったか。まあこの日は品切れだったんですがw

そして他の2店にも、こんなファッショナブルなドリンクがあったんだっけえか。覚えてないや(笑)

なんかあったような気もするけど、フォーを食べる時はTra Da(冷たいお茶)一択なので、気づいてなかったw

あらでも珍しい。
ここ牛乳も置いてあるのね。

Sua Dau Nanh=豆乳はわかるんですよ。でも牛乳って、ロスも大きいしあまり置いてるお店、ない気がする。今度飲んでみよ。

Pho Suong Bo Tho Da

食べる前に

ということで、ここの系列店に行ったら、Dac Biet が定番だったのですが、今回はメニューの一番最初にあった、骨付き肉が乗った石鍋フォーに。

待ってる間に薬味の確認。
かなりチリソースの種類が多い。見えただけでも3種類。そしてここの店では、Tuong Den(甘味噌のようなもの)は個人的にマストなやつ( ・`ω・´)b

葉っぱも綺麗。
もやしのたっぷり。でももやしはこのあと更に…

肉森の中にも入ってたw
歓迎歓迎、野菜歓迎。炭水化物の麺を食べる前に、しっかり食べておきたいよね、葉っぱ🌿

で、石鍋フォーには生肉が出てきます。
ギョッとされる方もおられるかと思いますが、石鍋、こんな状態で出てきます。

危険を顧みないぐつぐつ度

ふおおおおおっ、どんだけガンガン!!

つえええええ!(笑)

お子さんとかいる時は注意してくださいねえ。相当に熱い。この辺のガードがベトナムは甘いので、火傷云々は自己責任です。

肉は熱いうちに煮ろ!

で、この熱源は「余熱」でしかありませんから、とっとと生物は入れてしまいましょう。

日本人の方の様子を見ていると、どうも鍋をやる感覚で、お肉ちょろっとお野菜ちょろっとだけ入れてまた後で足そうとしてるケースがありますが、追い熱、ありませんから熱いうちに早よ全部入れましょう。

まあ野菜なんかは温度下がってから入れても食べられますが、肉はね。ってか。。。すごいな。

このPho、Suongってついてるってことは、リブの骨付き肉が入ってるってことなんですよ。それだけでも豪華なのに、さらに薄切り肉が結構な量ついてくるのか!

フォーは麺料理じゃなく肉料理、とよく言われる所以ですな。

麺はちょっと控えめに入れて残そうかな?と毎度思うのですが、結構くっついちゃってることが多くて、分けるのが大変なので、結果全部をドボンw

麺自体はもう火が入ってて、そのまま食べても問題はないのですが、スープと馴染んだ方が私は好きなので、麺も早々に入れるのが好きです。

アジアンバジルは、葉っぱの部分だけを毟って入れます。
ノコギリコリアンダーも南のフォーには欠かせないハーブですが、全部をちぎって入れてたら、以前一緒に食べててローカルのおばちゃんに、

「あんたそんな根っこの固いとこまで食べなくてのいいじゃない!先の柔らかい美味しいとこだけ食べなさいよ!」

と、言われたことあるなw
好みだとは思うのですが、豊かに食材がある土地の人の言葉だな、と感銘を受けた次第w

さ、やっといただきますかね♪

実食!

はいはい、やっと沸々も落ち着いて食べやすい環境になりましたよ!
そしてやっぱり、Suongのお肉の迫力あること!

スープは、この肉共々をゴリゴリに炊き上げた時の色。いかにも美味しそうなのですが…

他の2店を食べた時はこれに大狂喜だったのですよ。美味しいと感じてた。しかしその後。。。ワタクシは北を頻繁に体験してしまったからか。。。

美味しいのだけど、甘さが目立つ。

まあいい、とにかくまずは野菜だ。
糖質ブロッカーを先に食べておこう。

それから、肉だー!
骨からはスルッと外れる。

ハラリっと落ちる。

やーっ、朝から野生が呼び起こされますな!

最初に入れた薄切り肉も相待って、石鍋の中はお肉でいっぱい。なんてゴージャスな。

そして少し甘めに感じたスープも、肉と合わさるといい感じに美味しい。すき焼きもそうだけど、肉と甘みって結構合うよね。

そこに例の、Tuong Denをたっぷり塗して、食べる!
このTuong Den、ほんと好き。メニューは違えても、この調味料を置いてくれてるのはありがたい。

が、ひとしきり肉を食らって落ち着いて、さあ麺を食べようとなった時には、やっぱりちょっと甘みが目立つ。

ので、まずライム。
これでかなり表情が変わる。

大好きなニンニクも入れよう。

ニンニク自体も、抽出液も、ガンガン入れる。

これでかなり麺が食べやすくなる。

米麺って、それ自体がすごく甘いわけじゃないけど、基本糖質ですからね。一緒に口に含む出汁の甘さは増強されて感じられるので、少し、塩味があった方が私は好き。

ということで、ヌクマムも投入。

ああ、この薬味たっぷりのチリも美味しそうですねえ。ニンニクとかシャロットとか生姜とか入ってそうなやつ。

うん、これでかなり食べたすく。

ちなみにサリッとした粒子の細かな、でもアタックの強い絡みがお好みの方は、こちらの青唐辛子を、シャッシャッシャ!と3回くらいしゃぶしゃぶしてみてください。

ずーっとつけっぱなしにすると、ガンガン辛くなってしまうので、まずは3シャブくらいでご様子見を。

とまあ、色々足し算してってのバランスとりなので、当然スープない要素がギチギチになっていくのです。

薬味的なものが多いので、しょっぱい、というふうにはならないのですが、濃い。あくまで麺を食べる時にはいいけど、このスープを最後まで飲むという感じにはならない。

こうやって、味を変えていけば美味しいのですが、北フォーを知った今、あの染み渡るような感覚は南のフォーには感じにくくなってるなあ😅

いえ、これはこれで美味しいんですけどね。
以前の2記事ではめちゃくちゃ感激してたんですが、今は条件付き、というか、自己流調味をした上での美味しさになってしまったというか。

これはお店の味が変わったというよりは、多分に私側の経験値と好みが変わったんでしょうね。

でも調味していく楽しみってのはある。
そして今回食べたのはなかなかワイルドでした。

あくまでこれは南部式のフォーだと思いますが、ピンクの教会やTan Dinh市場に行かれる方にはついでに寄れる、割に行きやすいところにありますし、涼しく清潔な環境で食べられますからよろしかったらぜひ(^・^)

 


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Pho Phu Vuong – Hai Ba Trung
447 Hai Ba Trung Q3
Time: 06:00 – 23:30
Spent: 108,000vnd / person

※Wi-FiのIDやPassはお店の都合により変更されてることがあります

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