一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

ホーチミンの大注目新食材!貴重な胡椒を発見しました! ~ The Ho Tieu

食品

深呼吸を、してる。
この記事を書く前に、深呼吸を、してる。

なぜならとてつもない食材に出会ってしまったから。しかも、あまりにも今まで当たり前にありすぎて見過ごしがちな食材だったから。さあ、行きますよ?

ベトナムの名産品・胡椒

2020年3月

数字まで調べていないのであくまでイメージなのですが…

ベトナムは、農産品がとても豊か。米は年に3回取れるといい、果物は豊富。希少価値の高い健康食材と言われているモリンガなどは、随分前からインスタント麺に練り込まれるほど廉価で身近な植物で…

そういえば世界的に貴重とされる、タマヌオイルもその一つ。行くところに行けば、バンバン金を積んで買いたい!と言う人がいるアイテムが、非常に廉価で売られていたりします。

そんな植物の中の一つとして、胡椒があります。

ご存知でした?ベトナムの胡椒生産量って、世界一なんです。2001年に50,500トンで世界一の生産量に躍り出て以降、着々と生産量を伸ばし、2014年の世界的な胡椒生産量低下の中において、ベトナムだけは堅調に実績を伸ばしていたという話もありましたね。

そしてこちらの記事によると…

 

 

昨年時点で、生産量は世界舞台の1/3を占め、輸出額においては世界シェアの半分以上を占めるという凄まじさ。

でも、胡椒。
その昔はいろんなものの対価に使われたというスパイスも、今ではとても日常的なものになり、日本でももちろん珍しいものではないどころか、何なら日本の他の調味料と同列に使用されている食材。

なので、いくらベトナムが名産地だとしても、胡椒をお土産に、と勧めることはあまり有効ではなく、胡椒とのコンビネーションを楽しむライム塩胡椒や、他のスパイスをミックスしたものになりがち。

なのですが。

すんごい胡椒、ありました。
本当にひっくり返るかと思いました。どのくらい驚いたかというと、その胡椒をビールのつまみに、その場でボリボリ食べてはため息をつくことを繰り返すほど、驚きました。

こんな胡椒のポテンシャル、想像したこともありません。すげい。

The Ho Tieuさんの胡椒ラインナップ

実はこの胡椒には、とあるお店の試飲会に呼ばれて、でも最初は断ろうと思ってた場所でした。その後にどうしても席を外せない場に行かなければならず、1時間しかその場にはいられなかったし、疲れ気味だったし。

でも、いつも日本のゲストによくしてくださるお店だったし、顔を出すだけでも、とヨイショ!と頑張って行った場所だったのですが。。。

出会ってしまった。
この胡椒群。

小さな会社が販売を今後開始するそうなんですが、その会社が丁度出向いたお店に売り込みに来ていたんですね。で、お店の方が、これは面白いからちぇりさんもぜひ味見してみるべきだと。

そして頂いてみたら…っていうか、頂く前から、ぶっ飛んだ!!!こっ、こんな胡椒があったのか(・∀・;

どの種類の胡椒も素晴らしかったんですが、特に特徴的で比類なき驚きを与えてくれたものがあったので、まずはそれから紹介しますね。

Black Forest Pepper

これは、普通の胡椒では無いのです。量産するために栽培されているものではなく、ベトナム北西部の高原にある森の中に分け入り、探して手摘みをしている、という超貴重品。

そうまでして採取する価値があるのかって思います?
あるんですよ。大ありです。

丁寧で衛生的なこの袋を開けたら、何が起こると思います?
私、こんなに予想を裏切られたことはありませんでした。なんと。。。

レモングラスの香りがするんです( ・`ω・´)b

いやいやいやいや、って思ったでしょ?
だったらこれ、買ってみるといいですよ。ちぇり、嘘つかない(๑•̀‧̫•́๑)

で、何が貴重って、当然のことながらこのレモングラスの香り、添加されたものではありません。なんと、ナチュラルなフレーバーとして、そこにある。

そんなこと、ある?

あったんですよ。ふくよかに立つ胡椒の香りの中に爽やかに立ち上るレモングラスの香り。なんだこの胡椒。こんなもん、ゴリゴリ砕かなくても料理のアクセントになるじゃないか。

乾燥させてはいるんだけれども、噛んだ感じには程よいフラジャイル感とかすかな湿度。密度が低いとも言えるけど、それだけに風味部分が強調される。

辛味、というよりほろ苦さが漂い、面白い。そして後口が。。。鼻腔に長く残る余韻。少し、山椒にも似た感覚への訴えもあり、これはワインなんかで合うものを探すと面白いかも。

なんてこった。こんな食材があったのか。久しぶりにぶっ飛びました。これはレシピを考えるのが超楽しみ!!

Red Peppercorn

こちらも、乾燥させてあるものながら、歯で噛んだ時にかすかなしっとり感があって、フレッシュなテクスチャー。

袋を開けた時には、深く蒸して乾かしたお茶のような香りがある。

ただし、噛むとかなりピリリ!!っとくる。いや、胡椒ってのは一般的にその辛さを持つもので、先ほどの、Black Forest Pepperが特別だったんだと思いますが…

お茶のような香りの中に、シャープな辛さ。潔く迷いのない一直線な辛味なので、合わせる料理や食材も当たりがつけやすい気がします。

辛いだけの胡椒はなんぼでもあるのでしょうが、この香りがポイントかなー。名前についている色の印象と同じく、華やかな印象もあるし。

肉用のソースなんかに使うとすごく美味しそう。なんて風味が豊かなんだ。

衝撃は、先ほどの Black Forest Pepper ほどではないにしても、あからさまに質が高いことがわかる。胡椒に関して門外漢の私でもわかる。

本当に素晴らしいものって、それを受ける人間がプロであるか素人であるかを問わずに圧倒するものですね。もちろん、どのような意味を持つ衝撃を受けるか、というのは、受け手の技量器量により、変わってくると思いますが。

White Peppercorn

今回ご紹介する中で、一番私たちが知る「胡椒」のイメージに近い香り。ただその特徴的な部分の層が厚くまろやか。胡椒を嗅いだ時に鼻にくるツンとした感じがあまりない。

噛んだ感じ、みっちりと詰まっている感じで、かすかに穀物の旨味や甘味を感じる充実度の高い味わい。

ただしそこに非常に力強い辛味もあるので、全体にアタックが強く感じる。粒ごとだと存在感がありすぎるので、砕くか挽いて使うと、繊細さが加わるかも。

余韻がかなり長く続くので、料理に使う際にはそれとバランスを取ることが必要そうですが、酸味を持つ調味料と合わせたり、油脂分がこってりあるチーズと合わせたら面白そう。

胡椒は挽きたてが香りが良い、とよく言われ、実際にそうですが、あれは粒のままだと香りがあまりないものや、香りが飛んだものを生き返らせるために有効な手法、という気がしてきたぞ。

だってこれはそこに粒のままあるだけで、ものすごく豊かな香りがするもの。素晴らしい。

Black Peppercorn

これとRed Peppercorn の香りはちょっと似通って感じますが、こちらの方が少し力強い感じ。噛んだ時の密度は白胡椒に近いものがあり、存在感はピカイチ。

硬度があるので、噛んだ時に弾けるように砕け、それと同時に広がる香りの瞬発力が強い。辛味はあるけど、White Peppercorn のそれほどではなく、含みのある辛さ。

料理に使うときは辛味を求めて使うというより、ふくよかな香りを軸にした方がバリエーションが広がりそう。

かすかに燻したような香りもあるため、クリアな味わいのものよりマットで油脂分と程よい深みのある味わいのものとの相性が良さそう。例えばチョコレート、ブラウンソース、焦がし部分がオーバラップする、焼いた骨で取るソースをベースにしたものなど。

胡椒の世界的な産地・輸出量がある国で生み出された、こんだけ特徴的な胡椒。これなら世界的に見てもすごく貴重だと思われるので、お土産物としてもプレゼントとしても、強く強く推せると確信。すごい。

お問い合わせやご注文は、とりあえずこちら

想像するだけの段階で、ガンガン湧いてくるイメージたち。これ、プロの料理人さんだったらすっごく楽しめると思うんです。

ただまだいろんな店舗に置いていたりはせず、私も個別に手売りしてもらっている状態。

業者さん、レストラン関係の方、もしご興味のある方がいれば、ひとまずちぇりまでお知らせください。ご連絡はLINE@の返信で。
購入、商品説明・商談の連絡先など、お伝えさせてもらいます。

 

ちなみに今のところ、お値段はこちら。
お店に並ぶようになるとまた変わることがあるかもしれません。

 

全て100gのお値段です
black forest pepper – 250,000 VND
red pepper – 110,000 VND
white pepper – 130,000 VND
black pepper – 60,000 VND
fresh young pepper – 90,000 VND
(2019年11月21日現在)

そんなに貴重で、あんなに素晴らしい胡椒でもこんな値段なのね。。。
ひとまず私はまとめ買い。
さて、どんなレシピを作ろうかなー(^・^)

ギフトセットができたようです!⬅︎NEW!

2022年4月

わー、最初に紹介してから、丸っと2年か。
ご紹介した直後はすごい反響をもらって、お店の方曰く、あっという間に100パックは売れ、私自身にあった問い合わせからも、同じ数くらい発注したはず。

だ、代理店契約しとけばよかったなwww

胡椒に関して、ベトナムは一大生産地だけど、お土産にするにはちょっと地味ですよね。その質の良さをどんなに説明しても、日本で受け取ればありふれた胡椒。

実際、日本に入ってる胡椒が、ベトナムからのもののこともありますし、物理的にも珍しさ薄い。でもこちらの胡椒は、これだけベトナムに住んでて胡椒に接することが多くても驚く逸品。

そこがこんなギフトセットを出したんですって!

わーお、かっこいい!
7種類のベトナムのスパイスの詰め合わせ。私はおまかせで頼んでみて、

チリ、シナモン、カルダモン、ブラックフォレスト、ロングペッパー、ポイシード、あと一種類はドライベリーみたいな香りのする聞いたことがない奴だった。

使ったことがないものもあって、お料理をしない人には不向きかもしれませんが、料理をされる方、興味のある方への「ベトナム土産「としてはなかなか素敵♪

ご贈答品ってことで、2,500k となかなかなお値段ですが、だからこそ贈り物として使えますよね。木箱もかっこいいし。

内容は、今回みたいにお任せもできるけど、彼らが扱う商品は季節によっても変わるので、その時の在庫を聞いてオーダー時にリクエストすることも可能。

ものが乾燥しているだけに、パッキングもそんなに難しくはないだろうから、割に自由が効くと思います。ただし、物によりトータル価格は変わることがあるのでご了承を。

ともあれ、一押しのブラックフォレストは、1袋からでも売ってくれるので、まだの方でスパイスにご興味ある方はお試しくだされ。レモングラスの香りがするペッパーなんて、ちょっと無いでしょ?

相変わらず地道に誠実のご商売をしていらっしゃるこちらの会社。応援してます☆

注文先

The Ho Tieu
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コメント

  1. Hoa より:

    ちぇりさま

    初めまして!
    いつもブログやSNSを楽しみに拝見しています。
    ちぇりさんのブログでHồ Tiêuを知ってすぐInstagramをフォローしたところ、Lê Thán Tônのl’Usineで販売していると知って買いに行きました。
    テスターがあったのですが本当にどても良い香りで、アロマのようでうっとりでした。
    私はオーガニックの黒胡椒をチョイスしました。
    毎日の料理で使うのが楽しみになっています。

    素敵な情報をありがとうございます。
    これからも楽しみにしています♪

    • ちぇり より:

      >Hoaさん
      コメントありがとうございます!L’USINEさんでお求めに!本当にいい香りですよね。胡椒と同じように使っても、なんだかいつもとは違う料理のようで美味しいし楽しいですよね!同じ楽しみをシェアできてとても嬉しいです!

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