さて台南に行くのが今回の台湾訪問の動機でしたが、目的はもちろん食べ物!台南は台湾の方が「あそこは美味しい!」と絶賛する土地。まずは、タウナギ料理に行って見ました!
台南の雰囲気を凝縮したようなお店
台南についてはほとんどと言って良いほど前情報を持たずに行きました。どんな雰囲気のところなのかとか、観光地系情報はほとんど知らない。何が名物か、は調べましたし、台北・台中よりは南だから暑いだろうなとは思ってましたが…
行きは台中から新幹線で台南へ。新幹線の駅と在来線の駅は違う場所にあるのでお気をつけて。で、そこかから街中までは、バスで行きます。
駅から目的地(割と観光者が目指すエリア)までの道すがらにはビルもあるけど…何処と無く、のどか。かなり古い建物がまだたくさん残っている様子。
田舎、といえば田舎なのかもしれませんが、でも活気はあって、古い時代のものが元気なまま今に至る、みたいな雰囲気。台北とも台中とも、全く違う。へーっ!!
歴史とスタイルと人気のある店
さて、到着したのがもう暗くなる頃だったので、宿で一呼吸置いた後に夜歩き。エリアにもよりますが、台南も食べ物屋さんの看板が多い!!
で、賑やかですけど、そんなにケバケバしさがないのが独特といえば独特。並びは香港の街の看板みたいだけど、どこか落ち着いてる感もある。
で、そんな中に、見つけました。お目当のお店の看板!年季入ってそうっ。
遠くから見ても、ほぼ満席。ちょっと待っていらっしゃる方もいる。でもま、小さな料理でそんなに長居しそうな感じも受けなかったから、ちょっと待ってみることに。
で、こちらがお店なんですが…
うお…。なんか、セットみたいじゃないですか?私特に写真撮るときにフィルターとかかけてるわけじゃないんですけど…
なんか、ぴしゃりと収まってません?
もちろん設えてこうなったわけじゃなく、長い長い時間をかけてきたこちらのお店が醸すものが素晴らしいんだろうなぁ。
おそらくは長く一緒に働いてこられたのであろうお店の方たちが、特に何をどう話すわけでもなく、黙々とお仕事をされています。一人、右側でマスクをして居る方が接客もされてて、このかたぶっきらぼうなんですが…
実は優しい。ので、最初はとっつきにくいかもしれませんが、あまり怖がらないでくださいね。
注文方法はどうするの?
さて、メニューを探そうと見渡すと、店の奥に…?
あれだ。
ここは意麺が名物と聞いてるので、米粉は外す。そして今は二人いるから、両脇のを一つずつ頼む。シンプルな選択。よっしゃ、上の写真を携帯で見せて指差しで…と思ってたら、おっちゃんが、
「ニホンジン?!」
と聞いてきたので、おおっそうだよ!と言うと、こっちへ来いという。歩道側の席にいたのだが、促されてお店側の席に行くとテーブルにはこんなものが。
おおっ、日本語だ!!確かにネットにもたくさん出てたし、日本の方もきっとたくさんいらっしゃるのね!!こりゃありがたい!ってことで、頼みたいものを注文。
台湾だからこのお茶も気になったんだけど、この日は残念ながら売り切れ。最初は「あっちのお店で頼むんだよ」って言ってるのかなーと思ってたら、相席してた台湾の方が Sold Out って、通訳をしてくれました。
そのくらいおいちゃんは日本語も英語もできるわけじゃなく、「次っ、何人?!」みたいに言うときは指で客の方をピッと刺して「あっちっ、お前はこっちっ」みたいな感じで強面なんですが…
なんだかんだで親切です。相席の方が訳してくれたのも、おいちゃんが「ちょっと言ってやってくれてよ」みたいに他のお客さんに頼んでくれたからだし(*´ω`)
さてタウナギの意麺
さて意麺、と言う麺。これ、私初体験はマレーシアでした。インスタントラーメンの元祖、とも言われている、一度あげた麺を改めてスープやソースで戻して食べると言うスタイルの麺。
かなり太めであることが多く、その調理法からツルツルでもなく、揚げたグルテン質の炭水化物を水分で戻しているので、イメージとしてはおかきとか、そう言うのを水分で戻した感じ?ちょっとゴワゴワ、ブワブワで面白い食感。
そしてメインはタウナギなので、そんなに美しくはないです、正直。例えばドライタイプは以下の通り。
まあインスタ映えない(苦笑)
ですが。。。
このタウナギが大きくて実に良い手入れをされてて香ばしくもあり、とっても美味しい!!醤油系タレで蒲焼き風の仕上がりになってるんですが、それを麺に混ぜて食べるって、美味しくないわけないじゃんねぇw
で、こちらが汁ありのやつ。汁、と言うより案のよう。ほのかに酸味があって、使われてはないだろうけど、トマトケチャップのような酸味があるけど、おそらくは甘酢的なもの。
これね、どっちかしか食べないでいたら、かなりこの料理への印象、このお店への印象が変わると思います!ただ汁が有る無しじゃなく、味付けの傾向が全然違う!!!
私はドライの方が好きだったけど、このトゥリットゥリの食感も悪くない!!例えば寒い時期なんかには、こっちの方が体に染みそう。
これは。。。ぜひどちらも食べて、ご自分にとっての好き嫌いを感じていただけたらいいなと思います。量もそこまで変わらないので、私だったら一人で2椀行けてしまうかもw
お店の中を見ても、お客さんたち、どちらを頼むかは半々くらいの様子でした。
ちなみに私たちが行ったのは20時前くらいだったかな。一番ピーク時間だったみたいで、私たちが食べてる間に、お客さんは引いていきました。でもその後ももう一山くらいあるのか…
黙々と仕込みを続けるお店の方。写真真ん中ちょっと左寄りにある赤いウネウネ、これがタウナギ、結構大きい。しかもま山盛り。すごいなこれ。
そういえばベトナムでもハノイで食べましたわ、タウナギ。もうちょっと小ぶりだったし、もっとがっちり揚げてましたけど。
暖かい地方では結構ポピュラーな食材なんですかね。手間かかりそうなのに、日常的に消費されてる感。
うん、これまでに食べたことがなかった味だし、美味しかったし、台南行ったら食べときんさい!と言われる料理の一つ、まず制覇!
さあ、次は何を食べようかなー!
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お店情報
阿江炒鱔魚
700台南市中西區民族路三段89號
Time: 17:00 – 00:00 (月曜休み)
Spent 110TWD/person
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